公開日: 2022年06月16日

更新日: 2024年12月20日

毛穴もたるみもシミも!今話題のフォトRFの効果について

毛穴もたるみもシミも!今話題のフォトRFの効果について

 

フォトRFは、シミ・たるみ・小ジワ・毛穴の開きなど、顔全体のあらゆる肌悩みに対応できる治療法です。光エネルギーと高周波エネルギーを併用することで、肌の深層部まで熱エネルギーを届け、蓄積された肌悩みのもとに働きかけます。

この記事ではフォトRFの特徴や得られる効果について詳しく解説します。

「フォトRFの持続期間は?」「リスクや副作用はあるの?」このような疑問にもお答えしていくので、フォトRFを検討している方はぜひチェックしてください。

フォトRFとは

フォトRFとは、パルスライトという光エネルギー(IPL)と、高周波エネルギー(RF)を組み合わせた美肌治療です。光エネルギーを使用することから、光治療とも言います。

フォトRFは、以下のような幅広い肌悩みに有効です。

 

    • 【フォトRFで改善できる肌悩み】

      シミ・そばかす・たるみ・小ジワ・赤ら顔・くすみ・色ムラ・ニキビ跡・毛穴の開き・うぶ毛など

      フォトRFは2つの熱エネルギーを合わせることで、肌の奥深く(真皮層)までしっかりとエネルギーを届け、肌質の改善につなげます。皮膚表面を傷つけずに肌悩みへのアプローチが可能です。

      肌にハリやツヤを与えることもでき、若々しく健康的な肌を手に入れられるでしょう。

      施術中の痛みやダウンタイムはほとんどありません。施術したその日に入浴や洗顔をしてもOKです。施術後にメイクをして帰宅できます。施術したことを周囲の人に気づかれにくく、美容治療が初めての方でも挑戦しやすい施術です。

      施術時間はクリニックによって異なりますが、通常は15〜30分程度と短めです。まとまったお休みが取れない方でも、気軽に施術できるでしょう。

      肌悩みの程度などもよりますが、1度のフォトRFで効果を実感しやすいのが魅力です。ただし、より満足できる肌を手に入れるには、定期的に施術を続ける必要があります。顔に限らず、手の甲や首などに施術することも可能です。

       

    • 【フォトRFはこんな方におすすめ!】

      ・部分的なシミを消すというより、顔全体の肌質を改善させたい
      ・さまざまな肌悩みを1つの治療法でケアしたい方
      ・肌のうるおいや弾力が不足してきた方
      ・肌のハリが衰え、化粧ノリが悪くなってきた方
      ・化粧品などで肌荒れしやすい敏感肌の方
      ・美白化粧品を使っているが、あまり効果を感じられない方
      ・高級な美容液や美容クリームを使ってみたが、あまり効果を実感できなかった方

フォトRFの仕組み

光は横に広がって進む特性があるため、従来の光エネルギーだけを用いた施術は、皮膚の表層のみに作用し、肌の奥深くに熱エネルギーを届けられませんでした。

フォトRFは高周波エネルギーを組み合わせており、光エネルギーが横に広がるのを抑え、表皮のみならず真皮層まで熱エネルギーを届けます。ターンオーバーが活性化し、シミやくすみ、ニキビ跡などの肌悩みを改善します。

また、「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」を活性化させ、エラスチン・コラーゲン・ヒアルロン酸といった成分の生成を促進します。肌にハリや弾力が生まれるうえに、シミの原因となるメラニンの排出も促せます。

なお線維芽細胞とは、肌の若々しさを保つ美容成分を生成している細胞です。線維芽細胞が衰えることで、体内の美容成分も減ってしまいます。

 

    • 光エネルギー(IPL)の特徴

      光エネルギーは、シミや赤みといった茶色・赤色に対する反応性が高く、素肌への負担が少ないところが特徴です。皮膚の表層から温熱作用が加わり、血液やリンパの循環をよくします。

       

    • 高周波エネルギー(RF)の特徴

      光エネルギーでは届きにくい皮膚の深層部を発熱させて、新陳代謝を促進。血液やリンパの循環を改善し、皮膚を引き締めてシワやたるみの改善につなげます。

フォトRFで得られる効果

フォトRFで得られる効果

フォトRFで得られる、具体的な効果を紹介します。

 

  • シミやそばかすの改善

    メラノサイトから過剰に生成されたメラニン色素へ働きかけ、排出を促します。これにより、シミやそばかすを薄くします。広範囲に散らばったシミやそばかすにも効果的です。

     

  • 赤ら顔(毛細血管拡張症)の改善

    フォトRFは、ヘモグロビンにも作用します。ヘモグロビンとは、赤ら顔の原因である拡張した毛細血管です。毛細血管の拡張を抑えることで、赤ら顔はもちろん、ニキビ跡の赤みなどの改善が期待できます。

     

  • たるみや小じわ、毛穴開きの改善

    肌の深層部まで熱エネルギーが届くとタンパク質の変性が起こり、肌のたるみを引き締めます。また、コラーゲンやエラスチンといった美容成分が増加することで、毛穴が引き締まり、肌にハリが生まれます。小じわや毛穴の開きも目立たなくなるでしょう。

     

  • くすみや色ムラの改善

    細胞が活性化することで、くすみや色ムラが改善し、透き通るような肌へ導きます。

     

