公開日: 2026年06月09日

更新日: 2026年06月04日

糸リフトで口元たるみを改善|大阪・梅田で自然な若返りを求める方へ

目次

「ほうれい線が深くなった」「口角が下がって疲れた顔に見える」「口の周りが全体的にもたついてきた」——そうした口元の変化を複合的に自覚し始めたとき、スキンケアやサプリメントでは届かない現実を感じる方は少なくありません。

口元のたるみは、一つの原因ではなく、頬脂肪の下垂・皮膚弾力の低下・口まわりの筋肉の変化・骨格の変化・ボリュームロスといった複数の要因が絡み合って起こります。「ほうれい線」「マリオネットライン」「口角下がり」「口周りのもたつき」は、それぞれ別々の悩みのように見えて、実は口元というひとつの部位に起こる複合的なたるみ変化です。

この記事では、糸リフト(スレッドリフト)による口元たるみ改善について、部位ごとの原因・期待できる効果・ダウンタイム・ヒアルロン酸注入や口角ボトックスとの比較まで、医学的根拠に基づき詳しく解説します。複合的な口元の悩みに、どのようなアプローチが有効なのか。施術をご検討される前に、正確な情報をもとに納得のいる判断をしていただくための一助となれば幸いです。

口元たるみとは?糸リフトでアプローチできる部位と原因

「口元たるみ」が指す複合的な変化

「口元たるみ」とは、口元周辺に起こる複数の変化の総称です。一つの症状を指すのではなく、以下のような変化が複合的に重なった状態を表します。

変化の種類 部位 印象への影響
ほうれい線小鼻〜口角の溝・線「老けた・くたびれた」印象
マリオネットライン口角〜顎の縦ジワ「不機嫌・怒っている」印象
口角下がり口角の位置低下「疲れた・暗い」表情に直結
ジョウル・口周りのもたつき頬下〜顎のライン崩れ「顔が大きく・重く見える」

これらはそれぞれ独立した悩みのように見えますが、多くの場合「頬の脂肪が下垂して口元周辺に乗りかかっている」という共通した原因を持っています。糸リフトはこの「下垂」という共通の根本原因にアプローチできる点で、口元たるみへの総合的な改善が期待できる施術です。

口元がたるむ主な原因

  • 皮膚・真皮の弾力低下:コラーゲン・エラスチンの産生が30代後半から急速に低下し、口元周辺の皮膚が薄く伸びやすくなります。かつてのハリが失われることで、たるみが表面化しはじめます。
  • 頬脂肪コンパートメントの下垂:頬の脂肪区画が重力に従って下方へ移動し、ほうれい線・マリオネットライン・ジョウルを形成・深化させます。口元たるみの最も根本的な原因のひとつです。
  • 口輪筋・口角下制筋の変化:口周りの表情筋が加齢とともに変化し、口角が下がりやすくなります。マリオネットラインの深化とも連動します。
  • 筋膜(SMAS層)のゆるみ:顔の支持構造である筋膜がゆるむことで、皮膚・脂肪が全体的に下垂します。これが口元たるみの構造的な主因の一つです。
  • 骨格・顎骨の変化・ボリュームロス:顎の骨の縮小・口元周辺の皮下脂肪の減少により、皮膚・軟部組織が余り、たるみとして表れます。

スキンケアでは改善しにくい理由

化粧品・美容液が届く範囲は皮膚の表層部分に限られます。口元たるみの主な原因である脂肪の下垂・筋膜のゆるみ・骨格変化は、スキンケアが作用できる深さをはるかに超えた構造変化です。「高価なケアを続けても口元だけ変わらない」と感じるのは、原因の深さとアプローチの深さが合っていないためです。

糸リフトが口元たるみに作用するメカニズム

【第1段階】物理的な引き上げ(施術直後〜)

コグ(棘)付きの糸が皮下組織に引っかかり、口元周辺の下垂した組織を上方へ機械的に引き上げます。ほうれい線への乗りかかりが軽減され、マリオネットライン・口角・ジョウルへの複合的な改善が期待できます。

