公開日: 2026年02月20日

更新日: 2026年02月18日

ヒアルロン酸レスチレーン完全ガイド|選ばれる理由と効果を徹底解説

10秒でわかるこの記事の要約
  • ヒアルロン酸注射を検討される際、「どの製剤が最も安全で信頼できるのか」「自然な仕上がりになるのか」「本当に効果が持続するのか」といった疑問をお持ちではないでしょうか。
  • レスチレーンは、スウェーデンのガルデルマ社が開発したヒアルロン酸製剤で、世界90カ国以上で使用され、厚生労働省の承認も取得している信頼性の高い製剤です。NASHA技術(Non-Animal Stabilized Hyaluronic Acid)という独自の技術により、安定性が高く、自然な仕上がりと持続性を両立しています。
  • 特に30代後半から50代後半の女性にとって、中顔面のボリュームロスやほうれい線、たるみといった年齢特有のお悩みに対して、レスチレーンは豊富な製品ラインナップで最適なアプローチが可能です。
  • この記事では、レスチレーンの特徴、ジュビダームとの違い、期待できる効果、料金相場、そして信頼できるクリニックの選び方まで、医学的根拠に基づいた正確な情報をお届けします。品質と確実性を重視される方にこそ、お読みいただきたい内容です。

目次

レスチレーンとは?ガルデルマ社のヒアルロン酸製剤

レスチレーンは、スウェーデンのガルデルマ社(旧Q-Med社)が開発したヒアルロン酸製剤です。1996年にヨーロッパで初めて承認されて以来、世界90カ国以上で使用され、美容医療分野において長い歴史と実績を持つ製剤として知られています。

日本でも厚生労働省の承認を取得している製剤があり、その安全性と効果は科学的に証明されています。ヒアルロン酸は元々人体に存在する成分であり、皮膚の保湿やボリュームを保つ役割を担っています。レスチレーンは、この減少したヒアルロン酸を補うことで、自然な若々しさを取り戻すための治療法です。

NASHA技術による高い安定性

レスチレーンの最大の特徴は、NASHA技術(Non-Animal Stabilized Hyaluronic Acid)です。これは「非動物由来安定化ヒアルロン酸」という意味で、以下のような特徴があります。

  • 非動物由来:動物由来ではなく、バイオテクノロジーにより生成されるため、アレルギー反応のリスクが極めて低い
  • 高い純度:不純物が少なく、安全性が高い
  • 安定した架橋構造:体内で徐々に分解されるよう設計されており、持続期間が長い
  • 自然な質感:組織に馴染みやすく、表情の動きを妨げない

NASHA技術とは

NASHA技術は、ヒアルロン酸分子を適切に架橋(クロスリンク)することで、製剤の安定性と持続性を高める技術です。架橋の程度を調整することで、柔らかいものから硬いものまで、部位に応じた最適な製剤を作り出すことができます。この技術により、レスチレーンは自然な仕上がりと長期間の効果を実現しています。

レスチレーンが高級クリニックで選ばれる理由

  • 長い歴史と実績:1996年から使用されており、世界中で安全性と効果が実証されている
  • 厚生労働省承認:日本国内で正式に承認されている製剤があり、品質管理が徹底されている
  • 豊富な製品ラインナップ:部位や目的に応じて最適な製剤を選択できる
  • 自然な仕上がり:組織に馴染みやすく、表情を妨げない柔軟性
  • リドカイン配合:一部の製剤には麻酔成分が含まれており、痛みを軽減

30代後半〜50代後半女性に適している理由

30代後半から50代後半にかけて、顔の脂肪組織の萎縮や骨格の変化により、中顔面のボリュームロスが進行します。これにより、ほうれい線が深くなる、頬がこける、フェイスラインがたるむといった変化が現れます。

レスチレーンは、こうした年齢特有の変化に対して、豊富な製品ラインナップで部位ごとに最適なアプローチが可能です。単純に「しわを埋める」のではなく、顔全体のバランスを考慮した総合的なデザインができる点が、成熟した女性に支持される理由です。

