公開日: 2026年02月20日

更新日: 2026年02月18日

ヒアルロン酸ジュビダーム完全ガイド|選ばれる理由と効果を徹底解説

10秒でわかるこの記事の要約
  • ヒアルロン酸注射を検討される際、「どの製剤を選べば良いのか」「本当に安全なのか」「自然な仕上がりになるのか」といった疑問をお持ちではないでしょうか。
  • 数あるヒアルロン酸製剤の中でも、ジュビダームは厚生労働省の承認を受け、世界的にも高い評価を得ている製剤です。特に30代後半から50代後半の女性にとって、中顔面の萎縮やたるみ、ほうれい線といった年齢特有のお悩みに対して、自然で持続性の高い効果が期待できます。
  • しかし、製剤の品質が優れていても、医師の技術や経験、デザイン力によって仕上がりは大きく変わります。また、ジュビダームにはいくつかのシリーズがあり、部位や目的に応じて適切な製剤を選ぶことが重要です。
  • この記事では、ジュビダームの特徴、他製剤との違い、期待できる効果、料金相場、そして信頼できるクリニックの選び方まで、医学的根拠に基づいた正確な情報をお届けします。価格よりも確実性と品質を重視される方にこそ、お読みいただきたい内容です。

目次

ジュビダームとは?アラガン社のヒアルロン酸製剤

ジュビダームは、アラガン社(現アラガン・エステティックス社、アッヴィグループ)が開発したヒアルロン酸製剤です。世界90カ国以上で使用されており、FDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を受けているだけでなく、日本でも厚生労働省の承認を取得しています。

ヒアルロン酸は元々人体に存在する成分であり、皮膚の保湿やボリュームを保つ役割を担っています。加齢とともに体内のヒアルロン酸は減少し、それがしわやたるみの原因となります。ジュビダームは、この減少したヒアルロン酸を補うことで、若々しく自然な印象を取り戻すための治療法です。

ジュビダームが選ばれる理由

数あるヒアルロン酸製剤の中で、ジュビダームが高級クリニックで選ばれる理由は、以下の点にあります。

  • 厚生労働省承認の安全性:日本国内で正式に承認されている製剤であり、品質管理が徹底されています
  • Vycross技術:独自の架橋技術により、自然な柔らかさと高い持続性を両立
  • リドカイン配合:麻酔成分が含まれており、注入時の痛みを軽減
  • 豊富な製品ラインナップ:部位や目的に応じて最適な製剤を選択可能
  • 長い持続期間:製剤によっては1〜2年程度効果が持続

30代後半〜50代後半女性に適している理由

30代後半から50代後半にかけて、顔の脂肪組織の萎縮や骨格の変化により、中顔面のボリュームロスが進行します。これにより、ほうれい線が深くなる、頬がこける、フェイスラインがぼやけるといった変化が現れます。

ジュビダームは、こうした年齢特有の変化に対して、自然なボリューム補正と立体感の回復を実現します。単純に「しわを埋める」のではなく、顔全体のバランスを考慮した総合的なデザインが可能な点が、成熟した女性に支持される理由です。

ジュビダームの独自技術「Vycross」とは

Vycross(バイクロス)技術は、異なる分子量のヒアルロン酸を独自の比率で架橋することで、滑らかな質感と高い持続性を実現する技術です。従来のヒアルロン酸製剤と比較して、より少ない量で効果を得られ、自然な動きを保ちながら長期間効果が持続することが特徴です。

ジュビダームシリーズの種類と特徴

ジュビダームには複数のシリーズがあり、それぞれ適応部位や特性が異なります。部位や目的に応じて最適な製剤を選ぶことが、満足度の高い仕上がりにつながります。

ジュビダームビスタ® ボリューマ XC

適応部位:頬、こめかみ、フェイスライン

ボリューマは、Vycross技術を採用した製剤で、深い層に注入することで顔全体のリフトアップ効果を生み出します。中顔面のボリュームロスを改善し、若々しい立体感を取り戻すのに適しています。

