輪郭・小顔・エラ

鏡を見て「最近、顔がぼんやり」「同じメイクなのに老けた？」なんてお悩みを感じた方。これらのお顔の悩みは「むくみ」が原因かもしれません。顔のむくみは二重顎やほうれい線、目元のくすみやクマなどを引き起こし、顔全体を暗く重たい雰囲気にしてしまいます。

むくみの原因

むくみを引き起こしやすい要因には以下があげられています。
・塩分、アルコールの摂りすぎ
・汗をかかない
・体の冷え
塩分の摂りすぎで喉が渇き水を多く飲むと皮下組織に余分な水分が溜まり、むくみとなります。また血中アルコール濃度が高くなると血管が拡張し、水分が漏れ出して体内に溜まってしまいます。 水分の摂り過ぎには注意し、運動で汗をかいて余分な水分をためないようにするなど、適度な水分バランスを保つよう心がけましょう。

整った輪郭・小顔のポイント

スッキリした小顔とは、単に骨格が小さく瘦せていればよいわけではありません。痩せ過ぎで頬がこけていると老け顔となってしまいます。エラのハリや顎のたるみがなく、首にかけてのラインがすっきりしていると輪郭が整っていて小顔だという印象を与えます。おでこやこめかみ、頬はふっくらで、顎にかけてスッキリしているのが理想です。

フェイスラインの悩み

フェイスラインの悩みの原因は、骨格や加齢などさまざまです。

・頬の膨らみ
・二重あご
・フェイスラインのたるみ
・エラの張り

血行不良・筋肉の低下で脂肪がたまった頬の膨らみや、ダイエットでも解消が難しい二重あごは脂肪溶解注射や脂肪吸引で改善でき、将来的なたるみの予防もできます。

脂肪の重み・皮膚や筋肉のハリ不足によるフェイスラインのたるみは、フェイスリフトで整えると良いでしょう。

エラ張りに関しては必ずしも整形手術というわけでなく、筋肉が発達している場合はエラボトックス注射をおすすめします。

顔が大きく見える原因

顔が大きく見えるのは、遺伝だけではなく生活習慣や加齢なども関係します。

・遺伝・生まれつき
・エラが張っている
・脂肪
・むくみ
・たるみ
・ゆがみ

骨格・輪郭・エラ・額の広さなど、親族に顔が大きい人がいれば、遺伝の可能性が高いです。顔幅が強調されて大きく見えてしまうエラ張りの場合は、原因は骨格だけではなく、食いしばり・歯ぎしりによるエラの筋肉（咬筋）の発達も考えられています。

また、顔の中でも特にあごに脂肪がつくと、フェイスラインがもたつき、顔の大きさが目立ってしまいます。ただし、そこで急激なダイエットをすると代謝低下で肌がたるんだり、頬の位置が下がったりするので注意しましょう。加齢による表情筋の衰えも含めて、たるみも顔が大きくみえてしまいます。

そして、水分・塩分・アルコールの摂りすぎ、運動不足やストレスでの血行不良などは、むくみで顔が大きくなることがあります。悪い姿勢・頬づえ・噛みグセなどによるゆがみも、体の左右のバランスが悪くなり、血流が悪化してむくみやすくなります。

適度な運動を続け、血流やむくみの改善も行いながらすっきりしたフェイスラインを目指しましょう。

顔を小さくみせる工夫・対策

顔を小さくみせる工夫を普段の生活で継続させましょう。

・マッサージ
・小顔矯正
・姿勢
・メイク
・クリニック施術

むくみ・たるみは、リンパマッサージでほぐし、特にエラは咬筋をほぐすのが効果的です。美顔器・マッサージローラ・かっさプレートなど続けやすいものを選ぶのがポイントです。

姿勢を良くして身長を高く見せたり、メイクではシェーディングを上手に使ったりすることも小顔効果があります。

セルフケアだけで難しいようであれば、症状に合わせて、ぜひクリニックの受診を検討してみてください。