公開日: 2024年12月19日

更新日: 2025年04月04日

「頬こけが治った」という声は本当?悩みを解決する方法とは

頬こけ1

 

年々、頬のボリュームが減り、鏡を見るたびに「なんだか老けたような気がする」「やつれて見える」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
フレッシュさを取り戻すためにも頬こけを改善したいところですが、自然と治るものなのでしょうか。

 

本記事では、「頬こけは治るの?」という疑問を解消しつつ、改善をサポートしてくれる方法もお伝えします。
年齢を重ねても若々しくいたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

頬こけを確認!セルフチェック

自分の頬骨を触ってみて、頬骨の下線よりも頬が内側にくぼんでいるかどうかを確認してみましょう。
人の顔は左右非対称であることが多いため、頬こけの度合いにも左右差があるかもしれません。片方ずつセルフチェックをしてみながら、それぞれの度合いやバランスを確認してみましょう。

 

そもそも頬こけとは、丸みを帯びた部分がへこみ、顔の骨格が目立つ状態を指します。
ふっくらしたラインが失われて痩せて見えるがゆえ、実年齢よりも上に見られたり、周囲の方から「元気?」と心配されたりすることが増えるでしょう。

 

頬こけは自然と治るのか

結論から申し上げますと、残念ながら頬こけが自然と治ることはありません。
くわえて、頬こけを改善するためにセルフケアに取り組んだとしても、満足のいく結果を得られない可能性があります。

 

そもそも頬こけとは、丸みを帯びた部分がへこみ、顔の骨格が目立つ状態を指します。
ふっくらしたラインが失われて痩せて見えるがゆえ、実年齢よりも上に見られたり、周囲の方から「元気?」と心配されたりすることが増えるでしょう。

 

詳しくは後述しますが、頬こけの主な原因は加齢による変化です。
どれだけ入念にケアしたとしても、加齢そのものは食い止められません。
ですから、改善を試みてトレーニングやマッサージに取り組んだとしても、自分の力だけで頬こけを完治させるのは難しいといえます。

 

頬がこけるのはなぜ?

先述のように、頬のボリュームダウンには加齢が関係していると考えられています。
では具体的には、どのような原因があるのでしょうか。
以下で、一つずつ確認していきましょう。

 

皮下脂肪が減少するため

頬にボリュームをもたせるのに不可欠な皮下脂肪が減少すると、ハリが失われてやつれた印象を与えます。

 

丸みのある頬は、若々しさを演出するうえで欠かせません。
しかし、年齢を重ねると脂肪が減少するため、ふっくらした頬のラインが失われて年齢を感じさせる見た目につながります。

 

また、ご自身の体型に気を配り、日頃からダイエットに励んでいる方もいらっしゃるでしょう。
食事をきちんととったり適度に運動したりと、健康的な身体を目指してダイエットに取り組むぶんには問題ありませんが、頑張りすぎるのは避けたいところです。
極端な食事制限をはじめとする無理なダイエットを続けると、身体だけではなく顔の脂肪も落ち、ほっそりとしすぎてしまうこともあります。

 

筋肉が衰えるため

「年をとると、筋肉が落ちる」と耳にしたことがある方もいらっしゃるでしょう。
これは顔の筋肉も例外ではなく、加齢とともに衰えていきます。

 

顔も身体と同様に、動かす頻度が減ると筋肉が落ちていくといわれています。
年齢を重ねていくうちに、歯を失って食べ物をうまく噛めなくなったり、他者と話す機会が減ったりと、日常生活で筋肉をあまり使わなくなるかもしれません。
そうなると筋力が低下し、頬こけが表れる傾向にあるわけです。

 

また、近年では新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマスクの着用が推奨されたこともあり、以前よりも表情が見えにくくなりました。
これにより「目元しか見えていないから」と、表情が乏しくなることでも筋力が低下し、元気のない見た目になる可能性もあります。

 

骨が変化するため

年齢とともに変化するのは、脂肪や筋肉だけではありません。

 

骨もその一つで、老化による密度の減少に伴って、徐々に萎縮していくといわれています。
これにより筋肉や皮膚、靱帯などの軟部組織を支えるのが難しくなるがゆえ、頬のハリが不足するのです。

 

また、年をとることでみられる変化ではありませんが、歯列矯正によって顔の骨格が変わり、ほっそりと見える可能性もあります。
特に抜歯を伴う矯正の場合は、これまで内側から頬を押し出していた歯がなくなるため、その部分がへこんで余計にこけが気になるでしょう。

 

