公開日: 2024年02月02日
更新日: 2026年01月26日
【医師が解説】一晩でニキビを治したい!即効性のある治療法はある?
- 10秒でわかるこの記事の要約
- 一晩でニキビを治すのは医療機関の治療でも難しい
- 自宅で出来るのはニキビパッチを貼るなど
- 医療機関での治療はケミカルピーリング・ダーマペン・POTENZAなど
- ニキビの種類や原因によって治療が異なる
- 気になるニキビはあまり触れずに医療機関への診察を
目次
- 1 一晩でニキビを治すことは可能?
- 2 ニキビができたその日が大事!自宅で出来るニキビの応急処置
- 3 ニキビができる理由
- 4 早く改善したい!ニキビの種類と原因
- 5 特に悩む人が多い!赤みのあるニキビ跡の原因は?
- 6 なかなか治らない!?大人ニキビの対処
- 7 要注意!ニキビが悪化するケース
- 8 一晩で悪化させてしまうNG行動
- 9 ニキビができにくい肌にするために
- 10 どうしてもニキビをメイクでカバーしたい時にはどうする?
- 11 どうしても明日までに目立たせたくない場合の考え方
- 12 根本的にニキビを治すには内部からのケアが大切
- 13 このニキビは一晩対応で済む?受診すべき?
- 14 ニキビ痕(ニキビ跡)を消すには?
- 15 ニキビ痕の治療法:赤みや色素沈着をともなうニキビ痕
- 16 美容皮膚科で受けられるニキビ治療の症例
- 17 ダーマペンに関するよくある質問
- 18 ニキビ治療に関するよくある質問(FAQ)
- 19 まとめ

誰もが一度は悩んだことがあるニキビ。
これができると、小さくてもずっと気になってしまいますよね。
触ってはいけないとわかっていても、ついつい触りたくなってしまいます。
気になるニキビを少しでも早く治す方法はないのでしょうか?
意外と知らないできてしまった時の対処法やニキビのできる理由、やってはいけないことなどについてご紹介します。ニキビで悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
一晩でニキビを治すことは可能?
一晩でニキビを完治させることは、クリニックの治療でもかなり難しいですが、ニキビの症状改善を少しでも早めたい時には、例えば次のような対処をすることが可能です。
ニキビができたその日が大事!自宅で出来るニキビの応急処置

残念ながらニキビは1日、2日では治りませんが、症状を早めに和らげることは可能です。
まずはニキビを発見したら、触らない・潰さないことです。潰すと炎症が起こりやすく、後になって赤みやニキビ跡が残ってしまうこともあるので、そっとしておきましょう。
具体的には、以下の方法を取り入れるのがおすすめです。
- 触れないようにする
- 抗炎症薬を塗布する
- ニキビパッチを貼る
- 抗生物質によって炎症を抑える
- ニキビの芯を出す
それぞれ詳しくみていきましょう。
触れないようにする
ニキビができると、つい気になって触ってしまう人も多いかもしれません。人によっては、潰そうとする人もいるでしょう。
しかし、手に付着している菌をニキビに移して悪化させる可能性もあります。触れないよう徹底し、現状以上にニキビが悪化するのを防ぎましょう。
抗炎症薬を塗布する
赤ニキビを一晩で目立たないようにするためには、薬局で販売されている軟膏の抗炎症薬がおすすめです。洗顔後、ニキビを覆うように抗炎症薬を塗ります。抗炎症薬には、湿疹だけでなくニキビの炎症にも効果的です。
ニキビパッチを貼る
ニキビパッチは、ニキビに貼るシールのことをいいます。ニキビができて敏感になっている部分を細菌や紫外線などの外部刺激から保護でき、ニキビの悪化や進行を抑えます。ニキビを治療するものではないので、応急処置的に利用しましょう。

抗生物質によって炎症を抑える
炎症を起こして赤くなったニキビは、さらに悪化すると毛穴の中で膿が溜まってしまうことがあります。膿がたまったニキビには抗生物質が有効です。
膿に繁殖している菌を殺して炎症を抑えます。また、抗炎症薬やニキビパッチは市販でも購入できますが、抗生物質は医師による処方が必要です。
ニキビの芯を出す
ニキビの芯を出したくなって自分で潰そうとする方も多いですが、衛生面や細胞へのダメージでさらに炎症が悪化したり、周りの肌も傷ついたりすることがあります。
皮膚科では、ニキビに小さな穴をあけて内容物を出す治療を行う場合もあります。
ですが、ニキビの芯を出すことはニキビができやすい肌の根本治療にはならないので、ニキビができやすい理由や肌質についてドクターにしっかり診断してもらった上で、ニキビができにくい肌になるような施術を受けることが大切です。
炎症前のニキビ(白ニキビ)の対処法
白ニキビは、ターンオーバーの乱れによってできることが多いです。
白ニキビは炎症する前の段階の状態なので、炎症を起こした状態の赤ニキビへと症状が進行しないように治療することが大切。一晩で治療するのは難しいですが、内外服薬の服用や、ピーリング関連の施術での治療などが効果的です。
炎症後のニキビ(赤ニキビ)の対処法
