公開日: 2024年08月04日

更新日: 2024年12月20日

脚痩せしない脂肪がつく原因と解消法を医者が解説!

脚痩せ 大阪梅田 神戸

 

「脚だけなかなか痩せない」「スキニーデニムを綺麗に履きこなしたい」といった、脚痩せの悩みはありませんか?

 

無理な食事制限や誤ったダイエットは、かえって脚太りの原因になったり、バストや顔などの痩せたくない部分が痩せてしまったりします。

 

脚は単に体重を落とせば痩せるわけではなく、脂肪と筋肉の量をコントロールすることが重要です。今回は、脚痩せしたい人必見の脚に脂肪がついてしまう原因や、脚痩せのためにできることを解説します。

 

 

脚に脂肪がつく原因

体重は減っているのに脚の太さは変わらない、こんな経験はありませんか?

脚は身体の中でも太りやすく、痩せづらい部分です。脚といっても内ももやひざ上、ふくらはぎなど、気になる部分は人それぞれ。

 

自己流のダイエットは部分痩せが難しく、誤ったダイエットを続けると代謝が低くなり、身体の冷えやむくみにつながります。身体がもつ脂肪を燃焼する働きが弱まり、やがて脂肪はセルライトになってしまうのです。

 

脚に脂肪がつく原因は、下記が考えられます。

 

  • 水分不足

  • 身体の冷え

  • 塩分の過剰摂取

  • リンパ管の流れが悪い

  • 脂肪細胞の肥大化

  • 筋力の低下

 

順に見ていきましょう。

原因①水分不足

水分は人体にとても重要な成分であることはもちろんですが、水分不足は血液やリンパ管の流れを悪くし、体内の老廃物が排出されにくくなります。

 

また、ダイエットのために水分を控える人もいますが、水分は積極的に摂取してください。体内の水分量が減ると、身体は体内のお水分をため込もうとします。下半身を中心に、余分な水分がため込まれることで、むくみの原因になってしまうのです。

 

蓄積した老廃物はセルライトの原因になるため、1日1.2ℓを目安に摂取しましょう。水分摂取によるむくみが気になる方は、飲み方を変えてみてください。1日1.2ℓを7~8回、少量ずつこまめに分けることで、一時的なむくみもなくなります。

 

 

原因②身体の冷え

女性は男性と比べて筋肉が少なく脂肪が多いため、長時間の同じ姿勢によって代謝が低下すると身体が冷えやすくなります。

 

脂肪やセルライトは、温まりやすく冷えやすい性質です。脂肪やセルライトが冷えると、身体の脂肪を燃焼する働きが妨げられます。

 

身体の冷えは、ダイエットの大敵です。冷たい飲み物や食べ物は避け、温かい食事に切り替えるだけでも十分身体を温められます。また、肉や魚、卵などのタンパク質の摂取も、基礎代謝と体温上昇に重要です。

 

 

原因③塩分の過剰摂取

味付けの濃い食べ物が好きな人は、塩分の過剰摂取に注意しましょう。

血中の塩分濃度が上昇すると、身体が体内の塩分濃度を一定に保とうとする働きで、水分が排出されなくなります。

 

塩分を控えることはもちろんですが、カリウムが含まれる海藻類や果物を積極的に摂取しましょう。カリウムには利尿作用があるため、体内の余分な塩分と水分を排出してくれます。塩分を控えた食事を心がけ、海藻類や果物も食事にとり入れましょう。

 

 

原因④リンパ管の流れが悪い

リンパ管は、静脈から排出された蛋白などが含まれるリンパ液を吸収し、血管に戻す器官です。

 

リンパ管の流れが悪くなると、リンパ管がリンパ液を吸収し切れずに余分な水分や老廃物が滞留し、むくみや免疫機能低下などの身体の不調の原因になります。

 

リンパ管には心臓のようなポンプ機能はなく、リンパ管周辺の筋肉の収縮によってリンパ液が流れる仕組みです。

 

最近では、テレワークの増加による運動量の低下、長時間のデスクワークによって、リンパの流れが悪くなる人が増えてきました。エレベーターをやめて階段を使うことや、お風呂あがりにマッサージをするだけでもリンパ管の流れは改善します。

