公開日: 2026年06月05日
更新日: 2026年06月02日
糸リフトでフェイスラインを整える|大阪・梅田で自然な引き上がりを求める方へ
目次
フェイスラインのたるみは、皮膚の弾力低下だけでなく、骨格の変化・脂肪の移動・筋膜のゆるみが複合的に絡み合って起こるもの。スキンケアだけでは改善が難しい構造的な変化であるからこそ、医療的なアプローチの価値があります。
この記事では、糸リフト(スレッドリフト)によるフェイスライン改善について、メカニズム・期待できる効果・ダウンタイム・他施術との比較まで、医学的根拠に基づき詳しくお伝えします。施術を検討される前に、正確な知識を持ってご判断いただける内容をお届けします。
糸リフトとフェイスライン改善のメカニズム
糸リフト(スレッドリフト・スレッドリフティング)とは、医療用の特殊な糸を皮下組織に挿入し、物理的な引き上げとコラーゲン産生促進の2段階効果でたるみを改善する施術です。使用する糸の主な素材はPDO(ポリジオキサノン)・PCL(ポリカプロラクトン)・PLLA(ポリ乳酸)などの生体吸収性素材で、体内で徐々に分解・吸収されます。
フェイスラインのたるみが起こる主な原因
30代後半から50代後半にかけてフェイスラインが崩れやすくなるのは、以下の複合的な要因によるものです。これらは単独のスキンケアでは対処が難しく、施術による構造的なアプローチが有効と考えられています。
- 皮膚・真皮の弾力低下:コラーゲン・エラスチンの産生減少により皮膚が薄く伸びやすくなる
- 脂肪の位置移動:コンパートメント(脂肪区画)が重力に従いずれ落ち、頬下・ジョウル部分に脂肪が集積する
- 筋膜(SMAS)のゆるみ:顔の土台となる筋膜層がゆるむことで、皮膚・脂肪が全体的に下垂する
- 骨格の変化:年齢とともに顎の骨が吸収され、皮膚・軟部組織が余ってくる
- 咬筋・表情筋の変化:筋肉の使い方のクセや萎縮が輪郭の非対称・たるみに影響する
糸リフトがフェイスラインに作用する2段階のメカニズム
糸リフトの効果は「即効的な引き上げ」と「長期的なコラーゲン誘導」の2段階で発揮されます。
【第1段階:物理的な引き上げ(施術直後〜)】
コグ(棘)付きの糸が皮下組織に引っかかり、たるんだ皮膚・脂肪を上方向に機械的に引き上げます。施術直後からフェイスラインのシャープ化が期待できます。
【第2段階:コラーゲン産生促進(挿入後数週間〜数ヶ月)】
糸が異物として認識されることで身体の自然治癒反応が起き、糸の周囲にコラーゲンが産生されます。このコラーゲンが内側から皮膚を支え、ハリ・弾力の向上と持続的なリフトアップ効果が期待できます。
フェイスライン改善においては、ジョウル(頬下の脂肪下垂)・マリオネットライン・下顎ラインのシャープ化を主なターゲットとし、糸の種類・本数・挿入方向・引き上げ角度を医師が総合的に設計します。
フェイスラインへの糸リフト:期待できる主な効果
① ジョウル(頬下のたるみ・膨らみ)の改善
40代以降に目立ちやすい「ジョウル」は、頬の脂肪コンパートメントが下垂し、下顎ライン上に脂肪の固まりとして現れた状態です。糸リフトによって脂肪ごと引き上げることで、フェイスラインがすっきりとした印象に改善される可能性があります。ジョウル改善はフェイスライン糸リフトの最も代表的な適応部位の一つと考えられています。
② マリオネットライン・ほうれい線の緩和
口角から顎にかけての縦ジワ(マリオネットライン)は、頬の下垂が原因で深くなることが多く、フェイスラインの引き上げによって改善が期待できます。ほうれい線も、頬全体を上方に引き上げることで浅く見えるようになる可能性があります。ただし、深く刻まれたシワの完全な消失を保証するものではなく、個人差があります。
③ 下顎ラインのシャープ化・輪郭の引き締め
顎のラインに沿って糸を配置することで、輪郭がシャープに引き締まり、顔の縦ラインが強調される効果が期待できます。正面から見たときの「小顔感」や横顔のシャープさが改善される可能性があります。
④ フェイスラインの縦長化・小顔効果
頬が下垂していると顔が横に広く・大きく見えやすくなります。糸リフトで上方向に引き上げることで、顔の縦横比が変化し、自然な小顔効果が期待できます。適切な本数と挿入位置の設計が、この効果の完成度を大きく左右します。
⑤ コラーゲン産生によるハリ・肌質の向上