赤ニキビは、炎症が進んでいる状態なのですぐに治すことが難しいですが、症状に合わせて皮膚科で処方される外内服薬を服用したり、抗酸化作用があるビタミンA・C・Eなどを豊富に含む食材を積極的に食べたり、睡眠を多く取るなどで改善することは可能です。
美容皮膚科を受診して、より早く改善できるように、ピーリングやレーザー治療、イオン導入など症状に合わせて治療を組み合わせた施術が効果的です。
ニキビができる理由
ニキビとは、毛穴に皮脂が溜まり雑菌が繁殖して炎症を起こしている状態のことです。おもに顔全体、額・頬・口の周り・下あごなどに現れますが、背中や胸など体に現れることもあります。
ニキビができるおもな理由は、以下の3つです。
- 毛穴の詰まり
- アクネ菌の増殖
- 皮脂の過剰な分泌
肌には、古い皮膚が剥がれ落ちて新しい皮膚に生まれ変わる、「ターンオーバー」と呼ばれるサイクルがあります。このサイクルが乱れると、古い皮膚が剥れないまま毛穴が詰まり、皮脂も詰まってしまいます。さらに皮脂を栄養とするアクネ菌が増殖し、炎症を起こします。これがニキビの発生です。
また、糖分・油分をとりすぎて、バランスの悪い食生活、思春期による男性ホルモンの増加などによって皮脂が過剰に分泌されてしまうと、アクネ菌もさらに増殖します。これらの原因が合わさることでニキビが発生し、悪化していきます。
早く改善したい!ニキビの種類と原因
上記でも少し出てきましたが、ニキビは段階によって「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」「黄ニキビ」の4種類に分けられます。順番に、種類と原因を詳しく見ていきましょう。

| 種類 | 特徴と状態 | 原因 |
|---|---|---|
| 白ニキビ | ニキビの初期段階で見た目が白~乳白色です。毛穴に皮脂が詰まった状態で、外見ではわかりにくいですが皮膚の内側では皮脂が溜まっています。 | ターンオーバーの乱れ(多くの場合) |
| 黒ニキビ | 白ニキビから少し段階が進み、悪化した状態になると、溜まった皮脂が盛り上がり、あいた毛穴から酸素に触れた皮脂が酸化して黒くなります。この状態を「コメド」「面ぽう」などとも呼ばれ、触ると肌がざらざらするという特徴があります。 | 毛穴の詰まり、酸化した皮脂 |
| 赤ニキビ | 黒ニキビがさらに悪化すると、毛穴に溜まった皮脂に菌が繁殖し、炎症を起こしてニキビとその周辺の皮膚が赤く腫れあがります。一般的にこの状態が「ニキビ」と呼ばれるもので、人によってはかゆみや痛みを伴うでしょう。 | 炎症(皮膚の深層で起こる)、毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖、皮脂の過剰な分泌、肌表面への刺激、肝機能の低下、ホルモンバランスの乱れ、乾燥 |
| 黄ニキビ | 赤ニキビがさらに重症化すると、繁殖した菌が膿を出します。赤く腫れた患部の中心で、毛穴の中で溜まった膿が黄色く見えるため「黄ニキビ」と呼びます。この状態のニキビを自分の手で潰してしまう人もいますが、悪化する可能性があるので潰したり触ったりせず、皮膚科を受診することがおすすめです。 | アクネ菌のさらなる重症化、膿の発生 |
特に悩む人が多い!赤みのあるニキビ跡の原因は?

ニキビ跡の赤みは「炎症後紅斑」といわれ、ニキビができたことでダメージを受けた毛穴周辺の皮膚が修復する過程において、毛細血管が集中的に増殖している状態です。
ニキビ跡の赤みは自然治癒する可能性はあるものの、治癒中の段階で新しいニキビができると炎症を繰り返してしまい、皮膚修復が正常におこなわれないことがあります。
このような場合、赤みが皮膚に残ってしまう可能性があります。免疫機能やターンオーバーが低下している時にも、同様なことが起こる可能性があるので注意しましょう。
赤ニキビは炎症が原因
赤ニキビが発生する理由は、皮膚の深層で炎症を起こしているからです。赤ニキビは、化膿すると黄ニキビになります。
炎症が進行する前に、抗炎症作用のある薬を使用することが効果的です。市販薬にも炎症を抑える成分が含まれているものが多いため、悪化を防ぐためにも早期対処しましょう。
また、赤ニキビを指で触れたり潰したりするのは厳禁です。触ることで雑菌が入り込み、炎症がさらに悪化する可能性が高まります。
さらに、日常のスキンケアでは、刺激の強い成分を避け、肌に優しいケアを心がけてください。
セルフケアで改善が見られない場合は、皮膚科で専門的な治療を受けることも視野に入れましょう。
赤ニキビの発生しやすい部位
赤ニキビは皮脂が多い部分に発生しやすい傾向にあり、とくに額から鼻にかけてのTゾーンは好発部位といえるでしょう。Tゾーンは皮脂の分泌が多いため、何らかの原因で皮脂が過剰に分泌されやすく、毛穴が詰まりやすいのです。
ほかにも、頬や目の横〜頬、口周りにかけてのUゾーンも赤ニキビが発生しやすい部位です。頬やUゾーンは髪の毛や洋服のスレ、マスクなど、外部からの刺激を受けやすいのが特徴。日常的な刺激により、赤ニキビの発生原因になることもあります。