  • ニキビやニキビ跡の改善

    アクネ菌を抑制し脂性肌を改善します。肌のターンオーバーが正常に働くようになるため、ニキビやニキビ跡の改善に加え、ニキビ予防にも効果的です。

     

  • 乾燥肌を改善

    フォトRFによってコラーゲンの生成量が増加。コラーゲンは水分をキープする性質があるため、肌の水分保持力が改善します。肌が乾燥しにくくなり、プルプルとした弾力のある肌が手に入るでしょう。

     

  • 顔のうぶ毛を脱毛

    産毛など細い毛に対して、脱毛効果が期待できます。光脱毛に比べて効果が高く、レーザー脱毛ほど痛みが強くないのがメリットです。施術を続けることで、永久脱毛を目指すことも可能です。

    うぶ毛が少なくなることで肌のくすみが解消し、化粧ノリがよくなる、毛穴の開きが改善するなどの効果も得られます。

フォトRFの持続期間はどのくらい?

フォトRFの効果は永久的ではありません。施術内容や肌質などによって個人差はありますが、6か月〜1年くらい持続するといわれています。 シミ治療の場合はフォトRFの施術後に、ハイドロキノンクリームやケミカルピーリングなどをおこなうことで、持続期間がより長くなります。 フォトRFは治療を繰り返すことで、持続期間もだんだんと長くなるものです。美しい肌をキープしたいなら、メンテナンスとして、2〜3か月に1回ほど継続的に施術を受けることをおすすめします。

フォトRFのリスク・副作用

多くの肌悩みに対応できるフォトRFですが、リスク・副作用も存在します。マイナス面をしっかりと理解したうえで、施術を受けるようにしましょう。

 

  • ●施術中の痛み

    シミなどのメラニン色素に反応すると、パチパチと輪ゴムではじくような痛みを生じることがあります。あごやほほの骨の上、こめかみなどは痛みをやや強く感じることも。ただ、麻酔を使わなくても耐えられる程度です。

    痛みに弱い方は、クリニックによって表面麻酔クリームなどで対処してもらえることもあります。

     

  • ●赤みやほてりを感じる

    照射した部分に、赤みやほてりが生じる可能性があります。ただし数時間から半日程度で治まるのがほとんどです。

     

  • ●しみやそばかすが一時的に濃くなる

    照射の作用で、しみやそばかすが一時的に濃くなったように見えたり、患部にかさぶたができたりします。早ければ3〜4日程度、長くとも1週間以内に自然と改善することが多いでしょう。強く擦るようなことはせず、安静にして様子をみてください。

     

  • ●施術後は摩擦や紫外線に注意が必要

    施術後は肌が敏感な状態です。メイクや洗顔はやさしくおこない、紫外線を避けるようにしてください。

     

  • ●肝斑(かんぱん)の改善には不向き

    肝斑もシミの一種ですが、フォトRFを肝斑に光エネルギーを照射すると、悪化する恐れがあります。肝斑には レーザートーニングという治療法がおすすめです。レーザートーニングは肝斑の原因となるメラノサイトへの刺激を抑えながら、治療をおこなえます。

    もし肝斑やシミ、そばかすが混在している場合は、それぞれに有効な治療を段階的に行う治療プランを検討しなければなりません。 ヒアリング時に、医師へ相談しましょう。

     

  • ●定期的な施術が必要

    フォトRFは1回でも効果を実感できることが多いのですが、定期的に施術を続けなければ、効果を高めるのは難しいでしょう。3〜4回程度の継続治療を行う中で、少しずつ改善していくのが通常です。

    また、治療後の効果は永久ではないので、キープしたい場合は定期的なメンテナンスをしなければなりません。

    施術の都度料金がかかるので、費用面を考慮したうえで、信頼できるクリニックを探す必要があります。

まとめ

フォトRFは肌の奥にアプローチすることで、顔全体のシミやくすみを改善し、若々しい印象につなげられます。化粧品と違って肌に刺激を与えにくいため、敏感肌の方でも挑戦しやすい治療法です。

フォトRFを試して、自分が本来持っている素肌の美しさを引き出してみてはいかがでしょうか。

本サイトを運営している藤井クリニックでは、フォトRFを取り扱っています。藤井クリニックは大阪 梅田にある、美容皮膚治療を専門に扱うクリニックです。

当院が取り扱っているフォトRFは、美白オーロラ(フォトRF-SR)と美白オーロラプロ(フォトRF-SRA)の2種類です。

美白オーロラや美白オーロラプロは、スキンケア化粧品に代わる新しい美容治療法です。

美白オーロラに比べて、美白オーロラプロはパワーが強く、1回(20分程度)でも違いがわかるほど即効性があるところが特徴です。長い持続期間も期待できます。

Web限定の美白オーロラセット割引をご用意しておりますので、ぜひご利用ください。

当院は、しっかりと結果を出したい方のご希望に応える、アンチエイジング医療を提供しております。年を重ねるごとに増えていくお肌の悩みに寄り添う主治医として、長期的にお付き合いしていきたいと思っております。

丁寧なカウンセリングを行い、お客様に適した治療をご案内しますので、ぜひこの機会に肌悩みを改善しませんか?

美白オーロラプロのページはこちら

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。


略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

コラム一覧に戻る