公開日: 2026年06月06日

更新日: 2026年06月02日

糸リフトで頬たるみを改善|大阪・梅田で自然な引き上がりを求める方へ

目次

「以前より頬がふっくらと下がってきた」「ほうれい線が深くなった気がする」「横顔や斜め顔の輪郭が気になりはじめた」——40代に差しかかる頃から、鏡やふとした写真でそんな変化に気づく女性は少なくありません。

頬のたるみは、皮膚の弾力低下だけでなく、脂肪コンパートメントの重力による下垂・筋膜のゆるみ・骨格の吸収など、複数の要因が複雑に絡み合って起こります。日々のスキンケアでは届かない深さの変化だからこそ、医療的なアプローチが選択肢として浮かび上がります。

この記事では、糸リフト(スレッドリフト)による頬たるみ改善について、原因のメカニズムから、期待できる効果・ダウンタイム・他施術との比較まで、医学的根拠に基づき丁寧に解説します。施術をご検討される前に、正確な情報をもとに納得のいく判断をしていただくための一助となれば幸いです。

頬たるみの原因と糸リフト(スレッドリフト)のアプローチ

頬のたるみはなぜ起こるのか——原因を正確に理解することが、適切な改善方法の選択につながります。

頬たるみが起こる4つの主な原因

  • 皮膚・真皮の弾力低下:コラーゲン・エラスチンの産生が30代後半から急速に減少し、皮膚が薄く・伸びやすくなります。かつてのハリが維持できなくなることで、頬が重力に負けて下垂しはじめます。
  • 脂肪コンパートメントの下垂:頬の脂肪は複数の区画(コンパートメント)に分かれて存在します。加齢とともにこれらの区画が重力に従ってずれ落ち、頬の高い位置にあったボリュームが下方へ移動。ほうれい線の悪化やジョウルの形成につながります。
  • 筋膜(SMAS層)のゆるみ:顔の土台となる筋膜(SMAS:表在性筋膜系)がゆるむことで、その上に乗っている皮膚・脂肪が全体的に下垂します。これが頬たるみの構造的な主原因の一つと考えられています。
  • 骨格・顎骨の変化:年齢とともに顎の骨が少しずつ吸収・縮小し、支えを失った皮膚・軟部組織が余ってくることで、たるみが顕在化します。

糸リフト(スレッドリフト)とは何か

糸リフト(スレッドリフト)とは、医療用の生体吸収性の糸を皮下組織に挿入し、たるんだ皮膚・脂肪を物理的に引き上げる施術です。使用する糸の素材は主にPDO(ポリジオキサノン)・PCL(ポリカプロラクトン)・PLLA(ポリ乳酸)などで、体内で加水分解されながら吸収されていきます。

【第1段階】物理的な引き上げ(施術直後〜)

コグ(棘)付きの糸が皮下組織に絡みつき、下垂した頬の皮膚・脂肪を上方向へ機械的に引き上げます。施術直後から頬のたるみ改善・ほうれい線の緩和が実感できる場合があります。

【第2段階】コラーゲン産生促進(挿入後数週間〜数ヶ月)

糸が体内で異物として認識されることで自然治癒反応が起き、糸の周囲にコラーゲン線維が新生されます。このコラーゲンが皮膚を内側から支え、ハリ・弾力の向上と引き上げ効果の持続に貢献します。

頬たるみへのアプローチでは、下垂した脂肪コンパートメントをどの角度・どの深さで引き上げるかの設計が、仕上がりの自然さと効果の持続を大きく左右します。糸の種類・本数・挿入ルートの選択は医師の経験と技術に依存するため、クリニック選びが特に重要です。

スレッドリフトの詳細はこちら

頬たるみへの糸リフト:期待できる主な効果

※以下に示す効果はあくまで期待できる内容の例示であり、皮膚の状態・年齢・たるみの程度・糸の種類・本数・医師の技術によって個人差があります。すべての方に同様の結果が保証されるものではありません。

① 頬全体の引き上げ・ボリューム位置の正常化

加齢によって下方へ移動した頬の脂肪コンパートメントを上位へ引き戻すことで、かつての頬の高さや丸みが回復し、顔全体に若々しい立体感が戻る可能性があります。「頬の高さが戻った」「横顔のラインがすっきりした」という変化が期待できます。

