公開日: 2024年02月02日

更新日: 2025年04月18日

【医師が解説】一晩でニキビを治したい!即効性のある治療法はある?

目次

【医師が解説】一晩でニキビを治したい!即効性のある治療法はある?

誰もが一度は悩んだことがあるニキビ。

これができると、小さくてもずっと気になってしまいますよね。
触ってはいけないとわかっていても、ついつい触りたくなってしまいます。

気になるニキビを少しでも早く方法はないのでしょうか?
意外と知らないニキビのできる理由やできてしまった時の対処法、やってはいけないことなどについてご紹介します。ニキビで悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

ニキビができる理由

ニキビとは、毛穴に皮脂が溜まり雑菌が繁殖して炎症を起こしている状態のことです。おもに顔全体、額・頬・口の周り・下あごなどに現れますが、背中や胸など体に現れることもあります。

ニキビができるおもな理由は、3つあります。
1. 毛穴の詰まり 
2. アクネ菌の増殖
3. 皮脂の過剰な分泌

肌には、古い皮膚が剥がれ落ちて新しい皮膚に生まれ変わる、「ターンオーバー」と呼ばれるサイクルがあります。このサイクルが乱れると、古い皮膚が剥れないまま毛穴が詰まり、皮脂も詰まってしまいます。さらに皮脂を栄養とするアクネ菌が増殖し、炎症を起こします。これがニキビの発生です。

また、糖分・油分をとりすぎて、バランスの悪い食生活、思春期による男性ホルモンの増加などによって皮脂が過剰に分泌されてしまうと、アクネ菌もさらに増殖します。これらの原因が合わさることでニキビが発生し、悪化していきます。

赤ニキビは炎症が原因

赤ニキビが発生する理由は、皮膚の深層で炎症を起こしているからです。赤ニキビは、化膿すると黄ニキビになります。

 

炎症が進行する前に、抗炎症作用のある薬を使用することが効果的です。市販薬にも炎症を抑える成分が含まれているものが多いため、悪化を防ぐためにも早期対処しましょう。

また、赤ニキビを指で触れたり潰したりするのは厳禁です。触ることで雑菌が入り込み、炎症がさらに悪化する可能性が高まります。

 

さらに、日常のスキンケアでは、刺激の強い成分を避け、肌に優しいケアを心がけてください。

セルフケアで改善が見られない場合は、皮膚科で専門的な治療を受けることも視野に入れるとよいでしょう。

赤ニキビの発生しやすい部位

赤ニキビは皮脂が多い部分に発生しやすい傾向にあり、とくに額から鼻にかけてのTゾーンは好発部位といえるでしょう。Tゾーンは皮脂の分泌が多いため、何らかの原因で皮脂が過剰に分泌されやすく、毛穴が詰まりやすいのです。

 

ほかにも、頬や目の横〜頬、口周りにかけてのUゾーンも赤ニキビが発生しやすい部位です。頬やUゾーンは髪の毛や洋服のスレ、マスクなど、外部からの刺激を受けやすいのが特徴。日常的な刺激により、赤ニキビの発生原因になることもあります。

赤みのあるニキビ跡の原因は?

ニキビ跡の赤みは「炎症後紅斑」といわれ、ニキビができたことでダメージを受けた毛穴周辺の皮膚が修復する過程において、毛細血管が集中的に増殖している状態です。

 

ニキビ跡の赤みは自然治癒する可能性はあるものの、治癒中の段階で新しいニキビができると炎症を繰り返してしまい、皮膚修復が正常におこなわれないことがあります。

 

このような場合、赤みが皮膚に残ってしまう可能性があります。免疫機能やターンオーバーが低下している時にも、同様なことが起こる可能性があるので注意しましょう。

一晩でニキビを治すことは可能?

一晩でニキビを完治させることは、クリニックの治療でもかなり難しいです。

ただし、ニキビの症状改善を少しでも早めたい時には、例えば次のような対処をすることが可能です。

ニキビができたその日が大事!自宅で出来るニキビの応急処置

残念ながらニキビは1日、2日では治りませんが、症状を和らげることはできます。

まずはニキビを発見したら、「触らない・潰さない」ことです。潰すと炎症が起こりやすく、後になって赤みやニキビ跡が残ってしまうこともあるので、そっとしておきましょう。

 

具体的には、以下の方法を取り入れるのがおすすめです。

 

  • 触れないようにする
  • 抗炎症薬を塗布する
  • ニキビパッチを貼る
  • 抗生物質によって炎症を抑える
  • ニキビの芯を出す

 

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

触れないようにする

ニキビができると、つい気になって触ってしまう人も多いかもしれません。人によっては、潰そうとする人もいるでしょう。

 

