公開日: 2026年02月21日

更新日: 2026年02月18日

ヒアルロン酸注射は痛い?痛みの程度と軽減方法を徹底解説

10秒でわかるこの記事の要約
  • 「ヒアルロン酸注射に興味があるけれど、痛みが心配で踏み出せない」――そんな不安を抱えていらっしゃる方は少なくありません。美容医療の中でもヒアルロン酸注射は比較的ダウンタイムが少ない施術ですが、注射である以上、痛みへの懸念は自然な感情です。
  • 実際のところ、ヒアルロン酸注射の痛みはどの程度なのでしょうか。部位によって痛みは異なるのか、麻酔は本当に効くのか、痛みに敏感な方でも安心して受けられるのか――これらの疑問にお答えするために、本記事では痛みに関するすべての情報を詳しく解説します。
  • 30代後半から50代後半の女性にとって、痛みへの不安は施術を受ける上で大きな障壁となります。しかし、適切な麻酔と経験豊富な医師の技術により、痛みは大幅に軽減できることをご存知でしょうか。
  • この記事では、部位別の痛みの程度、麻酔の種類と効果、施術中・施術後の痛みの経過、そして痛みを最小限にするクリニック選びのポイントまで、医学的根拠に基づいた正確な情報をお届けします。痛みへの不安を解消し、安心して施術を受けていただくための一助となれば幸いです。

目次

ヒアルロン酸注射の痛みとは?基本的な理解

ヒアルロン酸注射における「痛み」と一口に言っても、実はいくつかの種類があります。それぞれの痛みの性質を理解することで、不安を軽減し、適切な対策を取ることができます。

注射による痛みの種類

ヒアルロン酸注射に伴う痛みは、主に以下の3つに分類されます。

1. 針を刺す瞬間の痛み

注射針が皮膚を貫く瞬間に感じる痛みです。「チクッ」とした鋭い痛みですが、一瞬で終わります。この痛みは、採血や予防接種を受けた経験がある方であれば、似たような感覚として理解できるでしょう。

  • 痛みの程度:軽度から中程度(個人差あり)
  • 持続時間:1秒未満
  • 軽減方法:表面麻酔、冷却、極細針の使用

2. 注入時の痛み・圧迫感

ヒアルロン酸が組織内に注入される際に感じる痛みや違和感です。「押される感じ」「重い感じ」「引っ張られる感じ」と表現されることが多く、針を刺す痛みとは異なる性質の感覚です。

  • 痛みの程度:軽度から中程度(部位により異なる)
  • 持続時間:注入中(数秒から数十秒)
  • 軽減方法:麻酔入りヒアルロン酸製剤、ゆっくりとした注入

3. 施術後の痛み・違和感

施術が終わり、麻酔が切れた後に感じる痛みや違和感です。軽いヒリヒリ感、腫れによる重さ、触ると痛むなどの症状が現れることがあります。

  • 痛みの程度:軽度(ほとんどの場合)
  • 持続時間:数時間から数日
  • 軽減方法:冷却、安静、処方された薬の使用

痛みの程度を具体的に表現すると

多くの方が気になるのは、「実際どのくらい痛いのか」という点でしょう。ただし、痛みの感じ方には大きな個人差があることを前提として、一般的な表現をご紹介します。

痛みの程度の目安

  • 「ほとんど痛くなかった」:約30〜40%の方(麻酔が十分に効いた場合)
  • 「少しチクチクする程度」:約40〜50%の方(一般的な感想)
  • 「思ったより痛かった」:約10〜20%の方(痛みに敏感な方、部位による)

※これはあくまで目安であり、実際の感じ方は個人差があります。

採血や予防接種と比較すると、適切な麻酔を使用した場合、同程度か、それより軽い痛みと感じる方が多いです。ただし、部位や注入量によっては、より強い痛みや違和感を感じることもあります。

30代後半~50代後半女性が感じやすい痛みの特徴

年齢や体質により、痛みの感じ方には傾向があります。30代後半から50代後半の女性に特有の特徴として、以下の点が挙げられます。

  • 痛覚の変化:年齢とともに痛覚がやや鈍くなる傾向がありますが、個人差が大きい
  • 皮膚の薄さ:加齢により皮膚が薄くなると、注射針が神経に近くなり、痛みを感じやすくなることがある
  • 緊張による影響:初めての美容医療への不安から緊張し、痛みを強く感じることがある
  • 更年期の影響:ホルモンバランスの変化により、痛みへの感受性が変わることがある

痛みへの不安は自然な感情

「痛みが怖い」と感じることは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、自分の体を大切にしている証拠です。多くの方が同じ不安を抱えており、それを率直に医師に伝えることで、より適切な痛み対策を取ることができます。

経験豊富なクリニックでは、痛みへの不安を理解し、一人ひとりに合わせた麻酔方法や施術の進め方を提案してくれます。遠慮せず、カウンセリング時に痛みへの懸念を伝えましょう。

【部位別】ヒアルロン酸注射の痛みの程度

ヒアルロン酸注射の痛みは、注入する部位によって大きく異なります。皮膚の厚さ、神経の分布、骨との距離など、様々な要因が影響します。ここでは、主要な部位ごとに痛みの程度を詳しく解説します。