【第2段階】コラーゲン産生促進(挿入後数週間〜数ヶ月)

糸が異物として認識されることで自然治癒反応が起き、糸の周囲にコラーゲン線維が新生されます。このコラーゲンが口元周辺の皮膚を内側から支え、ハリ・弾力の向上と引き上げ効果の持続に貢献します。

重要なご注意

口元たるみは複数の原因が絡み合っているため、糸リフト単体ですべての変化を解決できるとは限りません。口角下制筋の収縮が強い場合は口角ボトックス、ボリュームロスが主因の場合はヒアルロン酸との組み合わせが有効なケースがあります。「口元たるみが完全に消える」ことを保証するものではありません。個人差があります。

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糸リフトで口元たるみに期待できる主な効果

※以下はあくまで期待できる効果の例示です。皮膚の状態・年齢・たるみの程度・糸の種類・本数・医師の技術によって個人差があります。すべての方に同様の結果が保証されるものではありません。

① ほうれい線の浅化(頬の引き上げによる原因へのアプローチ)

ほうれい線の最大の原因のひとつは、頬の脂肪が下垂して口元に乗りかかることです。糸リフトで頬を上方へ引き上げることで、この圧力が軽減され、ほうれい線が浅く・目立ちにくくなる効果が期待できます。ヒアルロン酸のように「溝を埋める」のではなく、「原因となっている下垂を解消する」アプローチである点が特徴です。

② マリオネットラインの緩和・口角の引き上げ

口角から顎にかけての縦ジワ(マリオネットライン)と口角の下がりは、頬〜顎周辺の組織下垂が主な原因のひとつです。糸リフトで口角周辺の組織を引き上げることで、縦ジワの緩和と口角の改善が同時に期待できます。「不機嫌・疲れた」という表情の印象が和らぐ可能性があります。ただし口角下制筋の収縮が強い場合は、口角ボトックスとの組み合わせが有効なケースがあります。

③ 口周りのもたつき・ジョウルの改善

頬の脂肪が下垂して下顎ライン上に張り出した「ジョウル」や口周りのもたつきは、糸リフトで組織を引き上げることで改善が期待できます。口元全体がすっきりとした印象に変化する可能性があります。

④ フェイスライン・輪郭のシャープ化

口元たるみへのアプローチと連動して、下顎ラインのシャープ化・フェイスラインの引き締め・小顔効果も期待できます。口元だけでなく顔全体の印象が整うことが糸リフトの特性のひとつです。

⑤ コラーゲン産生によるハリ・弾力の向上

引き上げ効果だけでなく、糸の挿入が体内の治癒反応を促すことで、口元周辺のコラーゲン産生が活性化されます。皮膚のハリ感・弾力の向上が期待でき、糸が吸収された後もコラーゲンがしばらく残存するため持続的な効果に貢献します。

メリット・デメリット(口元たるみへの糸リフト)

メリット

  • 即効性がある:施術当日から口元の変化が実感しやすく、ウルセラ・サーマクールなど機器系施術と比べて早期に効果が現れやすいです。
  • 口元の複合部位に同時アプローチできる:ほうれい線・マリオネットライン・口角下がり・ジョウルという複数の悩みに、一度の施術でアプローチできる点が糸リフトの大きな特長です。
  • 下垂という「原因」に直接アプローチできる:ヒアルロン酸が「溝を埋める」対症療法であるのに対し、糸リフトは頬・口元の組織の下垂を引き上げる根本的なアプローチです。
  • コラーゲン産生による長期的な皮膚改善:糸が吸収された後もコラーゲンが口元周辺の皮膚を内側から支え、ハリ感の持続に寄与します。
  • 口角ボトックス・ヒアルロン酸・ウルセラとの組み合わせが可能:複数のアプローチを組み合わせることで、口元たるみへのより総合的な改善が期待できます。
  • 外科手術より身体への負担が少ない:局所麻酔で完結し、フェイスリフトのような大きな切開・全身麻酔が不要です。