  • 持続期間:約18〜24ヶ月
  • 粘性:高い(深層注入に適している)
  • 特徴:顔全体のバランスを整え、自然なリフトアップ効果

ジュビダームビスタ® ボリフト XC

適応部位:ほうれい線、マリオネットライン、口周り

ボリフトは、中程度の深さに注入する製剤で、深いしわやたるみの改善に効果的です。ボリューマよりもやや柔らかく、表情の動きに自然に馴染みます。

  • 持続期間:約12〜18ヶ月
  • 粘性:中程度
  • 特徴:深いしわを自然に改善し、表情の動きを妨げない

ジュビダームビスタ® ボルベラ XC

適応部位:唇、口周りの細かいしわ

ボルベラは、唇専用に開発された製剤で、繊細なボリュームアップと輪郭形成に適しています。柔らかく滑らかな質感で、唇の自然な動きを保ちます。

  • 持続期間:約12ヶ月
  • 粘性:低い(表層〜中層に適している)
  • 特徴:唇のふっくら感と立体感を自然に演出

ジュビダームビスタ® ウルトラ XC / ウルトラプラス XC

適応部位:ほうれい線、涙袋、その他のしわ

ウルトラシリーズは、従来からあるジュビダームの基本製剤です。ウルトラは浅いしわや涙袋形成に、ウルトラプラスは深いしわの改善に適しています。

  • 持続期間:約9〜12ヶ月
  • 粘性:ウルトラは中程度、ウルトラプラスは高め
  • 特徴:幅広い部位に対応できる汎用性の高さ
製剤名 主な適応部位 持続期間 技術 特徴
ボリューマ XC 頬・こめかみ・フェイスライン 18〜24ヶ月 Vycross 深層注入、リフトアップ効果
ボリフト XC ほうれい線・マリオネットライン 12〜18ヶ月 Vycross 深いしわ改善、自然な動き
ボルベラ XC 唇・口周り 12ヶ月 Vycross 唇専用、柔らかな質感
ウルトラ XC 浅いしわ・涙袋 9〜12ヶ月 HYLACROSS 浅層〜中層、汎用性高
ウルトラプラス XC 深いしわ 9〜12ヶ月 HYLACROSS 中層〜深層、ボリューム補正

ジュビダームで期待できる効果

ジュビダームは、部位や製剤の選択により、様々な美容効果が期待できます。30代後半から50代後半の女性が特に気にされるお悩みに対して、どのような改善が期待できるかをご説明します。

ほうれい線の改善

ほうれい線は、中顔面のボリュームロスと皮膚のたるみによって深くなります。ジュビダームでは、単純にしわを埋めるのではなく、頬の高い位置にボリュームを補うことで、根本的な改善を図ります。

ボリューマで頬の上部にボリュームを足し、ボリフトでほうれい線そのものを改善するという複合的なアプローチにより、より自然で持続性の高い結果が得られます。

頬のボリュームアップ

加齢による頬のこけは、疲れた印象や老けた印象を与えます。ボリューマを用いた頬のボリューム補正は、顔全体の印象を若々しく変える効果があります。

適切な位置と量の調整により、「いかにも入れました」という不自然さを避け、あくまで自然な若々しさを演出できます。

涙袋形成

涙袋は、目元を優しく華やかに見せる効果があります。ウルトラシリーズを用いて、繊細な涙袋を形成することで、目元の印象を明るく変えることができます。

ただし、涙袋形成は非常に繊細な技術を要するため、経験豊富な医師による施術が重要です。

唇のボリュームアップ

唇は年齢とともにボリュームが減少し、縦じわが目立つようになります。ボルベラを用いた唇の治療では、自然なふっくら感と滑らかさを取り戻すことができます。

過度なボリュームアップではなく、もともとの唇の形を活かしながら、若々しい印象に整えることが可能です。

フェイスラインの整形

フェイスラインのたるみや、顎のラインがぼやけることで、顔が大きく見えたり、老けた印象になったりします。ボリューマを用いたフェイスラインの形成により、シャープで洗練された輪郭を作ることができます。