1. ほうれい線への注射

ほうれい線は、ヒアルロン酸注射で最も施術頻度が高い部位の一つですが、比較的痛みが少ない部位でもあります。

痛みの程度

★★☆☆☆(5段階中2)

  • 針を刺す痛み:軽度。「チクッ」とする程度
  • 注入時の感覚:軽い圧迫感。「押される感じ」がある程度
  • 施術後の痛み:ほとんどない。軽いヒリヒリ感が数時間

痛みが比較的少ない理由

  • 皮膚が比較的厚く、クッション性がある
  • 筋肉の動きにより、組織が柔軟
  • 深い層に注入するため、神経への刺激が少ない
  • 経験豊富な医師が多く扱う部位のため、技術が確立されている

30代後半〜50代後半の方にとって、ほうれい線は最も気になる部位の一つですが、痛みへの不安は最小限で済む部位と言えます。

2. 涙袋(目の下)への注射

涙袋形成は人気の施術ですが、目の下は皮膚が非常に薄く、デリケートな部位です。

痛みの程度

★★★☆☆(5段階中3)

  • 針を刺す痛み:中程度。皮膚が薄いため、やや敏感
  • 注入時の感覚:軽度から中程度の圧迫感
  • 施術後の痛み:軽い違和感や重さが1〜2日

痛みを感じやすい理由と軽減方法

  • 理由:皮膚が薄く、神経が密集している。骨に近く、圧迫感を感じやすい
  • 軽減方法:
    • 表面麻酔を十分な時間(30分程度)塗布する
    • 施術前後に冷却する
    • 極細針(30G以上)を使用する
    • 少量ずつ慎重に注入する

涙袋の施術を検討されている方は、痛みへの配慮が十分なクリニックを選ぶことが特に重要です。

3. 唇への注射

唇は、ヒアルロン酸注射の中で最も痛みを感じやすい部位の一つです。しかし、適切な麻酔により、痛みは大幅に軽減できます。

痛みの程度

★★★★☆(5段階中4)

  • 針を刺す痛み:中程度から強め。神経が多いため敏感
  • 注入時の感覚:中程度の痛みや圧迫感
  • 施術後の痛み:軽い痛みや腫れが2〜3日

痛みを感じやすい理由と対策

  • 理由:
    • 神経と血管が非常に密集している
    • 粘膜に近く、敏感な組織
    • 常に動く部位のため、刺激を感じやすい
  • 重要な対策:
    • ブロック麻酔(歯科麻酔)の使用を推奨:唇の神経を直接麻痺させるため、痛みを大幅に軽減
    • 表面麻酔との併用
    • 麻酔入りヒアルロン酸製剤の使用
    • 施術前後の十分な冷却

唇への注射を検討されている方は、カウンセリング時に必ずブロック麻酔の使用について相談しましょう。

4. 顎・フェイスラインへの注射

顎やフェイスラインへの注射は、骨に近い部位への注入となるため、独特の感覚があります。

痛みの程度

★★★☆☆(5段階中3)

  • 針を刺す痛み:軽度から中程度
  • 注入時の感覚:中程度の圧迫感。骨に当たる感覚がある
  • 施術後の痛み:軽い違和感や重さが1〜2日

骨に近い部位の特徴

  • 針が骨膜に触れると、「コツコツ」とした感覚がある
  • 圧迫感や重さを感じやすい
  • 注入量が多い場合、違和感が強くなることがある
  • 表面麻酔で十分対応できることが多い

5. 額・こめかみへの注射

額やこめかみは広範囲への注入が必要な部位ですが、痛みは比較的少ない傾向にあります。

痛みの程度

★★☆☆☆(5段階中2)

  • 針を刺す痛み:軽度。複数箇所に刺すが、一回ごとの痛みは少ない
  • 注入時の感覚:軽い圧迫感
  • 施術後の痛み:ほとんどない。軽い重さを感じる程度

広範囲注入時の配慮

  • 複数箇所から注入するため、針を刺す回数が多い
  • 各注入点での痛みは少ないが、累積で疲れることがある
  • 表面麻酔を広範囲にしっかり塗布することが重要
  • 注入量が多いため、施術時間がやや長くなる

部位別痛みの比較表

注入部位 痛みの程度(5段階) 痛みの特徴 推奨される麻酔
ほうれい線 ★★☆☆☆ 比較的痛みが少ない。軽い圧迫感程度 表面麻酔で十分
涙袋 ★★★☆☆ 皮膚が薄く敏感。軽度から中程度 表面麻酔+冷却
★★★★☆ 神経が多く痛みを感じやすい ブロック麻酔を強く推奨
顎・フェイスライン ★★★☆☆ 骨に近く圧迫感あり。中程度 表面麻酔
額・こめかみ ★★☆☆☆ 広範囲だが各点の痛みは少なめ 表面麻酔を広範囲に

※痛みの感じ方には個人差があります。これはあくまで一般的な目安です。

痛みを軽減する方法:麻酔の種類と効果

ヒアルロン酸注射の痛みは、適切な麻酔により大幅に軽減できます。ここでは、主な麻酔方法とその効果について詳しく解説します。

1. 表面麻酔(麻酔クリーム)