デメリット・注意点

  • 「口元たるみが完全に消える」わけではない:たるみの程度・原因によっては、ヒアルロン酸・口角ボトックスとの組み合わせが必要なケースがあります。
  • 口角下制筋には直接作用しない:口角下がりの原因が筋肉の収縮にある場合は、糸リフトだけでは対応しきれないケースがあり、口角ボトックスとの組み合わせが有効です。
  • 持続期間に限りがある:糸の素材によりますが一般的に1〜3年程度が目安で、定期的な再施術が必要です。
  • 術後の口元の引きつれ感:会話・食事・笑い時に口元の引きつれ感を感じることがあります。多くは数週間以内に落ち着きますが個人差があります。
  • 医師の診断力・技術差が大きい:口元たるみは複合的な原因を持つため、原因の正確な見極めと施術設計が仕上がりに直結します。経験の浅いクリニックを選ぶと、不自然な仕上がりや効果不足のリスクがあります。

⚠ 口元たるみは「複合アプローチ」が鍵

口元のたるみは複数の原因が複合しているため、糸リフト単体ですべてを解決しようとするより、カウンセリングで原因を正確に診断し、口角ボトックス・ヒアルロン酸・ウルセラなどとの組み合わせを含めた最適なプランを提案できる医師を選ぶことが最も重要です。

施術の流れ

口元たるみへの糸リフトは以下のステップで進みます。

STEP 1|初診・カウンセリング

医師が口元たるみの程度・各部位(ほうれい線・マリオネットライン・口角・ジョウル)の状態・たるみの主な原因(脂肪下垂か・筋肉の変化が強いか・ボリュームロスか)を詳細に診察します。「糸リフト単体で改善できるか」「口角ボトックス・ヒアルロン酸との組み合わせが必要か」を含めた最適な施術プランをご提案します。信頼できる医師は口元たるみの原因を正確に見極め、過剰な本数を提案せず、リスクも含め誠実に説明してくれます。

STEP 2|口元全体のデザイン設計・マーキング

糸の挿入ルート・引き上げ方向・角度を立体的に設計し、顔にマーキングを行います。口元たるみは複合的な変化を伴うため、ほうれい線・マリオネットライン・口角・ジョウルのそれぞれへの効果を考慮した総合的な設計が求められます。この工程の精度が仕上がりの自然さと複合改善の度合いに直結します。

STEP 3|局所麻酔

麻酔クリームを塗布した後、局所麻酔注射を行います。麻酔が効いた状態で施術を進めるため、施術中の痛みは最小限に抑えられます。麻酔注射時に一時的なチクっとした感覚を覚えることがあります。

STEP 4|糸の挿入・引き上げ

細いカニューレを使い、設計に沿って糸を挿入します。コグ付きの糸が皮下組織に引っかかり、口元周辺の下垂した組織を上方へ引き上げます。口元たるみ全体への改善を目的とした場合、両側で6〜12本前後が使用されることが多いですが、改善したい部位の範囲・たるみの程度によって個別に異なります。施術時間は麻酔後おおよそ30〜60分程度が目安です。

STEP 5|アフターケア・術後指導

施術後は冷却処置を行い、帰宅後の注意事項(激しい運動・サウナ・飲酒・大きく口を開ける動作・顔のマッサージの制限期間など)をご説明します。術後1〜2週間程度は口元への強い圧迫・大きな表情動作は避けていただくことをお勧めします。

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ダウンタイム・副作用・術後の注意点

主なダウンタイム症状と期間の目安

症状 程度の目安 改善までの目安期間
腫れ軽度〜中程度3日〜1週間程度
内出血出る場合と出ない場合あり1〜2週間程度
口元・頬の引きつれ感会話・食事・笑い時に感じやすい2〜4週間程度で落ち着くことが多い
口角周辺の違和感引っ張られるような感覚2〜3週間程度で改善することが多い
左右差腫れの引き方に差が出ることがある腫れが引くと自然に整うことが多い
ディンプル(皮膚の凹凸)術直後に一時的に出ることがある数日〜2週間程度で改善

