公開日: 2026年10月11日

更新日: 2026年10月06日

ほとんど休まなくてよい|ピコトーニングのダウンタイムと当日の過ごし方

目次

色ムラや肝斑が気になり始めたとき、候補に挙がりやすいのがピコトーニングです。一方で、レーザーと聞くと「しばらく顔を隠して過ごすことになるのだろうか」と気にされる方も少なくありません。結論から申し上げますと、ピコトーニングのダウンタイムはほとんど生じないとされており、多くの場合、当日からメイクをしていただけます。そしてそれは偶然そうなっているのではなく、かさぶたを作らないことを前提に組み立てられた照射だからです。この記事では、その設計の中身と、照射直後から次の照射までの経過、当日の過ごし方、費用と他の選択肢との比べ方までを順に整理し、休む日をつくらずに続けられるかどうかを判断していただく材料をご用意いたしました。

ピコトーニングのダウンタイムとは何か

ピコトーニングのダウンタイムは、ほとんど生じないとされています。そして大切なのは、それが「たまたま軽い」のではなく、そうなるように設計された照射だという点です。かさぶたを作らないことを出発点にして照射条件が決められており、だからこそ経過の目安も、続け方も、費用の考え方もひと続きのものとして見えてきます。

かさぶたを作らないことを前提とした設計

かさぶたは、皮膚の表面が一度壊れ、そこを覆うようにできるものです。つまりかさぶたができないということは、表面を壊さない範囲でエネルギーを届けているということになります。ピコトーニングがそれを可能にしている要素は、大きく三つに整理できます。

  • ピコ秒という照射時間の短さ:一兆分の一秒という単位で光を当て終えるため、熱が周囲の組織へ伝わる前に照射が終わります。熱が広がらなければ、表面が焼けて剥がれるという経過そのものが起こりにくくなります。
  • 低く抑えた出力:一度に大きな変化を起こす強さではなく、肌が反応するかしないかの境目に近い低い出力を選びます。効き目を弱めるためではなく、表面を壊さないまま繰り返せる強さを選んでいるということです。
  • 広く均一に、薄く当てる:一点に集めるのではなく、顔全体をなでるように何度も重ねて照射します。一か所に集中した負荷がかからないため、特定の部位だけが強く反応することも起こりにくくなります。

この三つが組み合わさることで、照射後に残るのはごくわずかな赤みとほてり程度にとどまるとされています。テープで隠す必要も、外出を控える必要も、多くの場合は生じません。ピコトーニングの「ダウンタイムの正体」は、軽い症状ではなく、軽くなるように選ばれた照射条件そのものだとお考えください。

同じ機器を強い出力で使う場合とは、経過がまったく違う

ここで混同が起こりやすい点を申し上げます。ピコトーニングで用いる機器は、設定を変えればまったく別の経過をたどる照射にもなります。濃いシミの一点に強い出力を集めて当てる使い方では、狙った部位の色が一度濃く浮き上がり、その後かさぶたとなって剥がれていきます。保護テープを数日から十日程度お使いいただくことも多くなります。

つまり「ピコレーザーのダウンタイム」という言葉は、どの設定で当てるかによって指す内容が入れ替わります。ピコトーニングについて調べていたのに、かさぶたやテープの話が出てきて不安になるのはこのためです。低い出力で薄く広く当てる照射と、強い出力で一点を狙う照射は、同じ機器でも別の経過として考えるのが正確です。強い出力の照射の経過については別の記事でご案内しています。

一度に大きく変えないかわりに、回数を重ねる

ダウンタイムがほとんど生じない設計には、もう一方の側面があります。一回あたりの負担が軽い代わりに、通院が数か月続くという交換関係です。一般には二週間から四週間の間隔で五回から十回を一区切りとし、全体では三か月から半年ほどのお付き合いになります。

この交換関係を踏まえると、ダウンタイムの軽さの意味も変わります。一回の施術を乗り切るための条件ではなく、数か月にわたって続けられるかどうかを決める条件です。一回ごとに数日休まなければならないのであれば、回数を重ねる設計そのものが成り立ちません。ダウンタイムの軽さは、ここでは「続けやすさ」として意味を持ちます。

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ピコトーニングの経過の目安

経過は、日数で細かく刻むよりも、照射直後の数時間、施術当日という一日、翌日以降から次の照射までの期間という三つの区切りで捉えていただくのが実際に近いと考えています。以下はいずれも目安で、個人差があります。

照射直後のわずかな赤みとほてり(数十分〜数時間)

