公開日: 2026年01月02日

眉間ボトックスの効果と注意点|自然な仕上がりを実現する方法

10秒でわかるこの記事の要約
  • 「眉間のしわが気になる」「怒っているように見られる」「疲れた顔だと言われる」――鏡を見るたびに、眉間の縦じわに悩まされていませんか。眉間のしわは、実年齢よりも老けて見えるだけでなく、怒っている、不機嫌そう、疲れているといったネガティブな印象を与えてしまいます。特に、仕事でのプレゼンや大切な会議、プライベートでの人付き合いにおいて、第一印象は非常に重要です。
  • 眉間ボトックスは、ボツリヌストキシンを眉間の表情筋に注入し、筋肉の過度な収縮を抑えることで、しわを改善する治療法です。適切に施術すれば、自然な表情を保ちながら、眉間のしわを目立たなくし、柔らかく親しみやすい印象に変えることができます。しかし、注入量や部位を誤ると、表情が不自然になったり、眉毛の位置が変わったりするリスクもあります。
  • 本記事では、眉間ボトックスの効果、注入部位と単位数、表情への影響、副作用、そして自然な仕上がりを実現するためのポイントまで、医学的根拠に基づいて詳しくご説明いたします。30代後半から気になり始める眉間のしわを、安全かつ効果的に改善するための完全ガイドをお届けいたします。

目次

眉間ボトックスとは?

眉間ボトックスについて、正確に理解しておくことが、満足のいく結果を得るための第一歩です。

眉間ボトックスの基本知識

眉間ボトックスは、ボツリヌストキシンを眉間の表情筋に注入する施術です。

  • ボツリヌストキシンが神経伝達物質(アセチルコリン)の放出を抑制
  • 表情筋の収縮が弱まる
  • 眉間のしわができにくくなる
  • 既存のしわも目立たなくなる

ボツリヌストキシンが表情筋に作用する仕組み

ボツリヌストキシンは、以下のようなメカニズムで作用します。

  1. 筋肉を動かす神経の末端にボツリヌストキシンが作用
  2. 神経伝達物質(アセチルコリン)の放出が抑制される
  3. 筋肉への信号伝達が弱まる
  4. 筋肉の収縮が弱くなる
  5. 表情じわができにくくなる

30代後半女性に人気の理由

30代後半の女性に、眉間ボトックスが人気の理由は以下の通りです。

  • 怒り顔の改善: 眉間のしわがあると、怒っているように見える。柔らかい印象に変わる
  • 疲れ顔の改善: 眉間のしわは、疲れた印象を与える。若々しく見える
  • 第一印象の向上: 仕事やプライベートで、好印象を与えられる
  • ダウンタイムがほぼない: 施術当日から通常通りの生活が可能
  • 即効性: 2〜3日で効果が現れ始める
  • 予防効果: しわの深化を防ぎ、将来的な深いしわを予防

なぜ眉間のしわにボトックスが有効なのか

眉間のしわは、主に表情筋の繰り返しの収縮によってできます。

  • 眉をひそめる、顔をしかめるという動作を繰り返す
  • 表情筋(皺眉筋)が収縮
  • 皮膚に折り目がつく
  • 繰り返すことで、しわが定着

ボトックスは、この表情筋の収縮を抑えることで、しわの原因そのものをブロックします。そのため、眉間のしわに非常に効果的です。

眉間のしわができる原因

眉間のしわがなぜできるのか、その原因を詳しく理解しておきましょう。

眉間のしわの種類

眉間のしわには、主に3つのタイプがあります。

縦じわ(皺眉筋の収縮)

  • 最も一般的な眉間のしわ
  • 眉間に縦に走る1〜2本のしわ
  • 皺眉筋(しゅうびきん)の収縮により形成
  • 眉をひそめる、顔をしかめる動作で悪化

横じわ(前頭筋の影響)

  • 眉間に横に走るしわ
  • 前頭筋(額の筋肉)の影響
  • 額のしわと連動することが多い
  • 縦じわより少ない

混合型

  • 縦じわと横じわの両方がある
  • 複数の表情筋が関与
  • 治療には複数の部位への注入が必要なこともある

しわができるメカニズム

眉間のしわができる主な原因を、医学的に説明します。

表情筋の繰り返し収縮

  • 眉をひそめる、顔をしかめるという動作を繰り返す
  • 皺眉筋が何度も収縮
  • 皮膚に折り目がつく
  • 若い頃は、表情を戻すとしわも消える
  • 加齢とともに、しわが残るようになる

