公開日: 2026年06月10日

更新日: 2026年06月04日

糸リフトであご下・フェイスラインを自然に引き上げる方法|梅田の医師が解説

鏡の前で横顔や斜め顔を確認するたびに、「あご下がもたついてきた」「フェイスラインがぼやけてきた」と感じることはないでしょうか。年齢とともにあご下に生じるたるみやもたつきは、肌そのものの衰えだけでなく、脂肪の下垂・靭帯のゆるみ・骨格の変化が複合的に重なって起こるものであり、スキンケアだけでは補いきれない変化のひとつです。

そのような悩みに対し、近年高い関心を集めているのが糸リフト(スレッドリフト)です。メスを使わずに特殊な医療用の糸を皮下に挿入し、たるんだ組織を引き上げるこの施術は、自然な仕上がりと比較的短いダウンタイムを求める方を中心に、幅広い年代の女性から支持されています。

この記事では、あご下への糸リフトに期待できる効果・施術の流れ・ダウンタイム・他施術との比較・クリニック選びの基準まで、医学的根拠に基づいて詳しく解説します。正しい知識をもとに、ご自身に最適な選択をしていただくための一助となれば幸いです。

糸リフト(スレッドリフト)があご下に選ばれる理由

糸リフトとは、医療用の吸収性素材で作られた特殊な糸を皮下組織に挿入し、たるんだ組織を物理的に引き上げる施術です。糸には微細なコグ(棘)が施されており、挿入後に組織に引っかかることで引き上げ効果を持続させる設計になっています。さらに、糸が体内で吸収されていく過程でコラーゲン産生が促進されるため、肌の弾力や密度の改善が期待できるという側面もあります。

あご下は、加齢とともに特に変化が現れやすい部位のひとつです。20代後半から30代にかけては脂肪の蓄積が目立ちはじめ、40代以降になると脂肪の下垂・皮膚のたるみ・顎骨の吸収という三重の変化が重なることで、フェイスラインが急速にぼやけていきます。この複合的な変化に対し、糸リフトは組織を物理的に「引き上げる」という直接的なアプローチができる点で、他の施術と異なる優位性を持っています。

メスを使わないため切開創や縫合が不要であり、局所麻酔下で行われる施術は所要時間が短く、日常生活への影響を最小限に抑えることが期待できます。「翌日から仕事に戻りたい」「長期のダウンタイムは避けたい」という忙しい30代後半〜50代後半の女性に選ばれる理由はこの点にあります。ただし、効果の程度や持続期間には個人差があり、加齢の程度・骨格・皮膚の状態・糸の種類・挿入本数などによって異なることをご理解ください。

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糸リフトであご下に期待できる効果

糸リフトがあご下にもたらすとされる効果は多岐にわたります。ただし、以下に示すいずれの効果も個人差があり、施術前に担当医師と十分な相談を行うことが重要です。

あご下のたるみ・もたつきの改善

加齢とともにゆるんだ皮下組織と脂肪層を糸で物理的に引き上げることで、あご下のたるみやもたつきが改善される可能性があります。特に40代以降の女性では、この変化が最も気になる部位として挙げられることが多く、糸リフトの有効性が期待される代表的な適応となっています。

フェイスラインの引き締め・輪郭の再形成

ぼやけてきた顎から首にかけてのラインを再定義し、若々しいフェイスラインを取り戻すことが期待できます。糸を斜め上方向に引き上げることで、横顔や斜め顔のシルエットが変化し、全体的なフェイスラインの印象が引き締まった状態を目指せます。効果の感じ方には個人差があります。

二重あご・首のもたつきへのアプローチ

二重あごの原因のひとつである皮膚・脂肪のたるみに対し、糸リフトはリフトアップと組織の再配置を同時に行うアプローチが可能です。ただし、皮下脂肪が多い場合には糸リフト単独では限界があり、必要に応じてボトックス(顎二腹筋へのアプローチ)や脂肪溶解注射との組み合わせが検討されることもあります。