最も一般的に使用される麻酔方法で、皮膚の表面に麻酔成分を含むクリームを塗布します。

効果と使用方法

  • 成分:リドカインやプリロカインなどの局所麻酔薬
  • 塗布方法:施術予定部位に厚めに塗り、ラップなどで密閉
  • 効き目が出るまでの時間:20〜30分程度
  • 効果の持続:1〜2時間程度
  • 痛み軽減効果:針を刺す痛みを50〜70%程度軽減

メリット

  • 簡便で安全性が高い
  • ほとんどの部位に使用できる
  • 副作用が少ない
  • 多くのクリニックで無料または低価格で提供

デメリット

  • 効き目が出るまでに時間がかかる
  • 皮膚の表面のみで、深部の痛みには効果が限定的
  • 唇など粘膜に近い部位では効果がやや弱い
  • 十分な効果を得るには、適切な塗布時間が必要

2. ブロック麻酔(歯科麻酔)

特に唇への注射で推奨される麻酔方法で、神経を直接麻痺させるため、高い痛み軽減効果があります。

効果と使用部位

  • 方法:歯科治療で使用される麻酔と同じ。神経の根元に麻酔薬を注入
  • 主な使用部位:唇(上唇、下唇)
  • 効き目が出るまでの時間:数分(即効性あり)
  • 効果の持続:1〜3時間程度
  • 痛み軽減効果:ほぼ完全に痛みを消失させる(90%以上)

メリット

  • 非常に高い痛み軽減効果
  • 即効性がある
  • 唇全体がしっかり麻痺するため、施術中の痛みがほとんどない
  • 痛みに敏感な方でも安心して受けられる

デメリット

  • ブロック麻酔自体の注射に軽い痛みがある(ただし表面麻酔後に行うため軽減される)
  • 施術後、麻酔が切れるまで唇がしびれる
  • すべてのクリニックで提供されているわけではない
  • 追加料金がかかる場合がある(無料〜5,000円程度)

唇への注射を検討している方へ

唇は痛みを感じやすい部位のため、ブロック麻酔の使用を強くお勧めします。カウンセリング時に「ブロック麻酔は可能ですか?」と確認しましょう。多くのクリニックでは、希望すれば対応してくれます。

3. 冷却

麻酔と併用されることが多い方法で、冷やすことで痛覚を鈍らせます。

効果

  • 方法:保冷剤や冷却装置で施術部位を冷やす
  • タイミング:施術前、施術中、施術後
  • 痛み軽減効果:補助的(単独では限定的だが、麻酔との併用で効果的)

併用のメリット

  • 表面麻酔の効果を高める
  • 施術後の腫れや内出血を軽減
  • 副作用がない
  • ほとんどのクリニックで無料

4. 麻酔入りヒアルロン酸製剤

ヒアルロン酸製剤自体にリドカイン(局所麻酔薬)が配合されているものがあります。

特徴

  • 成分:ヒアルロン酸+リドカイン
  • 効果:注入と同時に麻酔効果が得られる
  • 痛み軽減効果:注入時の痛みや圧迫感を30〜50%程度軽減

メリット

  • 追加の麻酔が不要な場合もある
  • 注入中に徐々に麻酔が効いてくる
  • 表面麻酔と併用することで、さらに痛みを軽減

注意点

  • すべてのヒアルロン酸製剤にリドカインが入っているわけではない
  • リドカインアレルギーがある方は使用できない
  • 製剤費用に含まれているため、追加料金は通常かからない

麻酔方法の比較表

麻酔方法 痛み軽減効果 効果が出るまで 主な使用部位 費用目安
表面麻酔(クリーム) ★★★☆☆(中程度) 20〜30分 全部位 無料〜3,000円
ブロック麻酔 ★★★★★(非常に高い) 数分(即効性) 唇が中心 無料〜5,000円
冷却 ★★☆☆☆(補助的) 即効性あり 全部位(補助的に使用) 無料
麻酔入り製剤 ★★★☆☆(中程度) 注入と同時 全部位 製剤費に含まれる

※効果には個人差があります。クリニックによって費用や提供内容が異なります。

施術中の痛みの経過と感覚

実際の施術では、どのような流れで痛みや感覚があるのでしょうか。時系列で詳しく解説します。

施術前(麻酔中)

麻酔クリーム塗布時の感覚

  • クリームを塗る際:痛みは全くなし。ひんやりと冷たい感覚
  • ラップで密閉した状態:特に感覚なし
  • 20〜30分待機:読書やスマートフォンを見ながら過ごせる
  • 麻酔が効いてくると:軽いしびれや感覚の鈍さを感じる

待ち時間の過ごし方

麻酔が効くまでの待ち時間は、リラックスして過ごすことが大切です。緊張すると痛みを強く感じる傾向があるため、深呼吸をしたり、好きな音楽を聴いたりして、心を落ち着けましょう。

施術中(注入時)

針を刺す瞬間の痛み

  • 表面麻酔が効いている場合:「チクッ」とする程度。蚊に刺されたような感覚
  • 麻酔が不十分な場合:やや強い痛みを感じることがある。すぐに医師に伝えましょう
  • 持続時間:一瞬(1秒未満)

