公開日: 2024年02月28日

更新日: 2025年06月09日

美容液は必要? その効果を解説します!

10秒でわかるこの記事の要約
  • 美容液は特定の肌悩みに集中ケアができ肌トラブルの改善が期待できる基礎化粧品
  • 美容液は保湿、美白、ニキビケア、シワ・たるみ改善、皮脂抑制、肌荒れ防止に効果がある
  • 悩みに合わせてヒアルロン酸、トラネキサム酸、レチノールなどの成分を選ぶと良い
  • 自宅ケアで限界を感じたらポテンツァやレーザートーニングなど美容皮膚科での治療がおすすめ

 

肌のお悩み改善や、今よりも肌のハリをよくしたいと、美容液を使っている方は多くいるでしょう。

美容液を使うと、お肌にはどのような効果が期待できるのでしょうか。今回は、美容液が持つ効果について、徹底解説します。

 

 

美容液とは?

美容液は、シワやハリ・たるみなど、特定の肌悩みにアプローチし集中ケアができる基礎化粧品のひとつです。

いつものスキンケアに美容液を加えることで、肌トラブルの改善が期待できます。

美容液は、肌の悩みがない人は使わなくてもよいこともあります。

特に肌の水分量が多い人で、肌トラブルや悩みが少ない場合は、美容液を使わず基礎化粧品だけで十分なこともあるのです。

水分量が減ってくると、肌トラブルに悩まされることがあるため、肌の変化に合わせて美容液を活用しましょう。

 

 

美容液の効果

保湿効果

乾燥肌に悩んでいる方には、保湿効果を期待できる美容液がおすすめです。

肌の水分量は、歳を重ねるごとに減少します。水分量が減ることで、肌のバリア機能が低下し、外部刺激から守る力も低下してしまいます。

保湿効果のある美容液を使って水分を肌にたっぷりと浸透させることで、肌の水分量を増やし、ハリやツヤを復活させられるでしょう。 

美白効果

日焼けによるシミやそばかすなどのダメージを防ぎたい人には、美白効果のある美容液がおすすめです。

トラネキサム酸やコウジ酸が含まれる美容液は、日焼けのダメージを防止する効果が期待できます。

シミやそばかすは色素沈着で生じるため、できる前の予防が大切です。
美白効果のある美容液は、すでにできてしまっているシミへアプローチして肌が白くなる製品ではないため、気をつけましょう。

ニキビケア

ニキビケアを目的として美容液を取り入れたい方には、グリチルリチン酸やアラントインなどの成分が含まれた医薬部外品をおすすめします。

ニキビの予防やニキビ跡の改善が期待できるでしょう。
ただし、ニキビができている部分に美容液を塗ると、しみる場合や荒れ方が酷くなる場合もあります。

美容液が肌に合わない場合は洗い流し、使用を停止して皮膚科へ相談しましょう。

シワやたるみのケア

顔のシワやたるみが気になる方には、レチノールやナイアシンアミドなどの成分が含まれた美容液や、ターンオーバーの促進を促す美容液がおすすめです。

エイジングケアに特化した美容液には、この効果を期待できる商品が多くあります。

顔全体に塗布する商品や、気になる場所に細かく使う部分美容液も発売されています。

 皮脂の抑制

顔の脂っぽさが気になる方は、皮脂を抑制する効果の期待できる美容液がおすすめです。

皮脂が多く分泌される方は、あぶらとり紙や洗顔で皮脂を除去します。しかし、皮脂は除去しすぎてしまうと、別の肌トラブルにつながる可能性があります。

皮脂分量のコントロールができる美容液を活用することで、大人ニキビの予防や日常の肌ストレスから解放されるでしょう。

肌荒れの防止

少しの刺激や環境の変化で肌荒れの症状が出てしまう方には、肌荒れを防止する薬用美容液がおすすめです。

肌荒れや乾燥など、自分の肌荒れトラブルに合わせた薬用美容液を選ぶことで、症状の改善が期待できます。

薬用美容液には、有効な成分がそれぞれ一定量含まれている商品もあります。自分の肌悩みを把握し、症状に合わせて商品を選びましょう。

 

肌の悩みは美容皮膚科へ

自宅でのスキンケアで改善が見られない場合は、美容皮膚科への受診もおすすめです。

大阪梅田・藤井クリニックでは、肌トラブルに合わせてさまざまな治療法をご提案しています。

毛穴やハリが気になる方には、「ポテンツァ」がおすすめです。1回の施術で高い効果を期待でき、ニキビ跡の改善やハリを取り戻す効果があります。

また、肌のくすみを改善したい方には、「レーザートーニング治療」がおすすめです。

肝斑治療だけでなく、シミやくすみなどの色ムラも改善して、明るく透き通るような肌へ導きます。

 

まとめ

美容液で期待できる効果について解説しました。

自分が持つ悩みに合わせて美容液を選ぶことで、症状を改善でき、肌をよい状態へと導きます。

また、自宅でのスキンケアで限界を感じる方は、美容皮膚科で受診をしましょう。

プロだからこそできる治療法で、肌の状態を改善します。

この記事を書いた人

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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