公開日: 2026年06月03日

更新日: 2026年06月02日

糸リフト40歳代の効果と本数・料金を40代前半・後半別に徹底解説

目次

40代は、美容医療の観点から見て「たるみとの本格的な向き合いが始まる年代」です。ホルモンバランスの変化・コラーゲン産生の顕著な低下・脂肪コンパートメントの移動——これらが複合的に重なることで、30代までとは異なる速さでフェイスラインや頬の変化が現れてきます。

そのような40代の肌に対して、糸リフト(スレッドリフト)は「物理的な引き上げ」と「コラーゲン産生の再活性化」という二重の効果でアプローチできる施術として注目されています。多くのクリニックで糸リフトへの相談が最も多い年代が40代であることも、その理由を物語っています。

ただし、40代といっても前半(40〜44歳)と後半(45〜49歳)では皮膚の状態・ホルモン変化の程度・必要な糸の本数が大きく異なります。「40代だから〇本」という画一的な答えはなく、個々の状態に合わせた設計が仕上がりの自然さと効果の持続を左右します。

この記事では、40代前半・後半それぞれの特徴を詳しく解説し、推奨本数・ダウンタイム・料金・組み合わせ施術まで網羅的にお伝えします。※施術の効果・適応には個人差があります。

40代のたるみの特徴と糸リフトが選ばれる理由

40代に特有のたるみのメカニズム

40代のたるみは、単一の原因ではなく複数の変化が重なることで生じます。主な要因として以下が挙げられます。

  • コラーゲン・エラスチンの顕著な減少:20代をピークに低下し続けるコラーゲン産生は、40代に入ると年率約1〜2%の速さで減少するとされています。皮膚の弾力・ハリが失われ、重力に対抗する力が弱まります。
  • ホルモンバランスの変化:特に40代後半からは女性ホルモン(エストロゲン)の低下が加速し、皮膚の水分保持能力・コラーゲン合成能力にも影響を与えます。これが40代後半のたるみが急に加速したように感じられる理由のひとつです。
  • SMAS筋膜の弛緩:皮下の筋膜層(SMAS)が緩み始め、表情筋とともに下垂することでフェイスラインや頬の輪郭が崩れていきます。
  • 脂肪コンパートメントの移動:顔の脂肪は若い頃は高い位置で丸くまとまっていますが、40代になると重力で下方へ移動し、頬のもたつき・口元のたるみとして現れます。

なぜ40代に糸リフトが選ばれるのか

糸リフトが40代に選ばれる理由は、この年代の皮膚状態と施術の特性がちょうど合致する部分が多いことにあります。

  • 即効性のある物理的引き上げ:HIFUやサーマクールが「内側から徐々に引き締める」アプローチであるのに対して、糸リフトは施術直後から輪郭の変化を感じやすい点が40代の「変化を実感したい」というニーズに応えやすいとされています。
  • コラーゲン産生の再刺激:挿入した糸が異物刺激として線維芽細胞を活性化させ、周囲にコラーゲンを産生させます。40代はコラーゲン産生能力が低下しているものの、まだ刺激に対する反応性は保たれている年代であり、この二次効果が肌質改善にも貢献することが期待されます。
  • 切開不要・ダウンタイムの限定:外科的フェイスリフトほどの大がかりな手術は躊躇われるが、しっかりとした引き上げ効果は求めたい——という40代の現実的なニーズに、糸リフトは合致しやすい施術です。

📌 大切な前提糸リフトの効果・適応・必要本数は、年齢だけでなく皮膚の状態・脂肪量・骨格・施術歴によって大きく異なります。本記事の内容はあくまで一般的な傾向の解説であり、特定の効果を保証するものではありません。最終的な適応判断は医師の診察によります。

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40代の糸リフト|前半(40〜44歳)と後半(45〜49歳)で変わる考え方

40代をひとくくりにした施術設計は、最適解にならないことがあります。前半と後半では皮膚の状態・ホルモン変化の程度が異なるため、適切な糸の選択・本数・組み合わせ施術の設計が変わってきます。