なかなか治らない!?大人ニキビの対処
大人ニキビは思春期を過ぎても悩まされる厄介な存在です。特にストレス、ホルモンバランスの変化、不規則な生活習慣が大きな要因とされています。まず、日常生活の見直しが重要です。睡眠不足や栄養バランスの偏りは肌に悪影響を及ぼすため、規則正しい生活を心がけることが基本です。
また、生活環境や仕事のプレッシャーなどからくるストレスは、肌の炎症を引き起こす原因となります。 年齢を重ねることで皮脂分泌が変化し、ターンオーバーが乱れることもニキビの治りにくさにつながります。
こうした要因を踏まえると、適度な運動や趣味の時間を持つことが心身のリフレッシュに役立ちますが、根本的な問題解決には専門的な治療が重要です。セルフケアで改善できる部分は改善しつつ、皮膚科医や美容クリニックのドクターなど、大人ニキビの症状に詳しい専門家による診断をもとに具体的な治療プランを組み立て、効果的にアプローチできます。
特に大人ニキビは症状に応じて多様な治療法が存在しますので、適切な対策を行うことで改善が期待できます。
要注意!ニキビが悪化するケース

ニキビの悪化には次のような場合があります。
ニキビを自分の手で潰してしまう
「ニキビに触ってはいけない」という注意がある一方で、「ニキビを潰すと治りが早い」という説もあります。
これは皮膚科医が器具を使って皮脂を押し出す治療を見て、「ニキビを潰して皮脂や膿を押し出す」という誤った判断が広まってしまったためです。
もともとは専門の知識がある医師による、消毒された器具を使って行う治療です。素人がニキビを潰してしまうと、患部の傷を広げてかえって炎症を悪化させてしまう可能性もあります。
皮膚組織を傷つけてしまうと跡が残ってしまう場合もあります。ニキビは自己判断で潰さないようにしましょう。
薬も塗らずに放置する
触ってはいけないからと言って、完全に放置してしまうこともよくありません。
ニキビを潰したり、放置したりすると、毛穴の周りの皮膚組織も壊れてしまいいます。これがニキビ跡と呼ばれるものです。
肌に赤みが残ってしまったり、一部が茶色くなってしまったり、肌がデコボコしてしまったりときれいではない見た目になってしまいます。
肌にニキビ跡を残さないためには、初期段階で治療することが重要です。早い段階で薬を塗って、炎症が起こらないうちに対処しましょう。
一日に何度も洗顔してしまう
他に、ニキビを悪化させる原因に「過剰な洗顔」も挙げられます。
肌を清潔に保つことは重要ですが、一日に何度も洗顔することで、同じだけニキビに触れてしまうためです。
また、洗顔した後の肌は乾燥しやすく、何度も洗顔すると肌がダメージを受けてしまうので、かえってニキビができやすい状態なってしまいます。
ニキビを悪化させないために、「自分の手で潰さない」「薬も塗らずに放置しない」「過剰に洗顔しない」この3点をらを心がけましょう。
メイクで隠す
白ニキビや黒ニキビなど、炎症を伴っていない状態のニキビの場合、メイクで隠すことも可能です。
しかしニキビにコンシーラーやファンデーションを塗布して隠すと、毛穴の詰まりや刺激が原因で悪化するケースもあるでしょう。
ニキビが悪化すると、今度はメイクで隠せないほど大きくなったり、ニキビ跡になったりする場合もあります。なるべく患部のメイクは控え、清潔に保ちましょう。
一晩で悪化させてしまうNG行動
ニキビは適切なケアをしないと、一晩で急激に悪化してしまうことがあります。特に以下の行動は避けましょう。
就寝前にメイクを落とさない
メイクを落とさずに寝てしまうと、毛穴に化粧品の成分や皮脂、汚れが詰まったままになり、アクネ菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。どんなに疲れていても、必ず丁寧にクレンジングと洗顔を行いましょう。
枕カバーやシーツが不潔な状態
長期間洗っていない寝具には、皮脂や汗、雑菌が付着しています。就寝中に顔が触れることで、これらの汚れがニキビの炎症を悪化させる原因になります。特に枕カバーはこまめに交換することをおすすめします。
夜更かしや睡眠不足
睡眠不足はホルモンバランスを乱し、皮脂の過剰分泌を引き起こします。また、肌のターンオーバーは睡眠中に活発になるため、十分な睡眠時間を確保できないと、ニキビの治癒が遅れてしまいます。
患部を過度に触る・気にする
気になって何度も鏡を見たり、無意識に触ったりすると、手の雑菌がニキビに付着し、炎症が悪化します。また、触ることで刺激を与えてしまい、赤みや腫れが増すこともあります。
刺激の強いスキンケア製品の使用
ニキビを早く治そうとして、アルコール濃度の高い化粧水や、スクラブ入りの洗顔料を使うと、肌のバリア機能が低下し、かえって炎症が悪化することがあります。ニキビができている時は、低刺激性の製品を選びましょう。
脂っこい食事や夜食
就寝前に脂質や糖質の多い食事を摂ると、翌朝には皮脂分泌が増加し、ニキビが悪化する可能性があります。特に揚げ物やスナック菓子、甘いものは控えめにしましょう。
ニキビができにくい肌にするために