加齢によるコラーゲン減少

  • 25歳をピークに、コラーゲンとエラスチンが減少
  • 肌のハリと弾力が失われる
  • しわが元に戻りにくくなる
  • 30代後半から、眉間のしわが目立ち始める

表情の癖(眉をひそめる、顔をしかめる)

  • 集中しているとき、眉をひそめる癖
  • 考え事をしているとき、顔をしかめる癖
  • パソコン作業中、無意識に眉間にしわを寄せる
  • これらの癖が、しわを深くする

紫外線ダメージ

  • 紫外線がコラーゲンとエラスチンを破壊
  • 肌の弾力性が低下
  • しわができやすくなる

ボトックスで改善できるしわ・できないしわ

ボトックスが効果的なしわと、そうでないしわがあります。

表情じわ:改善できる

  • 表情を作ったときにできるしわ
  • 眉をひそめたときに現れる縦じわ
  • ボトックスで筋肉の収縮を抑えることで、改善
  • 浅いしわなら、ほぼ完全に消えることもある

定着じわ(深い溝):ボトックス+ヒアルロン酸が必要

  • 表情を戻しても残るしわ
  • 深い溝になっている
  • ボトックスだけでは完全には消えない
  • ヒアルロン酸注射でしわの溝を埋める必要がある
  • ボトックスで筋肉の収縮を抑え、ヒアルロン酸で溝を埋める併用療法が効果的

加齢による皮膚のたるみ:改善困難

  • 皮膚のたるみによるしわ
  • ボトックスでは改善困難
  • 糸リフトやHIFUなど、他の治療法が適している

期待できる効果

眉間ボトックスを適切に施術した場合、以下のような効果が期待できます。

眉間のしわ改善

縦じわが目立たなくなる

  • 皺眉筋の収縮が抑えられる
  • 眉をひそめても、しわができにくくなる
  • 浅いしわなら、ほぼ完全に消えることもある
  • 深いしわも、目立たなくなる

表情じわの予防

  • 眉をひそめる動作ができなくなる
  • 表情筋を過度に使わなくなる
  • 新しいしわができにくくなる

既存のしわの深化防止

  • すでにあるしわが、さらに深くなるのを防ぐ
  • 定期的に施術を受けることで、しわの進行を止める

表情の変化

怒った顔に見えなくなる

  • 眉間のしわがあると、怒っているように見える
  • しわが改善されることで、怒った印象がなくなる
  • 穏やかな印象に変わる

疲れた印象の改善

  • 眉間のしわは、疲れた印象を与える
  • しわが改善されることで、疲れて見えなくなる
  • 若々しい印象に

柔らかい表情に

  • 眉間のしわがないと、表情が柔らかくなる
  • 親しみやすい印象
  • 話しかけやすい雰囲気

第一印象の向上

  • 仕事での面接、プレゼン、会議
  • プライベートでの初対面
  • 好印象を与えられる

予防効果

しわの定着を防ぐ

  • 20代後半〜30代前半から予防的にボトックスを受ける方も
  • 表情筋の過度な収縮を抑えることで、しわの定着を防ぐ
  • 40代、50代でも深いしわができにくい

表情筋の過度な収縮を抑制

  • 眉をひそめる癖が自然と減る
  • 筋肉を使わなくなることで、癖が改善

将来的な深いしわの予防

  • 定期的にボトックスを受けることで、深いしわを予防
  • 長期的な視点での美容医療

即効性と持続期間

効果発現:2〜3日後

  • 施術直後は効果なし
  • 2〜3日後から、徐々に効果が現れ始める
  • 「眉をひそめにくくなった」と実感

ピーク:2週間後

  • 施術後2週間程度で、効果がピークに
  • しわが最も目立たなくなる

持続期間:3〜6ヶ月

  • 効果は3〜6ヶ月程度持続
  • 個人差がある(代謝が早い方は短め)
  • 徐々に効果が薄れ、元の状態に戻る
  • 繰り返し施術が必要

眉間ボトックスの注入部位と単位数

眉間ボトックスの具体的な注入部位と単位数について、ご説明いたします。

注入部位

眉間ボトックスは、主に以下の筋肉に注入します。

皺眉筋(眉間の筋肉)

  • 眉間の縦じわを作る主要な筋肉
  • 眉頭の内側に位置
  • 眉をひそめるときに収縮
  • ここに注入することで、縦じわを改善

鼻根筋

  • 鼻の付け根にある筋肉
  • 眉間のしわに影響
  • 皺眉筋と連動して収縮
  • 必要に応じて注入

前頭筋(必要に応じて)