40代前半(40〜44歳)の特徴と適応

40代前半は、たるみが本格化しはじめる一方で皮膚の弾力がまだ比較的保たれている時期です。この年代の特徴として以下が挙げられます。

  • 糸の把持力が安定しやすい:皮膚にまだ一定のコシが残っているため、コグ付き糸が組織をしっかり把持でき、引き上げ効果が持続しやすい傾向があります。
  • 中等度のたるみへの対応が中心:フェイスラインのもたつき・頬の微妙な下垂が気になる段階であり、コグ付き糸メインの設計でリフトアップ効果と肌質改善の両立が期待しやすい年代です。
  • コラーゲン産生反応が旺盛:糸の刺激による線維芽細胞の活性化反応が、40代後半と比べて比較的高い傾向があります。施術後の肌質改善効果も期待しやすい段階です。
  • 推奨本数の目安:フェイスライン・頬エリアの場合、両側合計で8〜12本程度が検討されることが多いとされています(個人差・脂肪量・エリア数により変動)。

40代後半(45〜49歳)の特徴と適応

40代後半は、ホルモン変化が加速する時期と重なり、たるみの進行が目に見えて速くなることがあります。施術設計においても前半より慎重な検討が必要です。

  • ホルモン変化による皮膚の変化:エストロゲンの低下が加速し、皮膚の水分保持能力・コラーゲン合成能力がより顕著に低下します。肌の弾力が落ちやすく、糸の把持力が低下するリスクが前半より高まります。
  • より多くの本数が必要になることが多い:たるみが中等度〜やや重度に進行しているケースでは、前半より多い本数での対応が検討されることがあります。両側合計12〜18本以上になるケースも珍しくありません。
  • HIFU・サーマクールとの組み合わせが特に有効:糸リフトで輪郭を物理的に引き上げつつ、HIFUやサーマクールで筋膜・真皮深層を熱で引き締めるアプローチを組み合わせることで、より多角的なリフトアップ効果が期待できます。
  • 効果の持続期間への配慮:コラーゲン産生能力の低下により、前半と比べて効果の持続期間がやや短くなる可能性があります。メンテナンスのサイクルを早めに設定するプランが検討されます。

🌿 フジイクリニック梅田からのひとこと

「40代前半だから〇本」「40代後半だから〇本」という固定の答えは存在しません。実際に顔を診て、たるみの程度・脂肪量・皮膚の弾力を総合的に確認した上で設計するのが適切な糸リフトです。カウンセリングで「なぜその本数なのか」を医師が明確に説明してくれるかどうかも、クリニック選びの重要な判断基準です。

40代で期待できる効果とお悩みエリア

フェイスラインのたるみ・輪郭の回復

40代で最も多い相談のひとつが、フェイスラインのぼんやりとした輪郭崩れです。顎から耳にかけてのシャープさが失われ、フェイスラインの下半分が丸く見えるようになってきた——という変化は、コグ付き糸を用いた物理的な引き上げでアプローチしやすいエリアのひとつとされています。施術直後から輪郭の変化を感じやすく、40代に特に即効性のある変化が期待しやすい部位です。

頬・ほうれい線まわりの下垂改善

40代になると、かつて高い位置にあった頬の丸みが下方へ移動し、ほうれい線が深く刻まれたり、頬のボリュームが失われたりします。糸リフトによる頬の引き上げは、脂肪コンパートメントの下垂を補正するアプローチとして有効なことがあります。ただし、頬のこけ・ボリューム不足が同時に問題になっている場合は、ヒアルロン酸注入との組み合わせが検討されるケースもあります。

口元・マリオネットラインへのアプローチ

口角から顎にかけて縦に走るマリオネットラインは、口元の印象を大きく変えます。40代に差し掛かると、このラインが目立ちはじめる方が増えます。糸リフトはこのエリアのたるみに対して比較的有効とされる部位のひとつですが、表情筋との干渉が多いため、医師の技術力と糸の挿入設計が特に重要になります。

⚠ 「自然な仕上がり」のために大切なこと糸リフトの仕上がりの自然さは、本数の多さではなく「どのエリアに・どの方向に・何本挿入するか」という設計の精度に依存します。「多く入れるほど良い」という考えは正確ではなく、過剰な本数は引きつりや不自然さの原因になります。カウンセリングで設計の根拠を明確に説明してもらうことが重要です。

40代向け 推奨本数・糸の種類の考え方

糸の本数・種類の選択は、年代だけでなく皮膚の状態・たるみの程度・目的によって大きく変わります。ここでは40代に多い設計パターンの一般的な傾向をお伝えします。

本数の考え方(40代の一般的な目安)

  • フェイスライン単独の場合:両側合計で6〜10本程度(軽度〜中等度のたるみの場合)
  • 頬・ほうれい線エリアを含む場合:両側合計で10〜16本程度(エリア追加ごとに本数が増える)
  • フルフェイス(頬・フェイスライン・口元)の場合:両側合計で16〜24本以上になることも(40代後半・重めのたるみの場合)

