小鼻の黒ずみをなんとかしたい！毛穴のセルフケアとクリニックでの治療について大阪の美容皮膚科医が解説

ベースメイクもアイメイクもばっちり！なのに、よく見ると小鼻に黒ずみが…。
せっかくきれいにお化粧したのに一度目に付くとどうしてもその部分が気になってしまう…。
このような経験は誰にでもあると思います。今回は、そんな毛穴の黒ずみを防ぐためにご自身でできる対策やセルフケア、クリニックでの治療についてお話します。

毛穴の黒ずみの原因は、「角栓」と呼ばれる古い皮膚の塊によるものです。肌には「ターンオーバー」という、古い皮膚が表面から剥がれ落ちて新しい皮膚が生まれる仕組みが備わっています。

しかし、肌が乾燥するとターンオーバーの周期が乱れ、古い皮膚がうまく排出されなくなってしまいます。肌の表面に溜まった古い皮膚や角栓が毛穴に詰まり、酸化して黒くなったものが毛穴の黒ずみの原因です。

毛穴の黒ずみの原因である角栓を落とすためには、クレンジング剤の見直しと丁寧な洗顔が必要です。化粧品の多くは油分を含んでいるため、肌に残ると角栓ができやすいです。

肌質と相性のいいクレンジング剤を選ぶのは大切ですが、使用時に適正よりも少ない量で使用したり、落ちないからといって肌を強くこすったりすると、肌の汚れを落としきれずダメージを与えてしまいます。

アイメイクや口紅はポイント用メイク落としを使って落とします。クレンジングをなじませる時には肌の表面を強くこすらないよう指先で小さく円を描くようにし、ぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。

洗顔も同様に、洗顔料をしっかり泡立て、肌に泡が残らないよう、ぬるま湯できちんと洗い流してください。

クレンジングと洗顔で毛穴の汚れと角栓を洗い落とした後は、化粧水で肌を整えましょう。

また、クレンジングや洗顔だけでは落としきれない毛穴の奥の汚れを落とす「ふき取り化粧水」も効果的です。洗顔しても、やはり毛穴が気になるという方はこちらのタイプも使用するといいでしょう。

また、生活習慣を整えて、肌の調子を整えることも効果的な対策のひとつです。まずは適度な運動と十分な睡眠をとること、肌の調子を整えるビタミンAや皮脂をコントロールするビタミンB6が含まれる食事を心がけることから始めてみましょう。

ビタミンAは緑黄色野菜に、ビタミンB6は赤身の魚や鶏のささみ、バナナなどに多く含まれています。化粧水と食べ物、体の外側と内側から、きれいな肌になるように心がけていきましょう。

このように毛穴の黒ずみはセルフケアでも対策ができます。しかし、人によって肌質も食べるものも、生活習慣なども異なるため、セルフケアで改善できる効果には限界があります。
もっと根本的に、肌質から改善したい、一度ボロボロになってしまった肌もきれいに再生したいという方には、美容クリニックでの施術をおすすめします。ここでは、当院で扱っている毛穴のお悩みにも効果的な美容施術をご紹介します。

ダーマペンとは、髪の毛よりも細い針を使用して肌の表面に小さな穴を作り、肌の自然治癒力を向上させる施術です。

小さな穴を開けられた肌は本来の治癒力によって元に戻ろうとします。表面よりも奥にある皮膚・真皮ではコラーゲン生成やエラスチンが生成され、肌のハリや弾力の回復、毛穴の引き締め、色素沈着や小じわなど、肌のお悩みを改善する効果が得られます。

さらに、施術に美容液と組み合わせることで、より高い効果を得られます。

当院では、保湿成分に優れた高濃度ヒアルロン酸が含まれている「ハイラアクティブ」をベースとし、オプションによってコラーゲン生成を促進させる「PRX-T33【ヴェルヴェットスキン】」や、敏感肌の方でも使用できる「レチナールアクティブ」もお選びいただけます。

また、「ボトックス治療」や「プラセンタ」など、他の美容施術とも併用可能です。気になる方はご相談ください。

ダーマペンの持続効果は、およそ１カ月で、3週間おきに施術を受けられることを推奨しています。ダウンタイムは針を刺す深さ（深度）によっても異なり、最短で2日程度、深くなると4～7日程度かかります。

ダウンタイム中は、なるべく肌に刺激を与えないように、外出を避けて自宅で安静にお過ごしください。

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ハイドラフェイシャルとは、水流とバキュームを利用して肌への刺激を最小限に抑えながら角質・毛穴ケア・美容液導入を1台のマシンで行なう施術です。