  • 額の筋肉
  • 眉間の横じわに影響
  • 額のしわと連動する場合は、前頭筋にも注入
  • ただし、注入しすぎると眉毛が下がるリスク

適切な注入量

眉間ボトックスの注入量は、個人差がありますが、一般的な目安は以下の通りです。

一般的:10〜20単位

  • 眉間への標準的な注入量
  • 筋肉の発達具合により調整

女性:10〜15単位が多い

  • 女性は筋肉が発達していないことが多い
  • 10〜15単位で十分な効果が得られることが多い
  • 初回は10単位程度から開始し、効果を見て調整

男性:15〜20単位が多い

  • 男性は筋肉が発達していることが多い
  • 15〜20単位必要なことが多い

個人差(筋肉の発達具合)

  • 眉をひそめる癖が強い方:やや多めの単位が必要
  • 筋肉が発達している方:15〜20単位
  • 筋肉が発達していない方:10単位程度で十分

注入のポイント

筋肉の走行に沿って注入

  • 皺眉筋の走行を理解し、適切な部位に注入
  • 解剖学的知識が重要
  • 経験豊富な医師を選ぶ

左右対称に

  • 左右の筋肉に均等に注入
  • 左右差が出ないように
  • 丁寧なマーキングが重要

過剰注入は表情が不自然に

  • 注入量が多すぎると、眉間が全く動かなくなる
  • 無表情に見える
  • 初回は少なめから開始し、段階的に調整

メリット・デメリット

眉間ボトックスのメリットとデメリットを、正確に理解しておくことが重要です。

メリット

  • しわ改善: 眉間の縦じわを目立たなくする
  • 怒り顔・疲れ顔の改善: 柔らかく親しみやすい印象に変わる
  • ダウンタイムほぼなし: 施術当日から通常通りの生活が可能
  • 即効性: 2〜3日で効果が現れ始める
  • 予防効果: しわの深化を防ぎ、将来的な深いしわを予防
  • 繰り返し可能: 効果が切れたら、再度施術を受けられる
  • 施術時間が短い: 5〜10分程度で終わる
  • 痛みが少ない: 極細の針を使用し、痛みは最小限

デメリット

  • 効果は一時的(3〜6ヶ月): 半永久的な効果ではなく、繰り返し施術が必要
  • 表情の制限(眉をひそめられない): 眉間にしわを寄せる動作ができなくなる
  • 眉毛の位置変化のリスク: 注入量や部位により、眉が下がったり上がったりすることがある
  • 頭痛(稀): まれに、施術後に頭痛が起こることがある
  • 内出血: 注射のため、小さな内出血が出ることがある(1週間程度で消失)
  • 繰り返し施術が必要: 効果を維持するには、3〜6ヶ月ごとの施術が必要
  • 費用がかかる: 年2〜4回の施術で、年間3〜6万円程度

高所得層が重視する「自然な表情」

30代後半で、美容医療の経験をお持ちの方々は、「効果」よりも「自然な仕上がり」を重視されます。

眉間ボトックスにおいて、自然な仕上がりを実現するためには:

  • 適切な注入量(過剰注入を避ける)
  • 初回は少なめから開始し、段階的に調整
  • 経験豊富な医師を選ぶ
  • デザイン力のある医師を選ぶ

安価なクリニックの中には、経験の浅い医師が施術を行っていたり、画一的な量を注入していたりするケースがあります。結果として、表情が不自然になったり、眉毛の位置が変わったりするリスクが高まります。

施術の流れ

眉間ボトックスの施術は、以下のような流れで進行します。「自然な仕上がり」のための医師の技術ポイントも含めてご説明いたします。

1. 初診・カウンセリング

まず、眉間ボトックスの経験豊富なクリニックを予約し、初診を受けます。

カウンセリングでは、以下のような内容が話し合われます。

  • 現在の悩み(眉間のしわ、怒り顔、疲れ顔など)
  • しわの程度(浅いか、深いか)
  • 希望する仕上がり
  • 表情への影響の受け入れ(眉をひそめられなくなる)
  • これまでの美容医療経験
  • アレルギーや既往症の有無