ニキビができやすい人・そうでない人は、肌質、体質など個人によって異なります。
ニキビの基本的な予防法は「規則正しい生活習慣」と「日々のスキンケア」です。基本的なことではありますが、1つずつ確認しておきましょう。
ニキビができにくい肌にするためには、ニキビの3つの原因、毛穴の詰まり・アクネ菌の増殖・皮脂の過剰な分泌を防ぐことが重要です。
規則正しい生活を送る
「規則正しい生活習慣」と「日々のスキンケア」で体内からバランスを整えていく必要があります。

- 十分な睡眠をとること
- ストレスをためないこと
上記はとても大切で、睡眠時間が不足していたり、体にストレスがかかったりすると、肌のターンオーバーの乱れからニキビの発生につながることがあります。
ターンオーバーを正常化することによって、毛穴の詰まりを減らすことができます。
また次のことにも気をつける必要があります。
- お酒や脂っこいものは控える
- バランスの良い食事をとる
糖分や油分を取りすぎると皮脂が過剰に分泌されてしまいます。とりすぎには注意しましょう。
また脂質の代謝を促す栄養素・ビタミンB群やビタミンCが含まれる野菜や果物、納豆などを積極的に取り入れて栄養バランスのいい食事をとることで、ニキビ予防の効果が促進されます。
適度な洗顔・スキンケアを行うこと
先述した通り、過剰な洗顔はニキビができやすい肌になってしまうので逆効果です
正しい洗顔とは、朝晩・1日2回、刺激の少ない洗顔料を選び、きめ細かい泡をしっかり泡立て、こすらないように顔全体を包み込んだ後、ぬるま湯できっちり洗い流すことです。
清潔なタオルで肌を抑えるようにして水分を拭き取り、最後は化粧水などでしっかりと肌を保湿しましょう。
「肌を清潔にすること」「保湿を十分に保つこと」が、日々のスキンケアにおける重要なポイントです。
肌の清潔を維持するケアを
毛穴に詰まった皮脂の汚れや老廃物を洗い流し、肌を清潔に保つ点を意識するとよいでしょう。
乾燥により肌のバリア機能が低下すると、ニキビが発生する原因になります。洗顔をした後は、化粧水からクリーム・乳液の順番で肌に水分を閉じ込めるとよいでしょう。ニキビが発生しやすい部位には、オイルやクリームの使用は避けた方がよいです。
清潔な寝具を使う
直接的に、肌に雑菌をつけないことも大事です。清潔な寝具を使えば、雑菌の繁殖を防げます。特に、就寝中に顔が触れやすいシーツや枕カバーはこまめに取り換えて清潔な状態を保ちましょう。
肌を刺激しないように気を付ける
肌を極力刺激しないようにスキンケアを行うのも大切です。洗顔は30秒から1分以内で、スクラブや洗顔ブラシの使用は避けて、たっぷりの泡で包み込むように洗うのが効果的です。洗顔後は肌を擦らずに、タオルを押し当てるようにして拭き取りましょう。
紫外線対策もしっかりと
紫外線対策も大切です。日焼け止めやサングラス、帽子などで患部に紫外線が当たらないようにすることで皮脂の酸化を防ぎ、ニキビの発生や悪化を避けられます。
どうしてもニキビをメイクでカバーしたい時にはどうする?

ニキビをメイクで隠すと毛穴のつまりが原因で悪化するケースがありますが、どうしてもメイクでカバーしたい時の方法を解説します。
まずはファンデーションに注意する必要があります。油分はアクネ菌のエサとなり、ニキビが悪化することもあります。ファンデーションを塗るのであれば、クリームタイプよりパウダータイプがおすすめです。
また、ニキビを隠すメイクのポイントを3つ紹介します。
- 自分の肌より少し「暗めの色」のコンシーラーを選ぶ
- ニキビの赤みには「グリーンカラー」がおすすめ
- ニキビケアもできるコンシーラーを「叩き込みながら」なじませること
※コンシーラーについては購入時にニキビでも使用出来るか確認をおすすめします
この3つのポイントに注意することでニキビの悪化を抑えながら、メイクで隠すことができます。
どうしても明日までに目立たせたくない場合の考え方
大切な予定が控えている時に限ってニキビができてしまうことがあります。「明日までになんとかしたい」という気持ちは理解できますが、医学的には一晩での完治は難しいのが現実です。ここでは、現実的な対応方法と考え方をお伝えします。
完治ではなく「目立たなくする」ことを目標に
一晩でニキビを完全に治すことはできませんが、炎症を抑えて赤みを軽減したり、腫れを少し落ち着かせたりすることは可能です。「完璧に治す」ではなく「少しでも目立たなくする」という現実的な目標を持ちましょう。
炎症を抑えるための適切なケア
市販の抗炎症成分を含むニキビ治療薬を就寝前に塗布することで、翌朝の赤みや腫れが軽減される可能性があります。ただし、複数の薬を重ね塗りしたり、過剰に塗布したりすることは避けてください。
冷やすことで一時的な腫れの軽減
清潔なタオルに包んだ保冷剤や氷で、ニキビ部分を優しく冷やすことで、一時的に炎症や腫れを抑えることができます。ただし、長時間冷やしすぎると肌にダメージを与える可能性があるため、10〜15分程度にとどめましょう。
メイクでのカバーも選択肢の一つ