注入時の圧迫感や違和感

  • 「押される感じ」「重くなる感じ」「引っ張られる感じ」
  • 痛みというより、違和感や圧迫感として感じることが多い
  • 部位によっては、「骨に当たる感覚」や「広がっていく感覚」がある
  • リドカイン入り製剤の場合、徐々に感覚が鈍くなっていく

施術時間の目安

  • 1部位(例:ほうれい線のみ):5〜10分程度
  • 2〜3部位(例:ほうれい線+涙袋+唇):15〜30分程度
  • 広範囲(例:額全体):20〜40分程度

施術時間が短いため、「痛みがあってもすぐ終わる」という点は安心材料の一つです。

痛みを感じたらすぐに伝えることの重要性

施術中に痛みや強い違和感を感じた場合は、我慢せずにすぐに医師に伝えましょう。

  • 追加で麻酔を使用できる場合がある
  • 注入のスピードを調整できる
  • 一時的に休憩を取ることも可能
  • 我慢することで緊張が高まり、さらに痛みを感じやすくなる

痛みを伝えることは恥ずかしくない

「痛がりだと思われたくない」「我慢しなければ」と考える必要はありません。痛みを正直に伝えることで、医師はより適切な対応ができます。信頼できる医師であれば、痛みへの配慮を最優先してくれます。

施術直後

麻酔が切れるまでの時間

  • 表面麻酔:施術後30分〜1時間程度でしびれが取れる
  • ブロック麻酔:1〜3時間程度しびれが続く
  • しびれがある間は、食事や飲み物に注意(特に唇)

軽いヒリヒリ感や重さ

  • 麻酔が切れると、軽いヒリヒリ感や違和感を感じることがある
  • 注入部位がやや重く感じる
  • 触ると痛みや違和感があるため、触らないようにする
  • ほとんどの場合、痛み止めが必要なほどの痛みではない

施術後の痛み・違和感と経過

施術後の痛みや違和感は、時間とともに変化します。経過を理解しておくことで、不安を軽減できます。

当日(施術後数時間)

麻酔が切れた後の感覚

  • 痛み:軽いヒリヒリ感や鈍い痛み。我慢できる程度
  • 腫れ:注入部位がやや腫れている。特に唇は腫れやすい
  • 内出血:針を刺した箇所に小さな赤い点や青あざができることがある
  • 違和感:「何か入っている感じ」「重い感じ」がある

当日の過ごし方

  • 激しい運動は避ける
  • 長時間の入浴やサウナは控える(シャワーは可)
  • 飲酒は控える(血行が良くなり、腫れや内出血が悪化)
  • 施術部位を触りすぎない
  • 処方された薬があれば、指示通りに使用

翌日〜3日目

腫れのピーク

  • 施術後1〜3日目が腫れのピーク
  • 特に唇や涙袋は腫れが目立ちやすい
  • 朝起きた時が最も腫れている(寝ている間に体液が溜まる)
  • 日中は徐々に腫れが引いていく

触った時の痛み

  • 軽く触れると、やや痛みや違和感がある
  • 押すと痛む場合もある
  • 洗顔やメイク時に注意が必要
  • 自然に触れるのは避け、意識的に触らないようにする

1週間後

ほとんどの痛みは消失

  • 通常、1週間程度で痛みはほぼ消失
  • 腫れも大部分が引いている
  • 内出血がある場合も、ファンデーションで隠せる程度に
  • 触っても痛みを感じなくなる

違和感が残る場合

  • 痛みはなくても、「何か入っている感じ」は残ることがある
  • これは正常で、2〜4週間程度で馴染んでいく
  • 硬さを感じる場合もあるが、徐々に柔らかくなる

痛みが長引く場合の対処法

いつまで痛みが続くのか

通常、1週間以内に痛みはほぼ消失しますが、以下の場合は長引くことがあります。

  • 注入量が多い場合:組織への圧迫が強く、2週間程度違和感が続くことがある
  • 浅い層に注入された場合:皮膚表面に近いと、触れる度に痛みを感じやすい
  • 内出血が大きい場合:内出血が吸収されるまで、圧痛が続くことがある

受診すべき症状

以下の症状がある場合は、すぐにクリニックに連絡し、受診しましょう。

  • 強い痛みが続く:我慢できないほどの痛みが数日続く
  • 急激な腫れ:施術後日数が経ってから、急に腫れが悪化
  • 皮膚の色が変わる:白く変色する、黒ずむなど(血管塞栓の可能性)
  • 発熱や熱感:施術部位が熱を持ち、発熱がある(感染の可能性)
  • しこりが大きくなる:硬いしこりが徐々に大きくなる

これらは稀な合併症のサインである可能性があります。早期発見・早期治療が重要です。

痛みの個人差について

「ほとんど痛くなかった」という方から「思ったより痛かった」という方まで、痛みの感じ方には大きな個人差があります。その理由を理解することで、自分に合った対策を取ることができます。