しかし、手に付着している菌をニキビに移して悪化させる可能性もあります。触れないよう徹底し、現状以上にニキビが悪化するのを防ぎましょう。

抗炎症薬を塗布する

赤ニキビを一晩で目立たないようにするためには、薬局で販売されている軟膏の抗炎症薬がおすすめです。洗顔後、ニキビを覆うように抗炎症薬を塗ります。抗炎症薬には、湿疹だけでなくニキビの炎症にも効果的です。

ニキビパッチを貼る

ニキビパッチは、ニキビに貼るシールのことをいいます。ニキビができて敏感になっている部分を細菌や紫外線などの外部刺激から保護でき、ニキビの悪化や進行を抑えます。ニキビを治療するものではないので、応急処置的に利用しましょう。

抗生物質によって炎症を抑える

炎症を起こして赤くなったニキビは、さらに悪化すると毛穴の中で膿が溜まってしまうことがあります。膿がたまったニキビには抗生物質が有効です。

膿に繁殖している菌を殺して炎症を抑えます。また、抗炎症薬やニキビパッチは市販でも購入できますが、抗生物質は医師による処方が必要です。

 

ニキビの芯を出す

ニキビの芯を出したくなって自分で潰そうとする方も多いですが、衛生面や細胞へのダメージでさらに炎症が悪化したり、周りの肌も傷ついたりすることがあります。
皮膚科では、ニキビに小さな穴をあけて内容物を出す治療を行う場合もあります。

ですが、ニキビの芯を出すことはニキビができやすい肌の根本治療にはならないので、ニキビができやすい理由や肌質についてドクターにしっかり診断してもらった上で、ニキビができにくい肌になるような施術を受けることが大切です。

 

炎症前のニキビの症状に!白ニキビの対処法

白ニキビは、ターンオーバーの乱れによってできることが多いです。
白ニキビは炎症する前の段階の状態なので、炎症を起こした状態の赤ニキビへと症状が進行しないように治療することが大切です。
一晩で治療するのは難しいですが、内外服薬の服用や、ピーリング関連の施術での治療などが効果的です。

 

炎症後のニキビの症状に!赤ニキビの対処法

赤ニキビは、炎症が進んでいる状態なのですぐに治すことが難しいですが、症状に合わせて皮膚科で処方される外内服薬を服用したり、抗酸化作用があるビタミンA・C・Eなどを豊富に含む食材を積極的に食べたり、睡眠を多く取るなどで改善することは可能です。

美容皮膚科を受診して、より早く善できるように、ピーリングやレーザー治療、イオン導入など症状に合わせて治療を組み合わせた施術が効果的です。

 

早く改善したい!ニキビの種類

ニキビは段階によって「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」「黄ニキビ」の4種類に分けられます。順番に詳しく見ていきましょう。

白ニキビ

ニキビの初期段階で見た目が白~乳白色です。毛穴に皮脂が詰まった状態で、外見ではわかりにくいですが皮膚の内側では皮脂が溜まっています。

黒ニキビ

白ニキビから少し段階が進み、悪化した状態になると、溜まった皮脂が盛り上がり、あいた毛穴から酸素に触れた皮脂が酸化して黒くなります。この状態を「黒ニキビ」と呼び、白ニキビと合わせて「コメド」「面ぽう」などとも呼ばれ、触ると肌がざらざらするという特徴があります。

赤ニキビ

黒ニキビがさらに悪化すると、毛穴に溜まった皮脂に菌が繁殖し、炎症を起こしてニキビとその周辺の皮膚が赤く腫れあがります。一般的にこの状態が「ニキビ」と呼ばれるもので、人によってはかゆみや痛みを伴うでしょう。

 

赤ニキビができる原因

赤ニキビができる原因は以下のとおりです。

 

肌表面への刺激

皮膚は刺激を受けた際に、刺激から守ろうとして角質を硬く、かつ厚くしてしまいます。その結果、毛穴が収縮して詰まりやすい状態になり、赤ニキビの原因となるアクネ菌が繁殖しやすくなるのです。

 

肝機能の低下

肝臓は、体のなかに取り込まれた毒や老廃物を処理する臓器です。しかし、肝機能が低下すると、体のなかの毒や老廃物をうまく処理できなくなることも。

処理できなかった毒や老廃物が毛穴につまることで、アクネ菌が増殖して赤ニキビの原因になります。肝機能の低下を防ぐために、暴飲暴食や生活習慣の乱れ、睡眠不足やストレスが多い環境を避けるとよいかもしれません。

 

ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモンのひとつである黄体ホルモン(プロゲステロン)や、男性ホルモン(テストステロン)はニキビの原因になりやすいです。これらのホルモンは皮脂の分泌を促しますが、過剰に分泌されると毛穴が詰まり、ニキビになる可能性があります。

 

乾燥

顔の皮膚は、表面が水分と油分で覆われています。しかし空気中が乾燥すると皮膚の水分が蒸発し、皮膚を保護するために皮脂の分泌を促進します。とくに紫外線を浴びたあとや洗顔後の肌は乾燥しやすいため、適切に保湿をするとよいでしょう。