レスチレーンシリーズの種類と特徴

レスチレーンには複数のシリーズがあり、それぞれ適応部位や特性が異なります。部位や目的に応じて最適な製剤を選ぶことが、満足度の高い仕上がりにつながります。

レスチレーン® リフト リドカイン

適応部位:頬、ほうれい線、マリオネットライン

リフトは、中程度から深い層に注入する製剤で、ボリュームロスの改善とリフトアップ効果が期待できます。NASHA技術により、自然な柔らかさを保ちながら、しっかりとした支持力を提供します。

  • 持続期間:約9〜12ヶ月
  • 特徴:中顔面のボリューム補正、自然なリフト効果
  • リドカイン配合により痛みを軽減

レスチレーン® デファイン

適応部位:フェイスライン、顎

デファインは、OBT技術(Optimal Balance Technology)を採用し、高い粘性と弾力性を持つ製剤です。フェイスラインや顎の輪郭形成に適しており、シャープで洗練された印象を作ります。

  • 持続期間:約12〜18ヶ月
  • 特徴:輪郭形成、高い粘性でしっかりとした支持力
  • 顔の立体感を強調

レスチレーン® キス

適応部位:唇の輪郭形成

キスは、唇の輪郭を美しく整えるために開発された製剤です。柔らかく滑らかな質感で、唇の自然な動きを保ちながら、明瞭な輪郭を作ります。

  • 持続期間:約6〜9ヶ月
  • 特徴:唇の輪郭形成に特化、自然な柔らかさ

レスチレーン® リップボリューム

適応部位:唇のボリュームアップ

リップボリュームは、唇全体のボリュームを増やし、ふっくらとした印象を作る製剤です。Xpression技術により、唇の動きに合わせて自然に形を変えます。

  • 持続期間:約6〜9ヶ月
  • 特徴:唇のボリュームアップ、柔軟な質感

レスチレーン® リフレーン

適応部位:目の下、目尻の細かいしわ

リフレーンは、繊細な部位に適した柔らかい製剤です。目の下のくぼみや、目尻の細かいしわの改善に適しています。

  • 持続期間:約9〜12ヶ月
  • 特徴:繊細な部位に適した柔らかさ、自然な仕上がり

レスチレーン® ボリューム

適応部位:頬、こめかみ、中顔面のボリューム補正

ボリュームは、大きなボリュームロスを改善するための製剤です。深層に注入することで、顔全体のリフトアップと立体感の回復が期待できます。

  • 持続期間:約12〜18ヶ月
  • 特徴:大きなボリューム補正、深層注入に適している
製剤名 主な適応部位 持続期間 技術 特徴
リフト リドカイン 頬・ほうれい線 9〜12ヶ月 NASHA ボリューム補正、リフト効果
デファイン フェイスライン・顎 12〜18ヶ月 OBT 輪郭形成、高い粘性
キス 唇の輪郭 6〜9ヶ月 NASHA 輪郭形成に特化
リップボリューム 唇のボリューム 6〜9ヶ月 Xpression 柔軟な質感、動きに追従
リフレーン 目の下・目尻 9〜12ヶ月 NASHA 繊細な部位に適している
ボリューム 頬・こめかみ 12〜18ヶ月 NASHA 大きなボリューム補正

レスチレーンで期待できる効果

レスチレーンは、部位や製剤の選択により、様々な美容効果が期待できます。30代後半から50代後半の女性が特に気にされるお悩みに対して、どのような改善が期待できるかをご説明します。

ほうれい線の改善

ほうれい線は、中顔面のボリュームロスと皮膚のたるみによって深くなります。レスチレーン リフトやボリュームを用いて、頬の高い位置にボリュームを補うことで、根本的な改善を図ります。

単純にほうれい線の溝を埋めるだけでなく、頬全体のバランスを考慮したアプローチにより、より自然で持続性の高い結果が得られます。

頬のボリュームアップ

加齢による頬のこけは、疲れた印象や老けた印象を与えます。レスチレーン ボリュームやリフトを用いた頬のボリューム補正は、顔全体の印象を若々しく変える効果があります。

