公開日: 2026年10月10日

更新日: 2026年10月06日

点で削るという考え方がフラクショナルレーザーのダウンタイムを短くする

目次

フラクショナルレーザーは、肌の表面をひとつづきに削るのではなく、ごく細かな点に分けて熱を届ける照射です。そのため施術後に現れる赤みやかさつきも「面」ではなく「点」として見え、落ち着くまでの過ごし方も他の施術とは少し異なります。お仕事やご家族の予定があるなかで気になるのは、何日目に何が起きるのか、そしてその日に何をして何を控えればよいのかという実務的な部分ではないでしょうか。そこがあらかじめ分かっていれば、ダウンタイムは不安な期間ではなく、見通しの立つ期間になります。この記事では、フラクショナルレーザーのダウンタイムの正体を最初に整理したうえで、当日から一週間までの経過を三つの時期に分け、それぞれの時期にふさわしい過ごし方を順にご案内します。日数はいずれも目安であり、個人差があることを前提にお読みいただければ幸いです。

フラクショナルレーザーのダウンタイムとは何か

フラクショナルレーザーのダウンタイムとは、点で削った跡が埋まるまでの期間です。赤みが引くのを待っているのでも、痛みが去るのを待っているのでもありません。照射によって皮膚のごく細かな部分がいったん失われ、その一点一点が周囲から埋め戻されていく。その埋め戻しが済むまでが、この施術のダウンタイムにあたります。

ここで大切なのは、削られているのが肌の全面ではないという点です。フラクショナルレーザーは、細かな点の集まりとして熱を届けます。点の上は削られていますが、点と点のあいだには手つかずの皮膚が残されています。この「あいだを残す」という一点が、この施術のダウンタイムを理解するうえで最も重要な鍵になります。

あいだを残す設計が、回復を早めている

なぜあいだを残すのかというと、残された皮膚が回復の足場になるからです。新しい皮膚は点のふちから中心へ向かって伸びていき、小さな穴を内側から塞いでいきます。一つの点は極めて小さいため、四方から寄せる距離も短く、埋まるまでに時間がかかりません。

これに対して、同じ面積を面のまとまりとして削ってしまった場合を考えてみてください。削られた領域の中心は健康な皮膚のふちから遠く、埋め戻しが中心に届くまでに相当の日数を要します。一度に進む幅は面のほうが大きいかもしれませんが、そのぶん休まなければならない期間も長くなります。

つまり、フラクショナル(分割)という言葉は、単に照射の形を指しているのではなく、ダウンタイムの設計そのものを指しています。あいだを残すという選択は、一回あたりの変化をあえて控えめにとどめる代わりに、日常に戻るまでの期間を短く保つための設計です。一回で完結させないことと、休みを短くすることは、この施術では同じ判断の表と裏にあたります。

この期間に必要なのは「早く治そうとすること」ではなく、埋め戻しの足場をこちらから壊さないことです。以降の章では、日ごとの経過と、その時期にしてよいこと・避けたいことをご案内します。なお、照射の深さや密度をどう決めるかという設定の話は、経過の説明に必要な範囲でのみ触れます。

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経過の目安

点が埋まるまでの道のりは、三つの時期に分けると見通しが立ちます。以下の日数は目安であり、照射の条件やお肌の状態によって前後します。

当日から翌日|熱感と赤み、細かい点の見え方

照射直後は、日焼けのあとに似た熱っぽさが顔全体に広がります。頬や鼻の周りなど皮膚の薄い部分では、ほてりが強めに感じられることもあります。この熱感は数時間から半日ほどで和らぐのが一般的で、冷やすことで過ごしやすくなります。

赤みは当日がもっとも目立ち、翌日にはひと段落することが多いとされています。加えてこの時期には、照射した点そのものが細かな粒として見えることがあります。近くで鏡を見ると、格子状あるいは散らばった点として並んでいるのが分かる程度で、少し離れれば全体の赤みに紛れて判別しにくくなります。腫れを伴う場合もありますが、多くは翌朝から翌々日にかけて落ち着いていきます。

