公開日: 2026年10月15日

更新日: 2026年10月06日

細かい線の上に少量を置く|ベビーコラーゲンのダウンタイムと白っぽさの経過

目次

ベビーコラーゲン注入は、目もとや口もとの細かい線の上に、ごく少量ずつ、浅い層に製剤を置いていく施術です。一度に置く量が少ないため、置いたことによる盛り上がりそのものは比較的短い期間で落ち着いていくとされています。ただし、置く場所が顔のなかでもっとも皮膚の薄い部位にあたります。そのため、わずかな変化であってもご自身の目には映りやすく、事前に思い描いていたより気になったと感じられる方もいらっしゃいます。この記事では、置いた線に沿って白っぽく見える当日から、それが目立たなくなる二日から四日ごろ、そしてなじんで質感の変化を感じていく一週間から二週間までを順に整理し、あわせて当日からの過ごし方、費用の考え方、他の選択肢との比べ方までをご説明いたします。日数はいずれも目安であり、個人差がございます。

この施術のダウンタイムとは何か

ベビーコラーゲン注入のダウンタイムは、ひとことで申し上げますと置いた量が少ないぶん軽い、ただし置く場所が皮膚のもっとも薄いところであるという性質を持っています。この二つを分けて考えていただくと、経過の見通しが立てやすくなります。

まず前半です。この施術は、細かい線の上を狙って、ごく少量ずつ、浅い層に製剤を置いていきます。まとまった量を一か所に入れて形をつくる注入とは、そもそも扱う量の桁が違います。置いた量が少なければ、その量が組織になじむまでにかかる時間も短くなります。ですから、置いた直後に感じる盛り上がりは、多くの場合それほど長くは続かないとされています。

問題は後半です。この施術が対象とするのは、目の下、目尻、まぶたの縁、口もとのごく浅い線といった部位です。いずれも顔のなかで皮膚がもっとも薄く、その下の構造が透けやすい場所にあたります。同じだけの小さな変化が頬の中央に起きたのであれば、おそらく気づかれないでしょう。それが目もとで起きると、はっきり見えてしまいます。つまり症状そのものが重いわけではなく、症状は軽いのに気づかれやすい場所にある——これがこの施術のダウンタイムの正体です。

そしてもう一点、この製剤に固有の見え方があります。製剤そのものが透明ではなく白色に近いため、置いた直後は、置いた線に沿って白っぽく浮いて見えることがあります。皮膚が薄い部位では、浅い層に置かれた白色の製剤が透けて見えるかたちになるため、この見え方はとくに出やすくなります。鏡でご覧になると、線の上に細い白い筋が乗っているように見える場合があり、驚かれる方もいらっしゃいます。これは異常な反応ではなく、製剤がなじんでいくにつれて目立たなくなっていくものとされています。この記事では、この白っぽさを経過の軸のひとつとして扱ってまいります。

なお、この製剤はヒト由来であることから、動物由来の製剤で必要とされてきた事前の皮内テストが一般に不要とされています。テストのために日をあらためてご来院いただく工程が省かれるぶん、当日の流れが短くなり、ご予定を組みやすくなります。

※この製剤そのものの位置づけや設計の考え方については、別の記事で詳しく扱っております。本記事はダウンタイムの経過と過ごし方に絞ってご説明いたします。

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経過の目安

経過は、見え方の変化にあわせて三つに分けて考えていただくと整理しやすくなります。以下の日数はいずれも目安であり、置いた量や部位、体質によって個人差がございます。

置いた線に沿って白っぽく盛り上がって見える時期(当日)

施術を終えてすぐの段階では、製剤を置いた線の上が、細く白っぽく浮いて見えることがあります。同時に、その線がわずかに盛り上がって見えます。この二つが重なるため、当日はもっとも変化が目につきやすい時間帯になります。照明の下や鏡に近づいたときに気づきやすく、離れた距離では分かりにくいという場合も多くございます。

針を刺した点そのものには、赤い小さな点が残ることがあります。目もとや口もとは血管が皮膚の近くを走っているため、点の周囲に青く色がつく場合もあります。当日は、置いた部位に強く触れない、こすらないことがもっとも大切です。理由は、製剤が浅い層に置かれているためで、強い圧が加わると位置がずれやすい状態にあります。洗顔のとき、タオルで拭くとき、うっかり目をこすってしまうときが、いずれも要注意の場面になります。

当日の外出そのものは多くの場合可能とされていますが、人と近い距離で長く話すご予定は翌日以降に置いていただくほうが安心です。

白っぽさと盛り上がりが目立たなくなる時期(二日から四日)