適切な位置と量の調整により、「いかにも入れました」という不自然さを避け、あくまで自然な若々しさを演出できます。

涙袋形成

涙袋は、目元を優しく華やかに見せる効果があります。レスチレーン リフレーンのような柔らかい製剤を用いて、繊細な涙袋を形成することで、目元の印象を明るく変えることができます。

唇のボリュームアップ・輪郭形成

唇は年齢とともにボリュームが減少し、縦じわが目立つようになります。レスチレーン キスで輪郭を整え、リップボリュームでふっくら感を演出することで、若々しく魅力的な唇を取り戻すことができます。

Xpression技術により、話したり笑ったりする際の自然な動きを保ちながら、美しい形状を維持できます。

フェイスライン・顎の形成

フェイスラインのたるみや、顎のラインがぼやけることで、顔が大きく見えたり、老けた印象になったりします。レスチレーン デファインを用いたフェイスライン・顎の形成により、シャープで洗練された輪郭を作ることができます。

目の下のクマ・くぼみ改善

目の下のくぼみや影は、疲れた印象を与えます。レスチレーン リフレーンを用いて、目の下のくぼみを補正することで、明るく若々しい目元を取り戻すことができます。

30代後半〜50代後半女性特有の悩みへの効果

この年代の女性は、単一の悩みではなく、複合的な変化が現れます。中顔面の萎縮、骨格の変化、皮膚のたるみが同時に進行するため、部分的な治療ではなく、顔全体のバランスを考慮したデザインが必要です。

レスチレーンの複数の製剤を組み合わせることで、総合的な若返り効果を実現できることが、この年代に選ばれる大きな理由です。

レスチレーンのメリット・デメリット

メリット

厚生労働省承認(一部製剤)の安全性

レスチレーンは、日本の厚生労働省の承認を取得している製剤があり、その安全性と効果は科学的に証明されています。品質管理が徹底されており、安心して治療を受けられます。

NASHA技術による安定性と持続性

独自のNASHA技術により、製剤の安定性が高く、体内での持続期間が長いことが特徴です。製剤によっては12〜18ヶ月程度効果が持続します。

自然な仕上がり

組織に馴染みやすく、表情の動きを妨げない柔軟性があります。「いかにも入れました」という不自然さを避けられます。

豊富な製品ラインナップ

部位や目的に応じて最適な製剤を選択できるため、一人ひとりの悩みに合わせたオーダーメイドの治療が可能です。

世界90カ国以上で使用される実績

1996年から使用されており、世界中で長年の実績があります。この信頼性は、治療を受ける上での大きな安心材料です。

リドカイン配合(一部製剤)

麻酔成分が配合されている製剤もあり、注入時の痛みを軽減できます。

デメリット・注意点

価格設定

厚生労働省承認製剤であり、品質管理が徹底されているため、未承認の安価な製剤と比較すると費用は高めです。しかし、これは安全性と確実性への投資と考えることができます。

医師の技術による仕上がりの差

いくら優れた製剤でも、注入する医師の技術や経験、デザイン力によって仕上がりは大きく変わります。クリニック選びが非常に重要です。

まれな副作用やリスク

後述しますが、腫れ、内出血、アレルギー反応、血管塞栓などのリスクがゼロではありません。ただし、適切な知識と技術を持つ医師による施術で、リスクは最小限に抑えられます。

効果は永続的ではない

ヒアルロン酸は体内で徐々に分解されるため、効果を維持するには定期的なメンテナンスが必要です。ただし、これは逆に言えば、気に入らなければ元に戻せるという安心感にもつながります。

レスチレーンと他製剤の比較

ヒアルロン酸製剤は多数存在し、それぞれに特徴があります。レスチレーンと代表的な他製剤を比較することで、選択の参考にしていただけます。

項目 レスチレーン ジュビダーム テオシアル クレヴィエル
製造国 スウェーデン(ガルデルマ社) アメリカ(アラガン社) スイス(テオクシー社) 韓国(ドンバン社)
厚生労働省承認 あり(一部製剤) あり(ビスタシリーズ) なし なし
技術 NASHA、OBT、Xpression Vycross、HYLACROSS 高密度架橋 HENM技術
持続期間 6〜18ヶ月(製剤により異なる) 9〜24ヶ月 12〜18ヶ月 12〜24ヶ月
特徴 長い歴史と実績、安定性が高い、自然な仕上がり 持続期間が長い、柔らかな質感 柔らかな質感、なじみが良い 高い粘性、リフト効果
料金目安(1本) 60,000〜120,000円 70,000〜150,000円 50,000〜100,000円 80,000〜150,000円

