ダウンタイムが気になる?話題のフォトRF

ダウンタイムが気になる?話題のフォトRF

 

年齢とともに増えてくるシミや毛穴…。小さいころから気になっていたそばかす…。
年齢を重ねるのは素敵なことですが、年々増える肌トラブルに悩んでいる方も多いと思います。

今回は、シミやそばかすのお悩みが改善できるフォトRFについて紹介していきます。
フォトRFは、従来の光治療と高周波エネルギーを掛け合わせた人気の施術です。光治療では届かなかった肌の奥深くまでエネルギーが届くので、内側からの改善が期待できます。

シミやそばかす以外にも幅広い肌トラブルの改善が期待できるので、美容業界でも注目されています。

「実は気になっているけど、一歩が出ない…」という方のために、フォトRFの仕組みや注意点など詳しく紹介していきますので、施術を受けようか悩まれている方はぜひ参考にしてください。

フォトRFとは

フォトRFは光治療とも呼ばれることがありますが、一般的に光治療とは、医療用に調整した強い光で肌の改善を促すフォトフェイシャルのことを差します。フォトRFはこの光治療に加えて、真皮層まで届く高周波の熱エネルギーを使うことで、肌のメラニンや血管などに関係なく作用し、効率よく照射できる施術です。

よくフォトフェイシャルとの違いに悩まれる方がいますが、フォトフェイシャルは光エネルギーで肌表面の治療を行います。一方フォトRFは、フォトフェイシャルよりもマイルドな力で肌表面を治療しつつ、肌の内部の組織を活性化する作用によって、より幅広いお悩みに対応することが出来ます。

ちなみに、フォトフェイシャルは日本ルミナス社の商標ですが、フォトRFはシネロン・キャンデラ社の機器なので、開発企業も異なります。

フォトRFで使われる高周波エネルギーは肌深層にある線維芽細胞を刺激するため、コラーゲンやエラスチンなどの肌の構成成分の生成を促して、肌の内側からのリフトアップが期待できます。

フォトRFは熱エネルギーを使った治療にはなりますが、火傷などのトラブルを防ぐために、独自の冷却機能や温度を管理するシステムが搭載され、痛みを軽減しながら治療できます。この安全性が認められ、日本において厚生労働省のような役割を持つFDA(アメリカ食品医薬品局)から、2002年にFDA認証を受けました。

フォトRFのダウンタイムと注意点

フォトRFは安全性の高い治療ですが、熱エネルギーを使うため、術後は患部に赤みや腫れが生じることもあります。多くの場合、照射した部分がかさぶたのようになって、数日から一週間ほどで自然と剥がれ落ちていきます。

術後直後は、シミやそばかすが黒褐色のすすのように浮いてくるマイクロクラストと呼ばれる症状が出ることもあるため、人によっては少し濃くなったように感じることがあります。しかし、数日経つと徐々にシミの部分は薄くなっていくのが一般的です。

照射したのがシミやそばかすが薄い部分の場合、かさぶたにならないこともありますが、かさぶたにならなくても治療を繰り返すことで、効果が得られる場合があります。

フォトRFは効率よく治療できて魅力的なように感じますが、いくつか注意点があります。

 

肝斑は治療できない

肝斑はホルモンバランスが原因のため、別の治療が必要です。肌トラブルにはそれぞれに適切な治療法があります。しかし、肝斑の上にシミが出来てしまう場合もありますので、肝斑のお悩みについては医師にご相談ください。

 

肌質によっては赤み・腫れ・ひりひり感などが起こる場合がある

肌が弱い方やアトピー肌の方は、赤みや腫れを感じることがあります。多くの場合は一時的な症状で、数時間ほど経てば気にならなくなる場合がほとんどですが、持続する場合は医師にご相談ください。

 

火傷の可能性がある

フォトRFは火傷を防ぐ冷却機能などを搭載しているのが通常ですが、熱エネルギーで施術をするので、火傷をする可能性はあります。通常の光治療に比べると、痛みや火傷のリスクは軽減されていますが、術後気になる方は再診をお勧めします。

 

術後は紫外線に当たらないようにする

術後は特に紫外線に敏感になっているため、日焼け止めなどの対策が必要です。

 