2. しわの診断・表情筋の評価

「自然な仕上がり」のために、医師は以下のような診断を行います。

しわの種類と深さ

  • 縦じわか、横じわか、混合型か
  • 表情じわか、定着じわか
  • 深さはどの程度か

表情筋の発達具合

  • 眉をひそめたときの筋肉の動きを確認
  • 皺眉筋の発達具合を評価
  • 左右差の有無

適切な注入量の決定

  • 筋肉の発達具合に応じて、注入量を決定
  • 初回は10〜15単位程度から開始(女性の場合)
  • 効果を見て、次回調整

ヒアルロン酸併用の検討

  • 定着じわが深い場合は、ヒアルロン酸注射の併用を提案
  • ボトックスで筋肉の収縮を抑え、ヒアルロン酸で溝を埋める

3. デザイン(注入部位マーキング)

施術当日、注入部位をマーキングします。

  • 皺眉筋の位置をマーキング
  • 左右対称に
  • 通常3〜5箇所にマーキング

4. 注入(5〜10分)

施術は非常に短時間で終わります。

  1. マーキングした箇所に、極細の針でボツリヌストキシンを注入
  2. 3〜5箇所に注射
  3. 1箇所あたり数秒
  4. 施術時間は5〜10分程度
  5. 痛みは最小限(チクッとする程度)

5. アフターケア

施術後は、以下の点に注意してください。

  • 施術後4時間は横にならない(ボツリヌストキシンが他の部位に広がるのを防ぐ)
  • 注入部位を強く押さない
  • 激しい運動は当日避ける
  • サウナや長風呂は当日避ける
  • 飲酒は当日は控える
  • 効果は2〜3日後から現れ始める

「自然な仕上がり」のための医師の技術

信頼できる医師は、以下のようなポイントに配慮します。

  • 表情筋の解剖学的知識に基づいた注入
  • 一人ひとりの筋肉の発達具合に応じた注入量
  • 左右対称の注入
  • 初回は少なめから開始
  • 過剰注入を避ける
  • 眉毛の位置変化に配慮

ダウンタイム・副作用・注意点

眉間ボトックスのダウンタイムや副作用について、医療広告ガイドラインに則り、正確にご説明いたします。

ダウンタイム

眉間ボトックスのダウンタイムは非常に少ないです。

ほぼなし

  • 施術当日から通常通りの生活が可能
  • 仕事や家事に支障はない

内出血(稀、1週間程度)

  • 注射のため、小さな内出血が出ることがある
  • 通常は1週間程度で消失
  • コンシーラーでカバーできる程度

軽い腫れ(数時間)

  • 注入部位に軽い腫れが出ることがある
  • 数時間で落ち着く

副作用・リスク

眉間ボトックスで起こりうる副作用やリスクを、正確に理解しておくことが重要です。

眉毛の位置変化(眉が下がる、上がる)

  • 注入量や部位により、眉毛の位置が変わることがある
  • 前頭筋にも影響すると、眉が下がる
  • 皺眉筋だけに影響すると、眉が上がることもある
  • 通常は軽度で、数週間〜数ヶ月で元に戻る
  • 経験豊富な医師を選ぶことで、リスクを最小限に

頭痛(稀、数日)

  • まれに、施術後に頭痛が起こることがある
  • 通常は数日で落ち着く
  • 頭痛薬で対処可能

表情の制限

  • 眉をひそめる動作ができなくなる
  • 怒った表情を作りにくい
  • 困った顔がしにくい
  • これは副作用というより、ボトックスの作用そのもの

効果が強すぎる(無表情)

  • 注入量が多すぎると、眉間が全く動かなくなる
  • 無表情に見える
  • 不自然な印象
  • 初回は少なめから開始することで予防

効果が弱すぎる(改善不十分)

  • 注入量が少なすぎると、効果が不十分
  • しわがあまり改善されない
  • 次回、量を増やすことで調整

左右差

  • 左右の注入量が異なると、効果に左右差が出る
  • 丁寧なマーキングと注入で予防

注意点

施術後4時間は横にならない

  • 横になると、ボツリヌストキシンが他の部位に広がる可能性
  • 施術後4時間は、頭を起こした状態を保つ

注入部位を強く押さない

  • 注入部位を強く押すと、ボツリヌストキシンが広がる
  • 触らない、こすらない

激しい運動は当日避ける

  • 血行が良くなりすぎると、内出血のリスク
  • 当日は、軽い散歩程度に

サウナ・長風呂は当日避ける

  • 血行促進により、内出血のリスク
  • シャワーは可能

施術を受けられない方

以下に該当する方は、眉間ボトックスを受けられません。

  • 妊娠中・授乳中の方
  • ボツリヌストキシンに対するアレルギーのある方
  • 神経筋疾患(重症筋無力症など)をお持ちの方
  • 抗凝固剤を服用中の方(医師への相談が必要)