美容医療先進国である米国でとても人気のある美容施術で、日本でも元モーニング娘。の後藤真希さんが体験されて話題となりました。

この施術は、ピーリング、保湿、美容液導入の一連の流れを1台の機械で行ないます。ピーリングによって余分な角質を取り除き、毛穴に堆積している皮脂・汚れも吸引して取り除いていきます。

吸引と同時に保湿成分を浸透させ、肌への刺激を抑えます。吸引によって開いた毛穴に美容液を浸透させて、皮膚を保護しながらツヤのある肌へと仕上げます。

ハイドラフェイシャルは肌への負担が少ない美容施術として知られていますが、治療のリスクや副作用もあります。ごくまれに、施術後の痛みや赤みが長引くことがあります。

万が一、症状が長引く場合はクリニックへご相談ください。また、施術後の肌は敏感なので、紫外線対策や刺激の少ない洗顔料を使用するようにお願いします。

また、重度の皮膚疾患（ヘルペスや皮膚炎、化膿しているニキビがある）をお持ちの方には施術できません。妊娠中、授乳中の方も施術はできないためご了承ください。

ハイドラフェイシャルの
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美肌再生フラクショナルRFとは、RF（ラジオ波）を表面のダメージは最小限に抑えながらも肌の深いところまで点状に照射させることができる美容施術です。

治療後には小さなかさぶたができ、RFによって生成促進されたコラーゲンが作用して、弾力のある美しく新しい肌が再生します。肌のハリのアップ、キメの向上、毛穴の開き、ニキビ跡・小じわの改善、小顔効果など、あらゆるお肌のお悩みに効果があります。

この施術には3タイプの照射モードがあり、お悩みや希望する効果に合わせて選べます。

【プログラムA】浅層加熱
3タイプの中で最も浅い照射プログラムです。真皮（皮膚の奥にある部分）を軽く加熱することで、皮膚を剥離させて肌の入れ替えを促す「リサーフェシング効果」があります。毛穴が少し気になる、肌のざらつきが気になるという方におススメです。

【プログラムC】深層加熱
3タイプの中で最も深いところまで照射するプログラムです。高いリサーフェシング効果を期待できるため、肌の凸凹やニキビ跡が気になる方におススメです。

美肌再生フラクショナルRFは皮膚の奥深くを刺激して再生を促す施術のため、一時的な肌の乾燥や肌荒れ、ニキビの活性化が生じる場合もあります。

これは古い角質のターンオーバーによるものなので、しばらくすると落ち着きます。万が一、痛みや赤みが長引く場合はクリニックへご相談ください。

また、深いニキビ跡や肌のデコボコ、大きな毛穴など、効果を実感するまでに複数回の施術が必要とされる場合もあり、費用の負担も大きくなります。費用や回数で不安になる場合は、施術を受ける前に医師としっかり相談しましょう。

美肌再生フラクショナルRFの
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レーザートーニングとは、肝斑・しみ・くすみに対する治療法です。これまでのレーザー治療では肝斑の治療はできませんでしたが、最新の技術によって今まで不可能だった肝斑の治療ができるようになりました。

医療用レーザーを低出力で患部に照射することで、肌内部に蓄積されたメラニンを減らし、肝斑やしみを薄くすることが可能です。さらに、肌のトーンアップや毛穴の黒ずみにも効果が期待できます。

施術時間が短くダウンタイムも少ないため、施術直後から洗顔やメイクも可能ですが、複数回の通院が必要で、治療期間が長くかかります。途中でやめてしまうと再発する可能性もあるため、根気が必要とされる施術です。

レーサートーニングの
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ジュルベックは美容施術ではなく、「⾃⼰組織再⽣コラーゲンブースター」注⼊剤のことです。美容⼤国‧韓国で改良を重ね、⼈の体への⽣体適合性に優れている物質で、その安全性は⽶国FDAや韓国医薬品承認（MFDS）で認められています。

「ポテンツァ」や「水光注射」などの美容施術で肌へ注入し、肌のボリュームや美白効果、毛穴の引き締め、小ジワ、ニキビ跡に効果があります。

Juvelook & Lenisnaの
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今回は、当院で扱っている毛穴のお悩みに効果的な美容施術をご紹介しました。

施術方法によって、施術時間や治療期間・回数、ダウンタイム、注意事項・副作用、施術をお受けできない方など、条件も効果も違います。

豊富な施術を取り揃えている当院でなら、お客様の肌質やお悩みに合わせた美容施術のご提案が可能です。毛穴でお悩みの方は、ぜひ当院へお越しください。

ご相談は、初診・再診問わず、お電話・WEBフォーム・LINEにて受付中です。