② ほうれい線・マリオネットラインの緩和

ほうれい線の悪化は、頬の脂肪が下垂して口周りに乗りかかることが主因のひとつです。頬全体を上方に引き上げることで、この原因に直接アプローチし、ほうれい線・マリオネットラインが浅くなる効果が期待できます。ただし、刻みが深い場合は完全な消失とはならないことがあり、ヒアルロン酸との併用が補完的に有効な場合もあります。

③ ジョウル(頬下のたるみ・膨らみ)の改善

頬の脂肪が下顎のライン上に脂肪の塊として張り出した「ジョウル」は、40代以降に目立ちはじめます。糸リフトでジョウル部の組織を引き上げることで、フェイスラインがすっきりと改善される可能性があります。頬たるみ改善と同時に対処できる部位として代表的なターゲットです。

④ コラーゲン産生によるハリ・肌質の向上

引き上げ効果だけでなく、糸の挿入が体内の治癒反応を促すことで、頬全体のコラーゲン産生が活性化されます。皮膚のハリ感・弾力の向上が期待でき、「以前より肌の張りが戻った」という変化は糸が吸収された後もしばらく持続する可能性があります。

⑤ フェイスラインのシャープ化・小顔効果

頬が下垂すると顔が横に広く・丸く見えやすくなります。糸リフトで頬と下顎ライン周辺を同時にアプローチすることで、顔の縦横比が変化し、自然な小顔効果・輪郭のシャープ化が期待できます。

メリット・デメリット(頬たるみ目的での糸リフト)

メリット

  • 即効性がある:施術当日から頬の変化が実感しやすく、ウルセラ・サーマクールなど機器系施術と比べて早期に効果が現れる点が大きな違いです。
  • 外科手術より身体への負担が少ない:切開を伴うフェイスリフトと比べ、局所麻酔で完結しダウンタイムが短い傾向があります。
  • 自然な引き上がりが期待できる:適切な本数・挿入角度の設計により、過度に引っ張った不自然な見た目を避けた、自然なリフトアップが可能です。
  • コラーゲン産生による長期的な皮膚改善:糸が吸収された後もコラーゲンが残存し、ハリ感の維持に寄与します。
  • 他施術との組み合わせが可能:ウルセラ・サーマクール・ヒアルロン酸との併用で、多層的かつ総合的な頬たるみ改善が期待できます。
  • 繰り返し施術が可能:糸が吸収された後に再施術を行うメンテナンス型の運用が可能です。

デメリット・注意点

  • 持続期間に限りがある:糸の素材によりますが、引き上げ効果は一般的に1〜3年程度が目安です。フェイスリフトのような半永久的な効果ではありません。
  • 術後の引きつれ感・違和感:笑ったとき・食事のときに頬の引きつれ感を感じることがあります。多くは数週間以内に落ち着きますが、個人差があります。
  • 内出血・腫れ:挿入部位に内出血や腫れが生じることがあります。通常は1〜2週間以内に改善されます。
  • 医師の技術差が大きい:頬たるみへの糸リフトは、立体的なデザイン設計が特に重要な部位です。経験の浅い術者や価格のみで選んだ場合、不自然な仕上がり・左右差が生じるリスクがあります。
  • 重度のたるみには限界がある:皮膚の余剰量が非常に多い重度のたるみは、糸リフトだけでは対応しきれない場合があり、外科的フェイスリフトとの比較が必要です。

⚠ 価格だけで選ぶリスクについて

糸リフトは糸の本数・グレード・医師の技術によって仕上がりと安全性が大きく変わります。低価格競争が激しい分野でもあるため、「安さ」を主な基準にしたクリニック選びは、かえって再施術コストや修正のリスクを高める可能性があります。カウンセリングで医師の説明の丁寧さと症例実績を確認することが最も重要です。

施術の流れ

頬たるみへの糸リフトは、以下のステップで進みます。

STEP 1|初診・カウンセリング

医師が顔全体を診察し、頬のたるみの程度・脂肪の分布・皮膚の弾力・骨格の特徴を確認します。「どこをどの程度引き上げたいか」「どんな仕上がりを希望するか」を丁寧にヒアリングし、現状と期待できる範囲を正直に共有します。信頼できる医師は過剰な本数を提案せず、リスクも含めて誠実に説明してくれます。

STEP 2|頬のデザイン設計・マーキング

顔にマーキングを行い、糸の挿入ルート・引き上げ方向・角度を立体的に設計します。頬は顔の中でも複雑な脂肪構造を持つ部位であるため、この設計段階の精度が自然な仕上がりに直結します。