※上記はあくまで一般的な目安です。実際の本数は医師が診察した上で決定します。

糸の素材・形状と40代向けの選択基準

  • コグ付きPDO糸:引き上げ力が強く即効性が高い。体内で約6ヶ月〜1年で吸収される。40代前半のたるみが中等度の方に多く使用。
  • コグ付きPLLA糸:PDOより長期間(1〜2年程度)かけて吸収され、コラーゲン産生促進効果も高い。40代後半でより長持ちを求める場合に検討。
  • スムース糸(PDO/PLLA):引き上げよりコラーゲン産生が主目的。コグ付き糸と組み合わせて肌質底上げとして使われることが多い。40代の複数本設計の中に組み込まれるケースも。

40代の糸リフト|ダウンタイムと術後の過ごし方

40代のダウンタイムは、30代と比べてやや長めになる傾向があります。仕事・社交の場が多い40代女性にとって、現実的な経過のイメージを持っておくことは特に重要です。

術後1週間:最もケアが必要な時期

  • 腫れ・むくみ:施術直後〜3日程度がピーク。徐々に落ち着きますが、1週間は外見の変化が続きます。
  • 内出血:針の挿入跡に内出血が生じることがあります。コンシーラーでのカバーは状態を確認した上で。
  • 引きつり感:糸が組織に馴染む過程で引っ張られるような感覚が続きます。口を大きく開けたり、硬いものを噛む際に感じやすい時期です。
  • 禁止事項:激しい運動・長時間の入浴・飲酒・顔のマッサージ・うつ伏せ寝は1週間程度控えてください。

術後2週間:引きつり感が和らぐ時期

  • 腫れ・内出血がほぼ落ち着き、通常の生活に戻りやすくなります。
  • 引きつり感はまだ残ることがありますが、1週間目より大幅に和らぎます。
  • えくぼ状の皮膚のよれが残っている場合も、この頃から自然に平滑化されていくことが多いです。
  • 大切なご予定(撮影・パーティー・会食)は2週間以降に設定することをお勧めします。

術後1ヶ月:仕上がりが安定し始める時期

  • 引きつり感がほぼ解消され、自然な仕上がりに近づきます。
  • コラーゲン産生が活発になる時期でもあり、肌のハリ・弾力の向上を感じ始める方もいます。
  • 経過確認のカウンセリングに来院し、仕上がりを医師と確認する時期です。

💡 40代の仕事・社交への影響についてデスクワーク・在宅勤務であれば施術翌日から可能な方もいますが、接客・営業・撮影・人前に立つ機会がある仕事の方は2週間程度の余裕を見ておくことをお勧めします。連休・閑散期に合わせたスケジュール設計が有効です。

40代向け施術比較表(糸リフトと他のリフトアップ施術)

40代でよく比較される施術を、40代への適応という視点で整理しました。「どれかひとつ」ではなく「どう組み合わせるか」という発想が、40代の複合的なたるみへの最適解に近づく鍵です。

項目 糸リフト(スレッドリフト) HIFU(ウルセラ等) サーマクールFLX ヒアルロン酸注入
主なアプローチ 糸による物理的引き上げ+コラーゲン産生 超音波でSMAS筋膜を熱収縮・深部引き締め 高周波で真皮〜皮下脂肪層を均一加熱・コラーゲン再生 注入によるボリューム補填・立体感の回復
40代への適応度 ◎ 最も相談が多い年代。物理的引き上げに強み ◎ 40代後半〜の深部引き締めに特に有効 ○ 皮膚全体の弾力回復・コラーゲン増生に有効 ○ 頬のこけ・ほうれい線ボリューム不足の補正
即効性 ◎ 施術直後から輪郭変化を感じやすい △ 2〜6ヶ月後に効果が現れることが多い △ 2〜4ヶ月後に効果が現れることが多い ◎ 施術当日から変化を感じやすい
持続期間(目安) 1〜2年程度(40代後半はやや短い傾向) 1〜1.5年程度 1〜2年程度 6ヶ月〜1.5年(製剤・部位による)
ダウンタイム 数日〜1週間程度(40代後半はやや長め) ほぼなし〜数日 ほぼなし 数日(内出血・腫れ)
料金目安(税込) 120,000〜350,000円程度 150,000〜400,000円程度 200,000〜450,000円程度 50,000〜150,000円程度
40代との相性 即効性と持続効果の両立。40代がメインターゲット 糸リフトとの組み合わせで相乗効果が期待できる 皮膚全体の底上げとして糸リフトの前後に活用 糸リフトでは補えないボリューム不足の補完