レスチレーンの大きな優位性は、長い歴史と実績、そして厚生労働省承認という安心感です。NASHA技術による安定性の高さも、多くの医師から支持される理由の一つです。

レスチレーン注入の施術の流れ

レスチレーンの施術は、以下のような流れで進められます。信頼できるクリニックでは、各ステップで丁寧な対応が行われます。

1. カウンセリング

まず、医師との詳細なカウンセリングを行います。

  • 現在のお悩みや改善したい部位の確認
  • 顔全体のバランスを考慮したデザイン提案
  • 使用する製剤の種類と量の説明
  • 期待できる効果とリスクの説明
  • 料金の明確な提示
  • 既往歴やアレルギーの確認

この段階で、不安や疑問があれば遠慮なく質問することが大切です。納得できるまで説明を求めましょう。

2. 麻酔

痛みを軽減するため、表面麻酔クリームを塗布します。クリニックによっては、より快適に施術を受けられるよう、局所麻酔を併用することもあります。

一部のレスチレーン製剤にはリドカインが配合されているため、注入が進むにつれて痛みはさらに軽減されます。

3. 注入

医師が、デザインに基づいて慎重にレスチレーンを注入していきます。

  • 注入の深さ:製剤の種類や部位によって調整
  • 注入の量:自然な仕上がりになるよう微調整
  • 注入の技法:カニューレやニードルを使い分け
  • 左右のバランス:鏡で確認しながら調整

施術時間は、部位や範囲にもよりますが、通常30分〜1時間程度です。

4. 仕上がり確認

注入後、鏡で仕上がりを確認します。この時点で気になる点があれば、追加の調整を行うこともあります。

5. アフターケア説明

施術後の注意事項や、ダウンタイム中のケア方法について説明を受けます。

  • 当日の入浴・飲酒・運動の制限
  • 施術部位を強く触らない
  • メイクや洗顔の注意点
  • 処方薬の使用方法
  • 異常を感じた際の連絡先

ダウンタイム・副作用・リスク

レスチレーンは比較的ダウンタイムが少ない施術ですが、個人差があり、まったく何も起こらないわけではありません。正確な情報を知った上で、治療を受けるかどうかを判断することが大切です。

一般的なダウンタイム

腫れ:注入部位に2〜7日程度の腫れが生じることがあります。特に唇は腫れやすい部位です。

内出血:針を刺した箇所に内出血が出ることがあり、1〜2週間で自然に消失します。メイクでカバーすることが可能です。

赤み:一時的に赤みが出る場合がありますが、数日で落ち着きます。

違和感:注入直後は、製剤が入っている感覚や、若干の硬さを感じることがありますが、馴染むにつれて自然になります。

稀な副作用・合併症

アレルギー反応:ヒアルロン酸自体は人体に存在する成分ですが、製剤に含まれる他の成分に対してアレルギー反応が起こる可能性が極めて稀にあります。

血管塞栓:非常に稀ですが、ヒアルロン酸が血管内に誤って注入されることで血流が阻害され、皮膚の壊死や視力障害といった重篤な合併症が生じる可能性があります。経験豊富な医師による施術で、このリスクは最小限に抑えられます。

感染:注入部位が感染することは極めて稀ですが、ゼロではありません。清潔な環境での施術と、術後のケアが重要です。

しこり・凹凸:注入量や深さが適切でない場合、皮膚表面に凹凸が生じることがあります。医師の技術と経験が重要です。

左右差:顔にはもともと左右差が存在しますが、注入後に明らかなアンバランスが生じることがあります。

リスクを最小限に抑えるために

  • 経験豊富な医師のもとで施術を受ける
  • カウンセリングで既往歴やアレルギーを正確に伝える
  • 術後の指示を守る
  • 異常を感じたらすぐに連絡する
  • アフターフォロー体制が整ったクリニックを選ぶ