コラーゲン産生促進による肌質向上

糸が体内で吸収される際、周囲の組織でコラーゲンの産生が促されることが報告されています。これにより、施術直後の物理的な引き上げ効果に加え、数ヶ月をかけて肌の弾力・ハリ感の向上が期待できるとされています。ただし、コラーゲン産生の程度には個人差があります。

横顔・斜め顔ラインへの効果

正面からの印象だけでなく、横顔や斜め45度からのシルエットに変化が現れるとされています。あご先から首にかけてのラインが明瞭になることで、写真や動画撮影時の印象も変わる可能性があります。

糸の種類・本数・デザインの考え方

糸リフトの仕上がりを大きく左右するのは、使用する糸の種類・挿入本数・引き上げる方向(ベクター)の設計です。これらはすべて担当医師が患者の骨格・皮膚状態・たるみの程度をもとに判断するものであり、画一的なプランが存在するわけではありません。

使用される糸の主な素材

素材 吸収期間の目安 特徴 主な使用例
PDO(ポリジオキサノン) 6〜12ヶ月程度 実績が多く、コラーゲン産生促進効果が期待できる。吸収が比較的速い。 初めての施術、広範囲のリフトアップ
PCL(ポリカプロラクトン) 18〜24ヶ月程度 吸収がゆっくりで効果の持続期間が長い傾向。コラーゲン産生もより長期に持続する可能性。 効果の持続性を重視する方、40〜50代
PLLA(ポリ乳酸) 12〜18ヶ月程度 コラーゲン産生刺激効果に優れるとされ、肌質改善を同時に期待したい方に適している場合がある。 肌の弾力低下が気になる方

あご下への推奨挿入本数の目安

あご下に特化した施術の場合、片側2〜4本程度が目安とされることが多いですが、これはあくまで一般的な参考値であり、実際の本数は担当医師が診察のうえで決定します。たるみが強い場合・骨格の変化が顕著な場合には、より多くの本数が必要となることがあります。「多く入れるほど良い」というわけではなく、引き上げる方向・テンションのバランスを考慮した設計が自然な仕上がりには不可欠です。

引き上げ方向(ベクター)のデザイン

糸を斜め上方向・垂直方向のどちらに引くか、またどの深さに挿入するかによって、仕上がりの自然さと効果の範囲が変わります。フェイスライン全体との整合性を考えずにあご下だけを引き上げると、顔のバランスが崩れることがあるため、顔全体のデザインを俯瞰的に考えられる医師の判断が重要です。

糸リフトのメリット・デメリット

メリット

  • 切開不要でメスを使わない:術後に傷跡が残らず、見た目への影響が最小限に抑えられます。
  • 比較的短時間で完了:両側で30〜60分程度が目安とされる場合が多く、日常生活への支障が少ない傾向があります。
  • 即時性のある変化:施術直後から引き上げ効果が感じられる場合があります(腫れが落ち着いた後に本来の仕上がりが現れます)。
  • コラーゲン産生促進効果:糸の吸収過程で肌の弾力・ハリ感の改善が期待できる可能性があります。
  • 他施術との組み合わせが可能:HIFUやサーマクール、ヒアルロン酸注射などと組み合わせることで、より包括的なアンチエイジングアプローチが期待できます。
  • 糸は体内で吸収される:使用される糸は医療用吸収性素材のため、体内に永久に残留しません。