頻繁に行うことが出来ない

フォトRFは頻繁に行うと肌への負担が大きくなるため、シミなどの肌悩みが悪化する可能性があります。一般的にフォトRFは3~4週間のサイクルで定期的に施術するのが効果的です。6~8回ほど治療を繰り返すと効果を実感しやすいため、継続的な通院が必要になります。

また注意点に加えて、以下のような方はフォトRFの施術ができない場合があります。

・日焼けをしている方
・皮膚炎を起こしている方
・日光過敏症の既往歴がある方
・妊娠中の方
・2週間以内に他のレーザー治療をされた方
・ペースメーカーを入れている方

※施術の可否につきましては、詳しくは当院のスタッフまでお尋ねください。

上記のようにフォトRFには複数の注意点や施術をお断りするケースがありますが、施術前に担当医師のカウンセリングをしっかり受けることで、より安心で安全な治療を行うことが出来ます。

フォトRFの効果

フォトRFの効果

フォトRFは従来のフォトフェイシャルに比べて、幅広い肌トラブルの改善が期待できます。具体的には、以下のような複数の肌改善効果があります。

 

① しみやそばかすの改善

光エネルギーと高周波エネルギーを照射することにより、シミやそばかすの原因であるメラニンに作用します。

 

② 赤ら顔の改善(毛細血管の拡張を抑制)

赤ら顔の原因であるヘモグロビンに反応し、毛細血管の拡張を抑制します。

 

③ くすみの改善

メラニンを排出する働きによってくすみの改善につながります。

 

④ ハリ・ツヤの向上

照射によって美容成分であるコラーゲンやエラスチンが生成され、ハリやツヤのある肌につながります。

 

⑤ 小じわやたるみの改善

肌の奥深くまでエネルギーが届くことによって、たんぱく質の変性が起こり、お肌を引き締めます。

 

⑥ ニキビやニキビ跡の改善

肌内部の組織が活性化されてターンオーバーを促し、ニキビやニキビ跡の改善につながります。

 

⑦ 毛穴の開き

照射によって肌内部のコラーゲンやエラスチンの生成を促すことで、肌を整えます。

 

⑧ 産毛の脱毛

個人差はありますが、光と熱エネルギーが繰り返し照射されることによって、減毛が期待できます。また、フォトRFはメラニン量に関係なく作用するため、色の薄い産毛などへの効果も期待できます。

 

フォトRFは上記のような効果が期待でき、数々の肌トラブルに対応しています。しかし、効果の実感には個人差がありますので、1度の施術で効果を期待するのではなく、継続的な治療をお勧めします。

この施術はダウンタイムが少ない分、効果の実感に時間がかかることもありますが、肌の悩みによっては3~4回ほどの治療で効果を実感する方もいます。

効果の持続に関しても個人差がありますが、一般的に必要な施術回数を行った後、6か月~12か月ほど持続するといわれています。シミ改善の治療でフォトRFを行った場合は、その後もハイドロキノンクリームなどでケアを続けることで、効果の持続が期待できます。シミ以外の治療で用いた場合でも、定期的なメンテナンスを行うことで、より長期的に美肌を保つことができるでしょう。

まとめ

色々なお肌の悩みに対応できるフォトRFについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

近年はネットショッピングが普及していることもあり、色々な化粧品が手に入りやすくなりました。そういった気軽に購入できる化粧品に比べて、クリニックで行っている施術に関しては、副作用の心配や敷居が高いなどと考えている方も多いと思います。

残念ながら副作用に関しては、薬品を使っている以上避けて通れないものではありますが、これは化粧品に対しても同じです。

当院では患者様のお話をしっかりと聞き、十分なカウンセリングを行うことで、副作用やダウンタイムに対するお悩みの軽減を目指しています。美容皮膚科や美容外科など専門分野への来院が初めての方にもご安心いただけるよう、当院は初診無料でカウンセリングいたします。

技術の高さはもちろんのこと、内科専門医の経験を生かして体外の目に見えるトラブルだけでなく、内側からの治療を行っています。今回ご紹介したフォトRF以外にも多数の施術を行っていますので、お肌のお悩みを1つでも抱えている方は、ぜひ当院にご相談ください。

当院ではお電話でのご予約やご相談のほか、WEB フォームやLINEでも承っております。

それぞれの治療の詳細については以下のページもご覧ください。

美白オーロラプロ
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この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約10000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約15年間で70000例以上の実績を持つ。

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