30代後半〜50代後半女性特有の悩みへの効果

この年代の女性は、単一の悩みではなく、複合的な変化が現れます。中顔面の萎縮、骨格の変化、皮膚のたるみが同時に進行するため、部分的な治療ではなく、顔全体のバランスを考慮したデザインが必要です。

ジュビダームの複数の製剤を組み合わせることで、総合的な若返り効果を実現できることが、この年代に選ばれる大きな理由です。

ジュビダームのメリット・デメリット

メリット

FDA承認・厚生労働省承認の安全性

ジュビダームは、世界的に厳しい審査基準を持つFDAと、日本の厚生労働省の両方から承認を受けています。これは、製剤の安全性と効果が科学的に証明されていることを意味します。

持続期間の長さ

製剤によっては1〜2年程度効果が持続するため、頻繁にメンテナンスを受ける必要がありません。長期的に見れば、コストパフォーマンスにも優れています。

自然な仕上がり

Vycross技術により、製剤が組織に自然に馴染み、表情の動きを妨げません。「いかにも入れました」という不自然さを避けられます。

痛みの少なさ

リドカインという局所麻酔成分が配合されているため、注入時の痛みが軽減されます。表面麻酔と併用することで、さらに快適に施術を受けられます。

豊富な製品ラインナップ

部位や目的に応じて最適な製剤を選択できるため、一人ひとりの悩みに合わせたオーダーメイドの治療が可能です。

デメリット・注意点

価格が高めの設定

厚生労働省承認製剤であり、品質管理が徹底されているため、未承認の安価な製剤と比較すると費用は高めです。しかし、これは安全性と確実性への投資と考えることができます。

医師の技術による仕上がりの差

いくら優れた製剤でも、注入する医師の技術や経験、デザイン力によって仕上がりは大きく変わります。クリニック選びが非常に重要です。

まれな副作用やリスク

後述しますが、腫れ、内出血、アレルギー反応、血管塞栓などのリスクがゼロではありません。ただし、適切な知識と技術を持つ医師による施術で、リスクは最小限に抑えられます。

効果は永続的ではない

ヒアルロン酸は体内で徐々に分解されるため、効果を維持するには定期的なメンテナンスが必要です。ただし、これは逆に言えば、気に入らなければ元に戻せるという安心感にもつながります。

ジュビダームと他製剤の比較

ヒアルロン酸製剤は多数存在し、それぞれに特徴があります。ジュビダームと代表的な他製剤を比較することで、選択の参考にしていただけます。

項目 ジュビダーム レスチレン テオシアル クレヴィエル
製造国 アメリカ(アラガン社) スウェーデン(ガルデルマ社) スイス(テオクシー社) 韓国(ドンバン社)
厚生労働省承認 あり(ビスタシリーズ) あり(一部製剤) なし なし
持続期間 9〜24ヶ月(製剤により異なる) 6〜18ヶ月 12〜18ヶ月 12〜24ヶ月
特徴 Vycross技術、リドカイン配合、自然な仕上がり NASHA技術、安定性が高い 柔らかな質感、なじみが良い 高い粘性、リフト効果
料金目安(1本) 70,000〜150,000円 60,000〜120,000円 50,000〜100,000円 80,000〜150,000円
痛みの軽減 リドカイン配合 リドカイン配合(一部) リドカイン配合 リドカイン配合(一部)

ジュビダームの大きな優位性は、厚生労働省承認という安心感と、Vycross技術による自然な仕上がりと長い持続期間です。価格は高めですが、品質と安全性を重視される方にとって、最適な選択肢と言えるでしょう。

ジュビダーム注入の施術の流れ

ジュビダームの施術は、以下のような流れで進められます。信頼できるクリニックでは、各ステップで丁寧な対応が行われます。

1. カウンセリング

まず、医師との詳細なカウンセリングを行います。

  • 現在のお悩みや改善したい部位の確認
  • 顔全体のバランスを考慮したデザイン提案
  • 使用する製剤の種類と量の説明
  • 期待できる効果とリスクの説明
  • 料金の明確な提示
  • 既往歴やアレルギーの確認