⚠ すぐに受診が必要なサイン

  • 強い痛みや腫れが術後数日後も悪化・継続している
  • 糸の先端が皮膚から露出している
  • 患部の熱感・発赤・化膿の兆候がある
  • 口元や頬に麻痺のような感覚がある

フジイクリニック梅田では術後のフォロー体制を整えております。気になる症状が現れた際は遠慮なくご連絡・ご来院ください。

糸の本数と料金相場(口元たるみ改善)

口元たるみ改善のための糸リフト:必要本数と費用の目安

口元たるみの程度・改善したい部位の範囲 目安本数(両側) 料金目安(税込)
軽度(30代後半〜40代前半・ほうれい線中心)4〜6本15万〜25万円程度
中程度(40代・ほうれい線+マリオネットライン+口角下がり)6〜12本25万〜45万円程度
中〜重度(50代・口元全体の広範囲たるみ・ジョウル含む)12〜18本45万〜75万円程度

※料金はあくまでも目安です。使用する糸の素材・グレード・本数・クリニックによって異なります。口角ボトックス・ヒアルロン酸との組み合わせを行う場合は別途費用が加算されます。詳細はカウンセリングにてご案内いたします。

「本数が多ければ良い」ではありません

口元たるみ改善での糸リフトで最も重要なのは、ほうれい線・マリオネットライン・口角・ジョウルのどれを主なターゲットとし、どの角度・どの深さに配置するかという医師の設計力です。本数を増やすことより、原因を正確に診断した上での精緻な設計こそが自然な仕上がりに直結します。

糸リフトと口元たるみに効く他施術の比較

口元たるみに対する主な施術を比較します。それぞれの特性と組み合わせの有効性を正確に理解することが、最適なアプローチ選びにつながります。

項目 糸リフト(スレッドリフト) ヒアルロン酸注入(口元ボリューム) ウルセラ(HIFU) 口角ボトックス
口元たるみへの主な作用 下垂した組織を物理的に引き上げ、ほうれい線・マリオネット・ジョウルを複合改善 ほうれい線・マリオネットラインの溝を充填して目立ちにくくする SMAS層への超音波熱凝固で頬〜口元周辺を収縮・引き上げる 口角下制筋の収縮を抑制し口角の下がりを直接改善する
口角への効果 ◎ 引き上げにより改善が期待できる △ 充填で見た目上改善 △ 頬収縮により間接的に改善 ◎ 筋肉収縮緩和で口角上げに特化
効果の即効性 ◎ 施術当日から実感しやすい ◎ 注入直後から変化を実感 △ 3〜6ヶ月後に徐々に現れる ○ 数日〜1週間で現れる
持続期間の目安 1〜3年程度(素材による) 6〜18ヶ月程度(部位・製剤による) 1〜2年程度 3〜6ヶ月程度
ダウンタイム 1〜2週間程度(腫れ・内出血) ほぼなし〜数日(内出血が出る場合あり) ほぼなし〜数日程度 ほぼなし〜数日程度
料金目安(税込) 15万〜75万円程度(本数・範囲による) 3万〜15万円程度(部位・量による) 20万〜50万円程度 3万〜8万円程度
こんな方に向く 口元たるみを複合的に改善したい・即効性重視・下垂が主因 溝の充填が主目的・DTを最小化したい方 DTを避けたい・SMAS層からのリフトアップを求める方 筋肉の収縮による口角下がりが主因・糸リフトとの組み合わせに有効

※料金・効果・ダウンタイムはあくまでも目安です。個人差があります。

口元たるみは「3方向の複合アプローチ」が最も効果的

「糸リフト(下垂を引き上げる)+口角ボトックス(筋肉の収縮を緩和する)+ヒアルロン酸(溝を充填する)」という3方向を組み合わせることで、口元たるみに対して最も総合的な改善が期待できます。何を組み合わせるか・何から始めるかはカウンセリングにて診察の上でご提案します。