デメリット・注意点

  • 効果には個人差がある:皮膚の状態・たるみの程度・骨格・加齢の度合いによって、得られる効果は大きく異なります。
  • 効果は永続しない:糸が吸収されるにつれて物理的な引き上げ効果は低下します。定期的なメンテナンスを考慮する必要があります。
  • 腫れ・内出血などのダウンタイム:施術後に一定期間の腫れや内出血が生じることがあります。
  • 医師の技術力による仕上がりの差:デザインの精度・糸の挿入角度・本数設計によって仕上がりが大きく左右されます。安価なクリニックでは、使用する糸の品質や医師の経験が不十分なケースも存在するため、施術実績の豊富な専門医への相談をおすすめします。
  • 引きつれ感・違和感が生じることがある:施術後しばらくは、表情を動かした際に引きつれるような感覚を覚えることがあります。多くの場合は数週間で落ち着いていきます。

施術の流れ

糸リフトは以下の流れで行われます。クリニックによって細部は異なりますが、基本的な手順は共通しています。

① 初診・カウンセリング

担当医師が顔全体の状態を診察し、たるみの程度・骨格・皮膚の厚みなどを確認します。患者の希望する仕上がりを丁寧にヒアリングしたうえで、糸の種類・本数・挿入経路のデザインを提案します。この段階での医師とのコミュニケーションが、仕上がりの満足度に直結します。納得のいく説明が受けられるかどうかを、クリニック選びの重要な指標にしてください。

② デザイン・マーキング

施術前に糸の挿入経路・引き上げ方向(ベクター)をマーキングします。座位・立位で確認しながら設計するため、仕上がりイメージと実際の効果のズレを最小化できます。

③ 麻酔

局所麻酔クリームの塗布または局所注射麻酔を行います。針刺し時の痛みを大幅に軽減できます。

④ 糸の挿入・引き上げ

カニューレまたは針を使用して皮下に糸を挿入し、コグを皮下組織に引っ掛けながら上方向に引き上げます。あご下に特化した施術の場合、耳前から顎部にかけて糸を斜め下方向に通し、あご下組織を上方に再配置するルートが取られることが一般的です。所要時間は両側で30〜60分程度が目安とされます。

⑤ アフターケア・注意事項の確認

施術後は圧迫固定を行い、腫れや内出血を最小限に抑えるためのケア方法をご案内します。施術当日〜数日間は以下の点に注意が必要です。

  • 大きな開口(あくびや歯科治療など)は避ける
  • うつぶせ寝・横向き寝は糸の位置がずれる可能性があるため避ける
  • 激しいマッサージや顔への圧迫は控える
  • サウナ・激しい運動など血行を促進する行為は数日間控える
  • 硬い食べ物の咀嚼は数日控えることが推奨される場合がある

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ダウンタイム・副作用・注意点

施術後に起こりうる症状と、その程度・対処法について正確にお伝えします。以下はいずれも医学的に報告されている事象であり、必ず発生するものではありません。

症状 発生頻度の目安 持続期間の目安 対処・注意事項
腫れ・むくみ 多い 3〜7日程度 冷却・安静。激しい運動・入浴は数日控える
内出血 比較的多い 1〜2週間程度 コンシーラーで対応可能な場合が多い。自然に吸収される
引きつれ感・違和感 多い 数日〜数週間 経過とともに改善することが多い。持続する場合は受診
しこり・凹凸 少なくない 数週間程度(多くは自然軽快) 圧迫マッサージ。改善しない場合は受診
左右差 ある程度あり 腫れが引いた後に判断 腫れの引き方の差による一時的なものが多い。気になる場合は担当医に相談
感染 適切な治療で改善 熱感・痛みの増強・膿の排出などがあれば速やかに受診

⚠ 注意事項:本施術は医療行為です。リスクや副作用については必ず担当医師から詳しい説明を受け、十分に理解・同意したうえで施術を受けてください。また、症状の経過が通常と異なると感じた場合は、自己判断せず速やかに受診してください。

料金相場と「価値」の考え方

糸リフトの料金は、使用する糸の種類・本数・クリニックの施術方針によって異なります。以下は一般的な参考目安であり、実際の料金はカウンセリング時に確認してください(すべて税込表示を推奨します)。

