ニキビ跡をきれいに消したい!レーザーは効果的?注意点は?

ニキビ跡をきれいに消したい!レーザーは効果的?注意点は?

「ニキビは落ち着いたけどニキビ跡が残ってしまった、、」「ニキビ跡をきれいに消すにはどうしたらいい?」

このようなお悩みをお持ちでないでしょうか。

本記事では、ニキビ跡の治療について、ニキビ跡ができるメカニズムから、ニキビ跡をきれいに消す方法などを解説します。

自力で治すのが難しいニキビ跡をきれいに消すために、必要な情報をまとめました。ニキビ跡治療を受ける際の注意点も解説しておりますので、ぜひご一読ください。

ニキビ跡ができるメカニズム

そもそもなぜニキビ跡ができてしまうのでしょうか。まずはニキビ跡ができてしまうメカニズムを解説します。

クリニックでニキビ跡の治療を受けても、原因を残したままで、ニキビ跡を繰り返すようでは意味がありません。ニキビ跡ができる原因を理解して、これ以上ニキビ跡を増やさない、進行させないようにしましょう。

ニキビができても跡ができる時とできない時があります。ニキビがニキビ跡になってしまう原因としては以下のことが考えられます。

ニキビの炎症が進行してしまった

普段ニキビがない方も生活習慣の乱れなどによって、時にはニキビができてしまうこともあるでしょう。しかし、ニキビの炎症が進行し、なおかつ長く続いてしまうと肌にダメージが残り、ニキビ跡の原因になります。

ニキビは毛穴からアクネ菌が繁殖して発生しますが、炎症が進むことによって毛穴周りの毛細血管や周辺組織を破壊します。それらの損傷によってニキビ跡ができてしまうという訳です。

自分でニキビを潰してしまった

自分でニキビを潰してしまった場合もニキビ跡の原因になります。腫れたニキビや頭の白い・黒いニキビは不潔な印象を与えてしまうため、潰してしまいたいと考えたこともあるでしょう。しかしながら、ニキビを潰して毛穴のつまりを出しても、ニキビは治すことはできません。さらにニキビを潰すことによって、手に付着していた細菌が入り、さらにニキビを悪化させてしまう危険性もあります。

ニキビ跡がなかなか消えない理由

一度できてしまったニキビ跡がなかなか消えないのはなぜでしょうか。続いてはニキビ跡がなかなか消えない理由を解説します。 ニキビ跡がなかなか消えない理由としては、ニキビ跡のタイプ別に以下のことが考えられます。

赤みのあるニキビ跡は深いシミと一緒の状態

赤みもしくは茶色いシミのようなニキビ跡は、深いシミと同じような状態となっています。このようなニキビ跡をニキビの色素沈着と呼びます。

ニキビの炎症が進行し、肌にダメージが与えられることで、そのダメージから肌を守ろうとメラニン色素が生成されます。メラニン色素は肌を守る効果があり、決して悪い物質ではありませんが、過剰に生成されるとシミの原因となります。

このタイプのニキビ跡はシミであるため、自力で治すことは非常に難しいです。美白効果のある化粧品を使ったり、メイクで隠したりすることで、目立たない状態にはできますが、根本的な解決は難しいでしょう。

凹凸のあるニキビ跡は肌の奥深くまで傷ついている状態

凹凸・クレーターのようなボコボコしたタイプのニキビ跡は、肌の奥の真皮層まで傷ついてしまっている状態です。ニキビの炎症によって肌の真皮層までダメージが残ってしまうと、自然治癒によって再生することはほぼ不可能となります。

ニキビの種類別ケア

ニキビの種類別ケア

続いてはニキビの種類別のケアを解説します。これ以上ニキビ跡を作らないための適切なケアを理解して実践しましょう。

白ニキビ

ニキビの初期の症状が、ニキビの頭が白っぽく膨れている白ニキビです。毛穴の詰まりによってニキビの頭が白く透けて見えます。痛みはまだ感じることは少ないです。この初期の段階で早めにケアすることで、炎症を進行させたり、跡が残るような症状への進行も防ぎやすくなります。