照射を終えた直後は、肌がうっすらと赤みを帯び、日差しを浴びたあとのようなほてりを感じられる方が多いです。頬や鼻の周りなど皮膚の薄い部位でやや強く出ることがあります。この赤みは多くの場合、数十分から数時間のうちに落ち着いていくとされています。鏡では気になる程度でも、少し離れて見ればほとんど分かりません。

ほてりが気になるときは、清潔なタオルで包んだ保冷剤などで短時間ずつ冷やしていただくと落ち着きやすくなります。施術後にお化粧をしてお帰りになり、そのままお仕事や外出の予定に戻られる方も珍しくありません。

施術当日の過ごし方

施術当日は、特別な予定を空けていただく必要はほとんどありません。赤みが落ち着いたあとは、普段どおりに過ごしていただけることが多いです。夕方から夜にかけて、肌がわずかに乾きやすく感じられる場合があります。

この日に気をつけていただきたいのは、肌を強くこすらないことと長く熱をこもらせないことの二点です。かさぶたができない照射ですので、傷を守るという意味での制限はほとんどありません。そのかわり、表面が一時的に敏感になっている時間帯に摩擦や過度の熱を重ねないという配慮が、翌日以降の落ち着き方に関わってきます。

翌日以降と、次の照射までの期間

翌日には、ほとんどの方が照射前と変わらない見え方に戻られます。かさぶたが剥がれるのを待つ期間も、テープを貼り替える期間もありません。

一方で、照射を重ねていく途中で、肌全体がわずかにくすんで見える時期を感じられる方がいらっしゃいます。細かく分かれた色素が表面へ移動していく過程で、いったん全体がぼんやりと沈んだように見えることがあるためです。多くの場合は一時的な見え方の変化とされ、続けていくうちに次第に落ち着いていきます。ただし範囲が広がるように感じられる場合は、次回を待たずにご相談ください。

次の照射までは、通常二週間から四週間の間隔をおきます。この間隔は、肌を休ませるためというよりも、前回の反応を見きわめて次の条件を決めるための期間という意味合いが強いものです。評価は一回ごとではなく、五回前後をひと区切りとして写真を見比べながら判断していきます。

ダウンタイムの出方を左右する条件

ほとんど生じないとはいえ、まったく同じ経過をたどるわけではありません。赤みの引き方や当日の感じ方には差が出ます。その差を生む条件を知っておくと、見通しが立てやすくなります。

照射の条件と回数の積み重ね

出力をどこに置くか、同じ部位に何度重ねるかによって、直後の赤みの強さは変わります。とくに初回は反応を確かめるため、控えめな条件から始めるのが一般的です。はじめの一回で物足りなさを感じられたとしても、それは慎重に始めているためであり、最初から強く当てて早く終わらせるという進め方を取らないのがこの照射の考え方です。

肌の状態と季節の影響

乾燥が進んでいる時期や日焼けの直後、肌あれが起きているときは、同じ条件でも赤みが出やすく、引くまでに時間がかかることがあります。また照射前後の紫外線対策が十分でないと、色素が濃く見える変化につながる可能性がありますので、日々の日焼け止めの習慣も経過を左右する条件のひとつです。

肝斑が気になる方に用いられやすい理由

肝斑は、熱による刺激が加わるとかえって濃く見えるようになることがある状態として知られています。そのため強い熱を伴う照射は慎重に判断されるのが一般的です。その点で、熱の広がりを抑えたまま低い出力で薄く当てるピコトーニングは、肝斑が気になる方にも用いられやすい選択肢とされています。ダウンタイムが軽いことと、熱の刺激を避けたい状態に向きやすいことは、同じ設計から導かれているわけです。なお治療全体の組み立ては別の話題になりますので、ここでは踏み込みません。

施術当日から数日の過ごし方

制限が少ない施術ですが、だからこそ「どこまで普段どおりでよいのか」が分かりにくくなります。項目ごとに整理いたします。

メイク

多くの場合、当日からメイクをしていただけます。赤みが気になる時間帯も、下地やファンデーションで十分に整えられる程度です。気をつけていただきたいのは塗り方で、スポンジやブラシで強くこすらず、置くように重ねていただくと負担がかかりません。落とすときもクレンジングをなじませてから流す手順を守っていただければ十分です。

洗顔とスキンケア

洗顔も当日から通常どおりで構いません。ぬるめのお湯でよく泡立てた洗浄料を使い、指の腹をすべらせる程度にとどめてください。スクラブや拭き取り化粧水、ブラシや美顔器など摩擦のかかるお手入れは、数日おいてからお使いいただくのが無難です。ピーリング作用のある化粧品もしばらくお休みいただき、そのかわりに保湿を少し手厚くしていただくと、乾きやすさを感じる時間帯を穏やかに過ごせます。