表情への影響【重要】

眉間ボトックスで最も気になるのが、「表情への影響」です。正直にご説明いたします。

眉をひそめられなくなる

眉間ボトックスを受けると、以下のような表情が作りにくくなります。

眉間にしわを寄せる動作ができなくなる

  • 皺眉筋の収縮が抑えられるため
  • 眉間にしわを寄せようとしても、寄せられない
  • これは、ボトックスの作用そのもの

怒った表情を作りにくい

  • 怒ったときの表情が、やや弱くなる
  • 眉間にしわが寄らないため
  • ただし、口元や目元で怒りは表現できる

困った顔がしにくい

  • 困ったときに眉をひそめる表情ができない
  • やや表現力が弱くなる

自然な表情を保つためのポイント

表情への影響を最小限にするためのポイントをご紹介いたします。

適切な注入量(過剰注入を避ける)

  • 注入量が多すぎると、眉間が全く動かなくなる
  • 適切な量であれば、わずかに動かすことができる
  • 自然な表情を保てる

段階的に量を調整

  • 初回は10単位程度から開始
  • 効果を見て、次回調整
  • 「少し足りないかな」くらいが、実は最適

初回は少なめから

  • 初めてボトックスを受ける場合、少なめから開始
  • 効果や表情への影響を確認
  • 2回目以降に調整

表情への影響の受け入れ

眉間ボトックスを受けるにあたり、表情への影響をどう考えるか、事前に整理しておきましょう。

眉をひそめる癖が減る(メリット)

  • 眉をひそめられなくなることで、癖が減る
  • しわの予防につながる
  • 柔らかい表情の習慣が身につく

自然な笑顔は可能

  • 笑顔を作ることは、全く問題なくできる
  • 口元や目元の筋肉は影響を受けない
  • 自然に笑える

普通の会話に支障なし

  • 日常会話で、表情に支障が出ることはほとんどない
  • 「眉をひそめる」という特定の動作ができないだけ
  • 他の表情は問題なく作れる

料金相場と”価値”の考え方

眉間ボトックスにかかる費用と、その価値について考えてみましょう。

眉間ボトックスの料金相場

一般的な料金相場は以下の通りです。

1回:1万円〜5万円

  • クリニックにより価格は異なる
  • 使用する単位数により異なる
  • 1単位あたり500円〜1500円程度

単位数による価格設定

  • 10単位:5000円〜15000円
  • 15単位:7500円〜22500円
  • 20単位:1万円〜3万円

年間コスト:3〜6万円(年2〜4回)

  • 効果が3〜6ヶ月持続するため、年2〜4回の施術が必要
  • 1回1万円〜5万円 × 2〜4回 = 年間2万円〜20万円
  • 平均的には、年間3〜6万円程度

高価格帯でも選ばれる理由(自然な仕上がり技術)

30代後半で、美容医療の経験がある方々は、価格だけでクリニックを選ばれません。以下のような価値に対して、適正な対価を支払うという考え方をされています。

  • 眉間ボトックスの経験と症例数: 多くの症例を経験し、自然な仕上がりを実現できる医師
  • 「自然な仕上がり」のデザイン力: 適切な注入量と部位を判断できる
  • 表情への影響を最小限にする技術: 過剰注入を避け、自然な表情を保つ
  • 丁寧なカウンセリング: 表情への影響を正直に説明し、理解を得る
  • アフターフォロー: 万が一のトラブルへの対応がしっかりしている

価格ではなく医師のデザイン力への投資

眉間ボトックスは、医師のデザイン力が結果を大きく左右します。

安価なクリニックを選んだ結果、以下のようなリスクがあります。

  • 経験の浅い医師による画一的な注入で、表情が不自然
  • 過剰注入で、眉間が全く動かなくなる
  • 眉毛の位置が変わる
  • 効果が不十分

適切な費用を支払い、信頼できる医師のもとで施術を受けることが、長期的には最も満足度の高い選択となります。

「怒り顔改善」の価値

眉間のしわを改善することで、「怒り顔」「疲れ顔」が解消され、第一印象が大きく変わります。

  • 仕事での面接、プレゼン、会議で好印象
  • プライベートでの人付き合いが円滑に
  • 鏡を見るたびに、眉間のしわを気にする必要がなくなる
  • 自信を持って人と接することができる