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40代の組み合わせ施術戦略

40代のたるみは「ひとつの原因・ひとつの施術」では解決しきれないことが多く、複数の施術を組み合わせることで多角的なアプローチが可能になります。

糸リフト+HIFU(ウルセラ):最も多い組み合わせ

糸リフトは皮下組織を物理的に引き上げ、HIFUはSMAS筋膜を超音波で熱収縮させる——この二つは作用する深度・メカニズムが異なるため、組み合わせることで相補的な効果が期待できます。HIFUで深部から引き締めつつ、糸リフトで輪郭を引き上げるという設計は、40代後半に特に選ばれることが多い組み合わせです。施術の順序・間隔については医師の判断に従ってください。

糸リフト+サーマクールFLX:皮膚全体の底上げ

サーマクールは高周波で真皮〜皮下脂肪層を広範囲かつ均一に加熱し、コラーゲン再生を促します。糸リフトで物理的な引き上げを行いながら、サーマクールで皮膚全体のハリ・弾力を底上げするという組み合わせは、引き上げ後の皮膚の質感改善にも寄与することが期待されます。

糸リフト+ヒアルロン酸注入:引き上げとボリューム補填の両立

40代になると、たるみによる下垂だけでなく頬のボリューム減少(脂肪の萎縮・骨格変化)も同時に進みます。糸リフトで下垂を補正しながら、ヒアルロン酸で頬のボリュームや涙袋・こめかみの凹みを補填するという組み合わせは、引き上げ+ボリューム回復という相補的な仕上がりが期待できます。ただし施術の順序・量については医師の判断が必要です。

40代の糸リフト|糸の種類と設計の違い(比較表)

40代で選択される糸の主要な種類を、設計の特徴・40代での活用場面で整理しました。

項目 コグ付き糸(PDO) コグ付き糸(PLLA) スムース糸(PDO) スムース糸(PLLA)
主な目的 即効性のある物理的リフトアップ リフトアップ+長期コラーゲン産生 コラーゲン産生・肌質底上げ 長期的なコラーゲン産生・ハリ改善
リフトアップ力 ◎ 高い・即効性あり ◎ 高い・やや遅効性 △ 引き上げ力は穏やか △ 引き上げ力は穏やか
コラーゲン産生促進 ○ 中程度 ◎ 高い(長期間にわたり産生) ○ 中程度 ◎ 高い(長期間にわたり産生)
持続期間(目安) 6ヶ月〜1年程度 1〜2年程度 6ヶ月〜1年程度 1〜2年程度
40代での活用場面 即効性を重視する40代前半・変化を早く感じたい方 持続性重視の40代後半・コラーゲン産生低下に対応したい方 コグ付き糸と組み合わせて肌質底上げを狙う場合 長期的な肌質改善・コラーゲン維持を重視する場合

40代のカウンセリングで確認すべき7つのポイント

40代の糸リフトは設計の精度が仕上がりを左右します。カウンセリングでは以下の7項目を必ず確認してください。

  • ① 本数設計の根拠を聞く:「なぜその本数なのか」「どのエリアにどの種類の糸を使うのか」を医師が具体的に説明できるかを確認してください。説明が曖昧なまま本数を提示するクリニックには注意が必要です。
  • ② HIFUやサーマクールとの組み合わせの必要性:「糸リフト単独で十分か」「組み合わせるとすれば何をどのタイミングで行うか」を確認してください。すべての方に組み合わせが必要なわけではありません。
  • ③ ダウンタイムのリアルな見通し:「最低何日は仕事を調整したほうがよいか」「大切なご予定の前後に施術すべきでないのはいつか」を具体的に確認してください。
  • ④ 術後のメンテナンスプラン:次回の施術はいつ・どんな施術を予定しているかを事前に把握しておくことで、トータルの費用感と計画が立てやすくなります。
  • ⑤ 使用する糸の素材・メーカー:PDOかPLLAか、どのメーカーの糸を使用するかを確認してください。医師が選択理由を明確に説明できるかどうかも重要な判断基準です。
  • ⑥ 起こり得るリスクと対処法:引きつり・非対称・感染リスクなどについて、医師から率直な説明があるかを確認してください。「リスクはありません」という回答には注意が必要です。
  • ⑦ 外科的フェイスリフトとの比較:「今の状態は糸リフトで十分対応できる状態か」「将来的に外科的リフトを検討すべきタイミングはいつか」という視点での見解を聞いておくことで、長期的な選択の判断材料になります。