入浴・運動・サウナ

当日のシャワーや入浴は差し支えありませんが、長く熱をこもらせないという点だけ意識していただければと思います。熱いお湯に長くつかること、サウナ、岩盤浴、汗を多くかく運動は、赤みが強く出たりぶり返したりする一因になりますので、当日は控えて翌日以降に様子を見ながら戻していただくのがよいでしょう。飲酒も当日は控えめにしていただくのが安心です。

日焼け止めと紫外線対策

この施術でもっとも長く続けていただきたいのが紫外線対策です。色素にはたらきかける照射を数か月にわたって重ねていく間に紫外線を浴び続けていては、積み上げた変化と新たに増える色素が相殺されてしまいます。日焼け止めは一日のうちで塗り直しながらお使いいただき、日傘や帽子もあわせてご活用ください。ダウンタイムがほとんど生じないことと、紫外線対策を緩めてよいことは別だとお考えください。

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早めにご相談いただきたい症状

想定の範囲内の反応と、ご連絡をいただいたほうがよい変化を分けてご案内します。この線引きを知っておいていただくと、判断に迷う時間を短くできます。

想定の範囲内とされる反応

  • 照射直後のうっすらとした赤みと、日差しを浴びたようなほてり。数十分から数時間で落ち着いていくとされています。
  • 当日から翌日にかけての、軽い乾きやすさやつっぱり感。保湿を手厚くすることで穏やかに過ごせます。
  • 照射部位に一時的に感じるわずかなかゆみ。かかずにお過ごしいただければ、多くは自然に落ち着きます。
  • 照射を重ねる途中で、肌全体がぼんやりとくすんで見える時期。多くの場合は一時的な見え方の変化とされています。

ご連絡をいただきたい変化

  • 赤みが翌日以降も引かず、腫れやほてりを伴って強くなっていく場合。
  • 水ぶくれや、皮膚がめくれるような変化が出た場合。ピコトーニングでは想定されていない反応です。
  • 照射した範囲が広く濃く見えるようになり、回数を重ねても戻る気配がない場合。
  • 強いかゆみやぶつぶつが広がる場合、あるいは痛みが持続する場合。
  • まれな変化として、照射した部分に点状に色が抜けて見えることがあります。細かな白い点として現れ、ご自身では気づきにくいこともありますので、光の当たり方で気になる点が見えたときは次回の照射前にお申し出ください。条件を見直し、その後の進め方を調整いたします。

判断に迷われる場合も、次回のご予約までお待ちいただく必要はありません。お電話やご来院でご相談いただけます。

ダウンタイム中に関わる費用

ピコトーニングは回数を重ねる施術ですので、費用も一区切り(数か月・複数回)の総額と、一回あたりに換算した額で捉えていただくのが実際に即しています。以下は目安の一例です。

項目費用の目安(税込)考え方
一回ごとにお受けになる場合(全顔)11,000円前後まずは一度お試しになりたい方向け。続けるかを判断してからまとまりに移ることもできます。
五回のまとまりで受ける場合の総額/一回あたり49,500円前後/一回あたり9,900円前後二〜四週ごとに五回で、およそ二〜四か月。ひと区切りの目安として選ばれやすい単位です。
十回のまとまりで受ける場合の総額/一回あたり88,000円前後/一回あたり8,800円前後半年ほどかけて整えたい場合。一回あたりの額は下がりますが、通院の回数は増えます。
併用する外用・内服月あたり3,300〜8,800円前後照射と並行してお使いいただく場合の費用です。内容は診察のうえで決めます。
経過を確認する来院まとまりでお受けの場合は追加費用なし気になる変化があったときのご相談も、原則として追加の診察料はいただきません。
途中で中止される場合の扱い残回数に応じて所定の方法で精算ご予定や肌の状態で続けられなくなった場合の条件も、契約前にご確認ください。

表示はすべて税込・目安の金額です。範囲や併用の内容によって変わりますので、実際の費用は診察のうえお見積もりいたします。

費用を検討される際にお伝えしているのは、一回の金額ではなく、一区切りの総額と一回あたりに換算した額で比べていただきたいということです。一回の表示額が低くても、必要な回数が多ければ総額は上がります。回数を前提にした施術だからこそ、この見方が欠かせません。

