「医療系テレビドラマ」

SMAPの草彅剛主演の「37歳で医者になった僕」、佐藤隆太主演の「クレオパトラな女たち」と、この春から始まった2つの医療系テレビドラマをみなさんご存知ですか。

草彅剛演じる紺野祐太が、サラリーマンから転身して37歳で研修医になり大学病院で奮闘するドラマであります。

日本の医療現場での医師不足問題に対して、社会人から転身して医師を目指すことを社会に啓蒙する趣旨もあるのでしょうか、非常に面白い視点で医療現場を描いているドラマだと思います。

私ごとでは、研修医というともう20年近くも昔のことで、懐かしく思い出します。初めて担当したのが白血病の患者さんでしたので、抗がん剤投与に輸血にと、3日連続で徹夜の勤務など、この仕事に就いたことを責任あるなんて言葉だけでは表現しきれない洗礼を浴びたことを考えながら振り返ったりします。

実際、私は同じ37歳で藤井クリニックを開院しましたので、その年から研修医として医師をスタートと考えるとなんだか気が遠くなる感じがします。

もう一つのドラマは、佐藤隆太演じる岸峯太郎は美容外科医として勤務、病院での形成外科から転身して美容外科での勤務医模様を描いています。かなりオーバーな印象を受けますし、このドラマのような変身を中心としたまさにドラマチックな美容外科・美容整形外科医療と当院が主に取り組んでいる綺麗に若くなることを目的にした美容皮膚科医療・スキンケア医療・アンチエイジング医療の間にはかなり大きな違い(距離)があると思います。

美容医療といっても、日本の社会でどんどん広がりつつある医療はリスクのある美容整形手術でなく、スキンケア美容皮膚医療や健康・若返りのアンチエイジング医療であります。

その中で、ヨーロッパ、アメリカなど西洋的な外科手術から韓国や中国を中心とするアジア各国のアンチエイジング医療・美容医療が日本でも多く行われているのが現状です。

藤井クリニックはその良さを生かしつつ日本の風土にあった日本オリジナルの純日本製のアンチエイジング医療・美容医療を提供します。

「シミ取りやしわ・たるみの治療はいつ受けたら良いのですか?」

「美容皮膚医療・アンチエイジング治療、健康などの点滴治療はいつから受けるのが良いのですか?」と、診察時に患者さんからよく質問されます。

「スキンケア、若返り治療は、今日受ければ今日から若返り、キレイになります。」

「お化粧品の限界を感じるならば、できるだけ早く治療を受けてください。
今年も1年が過ぎてゆく、また1年歳をとる。長い様で短い限りある大切な人生を充実して送るために、出来るだけ早い時期にご自分に合った治療を受けるのが良いですよ」

私はいつもそうお話しています。

安心して、キレイに若返る診療であるアンチエイジング医療が、日々身近になってきているのを感じます。

今後益々の発展に貢献できますよう努力していきたいと考えています。

平成24年6月

この記事を書いた人

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約10000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約15年間で70000例以上の実績を持つ。

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