なぜ個人差があるのか

1. 痛覚の敏感さ

痛みの感じ方は、遺伝的要因や生活習慣により、一人ひとり異なります。

  • 痛覚閾値:痛みを感じ始める刺激の強さは個人差が大きい
  • 遺伝的要因:痛みの感受性には遺伝的な影響がある
  • 過去の経験:注射や痛みの経験により、痛みへの耐性が変わる

2. 皮膚の厚さ

  • 皮膚が薄い方は、針が神経に近く、痛みを感じやすい
  • 皮膚が厚い方は、クッション性があり、痛みを感じにくい
  • 年齢とともに皮膚が薄くなる傾向がある

3. 年齢による変化

  • 若い世代:皮膚が厚く、痛みをやや感じにくい傾向
  • 中高年:皮膚が薄くなり、痛みを感じやすくなることがある
  • 痛覚の変化:加齢により痛覚がやや鈍くなる人もいる(個人差大)

4. 心理的要因

  • 緊張:不安や緊張が強いと、痛みを強く感じる
  • リラックス:落ち着いていると、痛みを感じにくい
  • 思い込み:「痛いだろう」と思い込むと、実際に痛みを強く感じる

痛みに敏感な方の特徴

以下のような特徴がある方は、痛みを感じやすい傾向があります。

  • 注射が苦手で、採血でも強い痛みを感じる
  • 皮膚が薄く、色白で敏感肌
  • 美容医療が初めてで、緊張や不安が強い
  • 生理前や生理中(ホルモンバランスの影響)
  • 睡眠不足や体調不良の時

痛みに敏感な方へのアドバイス

痛みに敏感だからといって、施術を諦める必要はありません。カウンセリング時に正直に「痛みに弱い」と伝えることで、より手厚い麻酔や配慮を受けられます。ブロック麻酔の使用や、少量ずつの注入など、痛みを最小限にする方法はたくさんあります。

痛みに強い方の特徴

  • 注射や歯科治療でもあまり痛みを感じない
  • 美容医療の経験があり、慣れている
  • リラックスして施術を受けられる
  • 皮膚が比較的厚い

30代後半〜50代後半女性の痛みの感じ方

この年代特有の痛みの感じ方の傾向があります。

  • 経験による落ち着き:人生経験が豊富で、痛みへの対処が上手い方が多い
  • 皮膚の変化:皮膚が薄くなり、やや痛みを感じやすくなる傾向
  • 更年期の影響:ホルモンバランスの変化により、痛みへの感受性が変わることがある
  • 初めての美容医療:不安が強く、痛みを強く感じることもある

生理周期と痛みの関係

女性の場合、生理周期によって痛みの感じ方が変わることがあります。

  • 生理前(PMS期):痛みを感じやすい、内出血しやすい
  • 生理中:痛みへの感受性が高まる、腫れやすい
  • 排卵期:比較的痛みを感じにくい
  • 生理後:最も痛みを感じにくい時期

可能であれば、生理後1週間程度のタイミングで施術を受けることをお勧めします。

痛みを最小限にするクリニック選びのポイント

クリニック選びは、痛みの程度を左右する重要な要素です。痛みへの配慮が十分なクリニックを選ぶことで、安心して施術を受けられます。

1. 麻酔の選択肢が豊富

複数の麻酔方法を提案してくれるか

  • 表面麻酔だけでなく、ブロック麻酔の選択肢がある
  • 痛みに敏感な方への配慮が明記されている
  • 麻酔の種類と効果について、分かりやすく説明してくれる
  • 「どの麻酔が良いか」を一緒に考えてくれる

追加料金の有無

  • 表面麻酔が基本料金に含まれているか
  • ブロック麻酔の追加料金が明確か
  • 料金体系が透明で分かりやすい

2. 医師の技術力

注射の技術が高いと痛みが少ない理由

  • 針の刺し方:熟練した医師は、痛点を避けて針を刺す技術がある
  • 注入スピード:適切なスピードで注入することで、圧迫感を軽減
  • 針の角度:最適な角度で刺すことで、痛みを最小限にできる
  • 丁寧さ:一つ一つの動作が丁寧で、不要な刺激を与えない

症例数の重要性

  • ヒアルロン酸注射の症例数が1000件以上ある医師が理想
  • 多くの症例を経験している医師は、痛みを軽減する技術が高い
  • 様々な部位の経験があることも重要

3. 丁寧なカウンセリング

痛みへの不安を真摯に聞いてくれるか

  • 「痛みが心配」という相談に、真剣に向き合ってくれる
  • 「大丈夫ですよ」と簡単に片付けず、具体的な対策を提案
  • 痛みに関する質問に、丁寧に答えてくれる
  • 不安を取り除くための時間を十分に取ってくれる

無理に施術を勧めないか

  • 痛みへの不安が強い場合、無理に施術を勧めない
  • 「一度考えてからで良い」と、時間を与えてくれる
  • 他の選択肢も提示してくれる

4. 痛みへの配慮が明記されている

ウェブサイトでの痛み対策の説明

  • 麻酔の種類や方法が詳しく説明されている
  • 「痛みへの配慮」「痛みの少ない施術」などの記載がある
  • 痛みに関するFAQが充実している

口コミでの評価

  • 「痛くなかった」「麻酔がしっかり効いた」などの口コミが多い
  • 「痛みへの配慮が丁寧だった」という評価がある
  • 痛みに関するネガティブな口コミが少ない