他の選択肢と比べたダウンタイムの長さ

色ムラや色素が気になるときの選択肢を、施術名ではなく考え方の違いで並べ、ダウンタイムに関わる項目だけを取り出して比べてみます。いずれも目安です。

項目低い出力で薄く広く当てる照射強い出力で色素を狙う照射複数の波長を同時に当てる光治療外用と内服で色素の生成を抑える方向
一回あたりのダウンタイムの長さほとんど生じないとされ、赤みは数十分〜数時間おおむね一週間から十日程度当日から数日。濃い部分がざらつく時期を伴うことがあります施術としてのダウンタイムはありません
かさぶたの有無作らないことを前提とした設計狙った部位にできることを前提とし、保護テープを用います濃い部分に細かなかさぶたが生じる場合があります生じません
当日メイクの可否多くの場合、当日から可能テープの上からとなり、範囲によって制限があります多くの場合、当日から可能制限はありません
目安となる回数五回から十回を一区切りとすることが多いです一回から数回五回前後を一区切りとすることが多いです毎日の継続が前提となります
評価までの期間三か月から半年ほど一か月から三か月ほど三か月ほど三か月以上

上記はダウンタイムに関わる項目のみを取り出した比較です。どれが適しているかは、お肌の状態やご希望、ご予定によって異なりますので、診察のうえでご相談いたします。

こうして並べてみると、位置づけがはっきりします。一回あたりの休みはもっとも短く、そのかわり評価までの期間はもっとも長いという組み合わせです。休みを取りにくい方にとっては、この組み合わせが現実的に選びやすいものになります。

30代後半〜50代後半の方からよくいただくご不安

休まなくてよいのは、効き目が弱いということではないのですか

もっとも多くいただくご質問です。お答えとしては、弱いのではなく、一度に大きく変えない進め方を選んでいるということになります。一回で表面を壊すほどの負荷をかければ、そのぶん休む期間が必要になります。ピコトーニングはその負荷を分散させ、回数で積み上げていく設計です。ですから比べるべきは一回ごとの変化ではなく、一区切りを終えたときの状態になります。

数か月の通院を続けられるか不安です

通院が続く点は、あらかじめご承知いただいたうえでお決めいただきたい部分です。そのうえで申し上げると、一回あたりの所要時間は準備を含めて三十分前後にとどまることが多く、施術後にそのままお出かけになれます。「休みを取る」という調整が必要にならないことが、続けられるかどうかを大きく左右します。間隔には幅がありますので、ご予定に合わせて調整することも可能です。

人と会う予定が多いのですが、直後でも大丈夫でしょうか

照射直後のわずかな赤みが気になる時間帯を避けていただければ、多くの場合は問題なくお過ごしいただけます。目安としては、人と至近距離で対面するご予定がある日は、その数時間前を避けて午前中に済ませておくという組み方が無理のないところです。装いを整えて臨む場がある場合も、前日までにお受けいただければ落ち着いた状態で迎えられることが多いです。

クリニックを選ぶときに確認したいこと

回数を重ねる施術ですので、通い続ける場所として納得できるかどうかが大切になります。ご相談の際に確認していただきたい点を挙げます。

  • 医師が肌の状態を診たうえで、低い出力で広く当てる照射が適しているかを判断してくれるか。
  • 同じ機器を強い出力で使う照射との違いと、それぞれの経過を、あらかじめ説明してもらえるか。
  • 一区切りとして想定される回数と期間、そして評価のタイミングが最初に示されるか。
  • まとまりでお受けになる場合の総額と、一回あたりに換算した額の両方が提示されるか。
  • 途中で中止される場合の扱いや、間隔があいた場合の進め方が契約前に明示されているか。
  • まれな変化を含めた説明があり、気になることが生じたときの連絡先と対応の流れが分かるか。
  • 同じ条件で経過の写真を残し、回を重ねるごとに見比べながら条件を調整してくれるか。

よくある質問(FAQ)

Q1.ピコトーニングのダウンタイムはどのくらいですか。

ほとんど生じないとされています。照射直後にうっすらとした赤みとほてりを感じられることがありますが、多くの場合、数十分から数時間で落ち着いていきます。翌日には照射前と変わらない見え方に戻られる方が大半です。いずれも目安で、個人差があります。

Q2.なぜかさぶたができないのですか。

ピコ秒という極めて短い時間で照射するため熱が周囲に伝わりにくく、そのうえ出力を低く抑え、広く均一に薄く当てているためです。かさぶたは表面が一度壊れることでできますので、表面を壊さない範囲にとどめる条件を選んでいます。