料金相場と40代の費用対効果の考え方

施術パターン 目安の本数 料金目安(税込) 備考
フェイスライン(40代前半向け) 両側6〜10本程度 120,000〜200,000円程度 コグ付きPDO中心の設計が多い
頬+フェイスライン(40代中心) 両側10〜16本程度 180,000〜300,000円程度 コグ付き+スムースの混合設計が多い
フルフェイス(40代後半向け) 両側18〜24本程度 250,000〜350,000円程度 PLLA糸との組み合わせが多い
糸リフト+HIFU組み合わせパッケージ 施術内容により異なる 300,000〜550,000円程度 クリニックのパッケージ内容を確認

※上記はあくまで一般的な目安(税込)です。使用する糸の種類・グレード・エリア数・医師の設計費用により大きく異なります。必ずカウンセリングでお見積もりをご確認ください。

✨ 費用対効果の本質的な考え方

糸リフトの費用対効果は「何本入れたか」ではなく「どれだけ自然で持続する仕上がりになったか」で測るべきものです。「安くて多く入れる」施術より「適切な本数と設計で確実に変化をもたらす」施術のほうが、結果的な費用対効果が高くなることが多いとされています。40代の目の肥えた方こそ、価格よりも医師の設計力を重視した選択をお勧めします。

クリニック・医師選びの基準

  • 40代の複雑な皮膚状態に対応した豊富な症例経験:40代は30代より設計が複雑で、皮膚の状態・ホルモン変化・脂肪量が仕上がりに大きく影響します。40代の施術実績が豊富な医師を選んでください。
  • 複数の施術選択肢を持つクリニック:糸リフト単独だけでなく、HIFUやサーマクール・注入系も扱い、40代の状態に最適な組み合わせを提案できる環境を確認してください。
  • 本数設計の根拠を明確に説明してくれる医師:「なぜその本数・その糸か」を数値・根拠・ビジュアルで説明できる医師が信頼できます。
  • リスクについて率直に話せる:「絶対安全」「必ず変わる」という言葉を使わず、起こり得るリスクと対処法を正直に伝えてくれるクリニックを選んでください。
  • アフターフォロー体制:術後の経過確認・トラブル時の対応窓口が明確かどうかを確認してください。
  • 費用の透明性:施術費用の内訳・追加費用の有無・アフターケアの費用が含まれるかどうかを事前に把握してください。

よくある質問(FAQ)

