公開日: 2024年01月16日
更新日: 2024年05月23日
【医師解説】二の腕の脂肪吸引は可能?脂肪がつく原因とクリニックでの施術
二の腕は加齢とともに脂肪がつきやすく、一度脂肪がつくとなかなか落ちない部位です。
体重は増加していないのに年を重ねるごとに二の腕が太くなったり、たるみにより振袖肉になったりというお悩みの方も多いのではないでしょうか。
すっきりとした二の腕はボディラインを美しく見せてくれるだけではなく、ファッションの選択肢も広げてくれます。
今回は、二の腕の脂肪がつく原因やクリニックでの施術による解消法などを詳しくご紹介いたします。
二の腕の悩みの種類
二の腕の悩みは人によってさまざまですが、以下のような悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
-
・たるみ
-
・むくみ
-
・皮膚の伸び
たるみ
年齢を重ねると紫外線によるダメージで肌の水分量が低下し、肌にハリがなくなるとたるみが生じます。
二の腕がたるむとプルプルと振袖のように揺れる状態となり、太って見えたり、加齢を感じさせたりする原因となります。
たるみは40代以降の女性に多く見られ、痩せ型でも二の腕は太く感じる方が多いようです。
むくみ
運動不足や下着による締め付け、冷えによる血行不良などがむくみの原因となります。
むくみが脂肪に変わることはありませんが、むくみにより脂肪がつきやすくなってしまいます。二の腕のむくみは、もたついた印象を与え、改善しないままでいると腕全体に広がってしまいます。
皮膚の伸び
急激な体重の変化により二の腕の皮膚が伸び、そのままの状態になってしまうことがあります。一度伸びてしまった皮膚が改善されるには時間がかかるため、過度なダイエットには注意が必要です。
二の腕に脂肪がつく原因
二の腕に脂肪がつく原因は、次の通りです。
-
・加齢による脂肪の蓄積
-
・姿勢の悪さ
-
・筋力の低下
加齢による脂肪の蓄積
二の腕は日常において意識的に筋肉を使うことが少ないため、他の部位と比べて脂肪が付きやすく落ちにくい傾向にあります。
特に女性は加齢とともに女性ホルモンが減少します。脂肪を蓄えようとするため、脂肪が増加したり、蓄積されやすくなったりします。
姿勢の悪さ
猫背や巻き肩などの姿勢の悪さも二の腕に脂肪がつく原因の一つです。
背中が丸まった状態は背中や肩の筋肉が使われていない状態で、二の腕だけではなく背中にも脂肪がついてしまう恐れがあります。
デスクワークやスマホの使用により長時間同じ姿勢でいると、鎖骨や脇の下のリンパや血液の流れが悪くなり、二の腕に脂肪がつきやすくなってしまいます。
筋力の低下
二の腕には日常的によく使われる上腕二頭筋と、あまり使われることがない上腕三頭筋が存在します。
二の腕の筋肉は使わないとどんどん減少し、筋力が低下してしまいます。筋力が低下すると、脂肪を支えられず、たるみにつながるため二の腕が太くなります。
二の腕の脂肪の解消法
二の腕の脂肪の解消法には、手軽に取り入れられるセルフケアや、時間をかけずに大きな効果を実感できる美容医療があります。
代表的な脂肪の解消法は以下の通りです。
-
・筋トレ
-
・マッサージ
-
・姿勢改善
-
・脂肪吸引治療
筋トレ
二の腕の脂肪解消には、日常生活であまり使わない上腕三頭筋を鍛える筋トレがおすすめです。
筋トレには座ったまま行えるものから、マシンを使うことで、より負荷をかけたものもあります。正しい方法で無理せず行いましょう。
筋トレは、最低でも3ヶ月程度続けると引き締まってきた感覚を実感できるでしょう。
マッサージ
マッサージはいつでも手軽にできるため、隙間時間に積極的に取り入れると良いでしょう。
リンパの流れを意識したマッサージがおすすめです。リンパの流れが良くなると老廃物とともに余分な水分も排出されるため、むくみの解消につながります。
姿勢改善
巻き肩や猫背を放置したままでいると、二の腕はどんどん太くなります。
正しい姿勢を意識するだけで、リンパの流れが良くなり、二の腕の筋肉を正しくきちんと動かすことが可能です。
どんなに筋トレやマッサージを頑張っても、姿勢が悪いままでは効率が良くないため、普段の姿勢の改善に努めたうえでその他の改善法を取り入れると良いでしょう。
脂肪吸引治療
脂肪吸引治療は、短期間で確実に脂肪が解消でき、効果も目に見えて感じることができるでしょう。筋トレやマッサージでは効果を感じるまでに数カ月かかりますが、1度の施術で大きな効果があります。
また脂肪吸引では脂肪細胞自体を取り除くため、リバウンドが少なく、その後も二の腕が太くなりにくいというメリットもあります。
二の腕の脂肪吸引で効果が見込めるクリニックの施術
二の腕は脂肪が付きやすくなかなか痩せない部位であるため、セルフケアでは時間がかかり挫折してしまうことも少なくありません。