Q3.当日からメイクをしても差し支えありませんか。

多くの場合、当日からしていただけます。こすらずに置くように重ねていただき、落とすときもクレンジングをなじませてから流す手順を守っていただければ十分です。

Q4.同じピコレーザーでも、かさぶたができると聞きました。

同じ機器でも、濃いシミの一点に強い出力を集めて当てる使い方では、かさぶたができることを前提とした経過をたどります。保護テープを数日から十日程度お使いいただくこともあります。低い出力で薄く広く当てるピコトーニングとは別の経過としてお考えください。強い出力の照射は別の記事でご案内しています。

Q5.何回くらい通う必要がありますか。

二週間から四週間の間隔で、五回から十回程度を一区切りとしてお受けいただくことが多く、全体では三か月から半年ほどになります。一回あたりの負担が軽い代わりに通院が続く組み合わせですので、ご予定と照らし合わせてお決めください。

Q6.照射のあと、かえってくすんで見えることはありますか。

照射を重ねていく途中で、肌全体がぼんやりと沈んだように見える時期を感じられる方がいらっしゃいます。細かく分かれた色素が表面へ移動していく過程で起こる、一時的な見え方の変化とされています。範囲が広がるように感じられる場合は、次回を待たずにご相談ください。

Q7.点状に色が抜けて見えることがあると聞きました。

まれな変化として、照射した部分に細かな白い点として色が抜けて見えることがあります。ご自身では気づきにくいこともありますので、光の当たり方で気になる点が見えたときは次回の照射前にお申し出ください。条件を見直したうえで進め方を調整いたします。

Q8.当日の入浴や運動は控えたほうがよいですか。

シャワーや入浴は差し支えありませんが、長く熱をこもらせないことを意識してください。熱いお湯に長くつかること、サウナ、岩盤浴、汗を多くかく運動は当日は控えていただき、翌日以降に様子を見ながら戻すのが無難です。飲酒も当日は控えめにしていただくと落ち着いて過ごせます。

Q9.肝斑が気になるのですが、受けられますか。

肝斑は熱による刺激が加わると濃く見えるようになることがある状態として知られており、そのため熱の広がりを抑えた照射が選ばれやすい傾向があります。ピコトーニングもそうした選択肢のひとつとされていますが、適しているかどうかは診察のうえで判断いたします。

Q10.費用はどのように比べればよいでしょうか。

一回の金額ではなく、一区切りの総額と一回あたりに換算した額の両方でお比べいただくことをおすすめします。回数を前提とした施術ですので、一回の表示額だけでは負担が見えにくくなります。金額はすべて税込・目安で、実際の費用は診察のうえお見積もりいたします。

Q11.途中で通えなくなった場合はどうなりますか。

まとまりでお受けの場合は、残っている回数に応じて所定の方法で精算いたします。間隔があいてしまった場合も、そこまでの経過を確認したうえで進め方を組み直すことができます。こうした条件は契約前にご確認ください。

Q12.日焼け止めはいつまで気をつければよいですか。

一区切りを終えたあとも続けていただきたい習慣です。照射を重ねている間に紫外線を浴び続けていると、積み上げた変化と新たに増える色素が相殺されてしまいます。ダウンタイムがほとんど生じないことと、紫外線対策を緩めてよいことは別だとお考えください。

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まとめ

ピコトーニングのダウンタイムは、ほとんど生じないとされています。それは、ピコ秒という照射時間の短さ、低く抑えた出力、広く均一に薄く当てる当て方という三つによって、かさぶたを作らないことを前提に組み立てられた設計だからです。照射直後のわずかな赤みとほてりは数十分から数時間で落ち着き、多くの場合、当日からメイクをしていただけます。

同時に、この設計には一度に大きく変えないという前提があります。一回あたりの負担が軽い代わりに、二週間から四週間ごとの通院が数か月続きます。ダウンタイムの軽さは、この進め方を支える「続けやすさ」として意味を持つものです。費用も、一回の金額ではなく一区切りの総額と一回あたりに換算した額でお比べください。

日数や回数はいずれも目安であり、個人差があります。わずかな赤みのほかに、まれに点状に色が抜けて見える変化や、照射を重ねる途中で一時的にくすんで見える時期もありえます。気になる変化があれば、次回のご予約を待たずにご相談ください。フジイクリニック梅田では、お肌の状態とご予定を伺ったうえで、照射の条件と一区切りの組み方をご提案しております。費用はすべて税込・目安であり、診察のうえお見積もりいたします。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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