この時期に心がけたいのは、肌に余分な刺激を加えないことです。洗顔はぬるま湯で短く済ませ、化粧水は手のひらで押さえるように補います。摩擦を避ける原則は、この日から一貫して続きます。

2日目から4日目|かさつきと、点が乾いて目立つ時期

赤みが薄れてくると、入れ替わってかさつきが前に出てきます。肌全体が乾いてこわばり、表情を動かすと引っ張られるような感覚が出ることがあります。同時に、それまで赤みに紛れていた点が乾いて、細かい茶色や灰色がかった粒として一つずつ見えるようになります。見た目の上でもっとも点が分かりやすいのは、この2日目から4日目にかけてです。

ここで最もお伝えしたいことがあります。この2日目から4日目に、肌をこすらないことが何より重要です。理由は先ほどの「足場」の話につながります。この時期は、点の中心へ向かって新しい皮膚が伸びている最中であり、表面はまだごく薄い状態です。かさつきが気になるからと拭き取ったり、乾いた粒を指先でこすり落としたりすると、伸びかけていた表面が途中で損なわれます。

そして、この時期に摩擦を加えた場合に懸念されるのが色の残りです。埋め戻しの途中で刺激が重なると、その部分に色素が沈着し、点の跡が茶色っぽく残ることがあります。いったん色が残ると、薄れるまでに数週間から数か月を要することもあります。この時期のかさつきに対しては、こすらず、保湿でしのぐことが最善の対応になります。

5日目から1週間|細かい皮むけと、落ち着いたあと

5日目前後から、細かい皮むけが始まる方が多くなります。大きくめくれるというより、粉をふくような、あるいはごく薄い膜が部分的に浮くような形で現れます。これは点の埋め戻しが済み、古い表面が役目を終えた合図と考えていただいてよい変化です。

対応はただ一つ、剥かずに保湿で待つことです。浮いている部分は放っておけばそのまま自然に外れます。自分から剥いてしまうと、まだ下で仕上げの途中だった皮膚を巻き込み、赤みや色の残りにつながることがあります。ピーリングやスクラブ、ブラシを使う洗顔器などは、この時期は控えていただくのが安心です。

皮むけが落ち着くのは、おおむね一週間から十日ほどが目安です。そのあとしばらくは表面が乾きやすく日差しにも敏感なため、保湿と日焼け止めを丁寧に続けていただくと安心です。

出方を左右する条件

同じ施術でも経過の見え方には幅があります。どのような条件が影響しやすいかを知っておくと、日程を組むときの参考になります。

まず照射した範囲の広さです。ここは実務上とくに押さえていただきたい点で、範囲が広くなっても休みの日数そのものは大きく変わりません。点が埋まるのに要する時間は、点の数ではなく一点あたりの大きさで決まるためです。ところが、範囲が広いほど「隠しにくさ」は確実に増します。休みの日数と、人目を気にせず過ごせるかどうかは別の問題だとご理解いただくと、日程の組み方が現実的になります。

次にもともとの肌の乾きやすさです。ふだんから乾燥しやすい方は、2日目から4日目のかさつきが強く出やすく、そのぶん触れたくなる誘惑も増えます。施術前から保湿を整えておくことが助けになります。

加えて照射の設定も、経過の濃淡に関わります。深くまで届ける設定や点を密に置く設定では、かさつきや皮むけが強めに出やすくなります。

最後に、ヘルペスの既往です。口の周りに繰り返し水ぶくれが出たことのある方は、照射がきっかけとなって症状が出ることがあるとされています。あらかじめ申し出ていただければ、備えを講じることができます。

