水光注射のダウンタイムがひどいって本当!?早く治す方法について医師が解説

水光注射とは、ヒアルロン酸やアミノ酸、抗酸化成分などを配合した薬剤を注入する美容施術のことです。肌にダイレクトに注入するので、内側からみずみずしく、潤いやハリがある肌に改善できることで注目を集めています。

一方で、美容施術ということで、ダウンタイムを心配される方もいるのではないでしょうか。 「水光注射はダウンタイムがひどい」「施術中に出血した」といった口コミを見かけますが、的確な施術を受けて正しいアフターケアを行えば、ダウンタイムも恐れる必要はありません。

本記事では、水光注射で期待できる効果やダウンタイムの期間、症状、そしてダウンタイムの具体的なケア方法について、医師目線で解説します。ダウンタイムが不安で施術に踏み出せないでいる方は、ぜひ参考にしてください。

水光注射とは

水光注射とは、皮膚の浅い部分にある真皮に対して、美肌成分を配合した薬剤を注入する施術です。ヒアルロン酸やアミノ酸などの薬剤を皮膚に直接注入すると、みずみずしく、光り輝くような肌になることから水光注射と呼ばれます。

韓国で盛んに行われており、日本でも徐々に人気が出てきている施術の1つです。細い針が数針ついたスタンプ型の機械を使い、薬剤を注入していきます。

注入する薬剤は、肌の状態に合わせて注入量やタイミングを細かく設定できます。クリニックによって異なるので、事前にしっかり確認しておくと良いでしょう。

水光注射で期待できる効果

水光注射で得られる効果としては、以下の通りです。

 

・肌に直接薬剤を注入することで潤いが補給できる
・全体的にハリや弾力が出る
・毛穴の引き締め、くすみの解消、肌質の改善ができる
・注射による傷を治そうとする修復作用によって、コラーゲン生成を促進し、肌を改善できる

 

施術するクリニックによって、注入する薬剤や機器に違いがあるため、得られる効果も少しずつ異なります。希望の薬剤があるかどうか、必ず確認してから施術を受けましょう。

上述した通り、注入する薬剤別に分けて効果を詳しく解説します。

ヒアルロン酸

多くの水光注射で使用されているのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸は、非常に高い保水力を持っており、肌に潤いを与え、弾力のある肌を作り出します。また、肌の保水力が向上するため、保湿効果もあります。施術後は、もっちりと柔らかく、ハリツヤのある肌に導きます。

ボトックス

毛穴改善やニキビ改善にも有効なのがボトックスです。ボトックス注射が有名で、えら張りの改善にも効果的な薬剤です。

ボトックス注射は筋肉への働きかけですが、水光注射は皮膚内に注入し、皮膚の表面繊維へ直接アプローチします。その結果として、毛穴の引き締めや、過剰な皮脂分泌によるニキビを改善にも期待できます。毛穴やニキビなどで悩んでいる方には特におすすめの薬剤です。

成長因子

成長因子は、肌の新陳代謝を促進し、肌の細胞を作り出す物質のことを指します。細胞の活性化には欠かせない成分です。

年齢による肌の衰えやたるみなどに特に効果的な成分で、加齢による肌トラブルで悩んでいる方におすすめの薬剤になります。成長因子にはいくつか種類がありますので、クリニックに一度確認してみると良いでしょう。

ビタミンC

美白効果としてよく知られているビタミンCも水光注射で注入できる薬剤です。ビタミンCはニキビ跡や赤みの改善、しみの改善にも効果があります。抗酸化作用もあるので、ニキビの予防や改善にも効果が期待できるでしょう。

ニキビ跡が気になっている方や、しみで悩んでいる方、またニキビができやすい方などにもおすすめです。でしょう。

PRP

成長因子の1つであるPRPは、小じわ改善や肌の保水力の向上が期待できます。加齢による肌の衰えなどを感じている方には特におすすめの成分です。施術後は、弾力も保水力も向上するため、肌が一段と若返るのを実感できるでしょう。