炎症が強くない白ニキビや黒ニキビの場合は、適切な方法でメイクをすることも一つの手段です。ただし、炎症が強い赤ニキビや膿を持ったニキビの場合は、メイクで悪化する可能性があるため、できるだけ避けた方が良いでしょう。
無理な対処は逆効果になることも
「明日までに」という焦りから、自分で潰したり、刺激の強い製品を使ったりすると、かえって悪化してニキビ跡が残るリスクが高まります。短期的な見た目より、長期的な肌の健康を優先することが大切です。
どうしてもの場合は医療機関へ
重要なイベントが控えている場合、皮膚科や美容皮膚科を受診することで、炎症を抑える注射や適切な処置を受けられる可能性があります。ただし、即日対応が可能かどうかは症状や医療機関によって異なるため、事前に確認が必要で
根本的にニキビを治すには内部からのケアが大切
ニキビの発生を防ぐためには、内側からのケアも大切です。普段より多めに睡眠をとって肌の回復を促進したり、ビタミンCを摂取したりして肌の炎症を抑えるとよいでしょう。
いつもより多めの睡眠を取ろう
肌のターンオーバーを促す成長ホルモンは睡眠中に分泌され、質の良い睡眠は新陳代謝の向上や傷ついた細胞を修復する効果があります。
反対に睡眠が足りないと肌のターンオーバーを促す成長ホルモンが不足し、肌に古い角質が残ってしまいます。毛穴に古い角質が詰まりやすくなり、ニキビが生じやすくなります。
ビタミンCを摂取しよう
ビタミンCは、ニキビやニキビ跡の改善に効果的な栄養素です。その効果は、主に以下の4つの働きによるものです。
| 作用 | 内容 |
|---|---|
| 抗炎症作用 | ビタミンCは、炎症を抑える働きがあります。ニキビは、毛穴に皮脂や汚れが詰まり、炎症を起こすことで発生します。ビタミンCを摂取することで、炎症を抑え、ニキビの悪化を防ぐことができます。 |
| 皮脂抑制 | ビタミンCには、皮脂の分泌を抑える働きがあります。皮脂の過剰分泌は、ニキビの原因の一つです。ビタミンCを摂取することで、皮脂分泌を抑え、ニキビの発生を予防することができます。 |
| コラーゲン生成促進 | ビタミンCは、コラーゲンの生成を促進する働きがあります。コラーゲンは、肌の弾力やハリを保つために必要な成分です。ニキビ跡の凹凸を改善するためには、コラーゲンの生成が不可欠です。 |
| メラニン生成抑制 | ビタミンCには、メラニン色素の生成を抑える働きがあります。メラニン色素は、シミやくすみの原因となる物質です。ニキビ跡の色素沈着を薄くするためには、メラニン色素の生成を抑えることが重要です。 |
ビタミンCを効果的に摂取するには、レモン、キウイ、パプリカ、ブロッコリーなどの食材を日常的に取り入れることが大切です。
特に加熱するとビタミンCが失われやすいため、生のまま食べるのがおすすめです。また、サプリメントを活用するのも一つの方法ですが、過剰摂取には注意しましょう。
ビタミンCを積極的に摂取し、内側から健康的な肌を目指しましょう!
自分に合った方法でストレスを解消しよう
ストレスを受けると男性ホルモンやノルアドレナリンが分泌し、皮脂の分泌を促進します。過剰な皮脂はニキビの原因になるため、ストレスを受けにくい環境に身を置くよう意識するとよいでしょう。
このニキビは一晩対応で済む?受診すべき?
ニキビの状態によって、自宅でのケアで様子を見るべきか、医療機関を受診すべきかが変わります。以下の表を参考に、適切な判断をしましょう。
| ニキビの状態 | 特徴 | 対応 | 受診の必要性 |
|---|---|---|---|
| 白ニキビ・黒ニキビ | 小さく、炎症がほとんどない 痛みや赤みがない 毛穴に皮脂が詰まった状態 |
適切な洗顔と保湿 触らず清潔を保つ 市販のニキビケア製品の使用も可 |
△ 自宅ケアで様子見可 改善しない場合は受診を検討 |
| 軽度の赤ニキビ(1〜2個) | 軽い赤みと腫れ 痛みは軽度 数が少ない |
抗炎症成分入りの市販薬を使用 刺激を避ける 十分な睡眠と栄養 |
△ 2〜3日様子を見て改善しなければ受診 |
| 複数の赤ニキビ | 顔の複数箇所に発生 赤みと腫れが目立つ 繰り返しできる |
自己判断でのケアは避ける 刺激の少ないスキンケアに切り替え |
○ 早めの受診を推奨 適切な治療で悪化を防ぐ |
| 膿を持った黄ニキビ | 中心に白〜黄色の膿 痛みを伴う 腫れが大きい |
絶対に自分で潰さない 清潔を保ち、刺激を避ける |
◎ 受診を強く推奨 専門的な処置が必要 |
| 紫ニキビ(しこりニキビ) | 皮膚の深部で炎症 紫〜赤黒い色 強い痛みと硬いしこり |
触らず、冷やして炎症を抑える 自己治療は不可 |
◎ すぐに受診すべき 跡が残るリスクが高い |
| 広範囲のニキビ | 顔全体や背中など広範囲 炎症が強い 痛みやかゆみを伴う |
自己判断での治療は避ける 医師の診察が必須 |
◎ 早急に受診 内服薬や専門治療が必要 |
| 繰り返すニキビ | 同じ場所に何度もできる 治っても再発する 跡が残り始めている |
根本的な原因の特定が必要 生活習慣の見直しも重要 |
○ 美容皮膚科での相談を推奨 肌質改善治療を検討 |
ニキビ痕(ニキビ跡)を消すには?