5. アフターフォロー体制

施術後の痛みへの対応

  • 施術後の痛みや違和感について、詳しく説明してくれる
  • 痛み止めの処方がある(必要に応じて)
  • 「痛みが強い場合は連絡してください」と伝えてくれる

緊急連絡先の提供

  • 施術後に問題があった場合の連絡先が明確
  • 休診日でも対応できる体制がある(理想的)
  • 迅速に対応してくれる安心感

痛みを軽減する自分でできる対策

クリニック側の配慮だけでなく、ご自身でも痛みを軽減するための準備ができます。

施術前にできること

十分な睡眠、体調管理

  • 前日は十分な睡眠を取る(7〜8時間が理想)
  • 体調が良い日を選んで施術を受ける
  • 風邪や疲労がある時は、予約を変更する

カフェイン・アルコールを控える

  • 施術前日と当日は、カフェインを控える(痛覚を敏感にする)
  • 施術前日の飲酒は控える(内出血しやすくなる)

生理中は避ける

  • 生理前〜生理中は、痛みを感じやすい
  • 可能であれば、生理後1週間程度のタイミングで予約

リラックスする

  • 施術前に好きな音楽を聴く、深呼吸をするなど、リラックス方法を見つける
  • 「痛いかもしれない」という不安を抱えすぎない
  • 「麻酔があるから大丈夫」と前向きに考える

施術当日にできること

緊張しすぎない

  • 深呼吸をして、リラックスする
  • クリニックに早めに到着し、落ち着く時間を持つ
  • 不安なことは、遠慮せずスタッフに伝える

痛みを感じたらすぐに伝える

  • 我慢せず、正直に痛みを伝える
  • 「少し痛いです」と早めに伝えることで、対応してもらえる

施術後にできること

冷やす(適度に)

  • 施術当日は、保冷剤をタオルで包んで、軽く冷やす
  • 冷やしすぎは禁物(血行が悪くなり、馴染みが遅れる)
  • 1回10〜15分程度、1日2〜3回まで

触りすぎない

  • 気になっても、むやみに触らない
  • 触ることで、痛みや腫れが悪化する可能性
  • 洗顔やメイク時も、優しく扱う

処方された薬を正しく使う

  • 痛み止めや抗生剤が処方された場合、指示通りに服用
  • 自己判断で市販の痛み止めを使う前に、クリニックに確認

激しい運動を避ける

  • 施術当日は、激しい運動を避ける
  • 翌日以降も、腫れが引くまでは控えめに
  • 血行が良くなりすぎると、腫れや内出血が悪化

痛みに関するよくある誤解

ヒアルロン酸注射の痛みについて、いくつかの誤解があります。正しい理解を持つことで、不安を軽減できます。

誤解1:「ヒアルロン酸注射は激痛」

正しい理解:適切な麻酔を使用すれば、痛みは大幅に軽減されます。「激痛」と感じる方は少なく、多くの方が「思ったより痛くなかった」と感じています。

誤解2:「我慢しなければならない」

正しい理解:痛みを我慢する必要はありません。痛みを感じたらすぐに伝えることで、追加の麻酔や施術の調整が可能です。信頼できる医師であれば、患者様の痛みを最優先に考えてくれます。

誤解3:「麻酔は危険」

正しい理解:美容医療で使用される麻酔(表面麻酔、ブロック麻酔)は、非常に安全性が高いです。アレルギーがない限り、重大な副作用はほとんどありません。歯科治療で使用されるものと同じです。

誤解4:「痛がりは施術を受けられない」

正しい理解:痛みに敏感な方こそ、適切な麻酔と配慮により、安心して施術を受けられます。「痛がり」であることは、施術を諦める理由にはなりません。むしろ、そのことを正直に伝えることで、より手厚い対応を受けられます。

痛みと効果のバランス:痛みを恐れすぎないために

痛みへの不安は自然な感情ですが、恐れすぎて理想の美しさを諦めてしまうのはもったいないことです。

痛みは一時的、効果は長期的

  • 施術中の痛み:数分〜数十分
  • 施術後の痛み:数時間〜数日
  • 効果の持続:6ヶ月〜1年以上

一時的な痛みを乗り越えることで、長期間にわたる美しさと自信を手に入れることができます。

多くの方が「思ったより痛くなかった」と感じる

施術前は不安でいっぱいだった方の多くが、施術後に「想像していたより全然痛くなかった」「もっと早く受ければよかった」と感じています。痛みへの不安が、実際の痛みよりも大きいことは珍しくありません。

痛みへの不安で諦めるのはもったいない

30代後半から50代後半は、ヒアルロン酸注射が最も効果的な年代です。中顔面の萎縮やたるみに対して、自然で美しい改善が期待できます。痛みへの不安だけで、この機会を逃してしまうのは非常にもったいないことです。

