公開日: 2022年06月15日

更新日: 2025年06月08日

シミ治療で人気!レーザートーニングの効果について

10秒でわかるこの記事の要約
  • レーザートーニングは肝斑の改善に適した最新のレーザー治療法
  • 肝斑だけでなくシミ、くすみ、そばかす、毛穴の開きにも効果がある
  • 弱いパワーで均一に照射するため肌ダメージが少なくダウンタイムも短い
  • 効果の持続には個人差があり複数回の施術と定期的なメンテナンスが推奨される

シミ治療で人気!レーザートーニングの効果について

 

レーザートーニングは、肝斑(かんぱん)の改善に適した最新のレーザー治療です。

肝斑の元であるメラニンの排出を促せるので、継続的に施術を受けることで肝斑が徐々に薄くなります。この治療法なら諦めていた肝斑が改善し、美しい肌が手に入るかもしれません。

レーザートーニングは肝斑だけではなく、シミ・くすみ・そばかす・毛穴の開きなどにも効果的です。

本記事ではレーザートーニングの基礎知識や、具体的に得られる効果、リスク・副作用などを解説します。

「レーザートーニングって何?」「肝斑やシミ以外に、どんな肌悩みを解決できるの?」と思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

レーザートーニングとは

レーザートーニングとは、複合性のシミ改善や、美肌効果を期待できるレーザー治療です。

とくに効果を発揮しやすいのは肝斑なので、レーザートーニング=肝斑の治療というイメージを持っている方もいるかもしれません。ただ、レーザートーニングは肝斑に限らず、シミ・くすみ・ニキビ跡・毛穴の開きなどにも効果を発揮します。

【肝斑(かんぱん)とは?】

両側の頬や目の下に、左右対称にできる薄茶色のシミです。肝斑の原因ははっきりと分かっていませんが、主な原因は女性ホルモンの乱れと言われています。30代~50代の女性に多い症状です。

一般的なレーザー治療は、シミやそばかすには対応できるものの、肝斑や炎症性色素沈着の治療に使うのは困難とされてきました。なぜなら、肝斑などにレーザー治療をおこなうと、パワーが強いことで炎症を起こす可能性が高いからです。

レーザーの中心のエネルギーは最も高く、端にいくほど弱くなります。パワーが強い中心部では、皮膚が炎症を起こして肝斑の原因であるメラニンが活性化し、逆に悪化してしまう恐れがあるのです。

しかしレーザートーニングなら、肝斑の治療にも対応できます。レーザートーニングの特徴は以下のとおりです。

弱いパワーで肌ダメージを抑えられる

レーザートーニングは、レーザーを低出力で照射するため、肌に負担を与えにくいのがメリットです。パワーは弱いものの、肌の深い層にまでレーザーを届けられるので、肌の奥深くに蓄積したシミも改善につなげられます。

レーザーを均一に照射できる

通常のレーザー治療は、シミにピンポイントでレーザーを照射します。肝斑は広範囲で、まだら状にメラニン色素が蓄積しているため、通常のレーザーで治療するのは困難です。

レーザートーニングなら、レーザーをムラなく均一に照射できるため、肝斑の治療を可能にしました。

照射中はチクチクとした痛みを感じるものの、麻酔なしでも耐えられる程度です。レーザートーニングは、顔に限らずボディにも施術できます。

レーザートーニングは継続的に治療する必要があります。1〜2週間ごとに1回など、クリニックに複数回通わなければならないのを、デメリットに感じる方もいるでしょう。

ただし照射時間は5分程度と短く、ダウンタイムはほとんどありません。治療した日から洗顔や入浴はもちろん、メイクも可能です。

かさぶたになることも少ないので、目立たないように治療したい方や、長期間休むのが難しい方でも治療できます。

クリニックによって、レーザートーニングに使用する医療機器は異なります。本サイトを運営している藤井クリニックは、「StarWalker(スターウォーカー)」という医療機器を使用しています。高いピークパワーを、安定照射できるのが特徴です。

レーザートーニングの効果

レーザートーニングに期待できる主な効果は、以下の2つです。

・肝斑やシミなどの色素沈着の改善
・毛穴の開きや黒ずみの改善

複合性のシミの改善

すでに解説しているように、レーザートーニングでは肝斑を中心としたシミ・くすみ・そばかす・ニキビ跡・黒ずみといった、色素沈着の改善に有効な治療法です。

気になる部分にレーザーを照射することで、蓄積したメラニンを少しずつ分解・排出。シミやくすみによる肌の色ムラも改善され、透き通るような肌へ導きます。肌全体がトーンアップするため、美白にも効果的です。

毛穴の開きやたるみの改善

レーザートーニングは、毛穴の開きやたるみにも効果が期待できます。回数を重ねるごとに毛穴が引き締まり、ハリのある肌に仕上がるため、たるみや小じわの改善効果も。肝斑やシミを改善できるだけではなく、ハリや弾力も兼ね備えた美肌が手に入るかもしれません。

レーザートーニングの持続期間はどのくらい?