糸の挿入が体内の治癒反応を促進し、コラーゲン線維の新生を誘導します。引き上げ効果だけでなく、皮膚のハリ感・弾力の改善も期待できる点が、機器系リフト(ウルセラ・サーマクール)との大きな共通点です。糸が吸収された後も、産生されたコラーゲンが効果を維持する一因となります。
⚠ 個人差について
効果の出方・持続期間は、皮膚の状態・たるみの程度・年齢・使用する糸の種類・本数・医師の技術によって大きく異なります。上記はあくまで期待できる効果の例であり、すべての方に同様の結果が得られることを保証するものではありません。
糸リフトのメリット・デメリット(フェイスライン目的)
メリット
- 即効性がある:施術当日からフェイスラインの変化を実感しやすく、効果が早期に現れる点はレーザー系・RF系施術との大きな違いです
- 外科手術よりダウンタイムが少ない:フェイスリフト(外科手術)と比べると切開が不要で、日常復帰が早い傾向があります
- 自然な仕上がりが期待できる:適切な本数・設計であれば、引っ張りすぎない自然な引き上がりが可能です
- コラーゲン産生による長期的効果:糸が吸収された後もコラーゲンが皮膚を内側から支え、一定期間効果が持続する可能性があります
- 他施術との組み合わせが可能:ウルセラ・サーマクールとの併用でより多層的なアプローチが期待できます
- 局所麻酔で完結:全身麻酔が不要なため、身体への負担が比較的少ないと考えられています
デメリット・注意点
- 持続期間に限りがある:糸の素材・本数により異なりますが、一般的に1〜3年程度での再施術が必要と考えられています。フェイスリフトのような永続的な効果ではありません
- 術後の引きつれ感・違和感:施術後しばらくは皮膚の引きつれ感や表情時の違和感が生じることがあります。多くは数週間以内に落ち着きますが、個人差があります
- 内出血・腫れ:針を使用するため、内出血や腫れが生じることがあります。通常は1〜2週間以内に改善されますが、完全に出ないとは限りません
- 医師の技術差が大きい:仕上がりの自然さ・左右対称性・効果の持続は、医師の経験・設計力に大きく左右されます。価格だけで選ぶのはリスクがあります
- 重度のたるみには限界がある:皮膚のたるみが非常に強い場合、糸リフトだけでは対応しきれないケースもあります。その場合は外科的フェイスリフトとの比較が必要です
フェイスライン糸リフト:施術の流れ
糸リフトはどのような流れで行われるのか、各ステップを詳しく解説します。
STEP 1|初診・カウンセリング
まず医師が顔全体の状態を診察します。皮膚の厚さ・たるみの部位・脂肪の分布・骨格の特徴を確認した上で、施術プランを提案します。「どこをどのくらい引き上げたいか」「どんな仕上がりを希望するか」を丁寧にヒアリングし、ご要望と現状を照らし合わせながら設計します。
信頼できる医師は、過剰な本数の提案をせず、現実的な効果の範囲を明確に説明してくれます。
STEP 2|デザイン・マーキング
顔にマーキングを施し、糸の挿入位置・方向・引き上げ角度を設計します。フェイスライン改善においては、ジョウル・頬・こめかみの位置関係を立体的に把握した設計が不可欠です。この工程の精度が仕上がりの自然さに直結します。
STEP 3|局所麻酔
麻酔クリームの塗布と局所麻酔注射により、施術部位の痛みを軽減します。麻酔が効いた状態で施術を行うため、施術中の痛みは最小限に抑えられる設計です。ただし、麻酔注射時に多少のチクっとした痛みを感じることがあります。
STEP 4|糸の挿入・引き上げ
細いカニューレ(針)を使い、デザインに沿って糸を挿入します。コグ(棘)付きの糸が皮下組織に絡み合い、引き上げ力を発揮します。フェイスラインへの施術では一般的に4〜8本前後を使用するケースが多いですが、たるみの程度・希望する仕上がりによって本数は異なります。施術時間は麻酔後で30〜60分程度が目安です。
STEP 5|アフターケア・術後指導
施術後は冷却を行い、腫れの軽減を図ります。帰宅後の注意事項(激しい運動・入浴・飲酒・顔のマッサージの制限期間など)についてご説明します。術後1週間程度は顔への強い圧迫を避けていただく必要があります。
ダウンタイム・副作用・術後の注意点
主なダウンタイム症状と期間の目安
| 症状 | 程度の目安 | 改善までの目安期間 |
|---|---|---|
| 腫れ | 軽度〜中程度 | 3日〜1週間程度 |
