公開日: 2023年05月31日

更新日: 2024年11月14日

大阪・梅田でピコスポット施術!ピコレーザーとの違いは?シミやニキビ跡に効果的!

大阪・梅田でピコスポット施術!ピコレーザーとの違いは?シミやニキビ跡に効果的!

ピコレーザーやピコスポットというシミ取りのメニュー、ピコフラクショナルやピコトーニングなど…。気になるけれど、「よく違いがわからないなぁ」と困惑していませんか? 

シミやニキビ跡には、ピコスポットが効果的ですが、シミにもさまざまな種類があり、施術メニューには向き不向きがあります。

今回は、ピコスポットの概要やピコレーザーについて説明しますので、ぜひ参考にしてください。

ピコスポットとは

ピコスポットとは、シミやニキビ跡など比較的濃い色素に高出力のレーザーを照射し薄くしていく治療法です。

まずは、ピコスポットの施術で使用する機器やピコスポットの概要を説明していきます。

ピコスポットに使用する機器

ピコスポットの施術に使用するレーザー機器は「ピコレーザー」と呼ばれています。ピコレーザーの「ピコ」は、「ピコ秒」のピコです。ピコ秒とは、1兆分の1秒のことを指します。

ピコレーザーの何が「ピコ秒」なのかというと、レーザーを1発照射したときの照射時間です。

ピコレーザーは、ピコ秒単位の照射時間でピコスポットは、従来のレーザー機器では対応できなかった小さな粒子の色素を破壊でき、微細で限られた領域にエネルギーを届けるため、周辺組織への影響も少ないと考えられています。

また、熱エネルギーではなく衝撃波によって色素を破壊するので、肌への熱によるダメージはほとんどありませんし、施術時間が短く済みます。従来のレーザーでのシミ取り治療などでは、周辺組織へのダメージが懸念されていました。ピコレーザーでは周辺組織へのダメージを最小限に抑えながら治療することが可能です。

ピコスポットは、ピコレーザーの照射モードの中でもっとも高い出力でレーザーを照射します。短い施術回数で、効果的にシミを薄くすることが可能です。ピコレーザーで行う施術の中ではダウンタイムは長めですが、1回の施術でも効果を実感できる場合が多いのが特徴です。

ピコスポットの痛みとダウンタイム

ピコスポットの施術では、麻酔クリームを使用できます。痛みは輪ゴムでパチンとはじかれた時のような痛みで、麻酔を使用しない場合もあります。痛みに弱い方はカウンセリングなどでスタッフに伝えておきましょう。

施術後はメイクをして帰ることができます。施術後に日常生活で一番気を付けておきたいのは日焼けです。施術後の肌は敏感になっており、色素沈着を起こしやすい状態ですので、日焼け止めクリームや日傘などで紫外線対策を行いましょう。

ダウンタイムは2週間ほどです。照射後すぐは、照射した箇所が炎症を起こして赤くなっている状態ですが、徐々に黒くなるか、かさぶたができます。黒い部分やかさぶたは、自然と剥がれ落ちるのを待ちましょう。かさぶたが剥がれ落ちるまでの期間は1週間~2週間ほどです。

また、ダウンタイム期間中は特に、洗顔のときにゴシゴシと強い刺激を与えるのは避けてください。かゆみが出ることがありますが、掻いたりこすったりしないようにしましょう。

ピコスポットの注意点

ピコスポットの施術を検討する際にぜひ知っておいてほしいのは、施術後は徹底した紫外線対策が必要ということです。紫外線が強い5月~9月は特に注意が必要で、日焼け止めクリームと日傘などを併用するなどして、施術した箇所に紫外線が当たらないように注意しましょう。

また、施術箇所に刺激を与えないことも大切です。施術後の敏感な肌をゴシゴシこするようなことはないように、洗顔やメイクの際にはやさしく触りましょう。かさぶたを自分ではがすことも厳禁です。自然にはがれるのを待つ必要があります。

「シミ取り放題プラン」も人気のようです。お得な料金に魅力を感じがちですが、クリニックを選ぶ際には料金だけでなく、クリニックやドクターの実績も確認し、親切に対応してもらえるクリニックを選びましょう。無料のカウンセリングを実施しているクリニックもありますので、カウンセリングでの対応が安心できるものだったかどうかも、判断材料になるでしょう。

ピコスポットはこんな人におすすめ

以下のような人は、ピコスポットを検討してみてください。

  • ・色・形がはっきりした目立つシミがある
  • ・少ない施術回数で治療したい
  • ・効果的なシミ取り治療がしたい

関連記事:ピコフラクショナルレーザーとは?ピコトーニングやピコスポットとの違いは?