リジュラン

リジュランには、ポリヌクレオチドという成分が含まれており、抗酸化物質を含んでいるので、自身の成長因子の活性化を促進します。肌のハリを取り戻し、もちもちの肌を作り出してくれるでしょう。

ニキビ跡の改善や皮脂分泌の制御も行うので、肌トラブルを防止する効果があります。加齢による肌トラブルで悩んでいる方、ニキビ跡やニキビ予防をしたい方などには特におすすめの薬剤です。

水光注射のダウンタイムの期間

水光注射のダウンタイムの期間

水光注射は、その名の通り針を使った施術なのでダウンタイムが生じます。ここでは、ダウンタイムの期間やその対処法について詳しくご紹介していきます。

ダウンタイムの期間

水光注射のダウンタイムは1日から5日程度、長引いた方でも1週間から10日程度でおさまることが多いです。これ以上ダウンタイムの症状が続く場合は、一度クリニックに相談すると良いでしょう。

日数別の症状の目安

施術直後(当日)

水光注射は皮膚を吸収しながら針を刺すため、施術箇所に赤みや腫れ、点状出血などが生じる場合があります。

メイクや入浴、飲酒や過度な運動は控えるようにしてください。

また、注射深度によって症状の生じ方も変わるので、痛みを抑えたい場合は少し浅めに施術してもらうなど、クリニックに相談してみると良いでしょう。

翌日

施術箇所が赤く腫れたり、ヒリヒリしたりする可能性があります。

冷やすなどして、少しでも軽減するようなケアを行うようにしましょう。

翌日~3日程度

ダウンタイムの症状は少しずつおさまってきます。

しかし、針穴のボツボツしたような感じや、肌荒れのような感覚があるかもしれません。

症状が治まる際に、かゆみを伴う場合もあります。あまり触らず、どうしてもかゆい場合は冷やすなどをして対処するようにしてください。

2週間程度

内出血が起きる可能性があります。

特に皮膚の薄い目の周りなどは内出血が出やすい箇所なので、ご注意下さい。

治ってきた場合も、施術後1か月程度はいつも以上に念入りな保湿を心がけるようにしましょう。

また、この時期になってもダウンタイムの症状がおさまらない場合は、すぐにクリニックに相談するようにしてください。

 

ダウンタイムの過ごし方とケア方法

ここでは、ダウンタイムが少しでも早くおさまるように、施術後の過ごし方やケア方法についてご紹介します。

施術した箇所をあまりさわらない

施術箇所はあまり触れないようにしてください。

針で刺した後なので、いわば肌が傷を負っている状態です。そこを汚れた手などで触れてしまうと、ダウンタイムが長引くだけではなく、最悪の場合は感染症を引き起こす可能性もあります。基本的には触れないように十分注意しましょう。

メイクや洗顔なども施術の翌日から可能ですが、あまり施術箇所には触れないようにし、触れる場合もできる限り優しくさわるように心がけましょう。

施術箇所を冷やす

赤みなどが出た場合は、施術箇所を冷やすのも効果的です。かゆみなどが出てきた場合も、できる限り触らず、保冷剤や氷などをタオルでくるみ、患部を冷やすようにしましょう。あまりに症状がおさまらない場合は、すぐにクリニックに相談するようにしてください。

過度な運動や飲酒は控える

施術後2日以内は、過度な運動や大量の飲酒、長時間の入浴、エステなどは控えるようにしましょう。 翌日から普段通りの生活が可能ですが、血行が促進されるような行為は、ダウンタイムを長引かせてしまう可能性があります。

保湿を心がける

施術後の肌は、いつも以上にダメージを受けやすい状態になっています。紫外線対策や保湿は欠かさず行いましょう。保湿や紫外線対策を怠ってしまうと、ダウンタイムが長引く上に、色素沈着などを招く場合もあります。