| 内出血 | 出る場合と出ない場合あり | 1〜2週間程度 |
| 引きつれ感・違和感 | 笑い・咀嚼時に感じやすい | 2〜4週間程度で落ち着くことが多い |
| 左右差 | 腫れの引きに差が出ることがある | 腫れが引くと自然に整ってくることが多い |
| 皮膚表面の凹凸 | ディンプル(くぼみ)が出ることがある | 多くは数日〜2週間程度で改善 |
⚠ こんな症状が出たらすぐに受診を
- 強い痛み・急激な腫れが術後数日経っても悪化している
- 糸の端が皮膚から露出している
- 発熱・患部の熱感・化膿の兆候がある
- 表情麻痺のような感覚がある
糸リフトは比較的ダウンタイムの少ない施術に分類されますが、個人の体質・本数・挿入部位によって経過は異なります。フジイクリニック梅田では術後のフォロー体制を整えており、気になる症状があれば遠慮なくご相談いただける環境をご用意しています。
糸リフトの本数と料金相場(フェイスライン)
フェイスラインに必要な本数の目安
糸の本数はたるみの程度・部位・使用する糸の種類によって異なります。本数が多ければ良いというわけではなく、適切な本数を適切な位置に配置する設計力が最も重要です。
| たるみの程度・部位 | 目安本数 | 料金目安(税込) |
|---|---|---|
| フェイスライン軽度たるみ(片側2〜3本) | 4〜6本(両側) | 15万〜25万円程度 |
| フェイスライン中程度たるみ・ジョウル改善(片側3〜5本) | 6〜10本(両側) | 25万〜40万円程度 |
| フェイスライン+頬・こめかみ広範囲(片側5〜8本) | 10〜16本(両側) | 40万〜70万円程度 |
※料金はあくまでも目安であり、使用する糸の種類・グレード・クリニックによって異なります。カウンセリングにて個別にご案内いたします。
「価格ではなく、技術に投資する」という考え方
糸リフトは医師の設計力・挿入技術が仕上がりに直結する施術です。価格を抑えるために経験の浅い術者に依頼することは、不自然な仕上がり・ダウンタイムの長期化・再施術リスクにつながる可能性があります。フジイクリニック梅田では、術前カウンセリングで費用対効果を丁寧にご説明した上でご提案いたします。
糸リフトと他のフェイスライン改善施術の比較
フェイスラインの改善を目的とした場合、糸リフト以外にもウルセラ・サーマクール・外科的フェイスリフトという選択肢があります。それぞれの違いを整理します。
| 項目 | 糸リフト(スレッドリフト) | ウルセラ(HIFU) | サーマクールFLX | フェイスリフト(外科) |
|---|---|---|---|---|
| 主な目的 | 皮下組織の物理的引き上げ+コラーゲン産生 | SMAS層への超音波熱凝固によるリフトアップ | RF波による真皮収縮・コラーゲン産生 | 切開による余剰皮膚の除去・SMAS引き上げ |
| 引き上げの仕組み | 糸のコグ(棘)で組織を物理的に引き上げる | 熱による組織収縮と自己コラーゲン再生 | RF熱による真皮・皮下組織の収縮 | 切開・縫合による外科的引き上げ |
| 効果の即効性 | ◎ 施術当日から実感しやすい | △ 3〜6ヶ月かけて徐々に現れる | △ 数週間〜3ヶ月後に効果が現れやすい | ◎ 腫れが引くと即効果が明確 |
| 持続期間の目安 | 1〜3年程度(素材・本数による) | 1〜2年程度 | 1〜2年程度 | 5〜10年程度(最も持続) |
| ダウンタイム | 1〜2週間程度(腫れ・内出血) | ほぼなし〜数日程度 | ほぼなし〜数日程度 | 2〜4週間以上(切開・縫合を伴う) |
| 料金目安(税込) | 15万〜70万円程度(本数による) | 20万〜50万円程度 | 25万〜60万円程度 | 60万〜200万円以上 |
| こんな方に向く | 即効性を求める・ジョウルが気になる・手術は避けたい | ダウンタイムをできるだけ避けたい・SMAS層のたるみが気になる | 肌質改善も同時に望む・熱凝固によるリフトアップを求める | 重度のたるみ・最も持続する効果を求める |
※料金・効果・ダウンタイムはあくまでも目安です。個人差があります。
組み合わせ施術(コンビネーション治療)という選択肢