レスチレーンの料金相場と”価値への投資”という考え方

レスチレーンの費用は、クリニックや使用する製剤、注入量によって異なりますが、一般的な相場をご紹介します。

料金相場

製剤名 1本あたりの料金目安 主な適応部位
リフト リドカイン 70,000〜100,000円 頬・ほうれい線
デファイン 90,000〜120,000円 フェイスライン・顎
キス 60,000〜80,000円 唇の輪郭
リップボリューム 60,000〜80,000円 唇のボリューム
リフレーン 70,000〜90,000円 目の下・目尻
ボリューム 90,000〜120,000円 頬・こめかみ

※上記は目安であり、クリニックによって異なります。また、初診料、麻酔代、アフターケア費用が別途かかる場合があります。

なぜレスチレーンは信頼されるのか

長い歴史と実績

1996年から使用されており、世界中で安全性と効果が実証されています。この長年の実績は、価格に見合う価値を提供しています。

厳格な品質管理

厚生労働省承認を受けるには、厳しい臨床試験と品質管理が必要です。この安全性への投資が価格に反映されています。

安定した持続期間

NASHA技術により、製剤によっては12〜18ヶ月程度効果が持続するため、頻繁に施術を受ける必要がなく、長期的にはコストパフォーマンスに優れています。

安価な製剤との違い

市場には、レスチレーンよりも安価なヒアルロン酸製剤が多数存在します。しかし、以下の点で違いがあります。

  • 厚生労働省の承認を受けていない製剤が多い
  • 持続期間が短い
  • 品質管理が不明確
  • トラブル時の対応が困難

価格だけで判断して安価な製剤を選び、結果に満足できずに修正治療を受けることになれば、結果的に時間的にも精神的にも、そして経済的にも大きな負担となります。

30代後半〜50代後半女性にとっての”確実性への投資”

この年代の女性にとって、大切なのは「いかに安く済ませるか」ではなく、「いかに確実に、安全に、美しく改善できるか」ではないでしょうか。

仕事や家庭で重要な役割を担う中、失敗して何度も治療を繰り返す時間はありません。また、不自然な仕上がりになることで、周囲の目が気になり、日常生活に支障をきたすことも避けたいはずです。

レスチレーンの費用は、「単なる美容への支出」ではなく、「本来の美しさと自信を取り戻すための投資」と考えることで、前向きな気持ちで治療に臨むことができるでしょう。

長期的コストパフォーマンスの考え方

例えば、レスチレーン ボリュームを使用した場合、1本10万円として、効果が18ヶ月持続すれば、月あたり約5,500円の投資です。毎日使う化粧品や美容液と比較しても、決して高額ではないと考えることもできます。

レスチレーンとボトックスの違い・併用効果

レスチレーンとボトックスは、どちらも注射による治療ですが、作用機序と適応が全く異なります。両者を正しく理解し、必要に応じて併用することで、より総合的な若返り効果が期待できます。

項目 レスチレーン ボトックス
主な目的 ボリューム補正、しわの改善 表情じわの改善、小顔効果
効果の仕組み ヒアルロン酸で組織をふっくらさせる 筋肉の動きを抑制してしわを改善
適応部位 ほうれい線、頬、唇、フェイスライン、目の下 額、眉間、目尻、エラ
持続期間 6〜18ヶ月 3〜6ヶ月
効果が出るまで 即日〜数日 2〜3日〜2週間
向いている悩み ボリュームロス、深いしわ、たるみ 表情じわ、エラ張り
併用の相乗効果 上顔面はボトックス、中下顔面はレスチレーンという使い分けで、顔全体の総合的な若返りが可能。表情じわと静止じわの両方にアプローチできる。