この段階で、不安や疑問があれば遠慮なく質問することが大切です。納得できるまで説明を求めましょう。

2. 麻酔

痛みを軽減するため、表面麻酔クリームを塗布します。クリニックによっては、より快適に施術を受けられるよう、局所麻酔を併用することもあります。

ジュビダームにはリドカインが配合されているため、注入が進むにつれて痛みはさらに軽減されます。

3. デザイン確認

鏡を見ながら、医師と一緒に注入部位や仕上がりのイメージを確認します。この時点で、希望する変化の程度を明確に伝えることが重要です。

4. 注入

医師が、デザインに基づいて慎重にジュビダームを注入していきます。

  • 注入の深さ:製剤の種類や部位によって調整
  • 注入の量:自然な仕上がりになるよう微調整
  • 注入の技法:カニューレやニードルを使い分け
  • 左右のバランス:鏡で確認しながら調整

施術時間は、部位や範囲にもよりますが、通常30分〜1時間程度です。

5. 仕上がり確認

注入後、鏡で仕上がりを確認します。この時点で気になる点があれば、追加の調整を行うこともあります。

6. アフターケア説明

施術後の注意事項や、ダウンタイム中のケア方法について説明を受けます。

  • 当日の入浴・飲酒・運動の制限
  • 施術部位を強く触らない
  • メイクや洗顔の注意点
  • 処方薬の使用方法
  • 異常を感じた際の連絡先

7. フォローアップ

施術後1〜2週間後に経過観察のための診察を行うクリニックもあります。腫れや内出血が落ち着いた段階で、最終的な仕上がりを確認し、必要に応じて追加の調整を検討します。

ダウンタイム・副作用・リスク

ジュビダームは比較的ダウンタイムが少ない施術ですが、個人差があり、まったく何も起こらないわけではありません。正確な情報を知った上で、治療を受けるかどうかを判断することが大切です。

一般的なダウンタイム

腫れ:注入部位に2〜7日程度の腫れが生じることがあります。特に唇は腫れやすい部位です。

内出血:針を刺した箇所に内出血が出ることがあり、1〜2週間で自然に消失します。メイクでカバーすることが可能です。

赤み:一時的に赤みが出る場合がありますが、数日で落ち着きます。

違和感:注入直後は、製剤が入っている感覚や、若干の硬さを感じることがありますが、馴染むにつれて自然になります。

稀な副作用・合併症

アレルギー反応:ヒアルロン酸自体は人体に存在する成分ですが、製剤に含まれる他の成分に対してアレルギー反応が起こる可能性が極めて稀にあります。

血管塞栓:非常に稀ですが、ヒアルロン酸が血管内に誤って注入されることで血流が阻害され、皮膚の壊死や視力障害といった重篤な合併症が生じる可能性があります。経験豊富な医師による施術で、このリスクは最小限に抑えられます。

感染:注入部位が感染することは極めて稀ですが、ゼロではありません。清潔な環境での施術と、術後のケアが重要です。

しこり・凹凸:注入量や深さが適切でない場合、皮膚表面に凹凸が生じることがあります。医師の技術と経験が重要です。

左右差:顔にはもともと左右差が存在しますが、注入後に明らかなアンバランスが生じることがあります。

リスクを最小限に抑えるために

これらのリスクを最小限に抑えるためには、以下の点が重要です。

  • 経験豊富な医師のもとで施術を受ける
  • カウンセリングで既往歴やアレルギーを正確に伝える
  • 術後の指示を守る
  • 異常を感じたらすぐに連絡する
  • アフターフォロー体制が整ったクリニックを選ぶ

ジュビダームの料金相場と”価値への投資”という考え方

ジュビダームの費用は、クリニックや使用する製剤、注入量によって異なりますが、一般的な相場をご紹介します。

料金相場

製剤名 1本あたりの料金目安 主な適応部位
ボリューマ XC 100,000〜150,000円 頬・こめかみ・フェイスライン
ボリフト XC 80,000〜120,000円 ほうれい線・マリオネットライン
ボルベラ XC 70,000〜100,000円 唇・口周り
ウルトラ XC 60,000〜90,000円 浅いしわ・涙袋
ウルトラプラス XC 70,000〜100,000円 深いしわ