施術当日から数日の過ごし方

以下、場面ごとの過ごし方をご案内します。原則は一つで、点が埋まるまで、こちらから足場を崩さないということに尽きます。

メイク

当日は控えていただくのが原則です。翌日以降、赤みの落ち着きに応じて、日焼け止めの上に薄くお化粧をしていただけることが多いです。気をつけたいのは、つけるときよりも落とすときです。しっかりした仕上がりを求めると強い洗浄と摩擦が必要になり、2日目から4日目に最も避けたい行為に直結します。薄く仕上げ、やさしく落とせる範囲にとどめてください。

2日目から4日目は隠したいお気持ちが強くなりますが、厚く重ねるとかえって浮きが強調されることもあります。ミネラル系のパウダーを軽くのせる程度から試していただくと、負担をかけずに落ち着かせやすくなります。皮むけが済む一週間前後を過ぎれば、ふだんどおりのお化粧に戻せることが多いです。

洗顔とクレンジング

当日から洗顔は可能ですが、ぬるま湯で短く、泡を転がすだけの洗い方に切り替えてください。拭き取るタイプの化粧水やシートは、この期間は使わないでいただくのが安心です。

タオルは拭くのではなく、押さえて水気を取ってください。これだけで摩擦は大きく減ります。ブラシ式の洗顔器、スクラブ、ピーリング作用のある製品は、皮むけが済むまでお休みとしてください。

入浴・サウナ・運動

当日はシャワーで軽く済ませ、長い入浴は避けていただくのが一般的です。湯船やサウナ、岩盤浴のように深く温める行為は、二、三日おいて落ち着きを確かめてから再開してください。

運動も同じ考え方で、汗をかくほどの内容は数日控えるのが目安です。汗そのものが問題というより、汗を拭う動作が摩擦になることが懸念されます。どうしても拭う必要があるときは、ガーゼやタオルを押し当てるだけにとどめてください。

日焼け止めと保湿

この施術で、経過の良し悪しを最も左右する日常の手当てが保湿と日焼け対策です。保湿は、かさつきに先回りして重ねるのが要点です。乾いてから慌てて塗るのではなく、朝晩に加えて日中も気づいたときに補い、肌をやわらかい状態に保ちます。やわらかく保てば、触りたくなる機会そのものが減ります。

日焼け止めは、赤みが落ち着いて塗れるようになった時点から、毎日続けてください。皮むけが済んだあとの新しい表面はとくに日差しに弱く、この時期の紫外線が跡の残りに関わるとされています。塗り直すときは、伸ばすのではなく重ねて置くように。処方された外用薬は、ご案内した順序と回数を守ってお使いください。

日程の組み方と、複数回に分けて重ねる進め方

この施術は、一度で強く進めるよりも、複数回に分けて重ねていく進め方が選ばれることが多くあります。あいだを残す設計であるため一回で届く範囲は限られますが、そのぶん休みが短く済みます。短い休みを何度か取る形が、この施術の性質に合います。

間隔の目安は、おおよそ四週間から八週間です。前回の点が埋まり、皮むけも済んで、表面が落ち着いたことを確かめてから次に進みます。回数は三回から五回程度を一つの区切りとしてご案内することが多いですが、お肌の状態とご希望によって調整いたします。

日程を組むときは、点が乾いて目立つ2日目から4日目と、皮むけが出る5日目前後を軸に考えると組みやすくなります。人と近い距離で会う予定があるなら、その予定の前にこの二つの時期を通り過ぎておく。範囲が広い照射では隠しにくさが増すぶん、余裕をもって前に置く。ご予定を伺いながら、無理のない配置を考えてまいります。

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早めにご相談いただきたい症状

経過のなかで現れる変化には、点が埋まる過程として想定される範囲のものと、ご連絡をいただいたうえで対応を検討したいものとがあります。

想定の範囲内と考えられる反応

  • 当日から翌日の熱っぽさと、日焼けに似た赤み
  • 近くで見ると分かる、細かい点の並び
  • 2日目から4日目のかさつきと、乾いた点が粒として目立つこと
  • 5日目前後から始まる、粉をふくような細かい皮むけ
  • 照射後しばらく、化粧品がふだんより染みるように感じられること