レスチレーンとジュビダームの違い

レスチレーンとジュビダームは、どちらも厚生労働省承認を受けた信頼性の高いヒアルロン酸製剤ですが、いくつかの違いがあります。

技術の違い

レスチレーン:NASHA技術

Non-Animal Stabilized Hyaluronic Acidの略で、非動物由来の安定化ヒアルロン酸です。適切な架橋により、安定性と持続性を実現しています。

ジュビダーム:Vycross技術

異なる分子量のヒアルロン酸を独自の比率で架橋する技術です。滑らかな質感と高い持続性が特徴です。

製剤の質感・仕上がりの違い

レスチレーン:やや弾力性があり、しっかりとした支持力を提供します。自然な立体感を作りやすい特性があります。

ジュビダーム:より滑らかで柔らかい質感です。組織への馴染みが良く、非常に自然な仕上がりになります。

持続期間の比較

レスチレーン:製剤によって6〜18ヶ月程度

ジュビダーム:製剤によって9〜24ヶ月程度

ジュビダームの方がやや持続期間が長い傾向にありますが、個人差や注入部位によっても変わります。

適応部位の違い

両製剤とも豊富なラインナップがあり、ほとんどの部位に対応できますが、微妙な違いがあります。

レスチレーン:デファインのようなフェイスライン専用製剤があり、輪郭形成に強み

ジュビダーム:ボリューマのような大きなボリューム補正に適した製剤が豊富

どちらを選ぶべきか

どちらも優れた製剤であり、一概にどちらが良いとは言えません。以下の要素を考慮して、医師と相談しながら決めることが重要です。

  • 改善したい部位
  • 求める仕上がり(しっかり感 vs 柔らかさ)
  • 持続期間の希望
  • 予算
  • 医師の得意な製剤

経験豊富な医師であれば、患者様の状態や希望を総合的に判断し、最適な製剤を提案してくれます。

30代後半〜50代後半女性がレスチレーンで抱える不安

レスチレーンを検討される際、多くの方が同じような不安を抱えていらっしゃいます。これらは決して特別なことではなく、ごく自然な感情です。

本当に自然な仕上がりになるか

「いかにも入れました」という不自然な印象になることを心配される方は多くいらっしゃいます。

レスチレーンの自然な仕上がりは、製剤の品質だけでなく、医師の技術とデザイン力に大きく左右されます。顔全体のバランスを見て、適切な部位に適切な量を注入することで、周囲から「何か若々しくなったね」と言われる自然な変化を実現できます。

職場や家族にバレないか

30代後半から50代後半の女性は、社会的な立場や家庭での役割があり、「美容医療を受けていることを知られたくない」という方も少なくありません。

レスチレーンのダウンタイムは数日〜1週間程度ですが、マスクやメイクでカバーすることも可能です。週末や連休を利用したり、リモートワークの日を選んだりすることで、周囲に気づかれずに治療を受けることができます。

どのくらいの頻度でメンテナンスが必要か

「維持するのにどのくらい費用がかかるのか」「どのくらいの頻度で通わなければならないのか」という不安も理解できます。

レスチレーンの持続期間は製剤によって6〜18ヶ月と幅がありますが、デファインやボリュームのような長期持続型を選べば、年に1〜2回程度のメンテナンスで美しい状態を維持できます。

痛みはどの程度か

注射に対する恐怖心をお持ちの方も多いでしょう。

一部のレスチレーン製剤にはリドカインという麻酔成分が配合されており、さらに表面麻酔や局所麻酔を併用することで、痛みは最小限に抑えられます。多くの方が「思ったより痛くなかった」と感じられます。

失敗したらどうなるか

「もし気に入らなかったら、元に戻せるのか」という不安も当然です。

ヒアルロン酸には、ヒアルロニダーゼという溶解酵素があり、万が一気に入らない場合は、ある程度元の状態に戻すことが可能です。これは、永続的な施術と比較した場合の大きな安心材料です。

レスチレーン注入で信頼できるクリニックの選び方

レスチレーンの効果を最大限に引き出し、安全に治療を受けるためには、クリニック選びが極めて重要です。以下のポイントを参考に、慎重に判断してください。

レスチレーン認定医かどうか

ガルデルマ社は、レスチレーンの適切な使用を推進するため、認定医制度を設けています。認定医は、製剤の特性や注入技術について専門的なトレーニングを受けており、一定の基準をクリアしています。