皮膚に年齢が表れるため

年齢を重ねると、弾力のあるもっちりとした肌を保つのが難しくなり「どうしたらいいのかな」と悩まれることもあるのではないでしょうか。
こうした加齢に伴う肌の変化も、頬のボリュームが落ちて見えるトリガーとなりえます。

 

年齢とともに、肌にハリを与えてくれる機能がだんだんと衰えることから、頬のふっくらしたラインが失われてしまうわけです。
くわえて紫外線や乾燥によるダメージの蓄積も、肌に影響を与え、ひいては頬こけにつながります。

 

悪い癖がついているため

ついやってしまう癖によっても、頬がこけてしまいます。
悪い癖がついていると、顔の筋肉が衰えたり骨格がズレたりするためです。

 

では、頬のボリュームダウンにつながるとされる癖には、どのようなものがあるのでしょうか。
その一例は、以下の通りです。

【頬こけの予防策】 頭皮の凝りをほぐす 表情筋を鍛える 正しい姿勢を意識する 顔をマッサージする スキンケアを見直す 紫外線対策を徹底する

こうした習慣を長年続けることで、年齢を感じさせる見た目になる可能性があります。

 

うっかりやってしまっている!?誤った頬こけ対策

頬こけ対策として、よくある間違いが、フェイスラインのセルフマッサージ。ハリ感を出したいのに、擦ってしまったり摩擦などでより乾燥や ダメージを引き起こすきっかけになってしまう可能性があります。また、流行りの表情筋のトレーニングなども正しく行えば有効なものもあると思いますが、余計な場所に力が入ってしまって逆効果になったり、頬こけの根本原因にはアプローチできていなかったりなど、出したい効果が出せないこともあります。まずはクリニックのドクターに相談しみるようにしましょう。

丸みを取り戻す頬こけの改善方法

頬こけ2

 

「丸みのあるラインを取り戻したい」「頬こけを目立ちにくくしたい」と思われるときには、美容施術も視野に入れておくとよいでしょう。
ここからは、そんな願いをサポートしてくれる美容施術を3つお伝えします。

 

ヒアルロン酸注入

頬こけを緩和させる施術としてまず挙げられるのは、ヒアルロン酸注入です。

 

ヒアルロン酸は、肌のうるおいや柔らかさを保つ手助けをしてくれる成分です。
生まれながらに人間の体内に備わっており、美容医療以外の領域でも使用されています。

 

そんなヒアルロン酸を頬の気になる部分に注入すると、ラインが整ってフレッシュな印象を与えられるでしょう。
ですから「頬が痩せて元気のないような見た目になってしまった……」と悩まれるときに検討したい施術といえます。

 

【関連記事】
口周りのシワを目立たなくする方法は?原因や予防方法も紹介
頬こけをヒアルロン酸で改善するデメリットを解説!
ほうれい線へのヒアルロン酸注入は何cc程度が適量?

 

スレッドリフト

頬のボリュームダウンにくわえて年齢サイン※も気になるときには、スレッドリフトが助け船となるかもしれません。

 

スレッドリフトとは、特殊な糸で皮膚を引き上げてシュッとしたフェイスラインに近づける施術です。
「余計に頬こけが目立ってしまいそう」と思われるかもしれませんが、その心配はご無用です。
糸の入れ方や種類によってラインを細かく調整可能なので、頬こけに対して適切にアプローチできます。

 

さらに、スレッドリフトで使用する糸は肌にハリを取り戻すサポート役となるため、施術後は「前よりいい感じかも!」と元気な見た目にうれしくなるはずです。
なお、この糸は時間が経てば体内に吸収され、異物として残ることはありませんのでご安心ください。

※加齢に伴って表れる、口元のたるみやシワのこと

 

関連記事:話題のスレッドリフトの効果とは?

 

HIFU

HIFUも悩みを解消して、年齢を感じさせない見た目で過ごせるようになる美容施術の一つです。

 

頬がボリュームダウンする原因のなかでも、加齢により肌に締まりがなくなった場合に期待が高まる施術です。
HIFUは肌にハリを与えるほか、年齢サインが目立たないようサポートしてくれます。
これにより「若々しくて羨ましい」と褒めてもらえる見た目へと近づけるでしょう。

 

ただし、ボリュームが落ちている部分に照射すると、余計に痩せて見えるようになる可能性があります。
そのため、頬こけの緩和を目的にHIFUを受ける場合は、医師としっかり相談して照射する部分を決めるのが大切です。

 

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美容皮膚科で受けられる目の下のたるみの改善が見込める施術の症例


しわ症例before しわ症例after
しわ症例横からbefore しわ症例横からafter

施術名 ヒアルロン酸注入 顔(4本)
施術の説明 顔の気になる箇所に注射でヒアルロン酸を注入します。
施術のリスク
(副作用)
ヒアルロン酸注入にはリスク・副作用として施術後に下記の様な症状が出る場合があります。
・内出血する場合がある
・腫れや膨らみが出る場合がある
・痛みや違和感がある場合がある
・アレルギー反応が出る場合がある
施術の価格 (1本)61,600円~104,500円(税込)

 

 

 

ヒアルロン酸注入に関するよくある質問

Q腫れ、跡などのダウンタイムはどのくらいですか?