黄ニキビ

赤ニキビがさらに重症化すると、繁殖した菌が膿を出します。赤く腫れた患部の中心で、毛穴の中で溜まった膿が黄色く見えるため「黄ニキビ」と呼びます。

この状態のニキビを自分の手で潰してしまう人もいますが、悪化する可能性があるので潰したり触ったりせず、皮膚科を受診することがおすすめです。

なかなか治らない!?大人ニキビの対処

大人ニキビは思春期を過ぎても悩まされる厄介な存在です。特にストレス、ホルモンバランスの変化、不規則な生活習慣が大きな要因とされています。まず、日常生活の見直しが重要です。睡眠不足や栄養バランスの偏りは肌に悪影響を及ぼすため、規則正しい生活を心がけることが基本です。


また、生活環境や仕事のプレッシャーなどからくるストレスは、肌の炎症を引き起こす原因となります。 年齢を重ねることで皮脂分泌が変化し、ターンオーバーが乱れることもニキビの治りにくさにつながります。


こうした要因を踏まえると、適度な運動や趣味の時間を持つことが心身のリフレッシュに役立ちますが、根本的な問題解決には専門的な治療が重要です。セルフケアで改善できる部分は改善しつつ、皮膚科医や美容クリニックのドクターなど、大人ニキビの症状に詳しい専門家による診断をもとに具体的な治療プランを組み立て、効果的にアプローチできます。


特に大人ニキビは症状に応じて多様な治療法が存在しますので、適切な対策を行うことで改善が期待できます。

自宅でできるニキビの応急処置

自宅でできるニキビの応急処置

軽度な段階である白ニキビ、黒ニキビの状態であれば、自宅で応急処置できます。前述のように、抗炎症薬を塗布したり、ニキビパッチを貼ったりすることで症状は改善します。

また、脂っこいものや甘いものを控えたり、肌にいい食べ物を積極的にとったりすることで、さらに改善効果が見込まれるでしょう。

 

市販薬で大人ニキビを改善したいと思ったら

大人ニキビを治すために市販の薬の活用も選択肢の一つです。市販薬には、主に外用薬と内服薬があり、それぞれ異なる作用機序を持っています。 外用薬には、抗炎症成分や抗菌成分が含まれており、ニキビの原因となるアクネ菌の繁殖を抑え、炎症を緩和します。

一般的に、サリチル酸やベンゾイルペルオキシドを含む製品は、毛穴の詰まりを改善し、ニキビの予防や治療用として販売されています。また、ビタミンC誘導体を含むクリームは、肌のターンオーバーを促進するので大人ニキビができてしまった跡の改善に使う方も多いです。

内服薬に関しては、医師の診断を受けてから内服するようにしましょう。
ただし、市販薬を使用する際には注意が必要です。自分の肌質やニキビの種類に合った薬を選ぶことが大切ですし、過剰な使用は逆効果になり得るため、適正な使用量を守ることが求められます。いずれにせよ、市販薬では効果に限度があるため、特に重症化している場合や繰り返しニキビが出てしまうような時には、皮膚科医や美容クリニックのドクターなどに相談して見ましょう。

大人ニキビにはニキビパッチもおすすめ

ニキビパッチはハイドロコロイド製剤(創傷被覆材)を主成分としてつくられています。ハイドロコロイド製剤は、傷口から染み出す体液を閉じ込めて治癒を促進する効果があるのが特徴。ニキビから分泌する皮脂や汚れも吸収してくれるので、ニキビの治癒促進にも効果的です。

 

ニキビパッチのなかには、抗炎症作用を持つティーツリーやサリチル酸などの成分が含まれている場合もあります。ニキビの大きさや炎症の程度にあわせて選ぶとよいでしょう。

また、ニキビパッチを使用する前は肌を十分清潔にし、水分や油分を取り除いた上で貼付するのがおすすめです。

 

ニキビパッチを使用したユーザーの多くは「ニキビの赤みが減少した」「ニキビが小さくなって目立たなくなった」という感想を挙げています。しかし、ニキビの状態や体質により効果が出ない場合もあるでしょう。

また、指定期間以上貼り付けていても効果がみられない際は、皮膚科を受診するとよいでしょう。

ニキビパッチとは?その仕組みを解説

ニキビパッチは、ニキビができやすい部分を保護するための小さなシールです。多くのパッチはハイドロコロイド製(創傷被覆材)で、汚れや細菌、その他の外部刺激から肌を守るバリアを作ります。

 

シールを貼ることで、ニキビを触ったり、潰したりすることによる刺激を防ぐのに役立ちます。

 