短期間で確実に二の腕だけを細くしたい方にはクリニックでの施術がおすすめです。
脂肪吸引に対する不安がありハードルが高く感じる方もいらっしゃると思いますが、脂肪吸引にも様々な施術があるため、お悩みや希望に合った施術のご提案が可能です。
二の腕の脂肪吸引としては以下のような施術があります。
-
・脂肪吸引手術
-
・脂肪溶解マシン
-
・高周波機器
-
・脂肪溶解注射
脂肪吸引手術
超音波や高周波の熱・水を用いて皮下脂肪をやわらかくし、吸引器具(カニューレ)を使って余分な皮下脂肪を取り除く美容外科の痩身手術です。
脂肪は水よりも軽いので体重はほとんど変化しませんが、見た目には大きな痩身効果が得られます。また、二の腕や太もも、お腹など、希望の部位ごとに施術を受けることができるため、ダイエットでは難しい確実な部分痩せが可能です。
脂肪溶解マシン
脂肪溶解マシンは、脂肪細胞を冷却したり加熱したりすることで脂肪細胞を破壊し、体外へ排出させます。
マシンの種類により得られる効果に違いがありますが、切開が必要な脂肪吸引とは異なりメスを使用しない施術です。身体への負担が少なく、痩せたい部分へのピンポイントの効果が期待できます。
高周波機器
ラジオ派やRFといった高周波を照射することで脂肪細胞を過熱し、皮下脂肪を分解、分解された脂肪細胞は自然に体外へ排出されます。
高周波機器を使用した部分痩せは切開を必要としないため、身体への負担は少ないのです。さらに効果を実感するには継続した治療が必要です。
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射とは、メスを一切使わず、薬剤を痩せたい箇所へ注射することで脂肪を溶かし脂肪細胞の数を減少させる方法です。
脂肪細胞の数が減るためリバウンドの心配が少なく、身体への負担が非常に少ない点が特徴です。
ただし、薬剤を直接体内に注入する為、自分の身体に合ったものでないと副作用やアレルギー反応が起こる恐れがあります。また、より高い効果の実感のためには、継続した施術を行う必要があります。
大阪 藤井クリニックの皮下脂肪治療
藤井クリニックではさまざまなお悩みに対応した皮下脂肪治療をご用意しております。
その中でもクールスカルプティングは人気が高く、からだや日常生活への負担が少ないため、二の腕の脂肪治療としては大変おすすめの施術です。
クールスカルプティングとは
クールスカルプティングとは、脂肪細胞だけを凍らせて破壊し、破壊された脂肪は自然に体外に排出される施術です。
皮膚や血流には一切影響を与えず、運動やダイエットではなかなか落ちない脂肪を安全かつ確実に落とすことができます。クールスカルプティングは、瘦身の部門で承認が大変厳しいFDA(米国食品医薬品局)において、高い安全性と効果が認められております。
ゼルティック社に認められた技術
藤井クリニックは、製造元であるゼルティック社より与えられるクールスカルプティングの専門医の証書を取得しております。
この専門医の証書は、ゼルティック社のトレーニングを受け、十分な技術や知識が認められた医師に発行される認定医の証書です。
特別講習会への参加
クールスカルプティングの特別講習会に招待され、解剖学的な知識を深め、その知識を技術として身につけるトレーニングに参加いたしました。
この特別講習会により、クールスカルプティングが技術の高い治療であり、その技術をさらに向上させることが重要であると再確認しております。
アラガン日本法人社長に就任したアグネス氏とのディスカッション
日本国内でのクールスカルプティングの強化のために、社長に就任したアグネス氏が藤井クリニックに来院されました。
日本の治療の現状や満足度の高い治療を提供する秘訣、またアラガンとの協力体制ついてのディスカッションで、今後の展望を共有することができたと感じております。
高い安全性を確かな効果があるcoolsclpting ELITEを2台導入
藤井クリニックでは最新のマシンであるcoolsclpting ELITEを2台導入しております。
1台で2カ所の施術が可能なため、2台導入により4カ所を同時に施術することができるようになり、治療スピードも効果もより高い実感が得られるでしょう。
まとめ
二の腕に脂肪がつくと太って見えたり実年齢より上に見られたりと、コンプレックスに感じている方も多いのではないでしょうか。
手軽に取り入れることができるセルフケアを実践しつつ、短期間で確実に大きな効果を得たい場合は、ご紹介したような皮下脂肪治療もぜひご検討ください。
藤井クリニックでは、今回ご紹介したクールスカルプティング以外にも体質やお悩み、希望する仕上がりに応じた施術のご提案が可能です。
経験豊富な医師やスタッフが高度な技術の提供に努めていますので、二の腕の脂肪を解消したいとお考えの方は、ぜひ藤井クリニックにご相談ください。
ご相談は、初診・再診問わず、お電話・WEBフォーム・LINEにて受付中です。