ご連絡のうえ対応を検討したい症状

  • 赤みや腫れが数日たっても引かず、かえって強くなっていく場合
  • 痛みが日を追って増していく、または熱を持って拍動するように感じられる場合
  • 黄色みを帯びた液が出る、じくじくが広がるなど、感染が疑われる様子があるとき
  • 口の周りや鼻の下に、ぴりぴりした感覚を伴う小さな水ぶくれが集まって現れたとき
  • 点の跡が茶色っぽく残り、時間がたっても薄れてこないとき
  • 発熱や広い範囲のかゆみなど、肌以外の症状が加わったとき

ヘルペスの既往がある方は、あらかじめお申し出ください

口の周りに繰り返し水ぶくれが出たことのある方、いわゆる口唇ヘルペスの既往がある方は、診察の際にその旨をお伝えください。照射による皮膚への負担が引き金となって、症状が現れることがあるとされています。

あらかじめ伺っておけば、予防の内服を施術前から始めていただくなど、備えを講じることができます。備えのないまま症状が出てしまうと、ただでさえこすってはいけない時期に別の手当てが重なり、休みの日数も延びやすくなります。

ダウンタイム中に関わる費用

休みの日数から逆算して日程を組むとき、費用の面でも見ておきたい項目があります。下記はその目安です。

項目目安料金(税込)休みの日数との関わり
1回の照射/部分(目の周り・口の周りなど)30,000円〜48,000円休みの日数は顔全体と大きく変わらないものの、髪や眼鏡で隠しやすい
1回の照射/顔全体55,000円〜88,000円日数は同程度でも隠しにくさが増すため、予定の間隔に余裕を
1回の照射/顔全体+首77,000円〜115,000円襟のある服で隠しやすい一方、衣類の摩擦に配慮が必要
複数回に分けた場合の総額(顔全体・3回〜5回)154,000円〜396,000円1回あたりの休みを短く保ちながら重ねる進め方。4〜8週間おき
麻酔(表面麻酔クリーム)3,300円〜5,500円塗布から効くまでの待ち時間として、当日の所要が30〜40分ほど延びる
施術後の外用薬・保湿剤2,200円〜8,800円こすらずに過ごすための土台。2〜4日目を乗り切るうえで要となる
ヘルペスの予防内服が必要な場合2,200円〜5,500円既往のある方の事前の備え。症状が出た場合の日数の延びを抑えるため
皮むけが長引いたときのご相談・処置0円〜5,500円当院で施術を受けられた方の経過のご相談は、原則として追加費用なし

※表示はすべて税込・目安の金額です。照射の範囲や設定、お肌の状態によって変わります。何日休めるかによって、選ぶ進め方が変わります。まとまった休みが取りにくい方は、範囲を分けて一度あたりを軽くする、あるいは間隔を長めに置いて回数を重ねるといった形が現実的です。いずれの進め方が適しているかは、診察のうえお見積もりいたします。