ニキビ跡とは、ニキビが治った後に残る赤みや色素沈着、凹み、クレーターなどを指します。炎症を伴うニキビの場合は、少なからず何かしらのニキビ跡を伴います。
軽症のニキビの場合はニキビ跡を残さずきれいに治すことができますが、ニキビによってひどい炎症が起こると皮膚の奥までダメージが与えられ、なかなか消すことができないニキビ跡として残ってしまいます。
| タイトル | 説明 |
|---|---|
| 赤みをともなうニキビ痕 | 赤みのあるニキビ跡は、軽度であれば肌のターンオーバーによって徐々に薄れ消えていきます。しかし炎症がひどく皮膚の深い部分までダメージが与えられている場合は、時間が経ってもなかなか赤みを消すことができません。 この場合は、医療機関などで消す治療が必要になります。 |
| 紫色のニキビ痕 | 紫ニキビとは、ニキビの悪化がかなり進んだ状態で、膿や血液が溜まり炎症を起こしたニキビを指します。 紫ニキビは悪化しすぎた状態なため、治しても高い確率で「ニキビ跡」としてボコッとしたクレーターのような痕を残すケースがほとんどです。そのため、見つけたら早期の治療が必要です。 |
| 茶褐色のニキビ痕 | ニキビ跡が茶褐色に変わる主な原因は、メラニン色素の過剰な生成にあります。炎症が生じると、肌は自身を保護するためにメラノサイトを活性化させます。 メラノサイトはメラニン色素を生産する細胞で、通常は肌を日焼けから守る役割を担っています。メラニンの生成が過剰になると、肌の特定の部分に色素が沈着し、茶褐色のニキビ跡として残ってしまうのです。 炎症を伴うニキビが治った後によく見られるため、この段階ですぐにケアすることが重要です。 色素沈着は時間が経つにつれて薄くなることもありますが、場合によっては専門的な治療を必要とすることもあるため、気になる場合は早めに医療機関に相談しましょう。 |
| クレータータイプのニキビ痕 | ニキビ跡によってできたクレーター毛穴を自力で治すのは難しいと言われています。開き毛穴や詰まり毛穴とは違い、どれだけ丁寧なスキンケアをおこなってもほとんど改善は見られないでしょう。 ただし、クレーター毛穴に進行することを予防する方法はいくつかありますニキビができてしまったら、「肌を清潔に保つ」「水分と油分のバランスを整え保湿する」「肌を刺激しない」ことを意識した正しいスキンケアと、規則正しい生活習慣、健康的なライフスタイルへの改善を心がけましょう。 |
| 赤く盛り上がるニキビ痕 | 赤く盛り上がり、膿んだニキビを治すポイントは、早期発見・早期治療です。アクネ菌などの細菌感染を合併すると、白い膿を伴う赤いニキビになる場合もあります。 痛み、熱感、発赤などを伴い、腫れてしまうこともあります。赤いニキビは、毛穴が詰まった「白ニキビ」にアクネ菌などの細菌感染が合併した状態であることが多いので、細菌を抑える抗生剤が必要になります。 抗生剤は、塗り薬と飲み薬があり、症状が強いなど、赤いニキビが多発している場合は、飲み薬が必要になります。また、白い膿を伴う赤いニキビの場合は、滅菌された針でニキビを刺し、膿を出す処置を行うこともあります。 |
ニキビ痕の治療法:赤みや色素沈着をともなうニキビ痕
炎症後に赤みが残っているなど、色素沈着を起こしているニキビ痕には、まず外用薬による治療が行われることが一般的です。
外用薬には、保湿や血行促進、抗炎症などの効果を持つ「ヘパリン類似物質」や、ニキビの炎症を抑え色素沈着を改善する「ビタミンC誘導体」、美白剤として知られる「ハイドロキノン」などがあります。
また、必要に応じて内服薬が処方されます。外用薬や内服薬は、種類によって保険適用になる場合とならない場合があるので、診察の際に、確認しておくようにしましょう。
さらに、医療機関では、ターンオーバーを整える治療や、色素沈着自体に直接作用する治療を受けることができます。自分に合ったケアを取り入れることで、より早く健康的な肌を目指せます。
<クリニックでできること>
セルフケアを続けてもニキビが治らなかったり、悪化したりする可能性は誰にでもあります。そんな時はクリニックや医療機関にご相談ください。適切な薬の処方だけでなく、肌の状態に合わせてスキンケア用品や専用機器による治療の提案もあります。
ニキビの治療で、クリニックや医療機関を受診する際に、皮膚科と美容皮膚科の選択肢があります。
皮膚科と美容皮膚科の違い
| 項目 | 皮膚科 | 美容皮膚科 |
|---|---|---|