ニキビパッチについて

ニキビパッチはハイドロコロイド製剤(創傷被覆材)を主成分としてつくられています。ハイドロコロイド製剤は、傷口から染み出す体液を閉じ込めて治癒を促進する効果があるのが特徴。ニキビから分泌する皮脂や汚れも吸収してくれるので、ニキビの治癒促進にも効果的です。

 

主要成分とその作用

ニキビパッチのなかには、抗炎症作用を持つティーツリーやサリチル酸などの成分が含まれている場合もあります。ニキビの大きさや炎症の程度にあわせて選ぶとよいでしょう。また、ニキビパッチを使用する前は肌を十分清潔にし、水分や油分を取り除いた上で貼付するのがおすすめです。

 

種類と選び方

 

ニキビパッチは大きく分けて、肌を保護・保湿する「整肌タイプ」、肌を守る「皮膚保護タイプ」、膿などの滲出液を吸収する「滲出液吸収タイプ」の3種類あります。ニキビの状態に合わせて選ぶことがポイントです。

 

【整肌タイプのニキビパッチ】

ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分や肌を整える成分が配合されているため、肌荒れを防ぎながらニキビケアができます。肌が乾燥しがちな方におすすめです。

 

【皮膚保護タイプのニキビパッチ】

ニキビをついつい触ってしまう方には、皮膚保護タイプのニキビパッチがおすすめです。特にニキビの初期段階である白ニキビにおすすめです。髪の毛が触れてしまう、就寝時に寝具のこすれが気になるなど、外部刺激からニキビを保護することができます。

 

【滲出液吸収タイプのニキビパッチ】

膿が溜まった状態の黄ニキビの保護には、滲出液吸収タイプのパッチがおすすめです。ハイドロコロイドという親水性ポリマーで作られている商品が多く、ニキビがつぶれたときの膿や滲出液を吸収するため、患部を清潔に保つことができます。

 

ニキビの症状に合わせてうまく使い分けましょう。

薬局で買えるニキビパッチの効果

 

市販されているニキビパッチには様々な種類があり、それぞれ異なるサイズや成分を含んでいます。ニキビの大きさや炎症の程度に合わせて適切なサイズや成分を含むパッチを選ぶことが大切です。

主な効果は、ニキビの炎症を鎮め、治癒を促進することです。ヒドロコロイド素材が皮脂や膿を吸収し、ニキビの上から物理的な保護層を作ることで、外部刺激から守ります。

実際の効果とユーザー体験

ニキビパッチを使用したユーザーの多くは「ニキビの赤みが減少した」「ニキビが小さくなって目立たなくなった」という感想を挙げています。しかし、ニキビの状態や体質により効果が出ない場合もあるでしょう。また、指定期間以上貼り付けていても効果がみられない際は、皮膚科を受診するとよいでしょう。

 

効果的な使用方法

ニキビパッチを最大限に活用するためには、正しい使用方法を理解することが重要です。まず、使用する前に肌を清潔にし、パッチを貼る部位の油分や水分を拭き取ります。

次に、適切なサイズのパッチをニキビに貼り、指定された時間(通常は数時間から一晩)放置します。指定された時間が経過した後に、パッチをゆっくりと剥がします。

使用時の注意点として、化膿がひどい場合は医療機関に相談すること、肌に異常を感じたらすぐに使用を中止することです。

正しく使用すればニキビ治癒をサポートできますが、誤った使用は肌トラブルを起こしますので注意が必要です。

 

ニキビパッチの副作用

ニキビパッチは、人によりかゆみや発疹などの副作用が出る場合があります。多くの場合副作用は一時的なもので、使用を中止すれば改善する軽度な場合がほとんどです。

しかし、念のためパッチテストを行うのもポイント。使用前には腕の内側などに小さく切ったニキビパッチを貼り付け、問題が起きないかテストするとよいでしょう。ニキビパッチを剥がす際は、優しく取り除くのも大切です。強く剥がすと皮膚にとって刺激になり、傷つけるケースもあります。

 

鼻にできるニキビの対処法

大人ニキビはホルモンバランスの乱れやストレス、生活習慣が主な原因です。特に鼻にできるニキビは、皮脂腺が活発で毛穴が詰まりやすく、これらの要因によって悪化します。即効性のある治療法としては、抗炎症効果のある外用薬やビタミンC誘導体を含むスキンケアが有効です。さらに、十分な睡眠とバランスの取れた食事も重要です。
藤井クリニックでは、鼻ニキビを含む個々の症状に合わせた効果的な治療法を提案しています。悩まずにご相談ください。

クリニック・医療機関でできるニキビの応急処置

一方で、ニキビでも医療機関を受診した方がいいケースもあります。

赤ニキビがさらに悪化して膿が溜まった「黄ニキビ」になってしまったり、ニキビが顔全体に広がってしまったり、ニキビそのものに痛みやかゆみがある場合は早めに医療機関を受診してください。