症例数・実績の豊富さ

  • ウェブサイトやSNSで症例写真を公開しているか
  • レスチレーンの施術を専門的に行っているか
  • 医師の経歴や実績が明示されているか
  • Before/Afterの写真が自然で美しいか

カウンセリングの丁寧さ

信頼できるクリニックは、カウンセリングに十分な時間をかけます。

  • 十分な時間をかけてカウンセリングを行っているか
  • 一方的に施術を勧めるのではなく、悩みを丁寧にヒアリングしてくれるか
  • 顔全体のバランスを考慮したデザイン提案があるか
  • リスクやデメリットも正直に説明してくれるか
  • 強引な勧誘がないか

アフターフォロー体制

  • 術後の診察やフォローアップが含まれているか
  • 万が一のトラブル時に迅速に対応してくれる体制があるか
  • 追加の調整が必要な場合の対応方針が明確か

高級感と安心感のあるクリニック環境

  • 清潔で落ち着いた雰囲気
  • プライバシーに配慮された空間
  • スタッフの対応が丁寧で親切

よくある質問(FAQ)

Q1. レスチレーンの持続期間はどのくらいですか?

A. 製剤によって異なりますが、キスやリップボリュームで約6〜9ヶ月、リフトやリフレーンで9〜12ヶ月、デファインやボリュームでは12〜18ヶ月程度です。個人差があり、代謝が早い方や注入部位の動きが多い場合は、やや短くなることがあります。

Q2. 痛みはありますか?

A. 一部のレスチレーン製剤にはリドカインという麻酔成分が配合されており、さらに表面麻酔や局所麻酔を併用するため、痛みは最小限に抑えられます。注射の際にチクッとした感覚はありますが、多くの方が「思ったより痛くなかった」と感じられます。

Q3. ダウンタイムはどのくらいですか?

A. 腫れや内出血は通常2〜7日程度で落ち着きます。個人差はありますが、1週間後にはメイクでカバーできる程度になることが多いです。唇は特に腫れやすい部位で、数日間ふっくらした状態が続くことがあります。

Q4. ジュビダームとの違いは何ですか?

A. レスチレーンはNASHA技術、ジュビダームはVycross技術という異なる架橋技術を採用しています。レスチレーンはやや弾力性があり、しっかりとした支持力が特徴です。ジュビダームはより滑らかで柔らかい質感です。どちらも優れた製剤であり、部位や目的、医師の判断により選択されます。

Q5. レスチレーンは安全ですか?

A. レスチレーンは世界90カ国以上で使用され、日本でも厚生労働省の承認を取得している製剤があり、安全性は科学的に証明されています。NASHA技術により非動物由来で高純度のため、アレルギー反応のリスクは極めて低いです。ただし、血管塞栓などの稀な合併症のリスクはゼロではないため、経験豊富な医師のもとで施術を受けることが重要です。

Q6. どのレスチレーンシリーズを選べばいいですか?

A. 改善したい部位や目的によって最適な製剤は異なります。頬のボリュームアップならボリュームやリフト、フェイスラインならデファイン、唇ならキスやリップボリュームといった具合です。医師が顔全体のバランスを見て、最適な製剤を提案してくれますので、カウンセリング時にご自身の悩みを詳しく伝えることが大切です。

Q7. 何歳から受けられますか?

A. 法的には20歳以上であれば受けられますが、レスチレーンは加齢によるボリュームロスを改善する治療であるため、実際には30代以降の方が多く受けられています。30代後半から50代後半の女性にとって、中顔面の萎縮やたるみといった年齢特有の変化に対して、自然で効果的な改善が期待できます。

Q8. アレルギーの心配はありますか?

A. レスチレーンはNASHA技術により非動物由来で高純度のため、アレルギー反応のリスクは極めて低いです。ただし、製剤に含まれる他の成分に対してアレルギー反応が起こる可能性が稀にあります。過去にアレルギー体質や薬剤アレルギーがある方は、カウンセリング時に必ず医師に伝えてください。

Q9. 失敗したらどうなりますか?元に戻せますか?