いつも以上に念入りな保湿や紫外線対策で、肌がさらなるダメージを受けないように気を付けましょう。

水光注射のダウンタイム〜期間中の症状の種類〜

先ほども記載しましたが、ダウンタイムの症状にもさまざまなものがあります。ここでは、ケア方法も含め、症状別に詳しく確認していきましょう。

赤み、腫れ、痛み

水光注射の施術方法は、痛みを軽減するために、皮膚を吸引しながら針を刺します。その結果、施術箇所が赤くなったり、腫れたりしてしまうことがあります。しかし、これらの症状は5日程度でおさまることがほとんどです。

ケア方法としては、冷やすのがおすすめです。施術した箇所が赤くなっていたり、腫れたりしていると気になりますが、できる限り触らないようにしてください。

どうしても痛みなどが気になる場合には、清潔な布などで包んだ保冷剤でしっかりと冷やすようにしましょう。冷やすことで、症状が落ち着くことが多いです。

内出血

施術の際に、針が血管を傷つけてしまうことで、内出血が起きてしまう場合があります。特に皮膚の薄い目の周りや首周りなどに出やすい傾向にあります。

ケア方法としては、念入りな保湿をしましょう。多くの場合は、メイクなどでカバーすることが可能です。長くても10日程度でおさまりますので、あまり触らず気にしないように過ごしてください。

注射跡

水光注射は注射での施術なので、針穴の跡がどうしても残ってしまいます。基本的には2、3日でおさまりますが、気になる場合はメイクなどで隠すようにしましょう。

ケア方法としては、他の症状と同様に、あまり触らないことと保湿を心がけるようにしてください。

藤井クリニックの水光注射

水光注射の施術を行う場合は、できる限り効果が高いことや、しっかりしたアフターケアを行ってくれること、ダウンタイムの症状が軽いなどのクリニックを選びたいと考えるのではないでしょうか。

ここでは、藤井クリニックの特徴も踏まえながら、クリニック選びのポイントについてご紹介します。

水光注射の施術実績が豊富

クリニック選びの大きなポイントとして、施術実績が豊富かどうかを確認すると良いでしょう。 水光注射は、患者様の状態によって薬剤の注入量や注射深度などを選択する必要があります。施術実績が豊富であればあるほど、適切な施術を行える可能性も高くなります。

藤井クリニックでは、韓国からの招待で、水光注射について豊富な施術実績を持ち合わせております。また、院長から技術指導や美容医療についての情報交換を定期的に行っていますので、クリニック全体の水光注射施術レベルは世界最高水準と自負しております。

水光注射に限らず、より高い技術向上のため海外の美容先進国の先生からの技術指導や、情報交換を積極的に行っています。

カウンセリングをしっかりとしてくれる

水光注射では、患者様のお悩みに合わせて薬剤選びを行います。そのため、事前のカウンセリングはとても重要です。「このような肌になりたい」「ここを改善したい」など可能な限り実現してくれるクリニックを選ぶと良いでしょう。

藤井クリニックでは、豊富な施術実績から患者様に合った最適な施術方法をご提案します。技術力も高く、幅広いお悩みに対応可能です。ダウンタイムの不安や施術の不安などがあれば、しっかりとカウンセリングの際に伝えて確認しましょう。

施術後のケアも体制が整っている

美容の施術なので、アフターケアも非常に重要です。しっかりと体制が整っているクリニックを選択するのが良いでしょう。

藤井クリニックでは、常に海外の美容先進国の先生からの技術指導や、情報交換を積極的に行っています。アフターケアはもちろん、水光注射以外にも最適な施術があれば対応可能ですので、ぜひ一度ご相談下さい。

水光注射は、ダウンタイムも軽度で比較的気軽に受けられる施術です。しかし、ダウンタイムは生じますので、本記事を参考にして、施術を行うかどうか判断してください。

藤井クリニックの水光注射は、世界最高水準のレベルです。水光注射にご興味がある方や、肌トラブルで悩んでいる方は一度ぜひご相談下さい。

ご相談は、初診・再診問わず、お電話・WEBフォーム・LINEにて受付中です。

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この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約10000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約15年間で70000例以上の実績を持つ。

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