翌日から数日のあいだに、白っぽさと盛り上がりはどちらも落ち着いていくとされています。置いた量がもともと少ないため、この段階に要する期間は比較的短く済むことが多く、二日から四日ほどで、鏡に近づいてもそれほど気にならない状態になる方が多くいらっしゃいます。

この時期にいちばん気になりやすいのは、白っぽさよりもむしろ内出血のほうです。目もと・口もとは皮膚が薄く血管が近いため、ごく細い針であっても血管に触れれば色がつきます。出た場合は青から緑、そして黄色へと色が移り、おおむね一週間から二週間かけて薄れていくとされています。無理に温めたり強く揉んだりする必要はございません。

メイクについては、針の跡が閉じたことを確認してからのご使用をお願いしております。目安としては翌日以降とお伝えすることが多く、コンシーラーで内出血を覆っていただくかたちでご対応いただけます。上から強く押し込むのではなく、指の腹で軽く重ねるようにしていただくと、置いた製剤に余計な圧をかけずに済みます。

なじんで質感の変化を感じていく時期(一週間から二週間)

一週間を過ぎるころには、置いた部位の見え方はおおむね落ち着いているとされています。この時期からは、白っぽさや盛り上がりといった「置いた痕跡」ではなく、線の上の質感がどう変わったかを見ていただく段階に入ります。ご自身の印象としても、鏡を見るたびに気になるという状態から、ふだんは意識しない状態へ移っていく時期です。

この段階での見え方が、その回の仕上がりを判断する基準になります。したがって、追加で置くかどうか、置く範囲を変えるかどうかのご相談も、この時期に行うのが適切とされています。当日や翌日の見え方は、まだ製剤がなじむ途中の状態ですので、その時点で判断されないことをおすすめしております。

写真撮影や人前に出るご予定がある場合は、この一週間から二週間の枠を見ていただくと組み立てやすくなります。内出血が出たときに色が薄れる期間も含めてお考えいただくと、より余裕のある計画になります。

出方を左右する条件

同じ施術でも、白っぽさの見え方や内出血の出方には差が生じます。おもに次のような条件が関わるとされています。

置く部位の皮膚の薄さ

同じ量を同じ深さに置いても、皮膚が薄い部位ほど白っぽさは見えやすくなります。目の下やまぶたの縁は、顔のなかでもとくに薄い部位です。一方、口もとの縦の線や額・眉間は目もとに比べるとやや厚みがあり、白っぽさが目につきにくい傾向がございます。

置く深さと一か所あたりの量

浅い層に置くほど白っぽさは見えやすく、一か所に置く量が多くなれば盛り上がりも大きく見えます。細かい線を目的とする場合は、ごく少量を分けて置いていくため、一か所あたりの負担は小さく保たれます。

血管の位置と血のめぐりやすい状態

内出血は細い血管に針が触れたときに生じます。血管の走り方は人によって異なりますので、丁寧に行っても避けきれるとは限りません。施術前後の飲酒、激しい運動、長時間の入浴などで血のめぐりが盛んな状態だと出やすくなる傾向があるとされています。血液をさらさらにするお薬をお使いの場合は事前にお申し出ください。

施術後に触れてしまうかどうか

ご自身で意識できる条件のなかで、もっとも影響が大きいのがこれにあたります。浅い層に置かれた製剤は、強い圧や摩擦で位置がずれやすい状態にあります。気になって何度も触る、鏡を見ながら押してみる、洗顔のときにこすってしまう、寝るときに顔を枕に強く押しつけてしまう——こうした動作が重なると、仕上がりにも影響しかねません。

施術当日から数日の過ごし方

やっていただきたいことは多くありません。落ち着くまでの数日、置いた製剤に余計な力を加えないことが中心になります。

触れない・こすらない

当日から翌日にかけては、置いた部位に強く触れないようお願いしております。製剤が浅い層にあるため、強い圧がかかると位置がずれやすい状態にあることが理由です。顔のマッサージ、目もとを強く引っぱる美容器具のご使用はお控えください。うつ伏せや横向きで長く眠る習慣のある方は、数日のあいだ仰向けを意識していただくと安心です。

洗顔とスキンケア

洗顔は当日から可能とお伝えすることが多くございますが、目もとと口もとは泡をのせて流す程度にとどめ、指でこすらないようにしてください。タオルは押し当てて水分を取るだけにし、化粧水や乳液も手のひらで軽く押さえるようにおつけいただくと余計な摩擦を防げます。ピーリング作用のある製品は数日お休みいただくのが無難です。