他の選択肢と比べたダウンタイムの長さ

肌の質を整える施術にはいくつかの考え方があり、ダウンタイムの内容もそれぞれ異なります。何が回復しているのかという点から並べてみると、違いが分かりやすくなります。

観点点で削って入れ替える施術針だけで穴を開ける施術針と高周波を組み合わせる施術薬剤で表面の入れ替わりを促す施術
回復しているもの点で削られた跡が周囲から埋まっていく過程針が通った穴が閉じ、表面の赤みが引く過程針の跡に加え、深い層に加わった熱への反応がおさまる過程表面の古い層がゆるんで外れ、下の層が表に出る過程
休みを取りたい日数3日〜5日を目安に。可能であれば2〜4日目を含めて1日〜3日ほど2日〜5日ほど。腫れの出方により幅があるとくに休みを取らずに過ごせる場合が多い
皮むけの有無5日目前後から細かい皮むけが出ることが多い軽いかさつき程度で、明らかな皮むけは少なめかさつきが中心。皮むけは設定により出ることがある薬剤の種類により、粉をふく程度から目立つ皮むけまで幅がある
メイクで隠せるようになる時期翌日以降に薄く。自然に見えるのは皮むけが落ち着く1週間前後から翌日以降。2〜3日目にはおおむね自然に翌日以降。腫れが残る場合は3日目以降が目安当日から可能な場合も多い
次回までの間隔4週間〜8週間。皮むけが済んで表面が落ち着いてから3週間〜4週間4週間〜6週間2週間〜4週間

※日数はいずれも目安であり、個人差があります。どの施術が適しているかは、お肌の状態とご希望、そして確保できる休みの長さを合わせて判断いたします。診察のうえお見積もりいたします。

30代後半〜50代後半の方からよくいただくご不安

休みをまとめて取れないのですが、受けられますか

まとまった休みが取りにくい方にも選びやすい施術です。あいだを残す設計であるがゆえに、一回あたりの休みは短く収まります。週末を挟むように予約を入れれば、点が乾いて目立つ2日目から4日目の一部を家で過ごせます。範囲を目の周りだけに絞る、あるいは複数回に分けて一度あたりを軽くするといった調整も可能です。ご都合を伺いながら組み方を考えてまいります。

点の跡が色として残らないか心配です

色が残る要因として実務上大きいのは、2日目から4日目に摩擦を加えてしまうこと、そして皮むけが済んだあとに日差しを受けることです。逆に言えば、この二つを避けることが、跡を残さないための現実的な手立てになります。こすらず、剥かず、日焼け止めを続けていただく。もし色が残った場合も、時間の経過とともに薄れていくことが多く、外用などの手当てをご相談いただけます。

一度で変化を出したいのですが、強めの照射は選べますか

一度で強く進めることは、休みの長さを引き換えに差し出すことでもあります。あいだを残すからこそ回復が早いという構造があるため、無理に一度で押し進めると、埋め戻しに要する期間も、色が残るおそれも増していきます。ご予定に合わせた配分をご相談いただければと存じます。

クリニックを選ぶときに確認したいこと

  • 点が目立つ時期や皮むけの時期について、日数を挙げた説明があるか
  • 2日目から4日目にこすらないことの意味を、理由とともに伝えてくれるか
  • ヘルペスの既往を含め、事前に申し出るべき事柄を問診で確かめているか
  • 一度で強く進めることを勧めるのではなく、複数回に分けた進め方を示してくれるか
  • 照射範囲によって隠しにくさが変わることを日程の相談で説明しているか
  • 施術後の外用や保湿の費用まで含めて、総額の見通しを示してくれるか
  • 皮むけが長引いたときに相談できる窓口と連絡手段が明らかか

よくある質問(FAQ)

Q1.ダウンタイムはどのくらい見ておけばよいですか

目安として、赤みと熱感が当日から翌日、かさつきと点の目立ちが2日目から4日目、細かい皮むけが5日目から1週間ほどです。全体では一週間から十日ほどで落ち着くことが多いとされています。日数には個人差があります。

Q2.照射した点の跡はいつごろ目立たなくなりますか

乾いて粒として見える2日目から4日目を過ぎ、皮むけが済む一週間前後を目安に、目立ちにくくなっていくことが多いとされています。こすらずに過ごしていただくことが重要です。

Q3.翌日から仕事に行けますか

日常生活そのものは翌日から戻れる場合が多いです。ただし人と近い距離で接するお仕事の場合は、点が目立つ2日目から4日目の見え方をご確認のうえ日程をお決めいただくと安心です。範囲が広いほど隠しにくさが増します。