30代後半〜50代後半女性のよくある不安

「糸リフトで口元たるみは本当に改善できるのか?」

口元たるみの主な原因である「頬の脂肪下垂」には、糸リフトが有効なアプローチです。ほうれい線・マリオネットライン・ジョウルへの複合的な改善が期待できます。ただし「完全に消える」ものではなく、原因によっては口角ボトックス・ヒアルロン酸との組み合わせが必要です。カウンセリングにて原因を見極めた上でご提案します。

「ほうれい線・マリオネットライン・口角下がりを同時に改善できるか?」

糸リフトはこれらを同時にアプローチできる点が最大の特長です。ただし口角下がりに口角下制筋の収縮が関与している場合は、糸リフトとともに口角ボトックスの組み合わせが有効です。カウンセリングにてどの部位・どの原因に対してどのアプローチが最適かをご提案します。

「ヒアルロン酸・口角ボトックスとの違いと、組み合わせの必要性」

ヒアルロン酸は溝を充填する対症療法的アプローチ、口角ボトックスは筋肉の収縮を緩和するアプローチ、糸リフトは下垂という根本原因を引き上げるアプローチです。それぞれ異なる役割を担うため、組み合わせることで最も総合的な口元たるみ改善が期待できます。何が必要かはカウンセリングにてご提案します。

「翌日から仕事・社交に支障が出ないか?」

腫れや内出血が出た場合でも、ファンデーションでカバーしながら翌日から外出されている方も少なくありません。ただし口元の引きつれ感は会話・食事時に感じやすいため、接客・会食・プレゼンなど重要なご予定がある場合は1〜2週間の余裕を持つことをお勧めします。

クリニック選びの基準

口元たるみへの糸リフトは、複合的な原因の正確な見極めと、複数施術を組み合わせた提案力が仕上がりに直結します。以下の観点から総合的に判断することをお勧めします。

  • 口元たるみへの診断力・複合施術の提案力:「糸リフト単体でできること・できないこと」を正直に説明し、口角ボトックス・ヒアルロン酸との組み合わせを適切に提案できる医師かどうか。
  • 口元周辺の症例実績・設計力:ほうれい線・マリオネットライン・口角下がり・ジョウルの複合改善の症例写真で実績を確認してください。
  • 使用する糸の種類・選択肢の豊富さ:PDO・PCL・PLLAなど素材別・コグ形状別に複数の選択肢を持ち、患者の状態に応じて使い分けられる医師かどうか。
  • カウンセリングの誠実さ:過剰な本数を提案せず、口元たるみの原因を正確に見極めた上でリスクも含め正直に説明してくれる医師を選んでください。
  • 術後フォロー体制:トラブル発生時に速やかに対応できる体制が整っているかどうかを確認しましょう。
  • 料金の透明性:施術費用・麻酔費・組み合わせ施術費用などが事前に明確に提示されているかどうか。
  • 直接カウンセリングで判断:ネット情報だけでなく、実際のカウンセリングで医師の診断力・人柄・説明の誠実さを直接確かめることが最も重要です。

よくある質問(FAQ)

Q. 糸リフトで口元たるみはどのくらい改善が期待できますか?

A. たるみの程度・原因(脂肪下垂が主か・筋肉の変化が強いか・ボリュームロスか)・糸の本数・医師の設計力によって異なります。ほうれい線・マリオネットライン・口角下がり・ジョウルへの複合的な改善が期待できますが「完全に消える」ものではありません。カウンセリングにて現状を診察し期待できる範囲を丁寧にご説明します。