A.腫れはほとんど無いと思って頂いてよろしいかと思います。注入した際の針の跡の赤みが2,3日ありますが当日よりメイクでごまかせますのでご安心ください。

Q注入の時は痛みはありますか?

A.痛みの感じ方は個人差がありますが、チクッとした程度の軽い痛みを感じる場合があります。痛みを最小限に抑えるために、麻酔や施術に使用する注射針は細いものを使用しています。痛みに対して不安を感じる場合は事前にご相談ください。

Q入浴はできますか?

A.入浴は当日から可能ですが、腫れや内出血ができた場合は当日のみ入浴を避けシャワー浴にして下さい。

Q効果はどのくらい持続しますか?

A.部位にもよりますが、半年~1年ほどの効果を実感されている方が多いようです。

Q施術が受けられないケースはありますか?

A.以下のような方は施術をお断りすることがございます。

  • 麻酔アレルギーがある方
  • 妊娠、または妊娠している可能性のある方
  • 授乳されている方
  • ケロイド体質の方
  • 肥厚性瘢痕になりやすい方
  • 肝障害、腎障害、心臓疾患の方

 

 

 

ボリュームのある健康的な頬を保つためにできること

頬がこけていると、鏡で顔を見るたびに気分が沈んでしまうものです。
年齢を感じさせない自分でいるためにも、頬のボリュームが落ちないように日頃から対策を講じておきたいところです。

 

今日から取り組めるセルフケアとしては、以下のようなものが挙げられます。
ただしセルフケアに取り組めば、頬こけを100%防げるわけではないと、心に留めておいてください。

 

【頬こけの予防策】

・頭皮の凝りをほぐす

・表情筋を鍛える

・正しい姿勢を意識する

・顔をマッサージする

・スキンケアを見直す

・紫外線対策を徹底する

 

 

「将来、頬のボリュームを失いたくない」と思われるときには、これらの方法を試してみましょう。

 

また、明るい表情で毎日を送るのも大切です。
表情が豊かだと筋肉も鍛えられますし、より若々しい印象を与えられるはずです。

 

そして、直接予防につながるわけではありませんが、年をとった印象を与えたくないときは、メイクを工夫してみてください。
特に、チークの入れ方を工夫するのがポイントです。
小鼻の横からこめかみに向かって、横長に広げるイメージでのせると、頬を丸く見せてくれます。
チークを広げるのは、頬骨の下半分の位置がベストです。

 

頬のこけが自然と治ることはない!悩みを解決したいなら美容施術も検討しよう

今回は、「頬こけは自然に治るの?」という疑問にお答えしました。

 

残念ながら、頬こけは自然に治りません。
頬がボリュームダウンするのは、加齢に伴う脂肪や筋肉、骨などの老化が主な原因とされているためです。
改善を試みてトレーニングやマッサージに取り組んだとしても、老化そのものを食い止めることはできませんから、セルフケアだけで悩みを解決するのは難しいといえます。

 

頬に丸みを取り戻し、こけを目立ちにくくしたいのであれば、美容施術をご検討ください。
ヒアルロン酸注入やスレッドリフト、HIFUなどは、フレッシュさを取り戻すサポート役となってくれるため、施術を受ければ心が晴れる毎日を送れるようになるでしょう。

 

①治療方法

ヒアルロン酸を皮膚に注入することで、体内に元から存在する自己のヒアルロン酸と融合して皮膚にふくらみを持たせ、しわを隆起させます。

②副作用リスク

  • 皮下出血
  • 内出血
  • 腫れ
  • 感染
  • 疼痛の持続
  • かゆみ
  • 硬結(しこり)

③連絡先

藤井クリニック
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2丁目1−22
野村不動産西梅田ビル 8F
TEL: 06-6347-9600

④費用

本治療は保険適用のない自由診療となります。
61,600円(税込)
※診断により変動する可能性があります。 (大阪梅田・神戸でヒアルロン酸注入なら藤井クリニック)

この記事を書いた人

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。


略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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