「平成25年 年末のごあいさつ」

外見と体のアンチエイジング医療

年末の慌ただしい中の総選挙が今年の締めくくりになりそうな師走です。

各政党が掲げる国民の生活の向上は簡単には実現されませんが、女性にとっての一番の関心事である、「若く綺麗になる」診療は年々進歩してきております。年を追うごとに女性が若く綺麗になってきました。生活の質の向上を望んでも政府は簡単には答えてくれませんが、綺麗になりたい、若くなりたいとの願いは叶うようになりました。

さて、梅田駅前に移転して早いもので1年6カ月が過ぎました。アンチエイジング・美容皮膚診療は、定期的に通院されている患者様が多くございましたので来院しやすくなったと皆様に喜びのお声を頂戴しております。

当院は、美容皮膚科診療やアンチエイジング診療を積極的に取り組んでいます。お肌の若返りは女性にとって必須の診療でありますが、内科専門医も取得している私としては、お肌だけでなく体全体のアンチエイジング・健康・若返りに有効な高濃度ビタミンC点滴やプラセンタ注射などを定期的に受けられる患者様が多くなったことが何よりも嬉しく思います。私自身定期的に高濃度のビタミンC点滴を受けていますが、その素晴らしい効果に非常に感激しております。

健康維持や疲れの早期解消目的に取り入れていましたが、肌の調子の良さを患者様に指摘される機会が多く、今まであまり意識していませんでしたが、最近非常に実感するようになりました。

若い肌の必須要素のコラーゲン生成に欠かせないのがビタミンCでありますし、メラニン色素を退治して、美白・透明感を引き出すのもビタミンCであります。つくづく効果の高さに感心しております。

そしてアンチエイジング・健康維持のために、もう一つ大切な要素が体型管理であります。健康的に、若く美しくいるために、ダイエット治療を開始することになりました。更年期周辺になると基礎代謝が低下して、余分な栄養素が皮下に沈着していきますが、その皮下脂肪を確実に破壊して、スリムな体を再現する治療であります。

美容外科手術の脂肪吸引手術は危険を伴う可能性の高い侵襲的な治療であり、一般的にはなかなか受け入れられない傾向があります。

超音波で脂肪細胞を破壊する強力集束超音波治療(HIFU)の脂肪減量ライポソニックス治療は、「楽に痩せたい女性の欲張りな皮下脂肪減量治療」です。一度で効果が実感できる画期的な治療であり、女性の天敵である皮下脂肪に対して、非常に大きな効果を発揮してくれます。

この強力集束超音波(HIFU)は、1950年代から医療領域で臨床応用されている技術で、その適応は、膵癌、肝癌、腎癌、前立腺癌、膀胱癌、乳癌、軟部組織の肉腫などの悪性腫瘍、また、子宮筋腫、前立腺肥大などの良性疾患、その他、血栓溶解、動脈閉塞、血管や臓器出血の止血などでございます。一般診療でも幅広く臨床応用されている安全性の実証された治療でありますので、安心してお受けいただけます。

ひと昔前には想像も出来ませんでしたが、いつまでも若く綺麗でいたいという女性の一番の願いがかなえられるようになりました。医療技術は、進化を続けるべきですから、将来は今以上に発展しているでしょう。

体を預かるプロとして、責任と慎重さを柱に、健康・美容・アンチエイジングという夢の医療の中心で、妥協せず走り続けることを誓いまして、年末のご挨拶にさせていただきます。

平成25年12月

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