STEP 3|局所麻酔

麻酔クリームの塗布後、局所麻酔注射を行います。麻酔が効いた状態で施術を進めるため、施術中の痛みは最小限に抑えられます。麻酔注射時に一時的なチクっとした感覚を覚えることがあります。

STEP 4|糸の挿入・引き上げ

細いカニューレを用いて設計に沿って糸を挿入し、コグ(棘)が組織に引っかかることで頬を上方へ引き上げます。頬たるみ改善を目的とした施術では、一般的に両側で6〜12本前後が使用されるケースが多いですが、たるみの程度・希望する仕上がりにより本数は個別に異なります。施術時間は麻酔後おおよそ30〜60分程度が目安です。

STEP 5|アフターケア・術後指導

施術後は冷却を行い、腫れの軽減を図ります。術後の注意事項(激しい運動・サウナ・飲酒・顔の強いマッサージの制限期間など)についてご説明します。術後1週間程度は頬への強い圧迫・マッサージは避けていただく必要があります。

スレッドリフトの詳細はこちら

ダウンタイム・副作用・術後の注意点

主なダウンタイム症状と期間の目安

症状 程度の目安 改善までの目安期間
腫れ 軽度〜中程度 3日〜1週間程度
内出血 出る場合と出ない場合あり 1〜2週間程度
頬の引きつれ感・違和感 笑い・咀嚼時に感じやすい 2〜4週間程度で落ち着くことが多い
左右差 腫れの引き方に差が出ることがある 腫れが引くと自然に整うことが多い
ディンプル(皮膚の凹凸) 術直後に一時的に出ることがある 数日〜2週間程度で改善

⚠ すぐに受診が必要なサイン

  • 強い痛みや腫れが術後数日後も悪化・継続している
  • 糸の先端が皮膚から露出している
  • 患部の熱感・発赤・化膿の兆候がある
  • 頬や口周りに麻痺のような感覚がある

フジイクリニック梅田では術後のフォロー体制を整えております。気になる症状が現れた際は遠慮なくご連絡・ご来院ください。

糸の本数と料金相場(頬たるみ改善)

頬への糸リフト:必要本数とおおよその費用

たるみの程度・対象部位 目安本数(両側) 料金目安(税込)
頬の軽度たるみ(ほうれい線が気になり始めた段階) 4〜6本 15万〜25万円程度
頬の中程度たるみ(ジョウル・マリオネットラインが目立つ) 6〜10本 25万〜40万円程度
頬+フェイスライン広範囲(輪郭全体のリフトアップ) 10〜16本 40万〜70万円程度

※料金はあくまでも目安です。使用する糸の素材・グレード・本数・クリニックによって異なります。詳細はカウンセリングにてご案内いたします。

「本数が多ければ良い」は誤解です

糸の本数と効果は必ずしも比例しません。頬たるみへの糸リフトで最も重要なのは、適切な位置・角度に、適切な素材の糸を、適切な本数だけ配置する設計力です。過剰な本数の施術はかえって自然さを損ない、回復に時間がかかるリスクがあります。カウンセリングで医師が過剰提案をしないかどうかを確認することも、クリニック選びの重要な基準の一つです。

糸リフトと頬たるみに効く他施術の比較

頬たるみ改善には糸リフト以外にもいくつかのアプローチがあります。それぞれの特性を正しく理解することが、ご自身に合った選択につながります。

項目 糸リフト(スレッドリフト) ウルセラ(HIFU) サーマクールFLX ヒアルロン酸注入(頬ボリューム)
頬たるみへの主な作用 脂肪・皮膚を物理的に上方へ引き上げる SMAS層への超音波熱凝固で組織を収縮・引き上げる RF波で真皮を収縮・コラーゲン産生を促す ボリュームロスを補填し頬の高さを回復する
効果の即効性 ◎ 施術当日から実感しやすい △ 3〜6ヶ月かけて徐々に現れる △ 数週間〜3ヶ月後に現れやすい ◎ 注入直後から変化を実感
持続期間の目安 1〜3年程度(素材による) 1〜2年程度 1〜2年程度 6〜18ヶ月程度(部位・製剤による)
ダウンタイム 1〜2週間程度(腫れ・内出血) ほぼなし〜数日程度 ほぼなし〜数日程度 ほぼなし〜数日程度(内出血が出る場合あり)
料金目安(税込) 15万〜70万円程度(本数による) 20万〜50万円程度 25万〜60万円程度 5万〜20万円程度(部位・量による)
こんな方に向く 即効性重視・脂肪の下垂が主因・手術は避けたい方 ダウンタイムを極力避けたい・SMAS層のたるみが気になる方 肌質改善も同時に望む・熱収縮リフトを求める方 ボリュームロスが主因・頬の凹みが気になる方