また、市販薬を使用し続けて1週間以上経っても改善が見られない場合は、ニキビと症状が似ている別の皮膚疾患の可能性もあります。ニキビだからとためらわないで、医療機関へ相談しましょう。

クリニック・医療機関で受けられるニキビ治療の例としては、下記が代表的です。

  • ケミカルピーリング
  • イオン導入
  • 美肌再生フラクショナルRF
  • ダーマペン
  • エレクトロポーション  ほか
内服薬、外用薬の処方などもありますが、カウンセリングを受けて最適な治療を受けるようにしましょう。

要注意!ニキビが悪化するケース

ニキビの悪化には次のような場合があります。

ニキビを自分の手で潰してしまう

「ニキビに触ってはいけない」という注意がある一方で、「ニキビを潰すと治りが早い」という説もあります。

これは皮膚科医が器具を使って皮脂を押し出す治療を見て、「ニキビを潰して皮脂や膿を押し出す」という誤った判断が広まってしまったためです。

もともとは専門の知識がある医師による、消毒された器具を使って行う治療です。素人がニキビを潰してしまうと、患部の傷を広げてかえって炎症を悪化させてしまう可能性もあります。

皮膚組織を傷つけてしまうと跡が残ってしまう場合もあります。ニキビは自己判断で潰さないようにしましょう。

薬も塗らずに放置する

触ってはいけないからと言って、完全に放置してしまうこともよくありません。

ニキビを潰したり、放置したりすると、毛穴の周りの皮膚組織も壊れてしまいます。これがニキビ跡と呼ばれるものです。

肌に赤みが残ってしまったり、一部が茶色くなってしまったり、肌がデコボコしてしまったりときれいではない見た目になってしまいます。

肌にニキビ跡を残さないためには、白ニキビ・黒ニキビの初期段階で治療することが重要です。早い段階で薬を塗って、炎症が起こらないうちに対処しましょう。

一日に何度も洗顔してしまう

他に、ニキビを悪化させる原因に「過剰な洗顔」も挙げられます。
肌を清潔に保つことは重要ですが、一日に何度も洗顔することで、同じだけニキビに触れてしまうためです。

また、洗顔した後の肌は乾燥しやすく、何度も洗顔すると肌がダメージを受けてしまうので、かえってニキビができやすい状態なってしまいます。

ニキビを悪化させないために、「自分の手で潰さない」「薬も塗らずに放置しない」「過剰に洗顔しない」この3点をらを心がけていきましょう。

メイクで隠す

白ニキビや黒ニキビなど、炎症を伴っていない状態のニキビの場合、メイクで隠すことも可能です。

しかし、ニキビにコンシーラーやファンデーションを塗布して隠すと、毛穴の詰まりや刺激が原因で悪化するケースもあるでしょう。

ニキビが悪化すると、今度はメイクで隠せないほど大きくなったり、ニキビ跡になったりする場合もあります。なるべく患部のメイクは控え、清潔に保つのがおすすめです。

ニキビができにくい肌にするために

ニキビができやすい人・そうでない人は、肌質、体質など個人によって異なります。

ニキビの基本的な予防法は「規則正しい生活習慣」と「日々のスキンケア」です。基本的なことではありますが、1つずつ確認しておきましょう。

ニキビができにくい肌にするためには、ニキビの3つの原因、毛穴の詰まり・アクネ菌の増殖・皮脂の過剰な分泌を防ぐことが重要です。

規則正しい生活を送る

「規則正しい生活習慣」と「日々のスキンケア」で体内からバランスを整えていく必要があります。

  • 十分な睡眠をとること
  • ストレスをためないこと

上記はとても大切で、睡眠時間が不足していたり、体にストレスがかかったりすると、肌のターンオーバーの乱れからニキビの発生につながることがあります。

ターンオーバーを正常化することによって、毛穴の詰まりを減らすことができます。

また次のことにも気をつける必要があります。

  • お酒や脂っこいものは控える
  • バランスの良い食事をとる

糖分や油分を取りすぎると皮脂が過剰に分泌されてしまいます。とりすぎには注意しましょう。

また、脂質の代謝を促す栄養素・ビタミンB群やビタミンCが含まれる野菜や果物、納豆などを積極的に取り入れて栄養バランスのいい食事をとることで、ニキビ予防の効果が促進されます。

適度な洗顔・スキンケアを行うこと

先述した通り、過剰な洗顔はニキビができやすい肌になってしまうので逆効果です。

正しい洗顔とは、朝晩・1日2回、刺激の少ない洗顔料を選び、きめ細かい泡をしっかり泡立て、こすらないように顔全体を包み込んだ後、ぬるま湯できっちり洗い流すことです。

清潔なタオルで肌を抑えるようにして水分を拭き取り、最後は化粧水などでしっかりと肌を保湿しましょう。
「肌を清潔にすること」「保湿を十分に保つこと」が、日々のスキンケアにおける重要なポイントです。