施術プラン 料金目安(税込) 備考
あご下特化プラン(2〜4本程度) 10万〜18万円程度 糸の種類・本数により異なる
フェイスライン全体(4〜8本程度) 20万〜40万円程度 頬〜あご下まで包括的に対応
PCL・PLLA高耐久糸使用 割増30〜50%程度が目安 持続期間が長い素材ほど単価が高くなる傾向

糸リフトにおいて重要なのは「1本あたりの価格」ではなく「デザインの精度と医師の技術力」です。低価格を前面に出すクリニックでは、糸の品質・医師の経験・アフターフォロー体制に差があることも少なくありません。施術後の仕上がりが気に入らなくても、糸の吸収を待つしかないケースがほとんどです。適切な価格でも信頼できる医師に任せることが、長期的には最も合理的な選択といえます。

糸リフト あご下と他施術の比較

あご下のたるみにアプローチできる施術は複数あります。それぞれの特性を理解したうえで、担当医師と相談しながら自分に合った選択をすることが重要です。

項目 糸リフト(スレッドリフト) HIFU(ウルセラ・ウルトラフォーマー) サーマクールFLX ヒアルロン酸注射(あご下)
主な目的 物理的なリフトアップ・組織の再配置 超音波熱によるSMAS層への作用・コラーゲン産生促進 高周波によるコラーゲン収縮・皮膚の引き締め ボリューム補充・輪郭の補正
効果の特徴 即時性が高い。コグによる引き上げ効果が明確 効果発現が緩やか(2〜3ヶ月後がピーク)。深部へのアプローチが可能 皮膚全体の引き締め・弾力改善。深い層へのアプローチはHIFUに劣る場合がある 凹みの補正・輪郭形成に適す。たるみ自体を引き上げる効果は限定的
持続期間の目安 1〜2年程度(糸の種類・本数による) 6〜12ヶ月程度 1〜2年程度 6〜12ヶ月程度(製剤による)
ダウンタイム 腫れ・内出血:1〜2週間程度 比較的少ない(赤み・ほてり程度) 少ない(赤みが数時間〜1日程度) 腫れ・内出血:数日程度
料金目安(税込) 10万〜40万円程度 10万〜30万円程度 25万〜50万円程度 3万〜15万円程度(部位・量による)
こんな方に向く 即効性を求める。たるみが比較的明確。フェイスラインの輪郭変化を実感したい ダウンタイムを最小限にしたい。予防的・継続的なケアを重視する 皮膚の引き締め・弾力改善を優先。ダウンタイムが取りにくい あご先の形成・輪郭補正が目的。たるみより凹みが気になる

30代後半〜50代後半女性のよくある不安

「あご下に糸を入れると不自然に見えないか」

仕上がりの自然さは、引き上げる方向・本数・テンションのバランスを担当医師がどう設計するかに依存します。過剰に引き上げたり、顔全体のバランスを考慮せずにあご下だけに集中したりすると、不自然な印象につながることがあります。初回カウンセリングで医師のデザイン方針・症例写真を十分に確認することが、自然な仕上がりへの第一歩です。

「翌日からマスクなしで仕事・社交に出られるか」

施術後1〜3日は腫れや内出血が生じやすく、マスクや帽子で対応される方も多いです。腫れのピークは施術翌日とされ、5〜7日で大きく落ち着いてくることが多いですが、完全に目立たなくなるまでに1〜2週間を要する場合があります。重要な社交の予定がある場合は、2週間以上の余裕をもったタイミングで施術を検討することをおすすめします。

「糸が見える・触れるなどの違和感は残らないか」

皮膚表面から糸が透けて見えたり、しこりとして触れるケースが稀に報告されています。適切な深さへの挿入と熟練した技術によって、こうしたリスクを最小限に抑えることが可能とされています。施術後数週間で自然に改善するケースがほとんどですが、気になる場合は担当医師に相談してください。