※料金・効果・ダウンタイムはあくまでも目安です。個人差があります。

組み合わせ治療(コンビネーション)という選択肢

糸リフトとウルセラ・サーマクールは作用する組織の深さが異なります。「糸リフト(物理的引き上げ)+ウルセラまたはサーマクール(SMAS〜真皮へのコラーゲン誘導)」を組み合わせることで、多層的な頬たるみアプローチが可能になります。また、頬のボリュームロスが同時に起きている場合は、ヒアルロン酸との組み合わせも検討対象となります。

30代後半〜50代後半女性のよくある不安

「頬が不自然に引っ張られた見た目にならないか?」

過度に引き上げた「整形顔」になることへの懸念は、多くの方が抱かれる不安です。適切な本数・引き上げ角度・経験ある医師による設計であれば、自然な仕上がりを目指すことは十分に可能です。カウンセリングで希望の仕上がりイメージをしっかり共有し、どの程度の変化を目指すかを医師と擦り合わせることが最も重要なステップです。

「翌日から仕事・社交に支障が出ないか?」

内出血や腫れが出た場合でも、ファンデーションで目立ちにくくしながら翌日から外出されている方も少なくありません。ただし、重要なご予定(大切なイベント・接客を伴う仕事など)の前後は、施術から1〜2週間の余裕を持つことを推奨します。

「糸が入っているのが外からわかるか?」

適切に挿入されていれば、皮膚の表面から糸が透けて見えることは通常ありません。術直後にディンプル(皮膚の凹み)が一時的に出ることがありますが、多くは数日〜2週間以内に改善されます。

「効果が切れた後、頬がもっとたるんでしまわないか?」

糸が吸収された後に施術前より急激に悪化するということは通常ありません。産生されたコラーゲンがしばらくの間皮膚を内側から支えるためです。加齢は継続するため、定期的なメンテナンスを計画的に組み合わせることが、長期的な頬たるみ維持につながります。

クリニック選びの基準

頬たるみへの糸リフトは、医師の経験と設計力が仕上がりに直結する施術です。以下の観点から総合的に判断することをお勧めします。

  • 頬への糸リフトの実績・症例数:フェイスラインだけでなく頬の立体的なデザインに精通した医師かどうか。症例写真やビフォーアフターの確認が重要です。
  • 使用する糸の種類・選択肢の多さ:PDO・PCL・PLLAなど素材別・コグ形状別に複数の選択肢を持ち、患者の状態に応じて使い分けられるかどうか。
  • カウンセリングの丁寧さと誠実さ:過剰な本数を提案せず、リスク・デメリットも正直に説明してくれる医師かどうか。初回のカウンセリングで医師の人柄を直接確認することが最も重要です。
  • 術後フォロー体制:トラブル発生時に速やかに対応できる体制が整っているかどうか。連絡が取りやすいクリニックかどうかも確認しましょう。
  • 他施術との組み合わせ提案力:糸リフト単体だけでなく、ウルセラ・サーマクール・ヒアルロン酸など複数の視点から最適解を提案できるかどうか。
  • 院内環境の清潔感・医療水準:医療機関としての基本的な衛生管理・設備水準が整っているかどうかは、安心感の土台として欠かせません。
  • 価格の透明性:カウンセリング前後で突然の追加費用が発生しないか。施術費用・麻酔費・アフターケア費用などが事前に明確に提示されているかどうか。

よくある質問(FAQ)

Q. 糸リフトで頬たるみはどのくらい改善が期待できますか?

A. たるみの程度・使用する糸の種類・本数・医師の設計力によって異なります。頬全体の引き上げ・ほうれい線の緩和・ジョウルの改善が期待できますが、すべての方に同様の結果が保証されるものではありません。カウンセリングにて現状を拝見し、期待できる範囲を丁寧にご説明します。

Q. 頬への施術で必要な本数の目安を教えてください。

A. たるみの程度・範囲・使用する糸の素材によって異なりますが、両側で6〜12本前後が一般的なケースとして多い範囲です。本数が多いほど良いわけではなく、適切な位置に適切な本数を配置する設計力が最も重要です。カウンセリングで個別にご提案します。