| 治療の目的 | 疾患としてのニキビの治療 炎症や感染の抑制 |
ニキビ治療+肌質改善 ニキビ跡の改善 予防と美肌を目指す |
| 保険適用 | ○ 保険診療が基本 診察料・処方薬は保険適用 |
△ 自由診療が中心 一部保険適用の治療もあり |
| 治療内容 | ・外用薬(抗生物質、レチノイド等) ・内服薬(抗生物質、ビタミン剤等) ・面皰圧出(ニキビの芯出し) ・基本的なスキンケア指導 |
・皮膚科の治療内容に加えて ・ケミカルピーリング ・レーザー治療 ・光治療 ・ダーマペン ・ポテンツァ ・イオン導入 ・高濃度ビタミンC点滴など |
| 費用 | 比較的低コスト (初診料+薬代で数千円程度) |
治療内容により幅広い (数千円〜数万円/回) 複数回の施術が必要な場合も |
| こんな人におすすめ | ・今あるニキビをまず治したい ・費用を抑えたい ・保険診療を希望 ・炎症が強いニキビがある |
・ニキビを繰り返したくない ・ニキビ跡も改善したい ・肌質を根本から改善したい ・最新の治療を受けたい |
| 治療期間 | 症状により数週間〜数ヶ月 定期的な通院が必要 |
肌質改善には数ヶ月〜1年 施術の種類により異なる |
どちらを選ぶべき?
まずは皮膚科から始めるのがおすすめのケース:
- 初めてニキビ治療を受ける
- 炎症が強い赤ニキビや膿を持ったニキビが多い
- 費用を抑えて治療したい
- 保険診療で対応できる範囲で試したい
美容皮膚科を選ぶと良いケース:
- 皮膚科での治療を試したが改善しなかった
- ニキビを繰り返しており、根本的な肌質改善を希望
- ニキビ跡(赤み、色素沈着、クレーター)も治したい
- 最新の美容医療機器を使った治療に興味がある
- 予防的なケアや美肌も同時に目指したい
初回の問診が無料のクリニックも多いので、今のニキビを治療したいのか、ニキビができやすい肌を改善したいのかなど、自身でもよく考えて受診先を選んでください。
一晩でニキビを治したい人への肌質改善や根本治療としては、次のような施術をおすすめします。
- ケミカルピーリング:皮膚にピーリング剤を塗布し、古い角質を取り除く治療
- イオン導入:水溶性の有効成分を電気分解し、微弱電流で皮膚に浸透させる治療
- 美肌再生フラクショナルRF:ラジオ波を点状に照射し、皮膚にあけた小さな穴から熱エネルギーを与えて肌の再生をする治療
- ダーマペン:超極細針で肌に一時的に小さな穴をつくり、皮膚の回復力を向上させる治療
- エレクトロポーション:電気の力によって、一時的に小さな隙間を作り、美容成分を肌に浸透させる治療
美容皮膚科で受けられるニキビ治療の症例


| 施術名 | ダーマペン ハイラアクティブ |
|---|---|
| 施術の説明 | 「ダーマペン」とは、非常に細い針を使用することによって肌の表面に小さな穴を作り、肌の自然治癒力を向上させることを目的とした施術です。また、ダーマペン4などの機器名を指すこともあります。 ダーマペン施術で使用する針は、髪の毛よりもさらに細い超極細針になりますが、施術用美容液と組み合わせることで、皮膚上に塗布した美容液を皮膚の内部にまで届けることが可能です。その為、美容液との組み合わせによっては、新陳代謝を促進するだけではなく毛穴の開きや毛穴のたるみ、色素沈着といったお肌の悩みへの対策としても期待できます。 個人差はあるものの、複数回の施術を受けることでより変化を実感しやすい施術です。 |
| 施術のリスク (副作用) |
ダーマペンは施術により小さな穴を肌に開けます。通常この穴は数時間でふさがるものですが、施術後に赤みが長引く場合があります。数日でおさまるのでご安心ください。さらに、傷口が治りにくい方の場合は痕が残る可能性はゼロではありません。 加えて、施術後には紫外線に注意する必要があります。これは、過度な日焼けをすると色素沈着が起こるケースがあるためです。そのため、紫外線対策をしっかりと行いましょう。 |
| 施術の価格 | 美白、美肌、毛穴基本治療 ハイラアクティブ (全顔または首) 27,500円(税込) 24,750円✕3回(税込) |
ダーマペンに関するよくある質問
- Q. どのくらいの頻度で治療を受けたらいいですか?
- A. 出血しない深さでの治療であれば2-4週間おきに、出血する深さの治療であれば6-8週間おきに受けてください。
- Q. どのくらいの頻度で治療を受けたらいいですか?