糸リフトとウルセラ・サーマクールは作用する層(深さ)が異なるため、組み合わせることで多層的なアプローチが可能です。「即効的な引き上げ(糸リフト)+長期的な皮膚のコラーゲン産生促進(ウルセラ or サーマクール)」という組み合わせは、持続性と効果の両立を期待する方に検討していただける選択肢の一つです。
30代後半〜50代後半女性のよくある不安
「引き上げた感じが不自然にならないか?」
「吊り上がったような表情になるのでは」というご心配はよく聞かれます。適切な本数・適切な引き上げ角度・経験ある医師の設計であれば、過度な引き上がりは避けられます。医師との事前カウンセリングで仕上がりのイメージをしっかり共有することが、最も重要なステップです。
「翌日から仕事や社交の場に出られるか?」
腫れ・内出血の程度には個人差がありますが、多くの場合、ファンデーションでカバーしながら翌日から外出されている方も少なくありません。ただし、重要なイベントや人前に出るご予定がある場合は、施術から1〜2週間の余裕を持たせてスケジュールを調整されることをお勧めします。
「糸が入っているのが外からわかるか?」
適切に挿入されていれば、皮膚の表面から糸が透けて見えることは通常ありません。ただし術直後に引きつれのような皮膚の凹凸(ディンプル)が一時的に見えることはあります。多くの場合、数日〜2週間程度で改善されます。
「効果が切れたらどうなるか?」
糸が体内で吸収されるにつれ引き上げ力は弱まりますが、施術前の状態より大幅に悪化するということは通常ありません。コラーゲン産生の効果がある程度残存するためです。加齢は継続するため、定期的なメンテナンスを計画的に行うことが、長期的なフェイスライン維持につながります。
クリニック選びの基準(糸リフト・フェイスライン)
糸リフトは医師の技術差が最も仕上がりに影響する施術のひとつです。「価格の安さ」だけを基準にクリニックを選ぶことは避け、以下の観点から総合的に判断することをお勧めします。
- 担当医師の経験・施術症例数:糸リフトの実績が豊富で、フェイスラインデザインの症例写真を確認できるクリニックを選ぶことが重要です
- 使用する糸の種類・選択肢の豊富さ:PDO・PCL・PLLAなど複数の糸を状態に応じて使い分けられる医師は、より細やかな設計が可能です
- カウンセリングの丁寧さと透明性:過剰な本数を押し付けず、リスクを含めた情報を誠実に説明してくれる医師を選んでください
- 術後のフォロー体制:トラブル発生時にすぐ対応できる体制が整っているかを事前に確認しましょう
- 他施術との組み合わせの提案力:糸リフト単体だけでなく、ウルセラ・サーマクール・ヒアルロン酸など複数のアプローチを理解した上で最適解を提案できるか
- 院内環境・清潔感:医療機関として当然の衛生管理が徹底されているかも、安心感の大切な要素です
- 口コミ・評判だけでなく直接カウンセリングで判断:ネット上の情報だけでなく、実際のカウンセリングで医師の人柄・丁寧さを自分の目で確かめることが最も重要です
よくある質問(FAQ)
Q. 糸リフトでフェイスラインはどのくらい変わりますか?
A. たるみの程度・本数・使用する糸の種類によって異なりますが、ジョウルの軽減・輪郭のシャープ化・マリオネットラインの緩和などが期待できます。施術前後の変化は個人差が大きく、全ての方に同様の結果が保証されるものではありません。カウンセリングにて現状と期待値をすり合わせてご案内します。
Q. 効果はどのくらい持続しますか?
A. 使用する糸の素材によって異なります。PDO糸は約6〜12ヶ月、PCL糸は約1〜2年、PLLA糸は約1.5〜3年程度が目安とされています。ただし加齢による変化は継続するため、定期的なメンテナンスを検討されることをお勧めします。
Q. 何本くらい入れるのが適切ですか?
A. フェイスライン改善を目的とした場合、両側で4〜10本前後が一般的ですが、たるみの程度・希望する仕上がり・使用する糸の種類によって大きく変わります。本数が多ければ良いわけではなく、適切な位置に適切な本数を配置する設計が最も重要です。
Q. 痛みやダウンタイムはどの程度ですか?
A. 施術は局所麻酔下で行うため、施術中の痛みは最小限に抑えられます。術後は腫れ・内出血・引きつれ感が生じることがありますが、多くの場合1〜2週間程度で落ち着きます。個人差があるため、大切なご予定の前後は余裕を持ったスケジュール調整をお勧めします。