「効果がなくなったらどうなるのか・元に戻るのか」

糸が体内で吸収されるにつれて物理的な引き上げ効果は徐々に低下しますが、コラーゲン産生によって肌の弾力・ハリが改善されている場合は、糸の吸収後もある程度の効果が持続するとされています。加齢による変化は継続しているため、定期的なメンテナンス施術を計画的に行うことが推奨されます。

クリニック選びの基準

糸リフトの仕上がりは、クリニック・医師の選択によって大きく左右されます。以下のチェックポイントを参考に、慎重にご判断ください。

  • 糸リフトの症例数・施術実績が豊富であること:多くの症例経験を持つ医師は、さまざまな骨格・皮膚状態への対応力が高く、自然な仕上がりを実現しやすい傾向があります。
  • カウンセリングで顔全体のバランスを診る視点があること:あご下だけでなく、頬・こめかみ・フェイスライン全体を含めた設計ができる医師を選ぶことで、より自然なリフトアップが期待できます。
  • 複数の糸の種類を扱い、適切に使い分けていること:PDO・PCL・PLLAなど複数の素材を状況に応じて使い分けられるクリニックは、個々の状態に最適化した施術が可能です。
  • リスク・デメリットについても丁寧に説明するカウンセリングであること:メリットだけでなく、副作用・ダウンタイム・効果の個人差について明確に説明するクリニックは、患者ファーストの姿勢があるといえます。
  • アフターフォロー体制が整っていること:施術後に気になることが生じた際に速やかに対応できる体制・再診のしやすさは、安心して施術を受けるための重要な条件です。
  • 「安さ」だけを前面に出していないこと:過度な割引や「何本でも◯万円」といった画一的な料金設定は、個々の状態に合わせた設計が行われていない可能性があります。価値への適正な投資という視点を持つことが重要です。
  • 美容外科・美容皮膚科専門の医師が担当していること:糸リフトは解剖学的知識と繊細な技術を要する施術です。専門性の高い医師が担当するクリニックを選ぶことで、リスクを最小限に抑えることが期待できます。

よくある質問(FAQ)

Q. あご下への糸リフトは痛いですか?

局所麻酔を使用するため、施術中の痛みは大幅に軽減されます。麻酔注射の際に軽い刺痛を感じることはありますが、施術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。施術後は数日間、鈍い痛みや引きつれ感を感じることがありますが、処方された鎮痛剤で対処可能なことが多いです。

Q. 効果はどのくらい持続しますか?また、糸が溶けたあとも効果は残りますか?

使用する糸の素材によりますが、PDOで6〜12ヶ月、PCLで18〜24ヶ月程度が物理的な持続期間の目安とされています。糸が吸収された後も、コラーゲン産生の促進によって生成されたコラーゲンが残ることで、ある程度の弾力・ハリ感の改善が持続する可能性があります。ただし効果の程度は個人差があります。

Q. 施術直後からマスクなしで外出できますか?

施術直後から腫れ・内出血が生じることが多く、完全に目立たなくなるまでに1〜2週間程度を要する場合があります。重要な社交予定の前には十分な期間を確保されることをおすすめします。マスクや帽子で対応しながら翌日から日常生活を送られる方が多いですが、詳しくは担当医師にご確認ください。

Q. あご下に何本入れるのが適切ですか?本数は医師が決めるのですか?

挿入本数は、たるみの程度・皮膚の状態・使用する糸の種類・希望する仕上がりによって医師が判断するものです。あご下特化の施術では片側2〜4本程度が目安とされることが多いですが、あくまで参考値です。「本数が多い=良い結果」ではなく、引き上げ方向と本数のバランス設計が重要です。

Q. 糸が見えたり、しこりが残ったりすることはありますか?

稀に糸が皮膚表面から透けて見える、または触れるとしこり感がある、という事例が報告されています。適切な挿入深度と熟練した手技によってリスクを最小化できますが、ゼロではありません。多くの場合、数週間〜数ヶ月で自然に軽快しますが、気になる場合は早めに担当医師に相談してください。