Q. ほうれい線・マリオネットライン・口角下がりを糸リフトで同時に改善できますか?

A. 糸リフトはこれらの複数の悩みに一度にアプローチできる点が特長です。ただし口角下がりに口角下制筋の収縮が関与している場合は、口角ボトックスとの組み合わせが有効です。カウンセリングにてどの部位への設計が最適かをご提案します。

Q. 口元たるみへの施術で必要な本数の目安を教えてください。

A. 両側で6〜12本前後が一般的なケースとして多い範囲ですが、改善したい部位の範囲・たるみの程度・使用する糸の素材によって異なります。本数より適切な部位への精緻な配置と設計が最も重要です。カウンセリングにて個別にご提案します。

Q. 効果の持続期間は?素材によって違いはありますか?

A. PDO糸は約6〜12ヶ月、PCL糸は約1〜2年、PLLA糸は約1.5〜3年程度が一般的な目安とされています。糸吸収後も産生されたコラーゲンが一定期間効果を補います。加齢は継続するため定期的なメンテナンスをお勧めしています。

Q. 痛みはどの程度ですか?

A. 局所麻酔下で行うため施術中の痛みは最小限です。麻酔注射時に一時的なチクっとした感覚があります。術後は口元の引きつれ感・軽い鈍痛を感じる場合がありますが、多くは数日〜1週間程度で改善されます。

Q. ダウンタイム中は仕事・外出に影響しますか?

A. 多くの方は翌日からファンデーションでカバーしながら外出されています。ただし口元の引きつれ感は会話・食事時に感じやすいため、接客・会食等の重要なご予定がある場合は1〜2週間の余裕を持つことをお勧めします。

Q. ヒアルロン酸注入と糸リフト、どちらが口元たるみに向いていますか?

A. 糸リフトは「下垂という原因」を引き上げる根本的アプローチ、ヒアルロン酸は「溝を充填する」対症療法的アプローチです。多くのケースでは両方を組み合わせることが最も総合的な口元たるみ改善につながります。カウンセリングにて原因を診察した上でご提案します。

Q. 口角ボトックスと組み合わせることはできますか?

A. 可能です。糸リフトが「組織の引き上げ」、口角ボトックスが「口角下制筋の収縮緩和」という異なるアプローチで作用するため、組み合わせることでより総合的な口元たるみ・口角下がりの改善が期待できます。詳細はカウンセリングにてご相談ください。

Q. ウルセラやサーマクールと組み合わせることはできますか?

A. 可能です。糸リフトが皮下組織を物理的に引き上げるのに対し、ウルセラはSMAS層・サーマクールは真皮層に作用するため、作用する組織の深さが異なります。組み合わせることで多層的な口元たるみアプローチが期待できます。詳細はカウンセリングにてご相談ください。

Q. 糸が溶けた後に口元たるみが元に戻ることはありますか?

A. 糸が吸収されると引き上げ力は徐々に弱まりますが、施術前より急激に悪化することは通常ありません。産生されたコラーゲンがしばらく口元の皮膚を支えます。加齢は継続するため定期的なメンテナンスが長期的な維持につながります。

Q. 妊娠中・授乳中の施術は可能ですか?

A. 安全性が確立されていないため原則としてお断りしています。出産・授乳終了後に体調が安定してからご相談ください。

Q. 口元たるみに糸リフトが向かないケースはありますか?

A. 口元たるみの主な原因が「筋肉の強い収縮(口角下制筋)」の場合は口角ボトックスの方が直接的、「ボリュームロス」が主因の場合はヒアルロン酸注入が先に適切なケースがあります。重度のたるみで皮膚の余剰量が非常に多い場合は外科的フェイスリフトの適応となることもあります。カウンセリングにて原因を診察の上で正直にお伝えします。

まとめ

  • 「口元たるみ」とはほうれい線・マリオネットライン・口角下がり・ジョウルなど複合的な変化の総称です。スキンケアでは届かない深部の構造変化が原因です
  • 糸リフトは「頬・口元の組織下垂」という共通の根本原因を引き上げることで、複合的な口元たるみに同時にアプローチできる施術です
  • ヒアルロン酸は「溝を充填」、口角ボトックスは「筋肉収縮を緩和」という異なる役割を担います。3方向の複合アプローチが口元たるみに最も総合的な改善をもたらします
  • ウルセラ・サーマクールより即効性が高く、外科的フェイスリフトよりダウンタイムが少ない点が特徴です
  • 医師の診断力・複合施術の提案力・設計力が仕上がりに直結するため、クリニック選びが最も重要な判断です
  • 最適なアプローチはお一人おひとりの原因・状態によって異なります。カウンセリングにて診察の上で丁寧にご提案します

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この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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