肌の清潔を維持するケアを

毛穴に詰まった皮脂の汚れや老廃物を洗い流し、肌を清潔に保つ点を意識するとよいでしょう。

乾燥により肌のバリア機能が低下すると、ニキビが発生する原因になります。洗顔をした後は、化粧水からクリーム・乳液の順番で肌に水分を閉じ込めるとよいでしょう。ニキビが発生しやすい部位には、オイルやクリームの使用は避けたほうがよいです。

 

清潔な寝具を使う

直接的に、肌に雑菌をつけないことも大事です。清潔な寝具を使えば、雑菌の繁殖を防げます。特に、就寝中に顔が触れやすいシーツや枕カバーはこまめに取り換えて清潔な状態を保ちましょう。

肌を刺激しないように気を付ける

肌を極力刺激しないようにスキンケアを行うのも大切。洗顔は30秒から1分以内で、スクラブや洗顔ブラシの使用は避けて、たっぷりの泡で包み込むように洗うのが効果的です。洗顔後は肌を擦らずに、タオルを押し当てるようにして拭き取りましょう。

紫外線対策もしっかりと

紫外線対策も大切です。日焼け止めやサングラス、帽子などで患部に紫外線が当たらないようにすることで皮脂の酸化を防ぎ、ニキビの発生や悪化を避けられます。

ニキビをメイクでカバーするには

ニキビをメイクで隠すと毛穴のつまりが原因で悪化するケースがありますが、どうしてもメイクでカバーしたい時の方法を解説します。

まずはファンデーションに注意する必要があります。油分はアクネ菌のエサとなり、ニキビが悪化することもあります。ファンデーションを塗るのであれば、クリームタイプよりパウダータイプがおすすめです。

また、ニキビを隠すメイクのポイントを3紹介します。

 

・自分の肌より少し「暗めの色」のコンシーラーを選ぶ
・ニキビの赤みには「グリーンカラー」がおすすめ
・ニキビケアもできるコンシーラーを「叩き込みながら」なじませること

 コンシーラーについては購入時にニキビでも使用出来るか確認をおすすめします

3つのポイントに注意することでニキビの悪化を抑えながら、メイクで隠すことができます。

ニキビを治すには内部からのケアも大切

ニキビの発生を防ぐためには、内側からのケアも大切です。普段より多めに睡眠をとって肌の回復を促進したり、ビタミンCを摂取したりして肌の炎症を抑えるとよいでしょう。

 

いつもより多めの睡眠を取ろう

 

肌のターンオーバーを促す成長ホルモンは睡眠中に分泌され、質の良い睡眠は新陳代謝の向上や傷ついた細胞を修復する効果があります。

 

反対に睡眠が足りないと肌のターンオーバーを促す成長ホルモンが不足し、肌に古い角質が残ってしまいます。毛穴に古い角質が詰まりやすくなり、ニキビが生じやすくなります

<H3> ビタミンCを摂取しよう
ビタミンCは、ニキビやニキビ跡の改善に効果的な栄養素です。その効果は、主に以下の4つの働きによるものです。

【抗炎症作用】

ビタミンCは、炎症を抑える働きがあります。ニキビは、毛穴に皮脂や汚れが詰まり、炎症を起こすことで発生します。ビタミンCを摂取することで、炎症を抑え、ニキビの悪化を防ぐことができます。

【皮脂抑制】

ビタミンCには、皮脂の分泌を抑える働きがあります。皮脂の過剰分泌は、ニキビの原因の一つです。ビタミンCを摂取することで、皮脂分泌を抑え、ニキビの発生を予防することができます。

【コラーゲン生成促進】

ビタミンCは、コラーゲンの生成を促進する働きがあります。コラーゲンは、肌の弾力やハリを保つために必要な成分です。ニキビ跡の凹凸を改善するためには、コラーゲンの生成が不可欠です。

【メラニン生成抑制】

ビタミンCには、メラニン色素の生成を抑える働きがあります。メラニン色素は、シミやくすみの原因となる物質です。ニキビ跡の色素沈着を薄くするためには、メラニン色素の生成を抑えることが重要です。

ビタミンCを効果的に摂取するには、レモン、キウイ、パプリカ、ブロッコリー などの食材を日常的に取り入れることが大切です。

特に加熱するとビタミンCが失われやすいため、生のまま食べるのがおすすめです。また、サプリメントを活用するのも一つの方法 ですが、過剰摂取には注意しましょう。

ビタミンCを積極的に摂取し、内側から健康的な肌を目指しましょう!

自分に合った方法でストレスを解消しよう

ストレスを受けると男性ホルモンやノルアドレナリンが分泌し、皮脂の分泌を促進します。過剰な皮脂はニキビの原因になるため、ストレスを受けにくい環境に身を置くよう意識するとよいでしょう。

ニキビ痕(ニキビ跡)を消すには?