白ニキビの適切なケアとしては、正しい洗顔と十分な保湿が重要です。洗顔はしっかりと泡立てた泡で肌を擦らないように洗い上げ、余分な皮脂を流してあげましょう。洗顔の後は肌が乾燥しないように化粧水と乳液で保湿をしてあげましょう。

他の種類のニキビにも共通して言えますが、とにかく触らずにニキビを刺激しないことも重要です。これ以上ニキビの炎症を進めないように、慎重にケアしましょう。

黒ニキビ

白ニキビの状態からさらに皮脂や古い角質によって毛穴がどんどん詰まってくると、黒い皮脂の固まりができます。この黒い皮脂の塊が酸化することで黒く見えるのが黒ニキビです。ニキビの頭が黒くて目立ちやすい上に、シミになりやすい状態でもあり、注意と適切なケアが必要な段階です。

黒ニキビにも正しい洗顔をすることが有効です。余分な皮脂を洗い流すことで、黒ニキビやその周りを清潔に保ちます。

ピーリングも黒ニキビには有効と言われていますが、擦りすぎたり、頻度が多すぎると返って肌にダメージを与えてしまうため、注意が必要です。

赤ニキビ

ニキビがさらに進行し、アクネ菌が毛穴の中の皮脂を栄養として繁殖、炎症を起こした状態が赤ニキビです。他の種類のニキビと比べてぷっくりと腫れ、色調も赤く、見た目もはっきりとわかるようになります。場合によっては痛みや熱を持つこともあります。

ここまで来てしまうと自力でのケアは難しいです。皮膚科での塗り薬や飲み薬を処方してもらうことをおすすめします。もちろん、正しい洗顔や十分な保湿は続けて、これ以上ニキビの炎症を進行させないようにしましょう。

ニキビ跡をきれいに消す方法

続いてはニキビ跡をきれいに消す方法を解説します。ニキビ跡は一度できてしまうと、自力で治すのは非常に難しいです。しかし、クリニックであればニキビ跡のタイプに合わせて有効な施術を選べますし、肌質改善の効果も期待できるため、ニキビのできにくい肌を作ることも可能です。

クリニックでのニキビ跡の治療法としては、以下の施術があります。それぞれの方法の特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。

フラクショナルRF

フラクショナルRFとは、RF(ラジオ波)を非常に細かい点状に照射することで、ニキビ跡を治療する治療法です。RFは、レーザーや光では届きにくい皮膚の深いところまで熱が届きやすいという特性があります。フラクショナルRFはスキンケアや他の治療法では届かない肌の奥までRFの熱を届けて、肌を再生させます。

また、非常に細かいRFを使用することで、肌のダメージを最小限に抑えながら、短いダウンタイムでニキビ跡をきれいにします。

フラクショナルRFはニキビ跡だけでなく、小じわや毛穴の開きなどにも有効で、美肌になることができます。

ダーマペン

ダーマペンは非常に細い針を肌に刺し、肌の奥の真皮層まで刺激を与えて肌の再生を促す治療法です。自分の身体が傷を癒そうとする自然治癒力を利用して、ニキビを治療します。既にあるニキビ・ニキビ跡に有効で、肌が生まれ変わることでニキビのできにくい肌にすることもできます。

またダーマペンの施術の際は、成長因子などの有効成分を併用することが多く、ダーマペンの刺激を利用して肌の奥まで有効成分を届けることができます。結果としてニキビ治療以外にも美肌効果を期待できます。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングもニキビ跡の治療に有効です。ピーリングによって肌の古い角質を落とし、肌のターンオーバーを正常にすることができます。ケミカルピーリングは薬剤を肌に塗り、皮膚の深部に浸透させて、コラーゲンの生成促進をもたらし、肌にハリをもたらしニキビ跡を目立ちにくくします。

肌のターンオーバーを正常化することで、ニキビ跡だけでなく、現状できているニキビの治療にも効果を発揮します。ニキビにもニキビ跡にもお悩みの方にはケミカルピーリングはおすすめです。

ニキビ跡以外にもシミ、くすみ、肝斑(かんぱん)や、色素沈着などを改善したい方や美白を目指している方にもおすすめです。

美白オーロラ

美白オーロラもニキビ跡に有効な治療法です。特に色素沈着のあるニキビ跡に有効です。美白オーロラとは光エネルギー(APL)と高周波エネルギー(RF)を用いて、顔の皮膚全体について治療を行う、美肌治療法です。