A. ヒアルロン酸には、ヒアルロニダーゼという溶解酵素があり、万が一気に入らない場合は溶解して元に戻すことが可能です。ただし、完全に施術前の状態に戻るとは限りません。最も確実な「失敗を避ける方法」は、最初から経験豊富で信頼できる医師のもとで治療を受けることです。

Q10. 料金はどのくらいかかりますか?

A. 製剤や注入量によって異なりますが、1本あたり60,000〜120,000円程度が相場です。デファインやボリュームのような高機能製剤は高めの価格設定ですが、持続期間が長いため、長期的にはコストパフォーマンスに優れています。カウンセリング時に詳細な見積もりをもらい、納得した上で治療を受けることをお勧めします。

Q11. 保険適用されますか?

A. 美容目的のレスチレーン注入は、基本的に保険適用外の自費診療となります。医療上の合併症が発生した場合でも、美容医療に起因するものは保険適用にならないことが一般的です。費用については事前に明確な見積もりを受け取り、納得した上で治療を受けることが大切です。

Q12. メンテナンスの頻度はどのくらいですか?

A. 製剤によって異なりますが、デファインやボリュームのような長期持続型を使用した場合、年に1〜2回程度のメンテナンスで美しい状態を維持できます。初回よりもメンテナンスの方が少ない量で済むことが多く、費用も抑えられる傾向にあります。ご自身のライフスタイルや予算に合わせて、医師と相談しながら計画を立てることをお勧めします。

Q13. 施術後すぐにメイクはできますか?

A. 施術直後のメイクは、注入部位を避けて軽く行うことは可能ですが、クリニックによって指示が異なります。一般的には、翌日から通常通りメイクができることが多いです。ただし、注入部位を強く擦ったり、マッサージしたりすることは避けてください。

Q14. 妊娠中や授乳中でも受けられますか?

A. 妊娠中や授乳中の方への安全性は確立されていないため、施術は推奨されません。妊娠の可能性がある方、妊娠中の方、授乳中の方は、施術を控えることをお勧めします。授乳が終了してから、医師と相談の上で施術を検討してください。

Q15. レスチレーンとボトックスは併用できますか?

A. はい、併用可能です。むしろ、上顔面はボトックスで表情じわを改善し、中下顔面はレスチレーンでボリューム補正を行うことで、顔全体の総合的な若返りが実現できます。経験豊富な医師であれば、患者様の状態に応じて最適な組み合わせを提案してくれます。

まとめ

レスチレーンは、1996年から世界90カ国以上で使用され、厚生労働省の承認も取得している信頼性の高いヒアルロン酸製剤です。NASHA技術による高い安定性と持続性、自然な仕上がりが特徴で、30代後半から50代後半の女性の年齢特有のお悩みに対して、効果的なアプローチが可能です。

豊富な製品ラインナップにより、部位や目的に応じて最適な製剤を選択できることも大きな魅力です。リフト、デファイン、キス、リップボリューム、リフレーン、ボリュームなど、それぞれに特化した製剤が用意されています。

ただし、いくら優れた製剤でも、医師の技術や経験、デザイン力によって仕上がりは大きく変わります。レスチレーン認定医であること、症例数が豊富であること、丁寧なカウンセリングを行っていること、アフターフォロー体制が整っていることなど、信頼できるクリニックの条件をしっかり確認することが重要です。

価格だけで判断するのではなく、「確実性」「安全性」「自然な仕上がり」という価値に投資するという考え方が、満足度の高い結果につながります。長年の実績と高い安全性を持つレスチレーンは、品質を重視される方にとって最適な選択肢と言えるでしょう。

この記事が、レスチレーンについて理解を深め、ご自身に合った治療を選択するための一助となれば幸いです。大切なのは、焦らず、正しい知識を持って、信頼できる医師のもとで納得のいく治療を受けることです。

あなたが本来持っている美しさと自信を取り戻すための一歩を、安心して踏み出していただければと願っています。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

ドクターズインタビューはこちら


略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

コラム一覧に戻る