Q. HIFUやサーマクールと糸リフト、どちらがあご下に向いていますか?

明確なたるみ・もたつきがあり即効性を求める場合は糸リフトが、ダウンタイムを極力避けたい・予防的なケアを継続したい場合はHIFUやサーマクールが向いているとされています。状態や目的に応じて組み合わせることも可能です。担当医師と相談のうえ、最適な選択をしてください。

Q. 他の施術(ボトックス・ヒアルロン酸など)との併用は可能ですか?

糸リフトは他施術との組み合わせが可能とされています。例えば、ボトックス(咬筋・顎二腹筋へのアプローチ)でフェイスラインをさらにシャープにする、ヒアルロン酸でボリューム補正を加えるなど、複合的なアプローチで高い効果が期待できる場合があります。ただし、施術の順序・間隔については担当医師の指示に従ってください。

Q. 効果が出るまでにどのくらいかかりますか?ピークはいつですか?

施術直後から物理的な引き上げ効果が感じられる場合がありますが、腫れが落ち着く1〜2週間後に本来の仕上がりが確認できます。コラーゲン産生促進による肌質改善は、施術後2〜3ヶ月かけてゆっくりと現れることが多いとされています。

Q. 30代・40代・50代それぞれで、適応の考え方は違いますか?

30代後半は予防的な観点から少量の糸で自然なリフトアップを維持するアプローチが向いている場合が多いです。40代はたるみが顕著になる時期で、糸リフトの恩恵を最も受けやすい年代とされています。50代では皮膚の余剰や骨格変化が大きくなるため、糸リフト単独では効果が限定的なこともあり、他施術との組み合わせが推奨されることがあります。いずれも担当医師との詳細な相談が前提です。

Q. リスクや失敗を避けるために最も重要なポイントは何ですか?

最大のリスク軽減策は「医師選び」です。糸リフトは医師の解剖学的知識・デザインセンス・技術力が仕上がりを直接左右する施術です。価格の安さや「キャンペーン」だけを基準に選ぶのではなく、施術実績・カウンセリングの質・アフターフォロー体制を総合的に評価したうえで、信頼できると感じた医師に任せることが最も重要です。

Q. フェイスライン全体の糸リフトとあご下特化施術は何が違いますか?

あご下特化施術は挿入する糸の本数・範囲を絞ることでコストとダウンタイムを抑えられる反面、頬・こめかみのたるみには対応しません。フェイスライン全体への施術は包括的な引き上げ効果が期待できますが、本数・コスト・ダウンタイムが増加します。担当医師の診断をもとに、どちらが適切かを相談してください。

Q. 妊娠中・授乳中でも施術を受けられますか?

妊娠中・授乳中の方は、局所麻酔薬の使用や身体的なストレスが胎児・乳児に与える影響を考慮し、基本的に施術を避けることが推奨されています。詳しくは担当の産科医・婦人科医にご相談のうえ、美容クリニックでも確認してください。

まとめ

糸リフト(スレッドリフト)によるあご下へのアプローチは、メスを使わずにフェイスラインのたるみ・もたつきにアプローチできる施術として、多くの30代後半〜50代後半女性に支持されています。物理的な引き上げ効果とコラーゲン産生促進の相乗作用によって、自然で上品な変化が期待できる可能性があります。

ただし、効果の程度・持続期間・ダウンタイムはすべて個人差があります。施術の仕上がりは使用する糸の種類・本数・医師のデザイン力によって大きく左右されるため、クリニック・医師の選択が最も重要なポイントとなります。

フジイクリニック梅田では、一人ひとりの骨格・皮膚状態・ライフスタイルに合わせた丁寧なカウンセリングのもと、最適な糸リフトのプランをご提案しています。あご下のたるみ・フェイスラインのもたつきにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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