公開日: 2023年11月30日

更新日: 2025年06月09日

秋に毛穴が目立つのはなぜ?正しいスキンケアで肌トラブルを予防しよう

10秒でわかるこの記事の要約
  • 秋に毛穴が目立つのは夏のダメージ蓄積や冬への乾燥、ホルモンバランスの乱れのため
  • 毛穴開きの放置は角栓増加や黒ずみ、ニキビなど更なる肌トラブルにつながる
  • 毛穴開きを防ぐには徹底した保湿と正しい洗顔クレンジングが重要
  • セルフケアで改善しない毛穴開きは美容皮膚科でのレーザートーニングやダーマペンが有効

 

秋になると、毛穴の悩みを持つ方は少なくありません。なぜ秋は毛穴が目立ちやすいのでしょうか。今回は、秋に毛穴が目立ちやすい理由と、毛穴開きを防ぐスキンケア方法をご紹介します。

 

秋に毛穴が目立つのはなぜ? 

 

四季のある日本は、季節ごとに肌の悩みが生じやすい環境です。そのうち秋に悩む人が多い肌トラブルの一つに毛穴開きがあります。

 

秋に毛穴が目立つ主な理由は、以下のとおりです。

 

  • 夏のダメージの蓄積
  • 冬に向けての乾燥
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 夏用のスキンケアの使用

 

それぞれの理由について詳しく解説します。

 

夏のダメージの蓄積

特に紫外線が降り注ぐ夏は、ケアをしていても肌にダメージを受けます。夏に蓄積した肌のダメージが、秋になって毛穴開きとして現れるようになるのです。

 

夏の蓄積したダメージが秋に毛穴として現れる理由は、「A波」と呼ばれる紫外線が肌のハリや弾力の元となるコラーゲンやエラスチンを破壊するためです。コラーゲンやエラスチンが失われた肌はたるみが生じ、毛穴が下に引っ張られることで毛穴開きが生じます。

 

冬に向けての乾燥

冬に向けての乾燥が毛穴開きの原因となることも、珍しくありません。

 

冬に近づくにつれて空気が乾燥すると、夏のダメージが蓄積した肌はさらに水分を失います。肌の水分不足を補うために皮脂を過剰分泌し、毛穴が開くことにつながるのです。

 

また、冬は外気だけではなく、室内もエアコンの使用などによっても乾燥します。室内の乾燥を防ぐには、加湿器を使用する、濡れたタオルを干すなどの工夫が有効です。

 

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れが原因の可能性もあります。

 

季節の変わり目は、体調不良やホルモンバランスの乱れを引き起こしやすいといえます。とくに秋は夏のダメージが蓄積しているため、ホルモンバランスが乱れやすい季節です。

 

ホルモンバランスが乱れると、ターンオーバーが乱れたり肌の抵抗力が低下したりして、肌がゆらぎやすくなります。肌がゆらぐことで、毛穴の開きが目立ってくるケースがあります。

 

夏用のスキンケア

夏用のスキンケアの使用も毛穴開きの原因の一つといえます。夏用のスキンケアの多くはさっぱり系であり、乾燥する時期の使用は保湿力が足りない製品も珍しくないためです。

 

保湿が十分でない肌は、乾燥を防ぐために皮脂の分泌が盛んになり、毛穴開きを引き起こします。

 

開き毛穴を放置するとどうなる?

 

開き毛穴は、放置すると角栓が増えてさらに毛穴が目立ちます。この状態を放っておくと、毛穴が黒ずんでブツブツとした肌に見えたり、炎症を起こしてニキビになったりすることもあります。

 

このように、開き毛穴を放置すると更なる肌トラブルの原因になります。毛穴の開きが目立ったら、早めにケアや必要に応じて治療を受け、早急に引き締まった毛穴を取り戻しましょう。

 

毛穴開きを防ぐ正しいスキンケア 

 

毛穴開きを防ぐためには、しっかりと保湿をすることが大切です。肌が乾燥すると、水分を補給するために毛穴の原因となる皮脂の過剰分泌を招きます。高保湿アイテムを使い、お風呂や洗顔後はしっかりと保湿をしましょう。

 

また、洗顔とクレンジングを正しい方法で行うことでも、毛穴開きを防げます。反対に洗顔・クレンジングを怠ると、メイク・汚れが皮脂や古い角質と混ざり毛穴の中に蓄積して毛穴開きの原因となります。力強く洗うのではなく、優しく丁寧に汚れを落としましょう。

 

毛穴が気になったら美容皮膚科へ 

 

毛穴が気になった場合は、早めに美容皮膚科を受診して更なる肌トラブルを防ぎましょう。美容皮膚科では、肌トラブルに適した施術が受けられるため、しっかりと肌のケアをしながら肌トラブルの解消が図れます。

 

例えば、藤井クリニックではターンオーバーを促すレーザートーニングやダーマペンなどの施術で、毛穴開きに対応可能です。

 

まとめ 

 

秋は、夏のダメージの蓄積や空気の乾燥などが理由で、毛穴開きが目立ちやすい季節です。毛穴開きが目立つ前に保湿の徹底や正しい洗顔、クレンジングで予防しましょう。

 

万が一毛穴開きが目立つ場合は、大阪梅田にある藤井クリニックにご相談ください。丁寧なヒアリングと長年の経験で培ったノウハウで、一人ひとりに合った施術をご提案致します。初診料は無料ですので、まずは藤井クリニックまでお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
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  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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