※上記は目安であり、クリニックによって異なります。また、初診料、麻酔代、アフターケア費用が別途かかる場合があります。

なぜジュビダームは高価格なのか

厳格な品質管理

厚生労働省承認を受けるには、厳しい臨床試験と品質管理が必要です。この安全性への投資が価格に反映されています。

研究開発費

Vycross技術をはじめとする独自の技術開発には、多額の研究開発費が投じられています。

長い持続期間

製剤によっては2年近く効果が持続するため、頻繁に施術を受ける必要がなく、長期的にはコストパフォーマンスに優れています。

安価な製剤との違い

市場には、ジュビダームよりも安価なヒアルロン酸製剤が多数存在します。しかし、以下の点で違いがあります。

  • 厚生労働省の承認を受けていない製剤が多い
  • 持続期間が短い
  • 品質管理が不明確
  • トラブル時の対応が困難

価格だけで判断して安価な製剤を選び、結果に満足できずに修正治療を受けることになれば、結果的に時間的にも精神的にも、そして経済的にも大きな負担となります。

30代後半〜50代後半女性にとっての”確実性への投資”

この年代の女性にとって、大切なのは「いかに安く済ませるか」ではなく、「いかに確実に、安全に、美しく改善できるか」ではないでしょうか。

仕事や家庭で重要な役割を担う中、失敗して何度も治療を繰り返す時間はありません。また、不自然な仕上がりになることで、周囲の目が気になり、日常生活に支障をきたすことも避けたいはずです。

ジュビダームの費用は、「単なる美容への支出」ではなく、「本来の美しさと自信を取り戻すための投資」と考えることで、前向きな気持ちで治療に臨むことができるでしょう。

長期的コストパフォーマンスの考え方

例えば、ボリューマを使用した場合、1本12万円として、効果が2年持続すれば、月あたり5,000円の投資です。毎日使う化粧品や美容液と比較しても、決して高額ではないと考えることもできます。

さらに、適切なメンテナンスを続けることで、大がかりな治療を避けられるという予防的な側面もあります。

ジュビダームとボトックスの違い・併用効果

ジュビダームとボトックスは、どちらも注射による治療ですが、作用機序と適応が全く異なります。両者を正しく理解し、必要に応じて併用することで、より総合的な若返り効果が期待できます。

項目 ジュビダーム ボトックス
主な目的 ボリューム補正、しわの改善 表情じわの改善、小顔効果
効果の仕組み ヒアルロン酸で組織をふっくらさせる 筋肉の動きを抑制してしわを改善
適応部位 ほうれい線、頬、唇、涙袋、フェイスライン 額、眉間、目尻、エラ
持続期間 9〜24ヶ月 3〜6ヶ月
効果が出るまで 即日〜数日 2〜3日〜2週間
向いている悩み ボリュームロス、深いしわ、たるみ 表情じわ、エラ張り
併用の相乗効果 上顔面はボトックス、中下顔面はジュビダームという使い分けで、顔全体の総合的な若返りが可能。表情じわと静止じわの両方にアプローチできる。

併用治療の例

額・眉間・目尻:ボトックスで表情じわを改善

頬・ほうれい線:ジュビダームでボリューム補正

唇:ジュビダームでふっくら感を演出

エラ:ボトックスで小顔効果

このように、両者を適切に組み合わせることで、顔全体の調和の取れた若返りが実現します。経験豊富な医師は、患者様の状態を総合的に評価し、最適な治療プランを提案してくれます。

30代後半〜50代後半女性がジュビダームで抱える不安

ジュビダームを検討される際、多くの方が同じような不安を抱えていらっしゃいます。これらは決して特別なことではなく、ごく自然な感情です。

本当に自然な仕上がりになるか

「いかにも入れました」という不自然な印象になることを心配される方は多くいらっしゃいます。

ジュビダームの自然な仕上がりは、製剤の品質だけでなく、医師の技術とデザイン力に大きく左右されます。顔全体のバランスを見て、適切な部位に適切な量を注入することで、周囲から「何か若々しくなったね」と言われる自然な変化を実現できます。