ピコレーザーとピコスポットの違い

ピコレーザーで行える施術のひとつにピコスポットがあります。クリニックによっては、ピコレーザーで「ピコスポット」の照射モードで行うシミ取りを「ピコレーザー」と呼ぶ場合があり、混同しやすいのです。

「ピコレーザー」はレーザー機器の種類、「ピコスポット」はピコレーザーを使用して行う施術名。と覚えましょう。

ピコレーザーでは、照射モードを切り替えることによって以下3つの施術が可能です。

ピコスポット

高出力のレーザーをピンポイントで照射します。濃いシミなどに有効です。

ピコフラクショナル

レーザー照射の衝撃波によって皮膚の表皮内に極小の穴を空けます。穴を修復しようとする肌の力で、コラーゲンやエラスチンの生成が活発になり、皮膚の再生を促す治療法です。肌のハリを取り戻し、肌質の改善に役立ちます。

ピコトーニング

シャワーのように出力の弱いレーザーを顔の広い範囲に照射することで、皮膚のメラニン色素を少しずつ減らしていく治療法です。シミやくすみ、肌質改善に効果を発揮します。肝斑の治療も可能です。

これらの治療法の中で、濃いシミに対して重点的にスポットで治療できるのがピコスポットというわけです。

ピコスポットで特に気になるシミを治療したあとに、ピコトーニングで全体的にシミを薄くしていくこともできます。

ピコスポットの効果

ピコスポットが効果を発揮する症状と、効果が出る時期について説明していきます。

シミ・ニキビ跡・そばかす

シミ治療のメニューは、複数回の施術が必要なものが多い中、ピコスポットは1回の施術でも効果を実感できます。多くても3回でシミ取りが完了する場合がほとんどです。

シミと一言でいっても、さまざまな種類があります。ピコスポットの治療が適していると言えるのは、老人性色素班やそばかす、ニキビ跡です。

境界線がはっきりしていて、比較的濃いシミに向いている治療法ですので、薄くてボヤっとしたシミには向いていません。

ADM後天性真皮メラノサイトーシス

ADMは、青みがかった色味が特徴のシミです。グレーや紺色のように見えることがあり、20歳前後から両ホホの上あたりなど肝斑と似たような位置に現れます。ピコスポットで治療が可能です。

タトゥー・刺青の除去

従来のレーザーでは単色のタトゥーや刺青にしか反応しませんでしたが、ピコスポットでは多くの色に反応します。当院で導入しているフォトナ社のレーザー機器では、これまでに対応が難しかった青・緑・紫の色への対応も可能です。

肝斑には向いていない

肝斑は、強いレーザーを当ててしまうと悪化する可能性があります。肝斑の治療には、ピコスポットではなく、ピコトーニングがおすすめです。

ピコスポットの効果はいつごろから?

ピコスポットを照射した後は、2週間ほど経てば肌が生まれ変わって効果を実感できます。

施術した箇所は敏感になっていますので、炎症後色素沈着を防ぐためにも紫外線対策は入念に行いましょう。

個人差はありますが、半年ほど経過するとさらに透明感が増してきれいな肌になります。

ピコスポットの治療は、多くて3回までで効果を実感できるでしょう。1回の施術で満足される患者様も多くいらっしゃいます。

ピコスポットの料金相場

ピコスポット1回の料金相場は、直径5mmまでの範囲で5000円から1万円ほど、直径20mmまでの範囲だと2万円から4万円ほどです。 また、シミ取り放題プランがお得な値段で設定されている場合があり、6万円から35万円ほどとクリニックによって大きな差があります。