ニキビ跡治療はもちろん、シミ取り、たるみ、肌質の改善、さまざまな色素沈着などを改善するダメージの少ないメディカルスキンケアです。

一つのニキビ跡を消すというよりも、広範囲のニキビ跡や皮膚の質感全体について若返り、総合的な治療効果を望まれる方には特にお勧めできる治療法です。

レーザートーニング

ニキビ跡治療にはレーザー治療も有効です。レーザーなら赤みのあるニキビ跡のメラニン色素を直接破壊できるため、術後すぐに効果を実感できます。

特にレーザートーニングはレーザー治療の最新版で、複数種類のニキビ跡にアプローチできます。強力なレーザーを均一に当てる技術によって、ムラの少ない仕上がりになります。そのため広範囲のニキビ跡に非常に有効です。また、ひらいた毛穴にも効果を発揮し、ピンとハリのあるキメの整った肌になれる肌質改善効果も期待できます。

ニキビ跡治療を受ける際の注意点

最後にニキビ跡治療の注意点を解説します。重度のニキビ跡にもアプローチできるクリニックでのニキビ跡治療ですが、いくつか注意点があります。「こんなはずじゃなかった、、」と後悔しないように以下の注意点をしっかり理解しておきましょう。

施術は一度だけでなく複数回かかる

軽度の色素沈着程度のニキビ跡であれば、一度の施術できれいに消せることもあります。しかし、基本的にはニキビ跡の治療には複数回の施術が必要となることを理解しておきましょう。

深いシミのニキビ跡や凹凸のあるニキビ跡の治療は、施術を何回か受けて、徐々に目立たなくなってきます。最初の施術でいきなりきれいに消えることはほとんどないです。ニキビ跡の症状によっては長期戦になることも。

どれくらいの施術でニキビ跡がきれいになるかは、ニキビ跡の症状によります。治療が長く続いてしまうことを不安に思ってしまう方は、最初のカウンセリングでどれくらいの施術が必要になりそうかクリニックの症例を見ながら説明してもらいましょう。

治療後は紫外線ケアをしっかり行う

レーザーなどのニキビ跡治療を受けた後は、肌は弱った状態になります。その弱った状態で紫外線を浴びてしまうと返ってニキビを増やす危険性もあります。

弱った肌を紫外線から守るためにも日焼け止めなどの紫外線ケアをしっかり行うようにしましょう。こまめに紫外線を塗り、ニキビ跡治療の効果を実感できるように日々のケアをがんばりましょう。

ご存じの方も多いかも知れませんが、天候や季節によって紫外線の強さは変化しています。 紫外線の強さは夏が特に強く冬には弱まりますし、晴れの日が強く曇りや雨の日は弱まります。しかしながら、冬であっても曇りや雨の日であっても紫外線はゼロではありませんので、日焼け止めなどの紫外線ケアは欠かさず行うようにしましょう。

施術直後は肌に赤みが残ることも

施術によっては肌に赤みが残ってしまうこともあります。レーザーなどのニキビ跡治療によって肌は軽い炎症を起こしている状態になります。

数日で赤みは収まることがほとんどですが、どうしても赤みが気になる場合は保冷剤などで冷やしたり、クリニックに相談したりするようにしましょう。

まとめ

一度できてしまったニキビ跡を自力で治療するのは非常に難しいですが、クリニックでのニキビ跡治療なら短い施術時間でニキビ跡を綺麗に除去することができます。

本記事で紹介したフラクショナルRFやダーマペンなどの治療法はニキビ跡に有効ですが、どれを選べば良いかお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、ニキビ跡治療を受けるクリニックについても最新の機器があるか、実績があるかなどを気にされる方もいるでしょう。

大阪梅田・藤井クリニックは最新モデルの美肌再生フラクショナルRF、美白オーロラ、レーザートーニングなどをご用意しております。また専門の医師・スタッフによるカウンセリングによって、最新の設備・技術の中からあなたに合ったニキビ跡治療を提案します。

ニキビ跡でお悩みの方は、ぜひ大阪梅田・藤井クリニックへお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約10000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約15年間で70000例以上の実績を持つ。

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