 

リンパ管の流れが改善されることで、むくみの改善や脂肪燃焼効果が期待できます。

 

 

原因⑤脂肪細胞の肥大化

リンパ管の流れが悪くなると、脂肪細胞が滞留した水分や老廃物を取り込み肥大します。脂肪細胞の肥大化は、糖尿病や循環器疾患を引き起こす原因です。

 

脂肪細胞には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があり、白色脂肪細胞が体内の余分なエネルギーをため込みます。最近では、白色脂肪細胞に蓄えられる脂肪にも限界があること、限界に達すると細胞分裂することがわかりました。

 

脂肪細胞は分裂しながら脂肪を溜めこんでいくため、肥満が進めば進むほど増え続けます。一度肥大・増加すると、減らすことが難しい細胞です。リバウンドしやすい人は、脂肪細胞の肥大化が原因かもしれません。

 

関連記事:【医師解説】二の腕の脂肪吸引は可能?脂肪がつく原因とクリニックでの施術

 

原因⑥筋力の低下

内ももやふくらさぎの筋力が衰えると、股関節にゆるみが生じることで血管やリンパ管の流れが悪くなり、脚に脂肪がつきやすくなります。

 

リンパ管には、全身に血流を送る心臓のようなポンプ機能がありません。リンパ管の流れが悪くなる原因は、特にふくらはぎの筋肉の衰えも関係しています。ふくらはぎの筋力が衰えることで、リンパ管のポンプの役割を担うことができず、むくみやセルライトの原因になります。

 

日頃から身体を動かして筋肉量を維持し、ストレッチで筋肉をほぐすことが大切です。

 

脚のなかで脂肪がつきやすい部位

 

脚のなかでも、特に脂肪がつきやすい部位は下記などです。

 

  • 太もも

  • ふくらはぎ

  • 足首

 

順番に確認しましょう。

 

太もも

太ももは流れる血液量も多く、体内で余ったエネルギーが溜まりやすい部位です。そのため、脚の中でも脂肪がつきやすい傾向にあります。リンパ管の流れが悪い場合、水分や老廃物の排出がうまくいかず、太もも全体がむくみ、太って見えることも。

 

 

ふくらはぎ

ふくらはぎが太くなる理由は、脂肪だけでなく、筋肉やむくみもあります。日頃からヒールを履く人は、ふくらはぎに大きな負荷がかかり、筋肉が発達しやすいです。太ももと同様の理由で、水分や老廃物によって太りやすい傾向にあります。

 

足首

足首が太くなる理由は、むくみや脂肪、冷えが挙げられます。歩き方が悪い人はあまり足首を動かさないため、筋力の低下やリンパ管の流れが悪くなり、むくんでしまいます。

 

関連記事:美容クリニックでできる痩身は?効果はある?専門の医師が解説

理想の脚の形

立ったときに両太ももや膝、ふくらはぎ、足首がぴったりとくっつく脚が、理想の形です。膝同士がくっつかない場合はO脚、膝がくっついても足首がくっつかない場合は、X脚の可能性があります。O脚やX脚は整体や整骨院で矯正が可能です。

 

日々の歩き方や姿勢によって、脚の形も悪くなってしまいます。日頃から脚を組むことが癖になっている人は、椅子に深く腰掛けて両膝をくっつけて座ってください。姿勢が良くなり、脚の形はもちろん、腰痛なども改善できます。

 

脚痩せのためにできること

脚痩せのためにできることは、たくさんあります。しかし、脚痩せのためにしたことが間違っていた場合、かえって脚が太くなってしまうことも。正しい方法で脚痩せを目指すことで、無駄なく最短ルートでの脚痩せが可能です。

 

 

セルフケア

簡単にできるセルフケアとして、マッサージがおすすめです。脚が太くなる原因は、脂肪とむくみがあります。リンパ管の流れが悪いと感じる人は、マッサージを試しましょう。

 