藤井クリニックでは、1回(1ショット)ごとの料金を定めており、1ショット3300円(税込)となります。1ショットは、点状の小さなシミに照射できる大きさです。

ピコスポットが初めての方には「トライアル」がおすすめです。トライアルは1650円(税込)でお得な料金設定になっています。

大阪・梅田の藤井クリニックのピコスポット施術

当院、藤井クリニックでは、50年の歴史を誇る医療用レーザー機器のパイオニア「フォトナ社」の「PQXピコレーザー」というレーザー機器を採用しています。世界最高峰のレーザー機器で、美容医療の確かな知識と技術をもとに患者様に寄り添った治療を提供します。

PQXピコレーザーは、300psというとても短い照射時間(パルス幅)で施術がスピーディ。効率的にメラニン色素を破壊しながらも、やけどや黒ずみといった副作用が少ない機器です。皮膚の奥深くまでレーザー届けることができます。

また、ピークパワーが高く、従来のレーザー機器であるYAGレーザーの約8倍ものパワーがあります。ピークパワーが高いとターゲットとなる色素粒子をより粉砕しやすくなり、効果がでやすいのです。

メーカーから提供された老人性色素班の症例写真を紹介します。

  老人性色素班の症例写真  
 

こめかみあたりの茶色いシミが、ほとんどわからないほどに薄くなっています。

藤井クリニックでは、以下のようなお悩みをお持ちの患者様がピコスポットの施術を受けられています。

  • ・シミやそばかす、ニキビ跡をきれいにしたい
  • ・あざが気になる
  • ・色素沈着が気になる
  • ・少ない回数でシミ治療をしたい
  • ・ADMを薄くしたい

ピコスポットをはじめ、ピコレーザーでの施術にご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度相談にお越しください。

実際に当院でピコスポットの施術をする際の流れを紹介します。

 

ⅰ. 洗顔

メイクをされている場合は、クレンジングでしっかりとメイクを落としていただきます。ノーメイクの場合も、汚れや皮脂を落とすために洗顔していただきます。

 

ⅱ. 診察・カウンセリング

担当する医師による診察です。患者様のお肌の状態を診て、施術範囲や回数、併用して行う療法などを提案し治療プランを決めていきます。
治療内容やアフターケアの方法、料金、スケジュールなどの詳細も説明いたします。

 

ⅲ. マーキングとクーリング

施術前に、施術箇所をマーキングして冷却します。冷却するのは、施術時の痛みを抑えるあめです。麻酔クリームの使用も可能です。

 

ⅳ. 施術

PQXピコレーザーで照射していきます。

 

ⅴ. 終了

施術後は、パウダールームでメイクをしてお帰りいただけます。当日の入浴は控え、シャワーだけで済ませるようにしましょう。

当院でのピコレーザーによる施術について、詳しくはこちらのページもご確認ください。
https://www.fujiiclinic-umeda.com/beauty/picolaser

まとめ

ピコレーザーは、医療機関のみが扱える医療機器です。濃いシミやニキビ跡、そばかすに対して少ない施術回数で効果を発揮します。

患者様一人一人、お肌の状態や症状が違います。藤井クリニックでは、カウンセリングの時間を十分にもうけ、患者様のお肌の状態にあった治療を提案しています。不要な施術をおすすめするようなことはありませんので、安心してご相談ください。

院長の藤井は、内科医を経て美容外科の技術も習得し、約10,000例の美容外科施術経験を積んでいます。世界的に著名なドクターにご来院いただいて指導を受けるなど、最新で最善の医療を提供できるよう努めており、開院して15年以上たった今、西日本で一番多く患者様にご来院いただけるようになりました。

ピコスポットをはじめ、美容医療のことならぜひ藤井クリニックへご相談ください。ご予約やお問い合わせは、WEBやお電話から365日24時間受け付けています。

  ピコレーザー  

ご相談は、初診・再診問わず、お電話・WEBフォーム・LINEにて受付中です。

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この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約40000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約15年間で70000例以上の実績を持つ。

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