これらの価値は、金額では測れないものがあります。

30代後半女性の価値観

30代後半という年代は、キャリアも私生活も充実し、自己投資の価値を理解されている時期です。

「安いから」という理由だけで選ぶのではなく、「自然な仕上がりを得たい」「表情が不自然にならないようにしたい」「信頼できる医師に任せたい」という価値観を持たれています。

眉間ボトックスによって、怒り顔や疲れ顔が改善され、柔らかく親しみやすい印象に変わる――その価値は、年間数万円という費用に十分見合うものです。

眉間ボトックスと他の眉間しわ治療の比較

眉間のしわ治療の主要な方法を比較し、それぞれの特徴を理解しましょう。

項目眉間ボトックスヒアルロン酸注射レーザー治療
主な目的表情筋の収縮を抑え、しわを改善・予防しわの溝を埋めるコラーゲン生成を促進し、肌質改善
効果の特徴表情じわに効果的、予防効果あり定着じわ(深い溝)に効果的浅いしわ、肌質改善に効果的
持続期間3〜6ヶ月6ヶ月〜1年数ヶ月(複数回必要)
ダウンタイムほぼなし数日(腫れ、内出血)数日〜1週間(赤み)
料金目安1〜5万円/回5〜15万円/回1〜5万円/回(複数回)

それぞれの治療法には特徴があり、しわのタイプに応じて選択します。

  • 眉間ボトックス: 表情じわ、しわの予防
  • ヒアルロン酸注射: 定着じわ(深い溝)
  • レーザー治療: 浅いしわ、肌質改善
  • 併用療法: ボトックス+ヒアルロン酸で、深いしわも改善

眉間ボトックスに向いている人・向いていない人

眉間ボトックスに向いている人と向いていない人を明確にしておきましょう。

向いている人

  • 表情じわが気になる: 眉をひそめたときにできるしわ
  • 怒り顔・疲れ顔を改善したい: 眉間のしわによる印象を変えたい
  • しわの予防をしたい: 将来的な深いしわを予防
  • 眉をひそめる癖がある: 無意識に眉間にしわを寄せる癖
  • ダウンタイムを取れない: 仕事や家庭で忙しい方
  • 繰り返し施術できる: 年2〜4回の施術を継続できる方
  • 表情の制限を受け入れられる: 眉をひそめられなくなることを理解している

向いていない人

  • 定着した深いしわのみ: ボトックスだけでは不十分。ヒアルロン酸併用が必要
  • 表情の制限が許容できない: 眉をひそめる動作ができなくなることが許容できない
  • 眉の位置変化が心配: 眉毛の位置が変わるリスクが許容できない
  • 妊娠中・授乳中: 施術を受けられない
  • 神経筋疾患がある: 施術を受けられない
  • 即永久的な効果を求める: ボトックスは一時的な効果

事前チェックリスト

眉間ボトックスを受ける前に、以下をチェックしましょう。

  • □ 眉間の表情じわが気になる
  • □ 怒り顔・疲れ顔を改善したい
  • □ 眉をひそめる癖がある
  • □ 眉をひそめられなくなることを受け入れられる
  • □ 年2〜4回の施術を継続できる
  • □ 妊娠中・授乳中ではない
  • □ 神経筋疾患はない

これらに該当する場合は、眉間ボトックスに向いています。

30代後半女性のよくある不安

眉間ボトックスを検討される30代後半の方々から、よくお聞きする不安にお答えいたします。

「表情が不自然にならないか」

最も多い不安が、これです。

答えは、「適切な量であれば、自然な表情を保てます」。

  • 注入量が多すぎると、眉間が全く動かなくなり、不自然
  • 適切な量であれば、わずかに動かすことができ、自然
  • 初回は少なめから開始し、段階的に調整
  • 経験豊富な医師を選ぶことが重要