カウンセリングの際に、「自然な仕上がりを希望する」ことを明確に伝え、医師の症例写真を確認することが大切です。

職場や家族にバレないか

30代後半から50代後半の女性は、社会的な立場や家庭での役割があり、「美容医療を受けていることを知られたくない」という方も少なくありません。

ジュビダームのダウンタイムは数日〜1週間程度ですが、マスクやメイクでカバーすることも可能です。週末や連休を利用したり、リモートワークの日を選んだりすることで、周囲に気づかれずに治療を受けることができます。

また、段階的に少しずつ変化させることで、より自然に若返りを実現することも可能です。

どのくらいの頻度でメンテナンスが必要か

「維持するのにどのくらい費用がかかるのか」「どのくらいの頻度で通わなければならないのか」という不安も理解できます。

ジュビダームの持続期間は製剤によって9〜24ヶ月と幅がありますが、ボリューマのような長期持続型を選べば、年に1回程度のメンテナンスで美しい状態を維持できます。

また、初回よりもメンテナンスの方が少ない量で済むことが多く、費用も抑えられる傾向にあります。

痛みはどの程度か

注射に対する恐怖心をお持ちの方も多いでしょう。

ジュビダームにはリドカインという麻酔成分が配合されており、さらに表面麻酔や局所麻酔を併用することで、痛みは最小限に抑えられます。多くの方が「思ったより痛くなかった」と感じられます。

痛みに敏感な方は、カウンセリング時にその旨を伝え、より適切な麻酔方法を選択してもらいましょう。

失敗したらどうなるか

「もし気に入らなかったら、元に戻せるのか」という不安も当然です。

ヒアルロン酸には、ヒアルロニダーゼという溶解酵素があり、万が一気に入らない場合は、ある程度元の状態に戻すことが可能です。これは、永続的な施術と比較した場合の大きな安心材料です。

ただし、最初から信頼できる医師のもとで治療を受けることが、最も確実な「失敗を避ける方法」です。

ジュビダーム注入で信頼できるクリニックの選び方

ジュビダームの効果を最大限に引き出し、安全に治療を受けるためには、クリニック選びが極めて重要です。以下のポイントを参考に、慎重に判断してください。

ジュビダームビスタ認定医かどうか

アラガン社は、ジュビダームビスタの適切な使用を推進するため、認定医制度を設けています。認定医は、製剤の特性や注入技術について専門的なトレーニングを受けており、一定の基準をクリアしています。

クリニックのウェブサイトや院内表示で、認定医の資格を確認することをお勧めします。

症例数・実績の豊富さ

ヒアルロン酸注入は、経験が仕上がりを大きく左右します。

  • ウェブサイトやSNSで症例写真を公開しているか
  • ジュビダームの施術を専門的に行っているか
  • 医師の経歴や実績が明示されているか
  • Before/Afterの写真が自然で美しいか

症例写真を見る際は、「いかにも入れました」という不自然な写真ではなく、自然で品のある仕上がりの症例が多いかをチェックしましょう。

カウンセリングの丁寧さ

信頼できるクリニックは、カウンセリングに十分な時間をかけます。

  • 十分な時間をかけてカウンセリングを行っているか
  • 一方的に施術を勧めるのではなく、悩みを丁寧にヒアリングしてくれるか
  • 顔全体のバランスを考慮したデザイン提案があるか
  • リスクやデメリットも正直に説明してくれるか
  • 強引な勧誘がないか
  • 質問に対して誠実に答えてくれるか

カウンセリングで「この先生なら信頼できる」と感じられるかどうかが、最も重要な判断基準です。

アフターフォロー体制

施術後の経過観察は非常に重要です。

  • 術後の診察やフォローアップが含まれているか
  • 万が一のトラブル時に迅速に対応してくれる体制があるか
  • 追加の調整が必要な場合の対応方針が明確か
  • 緊急時の連絡先が明示されているか