適切なクリニック選びで痛みは最小限にできる

痛みへの配慮が十分なクリニックを選ぶことで、痛みは大幅に軽減できます。

  • 豊富な麻酔の選択肢
  • 高い技術力を持つ医師
  • 丁寧なカウンセリング
  • 充実したアフターフォロー

これらが揃ったクリニックであれば、痛みへの不安を最小限にして、安心して施術を受けられます。

30代後半〜50代後半女性が知っておくべき痛みのポイント

この年代特有の、痛みに関する知識をまとめます。

年齢と痛みの感じ方

  • 年齢とともに皮膚が薄くなり、やや痛みを感じやすくなることがある
  • 一方で、人生経験により痛みへの対処が上手くなっている
  • 個人差が大きく、一概には言えない

更年期と痛覚の関係

  • 更年期のホルモンバランス変化により、痛みへの感受性が変わることがある
  • 生理が不規則になると、痛みを感じやすい時期が分かりにくい
  • 体調が安定している時期を選んで施術を受けることが重要

皮膚の厚みの変化

  • 加齢により皮膚が薄くなる傾向
  • 特に目の下や額など、元々皮膚が薄い部位は注意
  • 丁寧な麻酔と慎重な注入が必要

痛みへの不安は相談すべきこと

30代後半から50代後半の女性は、社会的な立場や経験から、「痛がるのは恥ずかしい」「我慢すべき」と考えがちです。しかし、痛みへの不安を正直に伝えることは、決して恥ずかしいことではありません。

  • 医師は痛みへの配慮を最優先に考えている
  • 痛みに関する相談は、非常に重要な情報
  • 遠慮せず、率直に不安を伝えることが、満足度の高い結果につながる

FAQ(痛みに関する質問)

Q1. ヒアルロン酸注射はどのくらい痛いですか?

A. 痛みの程度には個人差がありますが、適切な麻酔を使用すれば、採血や予防接種と同程度か、それより軽い痛みと感じる方が多いです。「チクッ」とする程度の一瞬の痛みと、注入時の軽い圧迫感が主な感覚です。部位によって痛みの程度は異なり、唇が最も痛みを感じやすく、ほうれい線や額は比較的痛みが少ない傾向にあります。

Q2. 麻酔なしでも受けられますか?

A. 技術的には可能ですが、推奨しません。麻酔を使用することで、痛みを大幅に軽減でき、施術中もリラックスして受けられます。ほとんどのクリニックでは、表面麻酔は基本料金に含まれているか、無料で提供されています。痛みへの不安がある場合は、必ず麻酔を使用しましょう。

Q3. 麻酔クリームは本当に効きますか?

A. はい、適切に使用すれば効果があります。麻酔クリームを十分な量、適切な時間(20〜30分程度)塗布することで、針を刺す痛みを50〜70%程度軽減できます。ただし、皮膚の表面のみに効果があるため、注入時の深部の圧迫感には効果が限定的です。より確実な効果を求める場合は、ブロック麻酔との併用をお勧めします。

Q4. 一番痛い部位はどこですか?

A. 一般的に、唇が最も痛みを感じやすい部位です。唇は神経と血管が非常に密集しており、敏感な組織のため、他の部位よりも痛みを感じやすい傾向があります。次いで、涙袋(目の下)も皮膚が薄いため、やや痛みを感じやすいです。逆に、ほうれい線や額・こめかみは比較的痛みが少ない部位です。ただし、個人差があることをご理解ください。

Q5. 施術後の痛みはどのくらい続きますか?

A. ほとんどの場合、施術後の痛みは1週間以内に消失します。当日から数日間は、軽いヒリヒリ感や違和感がある程度で、我慢できないほどの痛みではありません。腫れのピークは施術後1〜3日目で、その後徐々に引いていきます。触ると痛む程度の軽い痛みは、3〜5日程度で改善することが多いです。1週間経っても強い痛みが続く場合は、クリニックに相談しましょう。

Q6. 痛み止めは飲んでも良いですか?

A. 施術後に痛みがある場合、クリニックで処方された痛み止めは指示通りに服用して問題ありません。市販の痛み止め(アセトアミノフェンなど)を使用したい場合は、事前にクリニックに確認することをお勧めします。ただし、アスピリンやイブプロフェンなどの血液をサラサラにする成分を含む痛み止めは、内出血を悪化させる可能性があるため、避けた方が良い場合があります。

Q7. 痛みに敏感な人は施術を避けるべきですか?

A. いいえ、痛みに敏感だからといって施術を避ける必要はありません。むしろ、痛みに敏感であることを正直に医師に伝えることで、より手厚い麻酔や配慮を受けられます。ブロック麻酔の使用、麻酔時間の延長、少量ずつの慎重な注入など、痛みを最小限にする方法はたくさんあります。痛みへの配慮が十分なクリニックを選ぶことで、安心して施術を受けられます。

Q8. ブロック麻酔は痛くないですか?

A. ブロック麻酔自体の注射には、軽い痛みがあります。ただし、多くのクリニックでは、ブロック麻酔を行う前に表面麻酔を塗布するため、痛みは最小限です。「チクッ」とする程度の一瞬の痛みで、その後は唇全体がしっかり麻痺するため、ヒアルロン酸注射自体の痛みはほとんど感じません。最初の軽い痛みを我慢すれば、その後は非常に快適に施術を受けられます。

Q9. 2回目以降は痛みに慣れますか?