ニキビ跡とは、ニキビが治った後に残る赤みや色素沈着、凹み、クレーターなどを指します。炎症を伴うニキビの場合は、少なからず何かしらのニキビ跡を伴います。

 

軽症のニキビの場合はニキビ跡を残さずきれいに治すことができますが、ニキビによってひどい炎症が起こると皮膚の奥までダメージが与えられ、なかなか消すことができないニキビ跡として残ってしまいます。

(1)赤みをともなうニキビ痕

赤みのあるニキビ跡は、軽度であれば肌のターンオーバーによって徐々に薄れ消えていきます。しかし炎症がひどく皮膚の深い部分までダメージが与えられている場合は、時間が経ってもなかなか赤みを消すことができません。

 

この場合は医療機関などで消す治療が必要になります。 

 

(2)紫色のニキビ痕

紫ニキビとは、ニキビの悪化がかなり進んだ状態で、膿や血液が溜まり炎症を起こしたニキビを指します。

 

紫ニキビは悪化しすぎた状態なため、治しても高い確率で「ニキビ跡」としてボコッとしたクレーターのような痕を残すケースがほとんどです。そのため、見つけたら早期の治療が必要です。

 

(3)茶褐色のニキビ痕

ニキビ跡が茶褐色に変わる主な原因は、メラニン色素の過剰な生成にあります。炎症が生じると、肌は自身を保護するためにメラノサイトを活性化させます。

 

メラノサイトはメラニン色素を生産する細胞で、通常は肌を日焼けから守る役割を担っています。メラニンの生成が過剰になると、肌の特定の部分に色素が沈着し、茶褐色のニキビ跡として残ってしまうのです。

炎症を伴うニキビが治った後によく見られるため、この段階ですぐにケアすることが重要です。

色素沈着は時間が経つにつれて薄くなることもありますが、場合によっては専門的な治療を必要とすることもあるため、気になる場合は早めに医療機関に相談しましょう。

(4)クレータータイプのニキビ痕

ニキビ跡によってできたクレーター毛穴を自力で治すのは難しいと言われています。開き毛穴や詰まり毛穴とは違い、どれだけ丁寧なスキンケアをおこなってもほとんど改善は見られないでしょう。

ただし、クレーター毛穴に進行することを予防する方法はいくつかあります。ニキビができてしまったら、「肌を清潔に保つ」「水分と油分のバランスを整え保湿する」「肌を刺激しない」ことを意識した正しいスキンケアと、規則正しい生活習慣、健康的なライフスタイルへの改善を心けましょう。

(5)赤く盛り上がるニキビ痕

赤く盛り上がり、膿んだニキビを治すポイントは、早期発見・早期治療です。アクネ菌などの細菌感染を合併すると、白い膿を伴う赤いニキビになる場合もあります。

痛み、熱感、発赤などを伴い、腫れてしまうこともあります。赤いニキビは、毛穴が詰まった「白ニキビ」にアクネ菌などの細菌感染が合併した状態であることが多いので、細菌を抑える抗生剤が必要になります。

抗生剤は、塗り薬と飲み薬があり、症状が強いなど、赤いニキビが多発している場合は、飲み薬が必要になります。また、白い膿を伴う赤いニキビの場合は、滅菌された針でニキビを刺し、膿を出す処置を行うこともあります。

ニキビ痕の治療法:赤みや色素沈着をともなうニキビ痕

炎症後に赤みが残っているなど、色素沈着を起こしているニキビ痕には、まず外用薬による治療が行われることが一般的です。

外用薬には、保湿や血行促進、抗炎症などの効果を持つ「ヘパリン類似物質」や、ニキビの炎症を抑え色素沈着を改善する「ビタミンC誘導体」、美白剤として知られる「ハイドロキノン」などがあります。

また、必要に応じて内服薬が処方されます。外用薬や内服薬は、種類によって保険適用になる場合とならない場合があるので、診察の際に、確認しておくようにしましょう。

さらに、医療機関では、ターンオーバーを整える治療や、色素沈着自体に直接作用する治療を受けることができます。自分に合ったケアを取り入れることで、より早く健康的な肌を目指せます。

<クリニックでできること>

セルフケアを続けてもニキビが治らなかったり、悪化したりする可能性は誰にでもあります。そんな時はクリニックや医療機関にご相談ください。適切な薬の処方だけでなく、肌の状態に合わせてスキンケア用品や専用機器による治療の提案もあります。

ニキビの治療で、クリニックや医療機関を受診する際に、皮膚科と美容皮膚科の選択肢があります。

皮膚科では、すでに発生してしまったニキビを含む皮膚疾患に対する治療が可能で、保険が適用されます。一方、美容皮膚科では、今あるニキビの治療だけでなく肌質改善などの根本治療も可能ですが、保険適用外のため皮膚科よりも料金がかかります。