レーザートーニングの効果は、永久的に続くものではありません。持続期間には個人差があるため、治療が完了したあとに再発する可能性は十分にあります。

肝斑の主な原因は女性ホルモンの乱れなので、その影響により再び発症するかもしれません。再発を防ぐには、1〜2か月に1回のペースでレーザートーニングを続けるなど、定期的なメンテナンスが大切。美白効果のある内服薬の服用も効果的です。

また、日頃の生活習慣にも気を付けましょう。バランスのよい食事や適度な運動、ストレスを減らすなど健康的な生活を続け、ホルモンバランスを整えることがポイントです。

メラニンは紫外線や摩擦による肌ダメージによって過剰に生成されやすいので、日焼け止めで紫外線対策し、やさしく洗顔するなどのケアを意識しましょう。

レーザートーニングのリスク・副作用

レーザートーニングのリスク・副作用

レーザートーニングは低出力でおこなう施術のため余計な刺激が少なく、安全性の高い治療法です。しかし、以下のようなリスク・副作用が考えられます。これらを十分に理解したうえで施術を受けるようにしましょう。

・効果や持続期間には個人差がある
・ニキビや吹き出物がでる
・赤みやかゆみを生じる
・一時的に濃くなる可能性がある
・白斑の恐れがある

効果や持続期間には個人差がある

効果の感じやすさには、個人差があります。中には1回で肌のトーンアップやハリを感じる方もいますが、複数回の治療を経て効果を実感するのが一般的です。肝斑やシミは1回で効果を実感するのは難しく、5~10回の施術をしなければなりません。

また、効果の持続期間も、その人の体質や生活習慣などによって個人差があります。持続させるには、前述したように定期的なメンテナンスや日頃のスキンケアなどが重要です。

ニキビや吹き出物がでる

もともとニキビができやすい方に多いケースです。レーザートーニングは毛穴に刺激が加わることで、肌が乾燥しやすくなります。

皮膚は水分量を保つために、過剰に皮脂を分泌し、これによりニキビや吹き出物を引き起こす可能性があります。ただし長続きする症状ではなく、1週間程度で改善することが多いようです。この間は肌への刺激を避けるようにしましょう。

赤みやかゆみが出る

レーザーを照射した部分に、赤みやかゆみが生じることがあります。ただ、治療後数時間で治まることがほとんどです。強い痛みを感じたり、数日経っても治らなかったりするなら、医師に相談してください。

一時的に濃くなる可能性がある

レーザー照射後、肝斑やシミが一時的に濃くなる可能性があります。ただ、1週間程度で少しずつ薄くなるケースがほとんどです。気になる場合はコンシーラーなどで隠すとよいでしょう。

白斑の恐れがある

レーザートーニングには、白斑(はくはん)のリスクがあります。白斑とは、メラニン色素が消失して、皮膚の一部が白くなってしまう症状です。短期間に何度も照射したり、高出力でレーザーをあてたりすると、白斑の原因になります。

施術を受ける際は照射間隔を開けて、弱いパワーで照射しなければなりません。必要以上に照射して肌にダメージを与えないように、医師の指示に従いましょう。

まとめ

レーザートーニングは、とくに肝斑に画期的な効果をもたらす治療法です。従来の施術とは異なり、微弱なレーザーを均一に照射できます。

今まで諦めていた肝斑も、レーザートーニングなら解決できるかもしれません。

本サイトを運営している藤井クリニックも、レーザートーニング治療をおこなっています。藤井クリニックは、大阪梅田にある美容皮膚科・内科です。サーマクールの実績で、9年間西日本NO.1の実績を誇ります。

藤井クリニックのレーザートーニングで使用するのは「 StarWalker(スターウォーカー)」という医療機器です。非常に高いピークパワーを、安定して照射します。独自技術により治療効率を高められ、トラブルの少ない治療を実現できるのが特徴です。

患者様本来の素材を活かした美肌・アンチエイジング治療を提供するのが、藤井クリニックが目指している医療です。年齢を重ねるごとに気になってくる肌悩みに寄り添う主治医として、長期的にお付き合いしたいと思っております。

初診は無料でカウンセリングをおこなっているので、ぜひお気軽にご相談ください。お電話はもちろん、WEBでも予約を受け付けしております。

レーサートーニングのページはこちら

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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