アフターフォローが充実しているクリニックであれば、不安なことがあればすぐに相談でき、安心して治療を進められます。

高級感と安心感のあるクリニック環境

30代後半から50代後半の女性にとって、クリニックの雰囲気も重要な要素です。

  • 清潔で落ち着いた雰囲気
  • プライバシーに配慮された空間
  • スタッフの対応が丁寧で親切
  • 待ち時間への配慮
  • リラックスして過ごせる環境

高級感のある環境は、単なる見栄えだけでなく、医療の質への投資の表れでもあります。

立地とアクセス

メンテナンスを含めて長期的に通うことを考えると、アクセスの良さも重要です。

  • 自宅や職場から通いやすい場所にあるか
  • 駅から近く、雨の日でも通いやすいか
  • 予約の取りやすさはどうか

料金の透明性

明確な料金提示がなされているかも重要なポイントです。

  • ウェブサイトに料金が明記されているか
  • カウンセリング時に詳細な見積もりがもらえるか
  • 追加料金の可能性について説明があるか
  • 支払い方法の選択肢は豊富か

これらの基準を総合的に判断し、「この先生なら信頼できる」と感じられるクリニックを選ぶことが、満足度の高い結果につながります。

よくある質問(FAQ)

Q1. ジュビダームの持続期間はどのくらいですか?

A. 製剤によって異なりますが、ウルトラシリーズで約9〜12ヶ月、ボリフトで12〜18ヶ月、ボリューマでは18〜24ヶ月程度です。個人差があり、代謝が早い方や注入部位の動きが多い場合は、やや短くなることがあります。適切なメンテナンスにより、美しい状態を長期間維持できます。

Q2. 痛みはありますか?

A. ジュビダームにはリドカインという麻酔成分が配合されており、さらに表面麻酔や局所麻酔を併用するため、痛みは最小限に抑えられます。注射の際にチクッとした感覚はありますが、多くの方が「思ったより痛くなかった」と感じられます。痛みに敏感な方は、カウンセリング時にその旨を伝え、より適切な麻酔方法を選択してもらいましょう。

Q3. ダウンタイムはどのくらいですか?

A. 腫れや内出血は通常2〜7日程度で落ち着きます。個人差はありますが、1週間後にはメイクでカバーできる程度になることが多いです。唇は特に腫れやすい部位で、数日間ふっくらした状態が続くことがあります。大切な予定がある場合は、余裕を持ってスケジュールを組むことをお勧めします。

Q4. 他のヒアルロン酸製剤との違いは何ですか?

A. ジュビダームの最大の特徴は、厚生労働省承認を受けている点と、Vycross技術による自然な仕上がりと長い持続期間です。リドカイン配合により痛みも少なく、世界的に高い評価を得ている製剤です。他製剤と比較すると価格は高めですが、安全性と品質を重視される方に選ばれています。

Q5. ジュビダームは安全ですか?

A. ジュビダームは、FDA(アメリカ食品医薬品局)と厚生労働省の両方から承認を受けており、安全性は科学的に証明されています。ヒアルロン酸は元々人体に存在する成分であり、アレルギー反応のリスクは極めて低いです。ただし、血管塞栓などの稀な合併症のリスクはゼロではないため、経験豊富な医師のもとで施術を受けることが重要です。

Q6. どのジュビダームシリーズを選べばいいですか?

A. 改善したい部位や目的によって最適な製剤は異なります。頬のボリュームアップならボリューマ、ほうれい線ならボリフト、唇ならボルベラといった具合です。医師が顔全体のバランスを見て、最適な製剤を提案してくれますので、カウンセリング時にご自身の悩みを詳しく伝えることが大切です。

Q7. 何歳から受けられますか?

A. 法的には20歳以上であれば受けられますが、ジュビダームは加齢によるボリュームロスを改善する治療であるため、実際には30代以降の方が多く受けられています。30代後半から50代後半の女性にとって、中顔面の萎縮やたるみといった年齢特有の変化に対して、自然で効果的な改善が期待できます。

Q8. アレルギーの心配はありますか?

A. ヒアルロン酸は人体に存在する成分であり、アレルギー反応のリスクは極めて低いです。ただし、製剤に含まれる他の成分に対してアレルギー反応が起こる可能性が稀にあります。過去にアレルギー体質や薬剤アレルギーがある方は、カウンセリング時に必ず医師に伝えてください。

Q9. 失敗したらどうなりますか?元に戻せますか?