初回の問診が無料のクリニックも多いので、今のニキビを治療したいのか、ニキビができやすい肌を改善したいのかなど、自身でもよく考えて受診先を選んでください。

一晩でニキビを治したい人への肌質改善や根本治療としては、次のような施術をおすすめします。

ケミカルピーリング

皮膚にピーリング剤を塗布し、古い角質を取り除く治療

イオン導入

水溶性の有効成分を電気分解し、微弱電流で皮膚に浸透させる治療

美肌再生フラクショナルRF

ラジオ波を点状に照射し、皮膚にあけた小さな穴から熱エネルギーを与えて肌の再生をする治療

ダーマペン

超極細針で肌に一時的に小さな穴をつくり、皮膚の回復力を向上させる治療

エレクトロポーション

電気の力によって、一時的に小さな隙間を作り、美容成分を肌に浸透させる治療

 

 

美容皮膚科で受けられるダーマペンの症例

施術名ダーマペン ハイラアクティブ
施術の説明 「ダーマペン」とは、非常に細い針を使用することによって肌の表面に小さな穴を作り、肌の自然治癒力を向上させることを目的とした施術です。また、ダーマペン4などの機器名を指すこともあります。
ダーマペン施術で使用する針は、髪の毛よりもさらに細い超極細針になりますが、施術用美容液と組み合わせて使用することで、皮膚上に塗布した美容液を皮膚の内部にまで届けることが可能です。その為、美容液との組み合わせによっては、新陳代謝を促進するだけではなく毛穴の開きや毛穴のたるみ、色素沈着といったお肌の悩みへの対策としても期待できます。 個人差はあるものの、複数回の施術を受けることでより変化を実感しやすい施術です。
施術のリスク
(副作用)
ダーマペンは施術により小さな穴を肌に開けます。通常この穴は数時間でふさがるものですが、施術後に赤みが長引く場合があります。数日でおさまるのでご安心ください。さらに、傷口が治りにくい方の場合は痕が残る可能性はゼロではありません。
加えて、施術後には紫外線に注意する必要があります。これは、過度な日焼けをすると色素沈着が起こるケースがあるためです。そのため、紫外線対策をしっかりと行いましょう。
施術の価格 美白、美肌、毛穴基本治療 ハイラアクティブ (全顔または首) 27,500円(税込) 24,750円✕3回(税込)

 

 

ダーマペンに関するよくある質問

Qどのくらいの頻度で治療を受けたらいいですか?

A.出血しない深さでの治療あれば2-4週間おきに、出血する深さの治療であれば6-8週間おきに受けてください。

Qどのくらいの頻度で治療を受けたらいいですか?

A.ほとんどの方が一度の治療で肌質の変化を感じられていますが、3-5回の治療を受けるとより効果を実感できます。

Q治療時間はどれくらいかかりますか?

A.麻酔クリームを塗布してから30分放置し、施術時間は約20分です。

Q治療中の痛みはありますか?

A.麻酔クリームを塗布してから処置するため、基本的に施術中の痛みはほとんどありません。

Qダウンタイムはありますか?

A.赤み、ヒリヒリ感は24~36時間程度続きます。その後、数日から1週間程度は皮むけがしやすく、一時的にメイクのりが悪くなります。

Q施術後に洗顔や化粧は控えた方が良いのでしょうか?

A.施術後12時間は顔を濡らさないようにしてください。その後は普段通りの洗顔、スキンケア、メイクは可能です。(施術当日の洗顔やメイクは避けてください)

Q治療を受けられない人はどのような人でしょうか?

A.出血傾向のある方(抗凝固薬内服中など)、局所麻酔薬のアレルギーのある方、金属アレルギーやラテックスアレルギーのある方、治療部位に重度の炎症性ニキビのある方、妊娠中の方など。詳しくは当院にお問い合わせください。

 

 

まとめ

今回は、ニキビの原因や対処法、ニキビになりにくい肌になるための方法などについてご紹介しました。

生まれてからニキビができたことがない人はほとんどいません。しかし、気になるからといって思わず潰してしまったり、ニキビに悩みながらも脂っこいものが止められなかったり、ニキビについて知らなかったこと・気付かなかったこともあったのではないでしょうか。

ニキビについて学んだことで、適切な処置や予防策についても正しく知ることができたなら、今後ニキビができてしまっても悪化させずに対処できるかもしれません。

まずは自分では決して触らず、薬を塗って、生活習慣を改めていきましょう。
それでもニキビが治らなかった、もしくは重症化してしまった場合は、クリニックや医療機関を受診してください。一人で悩まず、医師と共に解決しましょう。

 

 

ダーマペン

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ご相談は、初診・再診問わず、お電話・WEBフォーム・LINEにて受付中です。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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