入浴中やお風呂あがりなど、身体の血流が良くなっているときに行ってください。マッサージのポイントは、指圧ではなく体重を乗せるようにもみほぐすことです。好きな香りのオイルやクリームを使って、リラックスした状態で行いましょう。

 

 

姿勢改善

姿勢が悪いと骨盤が歪み、脚が太くなる原因になります。長時間にわたるデスクワークや立ち仕事で、猫背や反り腰になる人も多いのではないでしょうか。下記を参考に正しい姿勢を心がけることで、むくみが解消したり、脂肪が燃焼しやすくなったりします。

 

①上半身は肩が内向きにならないよう、肋骨を開く
②頭から糸が伸びて、天井から吊るされているように背筋を伸ばす
③目線はやや上向き
④歩くときは振り子のように、脚の付け根から踏み出す
⑤お腹とお尻に少し力を入れる

 

これらを意識するだけで、姿勢が良くなります。

 

また、デスクワークが多い人は下記の点を意識して座ることで、姿勢改善と脚痩せの効果が期待できます。

 

①背もたれにもたれず、背筋を伸ばす
②骨盤を立てるイメージで、椅子に深く腰掛ける
④両膝をくっつけて、膝の角度は90度にする
④足裏はしっかりと床につける

 

正しい座り方で骨盤の歪みを解消し、血流促進・脚痩せ効果があります。また、両膝をくっつけることで、内ももの引き締めも期待できるでしょう。

 

 

クリニックでの治療

脚痩せのためにいろいろ試しても、痩せたくない部位が痩せてしまうことや、効果が見られない場合もあります。そのような場合は、クリニックでの治療も検討してください。

 

今では部分痩せはもちろん、それぞれの悩みにあわせた脚痩せのデザインが可能です。クリニックで治療するメリットは下記です。

 

☑内ももや外ももなど、部分的なアプローチが可能
☑ダイエットでは取りづらい膝上の脂肪も治療可能
☑メスを使わない治療がある
☑施術時間が短く、ダイエットに割く時間がない人も治療を続けやすい

 

医師のカウンセリングでは、体型に合ったデザインを提案してくれます。また、脂肪吸引などの手術を伴う治療に抵抗がある場合は、メスを使わない脚痩せ治療がおすすめです。メスを使わないため施術時間も短く、リスクやダウンタイムも少ないため、手軽に脚痩せ治療を受けられます。

 

 

大阪・神戸で人気の藤井クリニックのクールスカルプティング

一度体内に老廃物が蓄積し、脂肪細胞が肥大した悪循環に陥ると、なかなか痩せられない体質になってしまいます。大阪梅田にある藤井クリニックでは、クールスカルプティングでの治療が可能です。脂肪層を冷却することで、気になる部位のみの脂肪細胞を破壊します。

 

ダイエットを試したけど、痩せたくない部位が痩せてしまった人にもおすすめの治療法です。患者様それぞれに合わせた治療が可能で、お悩みの改善から体型に合ったデザインまで提案します。

 

クールスカルプティングの大きなメリットは、脂肪細胞自体の数を減らす治療のため、治療箇所のリバウンドがないことです。

 

皮膚や筋肉、血管などの組織にダメージは与えず、脂肪細胞のみを凍結して破壊します。メスや針を使わず、気になる部位に機器を装着して治療が終わるのを待つだけです。施術時間は1箇所35分程度で、効果は2~4ヶ月かけて現れ始めます。

 

治療によって破壊された脂肪細胞は、時間をかけて自然に体外へ排出され、体内の脂肪細胞の数は徐々に減少していきます。クールスカルプティングは、厚生労働省に認可された治療法で医学的根拠もあり、安心・安全な治療法です。

 

当院では、クールスカルプティングの製造元であるゼルティック社でトレーニングを受けた証明である、認定医の証書を取得しています。クールスカルプティング専門医は、技術と知識が十分にあると認められた医師です。

 

効果を実感できるだけでなく、安心・安全な治療を提供いたします。脚痩せでお悩みの人は、ぜひ当院にお問い合わせください。

クールスカルプティングのページはこちら

ご相談は、初診・再診問わず、お電話・WEBフォーム・LINEにて受付中です。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。


略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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