Q4.メイクはいつから可能ですか

当日は控えていただき、翌日以降、赤みの落ち着きに応じて薄くお使いいただけることが多いです。落とすときの摩擦が負担になりますので、軽い仕上がりにとどめてください。

Q5.洗顔やクレンジングはいつから通常どおりにできますか

洗顔は当日から可能ですが、ぬるま湯で短く、泡を転がすだけにしてください。ふだんどおりに戻せるのは、皮むけが落ち着く一週間前後が目安です。拭き取り化粧水やブラシ式の洗顔器はそれまでお休みください。

Q6.入浴やサウナ、運動はいつから再開できますか

当日はシャワーで軽く済ませてください。湯船やサウナ、汗をかくほどの運動は、赤みが落ち着く二、三日後を目安に再開いただくのが一般的です。汗を拭う動作が摩擦になりますので、押さえるように取ってください。

Q7.皮むけが始まりました。剥いてもよいですか

お控えください。浮いている部分は放っておけば自然に外れます。ご自分で剥くと、下で仕上げの途中だった皮膚を巻き込み、赤みや色の残りにつながることがあります。保湿を重ねて肌をやわらかく保ちながらお待ちいただくのが最善です。

Q8.2日目から4日目にこすらないほうがよい理由を教えてください

この時期は、削られた点の中心へ向かって新しい皮膚が伸びている最中で、表面がごく薄い状態にあります。ここで摩擦を加えると、その部分に色素が沈着して跡が茶色っぽく残ることがあります。一週間で済む休みが長引く要因になりますので、最も気をつけたい時期です。

Q9.ヘルペスの既往があります。伝えたほうがよいですか

ぜひお伝えください。照射が引き金となって症状が現れることがあるとされています。あらかじめ伺っておけば、予防の内服を事前にご用意するなど備えを講じられます。備えのないまま症状が出ると、休みの日数が延びやすくなります。

Q10.一度で強く照射したほうが早く終わりますか

一度に進む幅は大きくなりますが、そのぶん休む期間も長くなります。点と点のあいだに皮膚を残すからこそ回復が早いという設計ですので、当院では短い休みを複数回重ねる進め方を基本にご案内しております。

Q11.次の照射までどのくらい空けますか

おおよそ4週間から8週間が目安です。前回の点が埋まり、皮むけも済んで表面が落ち着いたことを確かめてから次に進みます。

Q12.顔全体と部分では休みの日数が変わりますか

休みの日数そのものは大きく変わりません。点が埋まるまでの時間は、点の数ではなく一点あたりの大きさで決まるためです。変わるのは隠しにくさで、範囲が広いほど人と会う場面での見え方に配慮が必要になります。

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まとめ

フラクショナルレーザーのダウンタイムは、点で削った跡が埋まるまでの期間です。そして、点と点のあいだに手つかずの皮膚をあえて残すという設計そのものが、この期間を短く保っています。面でまとめて削れば一度に進む幅は大きくなりますが、そのぶん休みも長くなる。フラクショナルという言葉は、ダウンタイムの設計そのものを指しているとお考えいただければと存じます。

経過は三つの時期に分けて見通すことができます。当日から翌日の熱感と赤み、そして細かい点の見え方。2日目から4日目のかさつきと、点が乾いて目立つ時期。5日目から1週間の細かい皮むけと、落ち着いたあと。このうち最も気をつけていただきたいのが2日目から4日目で、この時期に摩擦を加えると色が残ることがあります。皮むけは剥かずに保湿で待つ。

日程を組む際は、点が目立つ時期と皮むけの時期を軸に、確保できる休みの長さから逆算してお考えください。範囲が広くなっても休みの日数は大きく変わらない一方、隠しにくさは増します。ヘルペスの既往がある方は、あらかじめお申し出いただければ備えを講じることができます。日数は目安であり個人差がございます。ご予定とお肌の状態を伺いながら、無理のない進め方を整えてまいります。料金は税込・目安であり、診察のうえお見積もりいたします。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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