Q40代の糸リフトでどのくらいの効果が期待できますか?
Aフェイスラインの引き上げ・頬の下垂改善・輪郭のシャープさの回復が期待できるとされています。40代は皮膚の弾力がまだ一定程度保たれているため、糸の把持力が比較的安定しやすく、施術直後から変化を感じやすい年代です。ただし効果の程度は皮膚の状態・たるみの程度・使用する糸の種類・本数によって個人差が大きく異なります。
Q40代前半と後半で糸リフトの違いはありますか?
Aはい、異なります。40代前半はまだ皮膚の弾力が保たれていることが多く、コグ付きPDO糸中心の設計で即効性のある引き上げ効果が期待しやすい時期です。40代後半はホルモン変化が加速し、より多本数の設計とPLLA糸の活用・HIFU等との組み合わせが推奨されることが増えます。
Q40代の推奨本数の目安を教えてください。
Aエリア・たるみの程度によって大きく異なりますが、フェイスライン単独なら両側6〜10本、頬・フェイスラインなら両側10〜16本、フルフェイスなら両側18本以上となるケースもあります。「〇〇代だから〇本」という固定の答えはなく、実際に顔を診た医師の判断が最も重要です。
Q40代のダウンタイムと仕事への影響は?
A腫れ・内出血・引きつり感は施術後1週間が最もケアが必要な時期です。デスクワークや在宅勤務であれば翌日から可能な方もいますが、接客・撮影・人前に立つ機会が多い方は2週間程度の余裕を持ったスケジュールをお勧めします。40代後半・多本数設計の場合は特に回復に時間がかかる傾向があります。
Q40代はHIFUやサーマクールと組み合わせるべきですか?
A必ずしも全員が組み合わせる必要があるわけではありません。ただし40代後半でホルモン変化が加速している場合や、SMAS筋膜の弛緩が強い場合は、HIFUで深部から引き締めつつ糸リフトで輪郭を引き上げる組み合わせが有効なケースが多くなります。組み合わせの必要性は医師が診察した上で判断します。
Q40代の糸リフトの料金目安はどのくらいですか?
Aエリア・本数・糸の種類によって異なりますが、フェイスライン単独で120,000〜200,000円程度、頬+フェイスラインで180,000〜300,000円程度、フルフェイスで250,000〜350,000円程度が一般的な目安です(税込)。HIFUとの組み合わせになるとさらに費用が加算されます。必ずカウンセリングで明細を確認してください。
Q40代で糸リフトに向いていないケースはありますか?
Aたるみが非常に重度で皮膚の余剰量が多い場合・顔の脂肪量が過多な場合・過去の残糸が懸念される場合・特定の持病や服薬がある場合は、適応外または慎重な判断が必要なケースがあります。向いていないと判断された場合でも、外科的フェイスリフトや他施術の代替案が提案されることがありますので、カウンセリングで確認してください。
Q40代のメンテナンス頻度の目安は?
A使用する糸の素材によって異なりますが、PDO糸なら1年前後、PLLA糸なら1〜2年を目安にメンテナンスを検討する方が多いとされています。40代後半はコラーゲン産生能力が低下しているため、間隔を短め(1年ごと)に設定するプランが推奨されるケースもあります。HIFUやサーマクールとのローテーションで年間を通じたエイジングマネジメントを設計することも有効です。
Q糸リフトと外科的フェイスリフト、40代にはどちらが合いますか?
Aたるみが中等度以下であれば、40代では糸リフトで対応できることが多いとされています。一方、たるみが非常に強く皮膚の余剰量が多い場合は、外科的フェイスリフトのほうが大きな改善効果が期待できます。「糸リフトを何度受けても変化を感じにくい」「引き上げテストで変化をほとんど感じない」という状態は、外科的リフトの検討を医師に相談するサインかもしれません。
Q40代で最も多い糸リフトの相談内容は何ですか?
A最も多いのは「フェイスラインのぼんやりとした輪郭崩れ」と「頬の下垂・ほうれい線の深化」に関する相談です。また「HIFUを受けているが物足りない」「引き上げ感がほしい」という方からのご相談も増えています。仕事や社交の場が多い40代では、ダウンタイムをどう計画するかという点でもご相談が多く寄せられます。
Q40代の糸リフトにどんなリスクがありますか?
A引きつり・非対称・えくぼ状の皮膚のよれ・内出血・感染リスクなどがあります。40代後半は皮膚の菲薄化が進んでいる場合があり、糸が透けて見えるリスクが30代より高まる可能性があります。また本数が多いほどダウンタイムが長くなる傾向があります。信頼できる医師の設計と技術力がこれらのリスクを最小化します。
Q40代でヒアルロン酸注入と糸リフトを同時に受けられますか?
A医師の判断によっては同日または近いタイミングでの施術が検討されることがあります。糸リフトで引き上げ、ヒアルロン酸でボリューム補填するというアプローチは相補的ですが、施術の順序・量・組み合わせのタイミングは医師が診察した上で決定します。自己判断での同時施術希望はせず、カウンセリングでご相談ください。

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まとめ|40代の糸リフトは「設計力」で決まる

40代は糸リフトが最も多くの方に相談される年代です。皮膚の弾力がまだ保たれながら、たるみが本格化しはじめる——この「ちょうど良い状態」の40代でこそ、糸リフトの二重効果(物理的引き上げ+コラーゲン産生)が活きやすいとされています。

  • 40代前半:コグ付きPDO糸中心の即効性設計が多い。フェイスラインの変化を早く感じやすい年代。
  • 40代後半:PLLA糸やHIFUとの組み合わせ設計が増える。より多本数・長期計画が重要。
  • 共通して大切なこと:「何本入れるか」より「どの糸をどのエリアにどう設計するか」が仕上がりの自然さと効果の持続を決定する。
  • クリニック選びの鍵:40代の複雑な皮膚状態に対応した経験と、設計の根拠を明確に説明できる医師を選ぶこと。

フジイクリニック梅田では、40代前半・後半それぞれの状態に合わせた丁寧な糸リフト設計をご提案しています。「自分の年代・状態に本当に合った施術を知りたい」という方は、ぜひカウンセリングでご確認ください。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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