「眉毛の位置が変わらないか」

「眉が下がったり上がったりしないか」という不安もあります。

答えは、「適切に施術すれば、ほとんど変わりません」。

  • 注入量や部位により、わずかに変わることはある
  • 通常は軽度で、数週間〜数ヶ月で元に戻る
  • 経験豊富な医師を選ぶことで、リスクを最小限に

「痛みはあるか」

「注射は痛いのではないか」という不安もあります。

答えは、「チクッとする程度で、ほとんどの方が耐えられます」。

  • 極細の針を使用
  • 痛みは最小限
  • 施術時間は5〜10分程度
  • 痛みに弱い方は、麻酔クリームを使用することもできる

「効果はいつまで持つか」

「効果がすぐ切れてしまうのではないか」という疑問もあります。

答えは、「3〜6ヶ月程度持続します」。

  • 個人差がある(代謝が早い方は短め)
  • 徐々に効果が薄れ、元の状態に戻る
  • 効果を維持するには、年2〜4回の施術が必要

「職場・家庭に支障が出ないか」

「施術後、仕事や家事に支障が出ないか」という不安もあります。

答えは、「ダウンタイムはほぼなく、当日から通常通りの生活が可能です」。

  • 施術時間は5〜10分程度
  • 施術当日から仕事可能
  • 内出血が出ても、コンシーラーでカバーできる

「長期的メンテナンスの頻度と費用」

「ずっと通い続けなければならないのか」という懸念もあります。

答えは、「効果を維持するには、年2〜4回の施術が必要です」。

  • 年2〜4回 × 1〜5万円 = 年間2〜20万円
  • 平均的には、年間3〜6万円程度
  • 無理に続ける必要はなく、いつでもやめられる

クリニック選びの基準

眉間ボトックスで後悔しないためのクリニック選びの基準をご紹介いたします。

眉間ボトックスの経験・症例数

眉間ボトックスの経験が豊富な医師を選びましょう。

  • 眉間ボトックスの年間症例数
  • 医師の経験年数
  • ウェブサイトやSNSでの症例写真
  • ビフォーアフター写真の質(自然な仕上がりか)

「自然な仕上がり」のデザイン力

眉間ボトックスで最も重要なのは、デザイン力です。

  • 一人ひとりの筋肉の発達具合に応じた注入量
  • 過剰注入を避ける
  • 表情が不自然にならないように配慮
  • 初回は少なめから開始する提案

適切な注入量の判断力

画一的に「全員20単位」と決めるのではなく、一人ひとりに最適な量を判断できる医師を選びましょう。

  • 筋肉の発達具合を評価
  • 女性なら10〜15単位程度から開始
  • 効果を見て、次回調整

表情筋の解剖学的知識

表情筋の解剖学的知識を持ち、正確に注入できる医師を選びましょう。

  • 皺眉筋、鼻根筋、前頭筋の位置を正確に把握
  • 筋肉の走行に沿って注入
  • 左右対称に注入

アフターフォロー体制

施術後のアフターフォローが充実しているクリニックを選びましょう。

  • 効果が強すぎる、弱すぎる場合の対応
  • 眉毛の位置変化への対応
  • トラブル時の連絡先

「安さ基準で探さない層」に寄り添った内容

30代後半で、美容医療の経験をお持ちの方々は、「最安値」を基準にクリニックを選ばれません。

重視すべきは:

  • 医師の技術と経験
  • 「自然な仕上がり」のデザイン力
  • 丁寧なカウンセリング
  • アフターフォローの充実度
  • クリニックの清潔感や雰囲気
  • プライバシーへの配慮
  • 通いやすさ(立地、予約の取りやすさ)

数千円の価格差よりも、「自然で美しい仕上がりを得られるか」を優先することが、長期的には最も満足度の高い選択となります。

FAQ(よくあるご質問)

Q1. 眉間ボトックスの効果はどのくらいですか?

A. 眉間の縦じわを目立たなくする効果があります。表情じわであれば、ほぼ完全に消えることもあります。また、怒り顔や疲れ顔が改善され、柔らかく親しみやすい印象に変わります。効果は2〜3日後から現れ、2週間後にピークを迎えます。

Q2. 痛みはありますか?

A. 極細の針を使用するため、痛みは最小限です。チクッとする程度で、ほとんどの方が耐えられます。施術時間は5〜10分程度です。痛みに弱い方は、麻酔クリームを使用することもできます。

Q3. いつから効果が出ますか?

A. 施術後2〜3日で効果が現れ始めます。「眉をひそめにくくなった」と実感できます。2週間後に効果がピークに達し、しわが最も目立たなくなります。

Q4. 持続期間はどのくらいですか?

A. 一般的に3〜6ヶ月程度持続します。個人差があり、代謝が早い方は短め、遅い方は長めになる傾向があります。徐々に効果が薄れ、元の状態に戻ります。

Q5. 表情が不自然にならないですか?

A. 適切な注入量であれば、自然な表情を保てます。過剰注入すると眉間が全く動かなくなり不自然ですが、適量であればわずかに動かすことができます。初回は少なめから開始し、段階的に調整することで、自然な仕上がりを実現できます。

Q6. 眉毛の位置は変わりますか?