A. はい、多くの方が2回目以降は痛みへの不安が減り、リラックスして施術を受けられるようになります。初回は未知の体験への不安から緊張し、痛みを強く感じることがありますが、2回目以降は「このくらいの痛みだった」と分かっているため、心理的に楽になります。また、初回の経験から、ご自身に合った麻酔方法や対策も分かるため、より快適に受けられるようになります。

Q10. 痛みを我慢する必要はありますか?

A. いいえ、痛みを我慢する必要は全くありません。施術中に痛みや強い違和感を感じた場合は、すぐに医師に伝えましょう。我慢することで緊張が高まり、さらに痛みを感じやすくなる悪循環に陥ります。信頼できる医師であれば、痛みへの配慮を最優先し、追加の麻酔や施術の調整を行ってくれます。「痛い」と伝えることは、決して恥ずかしいことではありません。

Q11. 生理中は痛みを感じやすいですか?

A. はい、生理中や生理前は、ホルモンバランスの影響で痛みを感じやすくなる傾向があります。また、内出血や腫れも起こりやすい時期です。可能であれば、生理後1週間程度のタイミングで施術を受けることをお勧めします。この時期は痛みへの感受性が低く、体調も安定していることが多いため、快適に施術を受けられます。

Q12. 年齢によって痛みの感じ方は変わりますか?

A. 年齢による痛みの感じ方の変化には、個人差が大きいです。一般的には、加齢により皮膚が薄くなると、やや痛みを感じやすくなることがありますが、一方で痛覚がやや鈍くなる方もいます。30代後半から50代後半の方は、人生経験が豊富で痛みへの対処が上手い傾向があり、初めての美容医療でも比較的落ち着いて受けられる方が多いです。重要なのは年齢よりも、適切な麻酔と医師の技術です。

Q13. 痛みが強い場合は施術を中止できますか?

A. はい、可能です。施術中に我慢できないほどの痛みを感じた場合、施術を一時中断したり、中止したりすることができます。信頼できるクリニックであれば、患者様の意思を尊重し、無理に施術を続けることはありません。痛みが強い場合は、まず追加の麻酔や施術方法の調整を提案してくれますが、それでも不安が残る場合は中止を選択できます。

Q14. 痛みが少ないクリニックの見分け方は?

A. 以下のポイントを確認しましょう。(1)ウェブサイトに麻酔の種類や痛みへの配慮が詳しく記載されている、(2)口コミで「痛くなかった」「麻酔がしっかり効いた」という評価が多い、(3)カウンセリングで痛みへの不安を真摯に聞いてくれる、(4)ブロック麻酔など複数の麻酔方法を提供している、(5)医師の症例数が豊富で技術力が高い。これらが揃っているクリニックは、痛みへの配慮が十分と考えられます。

Q15. 施術後に痛みが続く場合はどうすればいいですか?

A. 通常、施術後の痛みは1週間以内に改善しますが、それ以上続く場合や、日を追うごとに痛みが強くなる場合は、すぐにクリニックに連絡しましょう。特に、我慢できないほどの強い痛み、皮膚の色の変化(白くなる、黒ずむ)、発熱や熱感がある場合は、早急な受診が必要です。これらは稀ですが、合併症のサインである可能性があります。早期発見・早期治療が重要です。

まとめ:痛みへの不安を解消し、安心して施術を受けるために

ヒアルロン酸注射の痛みについて、詳しく解説してきました。最後に、重要なポイントをまとめます。

痛みは適切な麻酔と医師の技術で大幅に軽減できる
表面麻酔、ブロック麻酔、麻酔入り製剤、冷却など、様々な痛み軽減方法があります。経験豊富な医師の技術により、さらに痛みを最小限にできます。

部位によって痛みの程度は異なる
唇が最も痛みを感じやすく、ほうれい線や額は比較的痛みが少ない傾向にあります。痛みを感じやすい部位には、より手厚い麻酔を使用しましょう。

痛みへの不安は医師に正直に伝えることが大切
「痛みが心配」「痛みに弱い」ということを遠慮せず伝えることで、より適切な麻酔や配慮を受けられます。我慢する必要は全くありません。

信頼できるクリニックを選ぶことで、痛みを最小限にできる
麻酔の選択肢が豊富、医師の技術力が高い、痛みへの配慮が明記されている、丁寧なカウンセリング、充実したアフターフォロー――これらが揃ったクリニックを選びましょう。

痛みは一時的、美しさは長期的
施術中の痛みは数分〜数十分、施術後の痛みは数時間〜数日ですが、効果は6ヶ月〜1年以上持続します。一時的な痛みを恐れて、理想の美しさを諦めるのはもったいないことです。

30代後半から50代後半は、ヒアルロン酸注射が最も効果的に働く年代です。中顔面の萎縮やたるみに対して、自然で美しい改善が期待できます。痛みへの不安を解消し、適切なクリニックを選ぶことで、安心して施術を受けていただけます。

この記事が、あなたの痛みへの不安を少しでも和らげ、理想の美しさへの一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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