- A. ほとんどの方が一度の治療で肌質の変化を感じられていますが、3-5回の治療を受けるとより効果を実感できます。
- Q. 治療時間はどれくらいかかりますか?
- A. 麻酔クリームを塗布してから30分放置し、施術時間は約20分です。
- Q. 治療中の痛みはありますか?
- A. 麻酔クリームを塗布してから処置するため、基本的に施術中の痛みはほとんどありません。
- Q. ダウンタイムはありますか?
- A. 赤み、ヒリヒリ感は24~36時間程度続きます。その後、数日から1週間程度は皮むけがしやすく、一時的にメイクのりが悪くなります。
- Q. 施術後に洗顔や化粧は控えた方が良いのでしょうか?
- A. 施術後12時間は顔を濡らさないようにしてください。その後は普段通りの洗顔、スキンケア、メイクは可能です。(施術当日の洗顔やメイクは避けてください)
- Q. 治療を受けられない人はどのような人でしょうか?
- A. 出血傾向のある方(抗凝固薬内服中など)、局所麻酔薬のアレルギーのある方、金属アレルギーやラテックスアレルギーのある方、治療部位に重度の炎症性ニキビのある方、妊娠中の方など。詳しくは当院にお問い合わせください。
ニキビ治療に関するよくある質問(FAQ)
Q1. ニキビができたら、すぐに皮膚科に行くべきですか?
- 炎症が強い赤ニキビや膿を持ったニキビ、繰り返しできるニキビの場合は、早めの受診をおすすめします。軽度の白ニキビや黒ニキビであれば、まずは適切な自宅ケアを2〜3日試し、改善が見られない場合は受診を検討しましょう。ただし、ニキビが急速に悪化している場合や広範囲に広がっている場合は、すぐに医療機関を受診してください。
Q2. 市販のニキビ薬と病院で処方される薬は何が違いますか?
- 市販のニキビ薬は主に抗炎症成分や殺菌成分を含み、軽度のニキビに対応します。一方、病院で処方される薬は、抗生物質やレチノイド(ビタミンA誘導体)など、より強力な成分を含むことが多く、中等度から重度のニキビに効果的です。また、医師の診断により、個々の症状に合わせた適切な薬が処方されるため、より効果的な治療が期待できます。
Q3. ニキビ跡は自然に消えますか?治療が必要ですか?
- ニキビ跡の種類によって異なります。赤みや軽度の色素沈着は、適切なスキンケアと時間の経過で自然に薄くなることがあります。ただし、クレーター状の凹みや深い色素沈着は自然に改善することが難しく、専門的な治療が必要になります。ニキビ跡を残さないためには、ニキビができた段階で適切に対処し、炎症を最小限に抑えることが重要です。
Q4. チョコレートや揚げ物を食べるとニキビができやすくなるというのは本当ですか?
- 食事とニキビの関係については個人差がありますが、糖質や脂質の過剰摂取は皮脂分泌を促進し、ニキビの原因となる可能性があります。特に高GI食品(白米、パン、甘いものなど)は血糖値を急上昇させ、皮脂分泌を増やすホルモンの分泌を促すことが知られています。バランスの良い食事と、ビタミンB群やビタミンCを多く含む食材を積極的に摂ることが、ニキビ予防に効果的です。
Q5. ニキビ治療にどれくらいの期間がかかりますか?
- ニキビの種類や重症度によって異なります。軽度のニキビであれば数週間から1〜2ヶ月程度で改善することが多いですが、重度のニキビや繰り返すニキビの場合は、数ヶ月から半年以上の治療期間が必要になることもあります。また、肌質を根本的に改善する美容皮膚科の治療では、3ヶ月〜1年程度の継続的なケアが推奨されます。焦らず、継続的に治療を続けることが大切です。
Q6. 生理前にニキビができやすいのはなぜですか?対策はありますか?
- 生理前はホルモンバランスの変化により、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が増加します。このホルモンは皮脂分泌を促進するため、生理前にニキビができやすくなります。対策としては、生理周期に合わせてスキンケアを調整し、生理前は特に丁寧な洗顔と保湿を心がけることが効果的です。また、ストレス管理や十分な睡眠も重要です。症状が重い場合は、ホルモン療法を含めた治療を医師に相談することもできます。
まとめ
今回は、ニキビの原因や対処法、ニキビになりにくい肌になるための方法などについてご紹介しました。
生まれてからニキビができたことがない人はほとんどいません。しかし、気になるからといって思わず潰してしまったり、ニキビに悩みながらも脂っこいものが止められなかったり、ニキビについて知らなかったこと・気付かなかったこともあったのではないでしょうか。
ニキビについて学んだことで、適切な処置や予防策についても正しく知ることができたなら、今後ニキビができてしまっても悪化させずに対処できるかもしれません。
まずは自分では決して触らず、薬を塗って、生活習慣を改めていきましょう。
それでもニキビが治らなかった、もしくは重症化してしまった場合は、クリニックや医療機関を受診してください。藤井クリニックでもニキビやニキビ跡治療を多数提供しておりますので、お気軽にご相談ください。
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