A. 適切に施術すれば、ほとんど変わりません。注入量や部位により、わずかに変わることはありますが、通常は軽度で数週間〜数ヶ月で元に戻ります。経験豊富な医師を選ぶことで、リスクを最小限にできます。

Q7. ダウンタイムはありますか?

A. ダウンタイムはほぼありません。施術当日から通常通りの生活が可能です。まれに小さな内出血が出ることがありますが、1週間程度で消失し、コンシーラーでカバーできます。

Q8. 費用はいくらかかりますか?

A. 1回あたり1万円〜5万円程度です。使用する単位数により異なります(10〜20単位が一般的)。効果を維持するには年2〜4回の施術が必要なため、年間コストは2万円〜20万円程度、平均的には3〜6万円程度です。

Q9. 何単位必要ですか?

A. 一般的に10〜20単位です。女性は10〜15単位、男性は15〜20単位が多いです。筋肉の発達具合により個人差があります。初回は10単位程度から開始し、効果を見て次回調整することが推奨されます。

Q10. 何回施術が必要ですか?

A. 効果を維持するには、3〜6ヶ月ごとに繰り返し施術が必要です。年2〜4回程度が目安です。1回だけで終わる治療ではなく、継続的なメンテナンスが必要です。

Q11. ヒアルロン酸注射との違いは何ですか?

A. ボトックスは表情筋の収縮を抑えてしわを改善・予防します。表情じわに効果的です。ヒアルロン酸は、しわの溝を埋めます。定着じわ(深い溝)に効果的です。表情じわにはボトックス、定着じわにはヒアルロン酸、または両方の併用が効果的です。

Q12. 副作用はありますか?

A. 主な副作用は、眉毛の位置変化(わずかに眉が下がる、上がる)、頭痛(稀)、表情の制限(眉をひそめられなくなる)、内出血などです。適切に施術すれば、重篤な副作用はほとんどありません。

Q13. 繰り返し施術は必要ですか?

A. はい、効果を維持するには繰り返し施術が必要です。ボトックスの効果は一時的で、3〜6ヶ月で切れます。年2〜4回の施術を継続することで、しわのない状態を維持できます。いつでもやめることは可能です。

Q14. 額のボトックスと同時にできますか?

A. はい、同時に施術可能です。額と眉間のしわが両方気になる場合、同時に施術することで、顔全体のバランスが整います。ただし、注入量のバランスが重要なため、経験豊富な医師に相談してください。

Q15. 妊娠中・授乳中でも受けられますか?

A. いいえ、妊娠中・授乳中の方は、眉間ボトックスを受けることができません。ボツリヌストキシンが胎児や乳児に影響を与える可能性があるためです。妊娠を計画されている場合も、使用を控えることが推奨されます。

まとめ

眉間ボトックスは、適切に施術すれば、眉間のしわを改善し、怒り顔や疲れ顔を解消する効果的な治療法です。自然な表情を保ちながら、柔らかく親しみやすい印象に変えることができます。

眉間ボトックスのポイント:

  • 効果: 眉間の縦じわ改善、怒り顔・疲れ顔の改善、しわの予防
  • 注入量: 一般的に10〜20単位(女性は10〜15単位が多い)
  • 持続期間: 3〜6ヶ月
  • ダウンタイム: ほぼなし
  • 費用: 1回1〜5万円、年間3〜6万円程度

自然な仕上がりを実現するためには:

  • 適切な注入量(過剰注入を避ける)
  • 初回は少なめから開始し、段階的に調整
  • 経験豊富な医師を選ぶ
  • デザイン力のある医師を選ぶ
  • 表情筋の解剖学的知識を持つ医師を選ぶ

表情への影響:

  • 眉をひそめる動作ができなくなる
  • 適切な量であれば、自然な表情を保てる
  • 笑顔や普通の会話に支障はない

眉間ボトックスに向いているのは、表情じわが気になる、怒り顔・疲れ顔を改善したい、しわの予防をしたい、ダウンタイムを取れない、繰り返し施術できる方です。

クリニック選びでは、眉間ボトックスの経験が豊富で、自然な仕上がりのデザイン力があり、適切な注入量を判断でき、アフターフォローが充実している医師を選ぶことが重要です。

眉間ボトックスは、正しい知識と適切な医師選びがあれば、安全で効果的にしわを改善できます。本記事の情報を参考に、自然で美しい仕上がりを手に入れてください。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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