Q. 効果はどのくらい持続しますか?素材によって違いはありますか?

A. 素材によって持続期間の目安が異なります。PDO糸は約6〜12ヶ月、PCL糸は約1〜2年、PLLA糸は約1.5〜3年が一般的な目安とされています。また、糸が吸収された後も産生されたコラーゲンが一定期間効果を補います。加齢は継続するため定期的なメンテナンスをお勧めしています。

Q. 施術中・施術後の痛みはどの程度ですか?

A. 施術は局所麻酔下で行うため、施術中の痛みは最小限です。麻酔注射時に一時的なチクっとした感覚があります。術後は頬の引きつれ感・軽い鈍痛を感じる場合がありますが、多くは数日〜1週間程度で改善されます。

Q. ダウンタイム中は仕事や外出に影響しますか?

A. 腫れ・内出血の程度によりますが、多くの方は翌日からファンデーションで対処しながら外出されています。ただし人前に出る重要なご予定がある場合は、施術から1〜2週間程度の余裕を持ったスケジュールをお勧めします。

Q. ウルセラやサーマクールと組み合わせることはできますか?

A. 可能です。糸リフトが皮下組織を物理的に引き上げるのに対し、ウルセラはSMAS層・サーマクールは真皮層に作用するため、組み合わせることで多層的な頬たるみアプローチが期待できます。同日施術か間隔を空けるかはお身体の状態を見ながらご提案します。

Q. ヒアルロン酸と同時に受けるメリットはありますか?

A. 頬たるみの原因が「下垂(脂肪が落ちた)」と「ボリュームロス(脂肪が減った)」の両方にある場合、糸リフトで引き上げつつヒアルロン酸でボリュームを補填することで、より自然で立体的な頬の回復が期待できます。組み合わせの適否はカウンセリングにて判断します。

Q. 糸が溶けた後に頬がたるみやすくなることはありますか?

A. 糸が吸収されても、施術前より急激に悪化することは通常ありません。コラーゲン産生の効果が残存するためです。ただし加齢は継続するため、定期的なメンテナンス施術を計画的に行うことが長期的な頬たるみ維持につながります。

Q. 40代・50代でも頬への効果が期待できますか?

A. はい、40代・50代の方に多くご受診いただいています。年齢が上がるほど皮膚の弾力が低下し、引き上がりの維持力が若い方より弱まる可能性はありますが、本数・素材を適切に選択することで改善効果は期待できます。重度のたるみの場合は外科的フェイスリフトとの比較もご提案することがあります。

Q. 左右非対称になった場合の対処法はありますか?

A. 腫れの引き方の差により術直後に左右差を感じることがありますが、多くは腫れが落ち着く1〜2週間後に改善されます。それ以降も気になる場合は担当医師にご相談ください。状態を確認した上で、追加のアプローチについてご提案します。

Q. 妊娠中・授乳中の施術は可能ですか?

A. 妊娠中・授乳中の方への施術は安全性が確立されていないため、原則としてお断りしています。出産・授乳が終了し体調が安定してからご相談ください。

Q. 頬たるみに糸リフトが向かないケースはありますか?

A. 皮膚の余剰量が非常に多い重度のたるみは、糸リフトだけでは限界があり、外科的フェイスリフトの適応となる場合があります。また、頬のたるみの主原因がボリュームロス(脂肪の減少)である場合は、糸リフトより先にヒアルロン酸補填を検討する方が適切なケースもあります。カウンセリングにて診察した上で最適なアプローチをご提案します。

まとめ

  • 頬たるみは皮膚弾力の低下・脂肪コンパートメントの下垂・筋膜のゆるみ・骨格変化が複合的に重なって起こります
  • 糸リフト(スレッドリフト)は物理的な引き上げ+コラーゲン産生促進の2段階で頬たるみにアプローチする施術です
  • ウルセラ・サーマクールと比べて即効性が高く、外科的フェイスリフトと比べてダウンタイムが少ない点が特徴です
  • 医師の設計力と経験が仕上がりの自然さに直結するため、クリニック・担当医師の選択が最も重要な判断です
  • 持続期間は素材により1〜3年程度。定期的なメンテナンスを計画的に行うことが長期的な頬たるみ維持につながります
  • ウルセラ・サーマクール・ヒアルロン酸との組み合わせも可能です。最適なアプローチはカウンセリングにてお一人おひとりにご提案します

スレッドリフトの詳細はこちら

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

ドクターズインタビューはこちら


略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

コラム一覧に戻る