Q. ウルセラやサーマクールと組み合わせることはできますか?
A. 可能です。糸リフトが皮下組織を物理的に引き上げるのに対し、ウルセラはSMAS層・サーマクールは真皮層に作用するため、作用層が異なります。組み合わせることで多層的なアプローチが期待でき、より総合的なフェイスライン改善につながる可能性があります。詳細はカウンセリングにてご相談ください。
Q. ヒアルロン酸注入と組み合わせるメリットはありますか?
A. 糸リフトが「たるみの引き上げ」に対応するのに対し、ヒアルロン酸は「ボリュームロスや凹みの補填」に対応します。フェイスラインのたるみと同時にこめかみや頬の凹みが気になる方は、両方の施術を組み合わせることで、より自然なバランスの整ったフェイスラインが期待できる場合があります。
Q. 施術後に笑ったり食事したりしても問題ありませんか?
A. 術後しばらくは表情を作ったときに引きつれ感を感じることがあります。食事は通常の食事であれば翌日から可能ですが、大きく口を開けるような動作・硬いものを力強く噛む動作は、1〜2週間程度は控えることをお勧めします。顔のマッサージは1ヶ月程度避けてください。
Q. 40代・50代でも効果が期待できますか?
A. 40代・50代の方にも多くご受診いただいています。年齢が上がるほど皮膚の弾力が低下するため、引き上がりの維持力が若い方より弱まる可能性はありますが、本数・糸の種類を適切に選択することで改善効果は期待できます。重度のたるみの場合は、外科的フェイスリフトとの比較もご提案することがあります。
Q. 失敗・左右非対称になった場合はどうなりますか?
A. 腫れの引き方の差によって術直後に左右差を感じることがありますが、多くは腫れが落ち着く1〜2週間後に改善されます。仕上がりに納得できない場合は担当医師にご相談ください。糸リフトはヒアルロン酸と異なり溶解剤での修正はできませんが、腫れが完全に落ち着いた後の状態を確認した上で、追加の対処を相談することが可能です。
Q. 糸が溶けた後はどうなりますか?
A. 糸は体内で加水分解・吸収されます(素材によって6ヶ月〜3年程度)。糸が吸収された後は物理的な引き上げ力はなくなりますが、糸の周囲に産生されたコラーゲンがしばらくの間皮膚を内側から支えます。施術前の状態より急激に悪化するということは通常ありませんが、加齢は継続するため定期的なメンテナンスをお勧めしています。
Q. 妊娠中・授乳中は施術できますか?
A. 妊娠中・授乳中の方への施術は、安全性が確立されていないため原則としてお断りしています。出産・授乳が終了し体調が安定してからご相談ください。
Q. フェイスリフト(外科手術)との違いと選び方を教えてください。
A. フェイスリフトは切開を伴う外科手術で、余剰皮膚を物理的に除去・縫合するため持続期間が最も長く(5〜10年程度)、重度のたるみに対応できます。一方、ダウンタイムが長く費用も高額です。糸リフトはダウンタイムが少なく体への負担が小さいため、「まず試したい」「手術には踏み切れない」という方に選ばれやすい施術です。どちらが適しているかは、たるみの程度・ライフスタイル・ご希望を踏まえてカウンセリングにてご相談ください。
Q. 30代前半ですが、予防目的で糸リフトを受けることはできますか?
A. 30代前半でたるみがまだ顕著でない段階での予防的施術は、費用対効果の観点から慎重に検討することをお勧めします。糸リフトよりも、ウルセラ・サーマクールなどの機器系施術でコラーゲン産生を促進する予防アプローチが適している場合も多くあります。カウンセリングにて現状を拝見した上でご提案いたします。
まとめ
- 糸リフトは物理的な引き上げ+コラーゲン産生促進の2段階でフェイスラインを改善する施術です
- ジョウルの軽減・下顎ラインのシャープ化・マリオネットラインの緩和などが期待できますが、効果は個人差があります
- ウルセラ・サーマクールと比べて即効性が高く、外科的フェイスリフトと比べてダウンタイムが少ない点が特徴です
- 仕上がりの自然さ・持続性は医師の設計力と経験に大きく依存するため、クリニック選びが最も重要な判断です
- 持続期間は糸の素材によって1〜3年程度が目安。定期的なメンテナンスを計画的に行うことで、長期的なフェイスライン維持が期待できます
- ウルセラ・サーマクール・ヒアルロン酸との組み合わせも可能。ご自身の状態に合った最適なアプローチをカウンセリングにてご提案します