A. ヒアルロン酸には、ヒアルロニダーゼという溶解酵素があり、万が一気に入らない場合は溶解して元に戻すことが可能です。ただし、完全に施術前の状態に戻るとは限りません。最も確実な「失敗を避ける方法」は、最初から経験豊富で信頼できる医師のもとで治療を受けることです。

Q10. 料金はどのくらいかかりますか?

A. 製剤や注入量によって異なりますが、1本あたり60,000〜150,000円程度が相場です。ボリューマのような高機能製剤は高めの価格設定ですが、持続期間が長いため、長期的にはコストパフォーマンスに優れています。カウンセリング時に詳細な見積もりをもらい、納得した上で治療を受けることをお勧めします。

Q11. 保険適用されますか?

A. 美容目的のジュビダーム注入は、基本的に保険適用外の自費診療となります。医療上の合併症が発生した場合でも、美容医療に起因するものは保険適用にならないことが一般的です。費用については事前に明確な見積もりを受け取り、納得した上で治療を受けることが大切です。

Q12. メンテナンスの頻度はどのくらいですか?

A. 製剤によって異なりますが、ボリューマのような長期持続型を使用した場合、年に1回程度のメンテナンスで美しい状態を維持できます。初回よりもメンテナンスの方が少ない量で済むことが多く、費用も抑えられる傾向にあります。ご自身のライフスタイルや予算に合わせて、医師と相談しながら計画を立てることをお勧めします。

Q13. 施術後すぐにメイクはできますか?

A. 施術直後のメイクは、注入部位を避けて軽く行うことは可能ですが、クリニックによって指示が異なります。一般的には、翌日から通常通りメイクができることが多いです。ただし、注入部位を強く擦ったり、マッサージしたりすることは避けてください。詳しくは施術後の説明を受ける際に確認しましょう。

Q14. 妊娠中や授乳中でも受けられますか?

A. 妊娠中や授乳中の方への安全性は確立されていないため、施術は推奨されません。妊娠の可能性がある方、妊娠中の方、授乳中の方は、施術を控えることをお勧めします。授乳が終了してから、医師と相談の上で施術を検討してください。

Q15. ジュビダームとボトックスは併用できますか?

A. はい、併用可能です。むしろ、上顔面はボトックスで表情じわを改善し、中下顔面はジュビダームでボリューム補正を行うことで、顔全体の総合的な若返りが実現できます。経験豊富な医師であれば、患者様の状態に応じて最適な組み合わせを提案してくれます。同日に施術することも可能ですが、医師の判断により別日に分けることもあります。

まとめ

ジュビダームは、厚生労働省承認を受けた安全性の高いヒアルロン酸製剤であり、30代後半から50代後半の女性の年齢特有のお悩みに対して、自然で持続性の高い効果が期待できます。

Vycross技術による滑らかな質感と長い持続期間、リドカイン配合による痛みの少なさ、豊富な製品ラインナップによる部位別の最適化など、多くの優れた特徴を持っています。

ただし、いくら優れた製剤でも、医師の技術や経験、デザイン力によって仕上がりは大きく変わります。ジュビダームビスタ認定医であること、症例数が豊富であること、丁寧なカウンセリングを行っていること、アフターフォロー体制が整っていることなど、信頼できるクリニックの条件をしっかり確認することが重要です。

価格だけで判断するのではなく、「確実性」「安全性」「自然な仕上がり」という価値に投資するという考え方が、満足度の高い結果につながります。長期的なコストパフォーマンスを考えれば、ジュビダームは決して高額ではなく、むしろ賢明な選択と言えるでしょう。

この記事が、ジュビダームについて理解を深め、ご自身に合った治療を選択するための一助となれば幸いです。大切なのは、焦らず、正しい知識を持って、信頼できる医師のもとで納得のいく治療を受けることです。

あなたが本来持っている美しさと自信を取り戻すための一歩を、安心して踏み出していただければと願っています。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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