メイクで隠せるようになる時期

針の跡が閉じていることが前提になりますので、目安として翌日以降のご使用をお願いしております。翌日からは、コンシーラーとファンデーションで内出血や赤い点を覆っていただけます。白っぽさについては、色を重ねても線の凹凸そのものは隠れにくいため、隠すというよりも落ち着くのを待つという考え方になります。二日から四日のあいだに目立たなくなっていくとされていますので、その間はツヤの強い下地を避け、光の反射で線が目立たないようにしていただくと扱いやすくなります。

入浴・運動・飲酒

当日はシャワー程度にとどめ、長時間の入浴、サウナ、岩盤浴は控えていただいております。激しい運動と飲酒も当日はお休みください。いずれも血のめぐりを盛んにし、内出血が広がる要因になりうるためです。翌日以降は、ご様子を見ながら通常の生活に戻していただいて差し支えないことが多くございます。

日焼け止めと乾燥対策

針の跡が閉じたあとは、通常どおり日焼け止めをお使いいただけます。当日は塗り広げる動作が摩擦になりますので、帽子やサングラス、日傘で物理的に遮っていただくほうが負担が少なく済みます。乾燥が気になる時期は、目もとの皮膚が薄いぶん影響を受けやすいため、刺激の少ない保湿を続けていただくと線の見え方も落ち着きやすくなります。

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早めにご相談いただきたい症状

想定の範囲にある反応と、ご連絡をいただきたい症状は分けてお考えください。まず、次のような反応は経過のなかで見られるものとされています。

  • 置いた線に沿って白っぽく見える(当日からしばらく)
  • 線の上がわずかに盛り上がって見える(二日から四日ほどで落ち着いていくとされています)
  • 針を刺した点の赤み、小さな点状の跡
  • 目もと・口もとの内出血(色が移りながら一週間から二週間で薄れていくとされています)
  • 置いた部位の軽い圧迫感や、指で押したときのわずかな違和感

一方で、次のような症状がある場合は、日数の経過を待たずにご連絡ください。

  • 痛みが日ごとに強くなる、拍動するような痛みがある
  • 赤みや熱感が広がる、押すと強い痛みがある、黄色い液が出る
  • 皮膚の色が白く抜けたまま戻らない、あるいは紫色に濃く変わる
  • 見え方に異常がある、視界がかすむ
  • 左右の見え方に明らかな差があり、二週間を過ぎても変わらない
  • 白っぽさが二週間以上そのまま残っている
  • かゆみやじんましん、息苦しさなど、全身におよぶ反応がある

とくに白っぽさは、なじんでいく過程のものか想定より長く残っているものかの区別が、ご自身では判断しづらい部分です。二週間を目安にしていただき、それを過ぎても変わらない場合はご遠慮なくご相談ください。

ダウンタイム中に関わる費用

この施術は置く範囲ごとに必要量が変わります。費用をお比べになる際は、金額そのものを並べる前にその範囲に何本分を置くかを揃えてからお比べいただくことをおすすめしております。同じ「一回いくら」という表示でも、置いている量が違えば比較になりません。下表は、置く範囲ごとの必要量と、白っぽさが気になる数日に関わる費用をまとめたものです。

項目必要量・内容の目安費用の目安(税込)
目もと(目の下・目尻)に置く一本分を左右に分けて置くのが目安。皮膚が薄いため白っぽさが出やすい範囲です88,000円〜(一本分)
口もと(口角・口まわりの縦の線)に置く範囲の広さにより半本分から一本分。目もとより白っぽさは目につきにくい傾向です55,000円〜88,000円
額・眉間に置く一本分が目安。他の範囲と併せてお受けになる方が多い部位です88,000円〜(一本分)
麻酔(表面麻酔クリーム)塗布して二十分から三十分お待ちいただきます施術料に含む/3,300円程度
内出血に対する外用薬目もと・口もとに出た場合にお出しすることがあります1,100円〜2,200円
白っぽさが長く残ったときのご相談二週間を過ぎても変わらない場合の診察・ご対応のご相談当院で施術された方は無料
なじんだ時点での確認のご来院一週間から二週間後に仕上がりを確認し、追加の必要量をご相談します無料
繰り返す場合の間隔三か月から六か月ごとが目安。同じ範囲に同じ本数を置くかどうかで費用が変わります一回ごとに上記と同額

※金額はすべて税込・目安です。置く範囲と必要量、麻酔の有無によって変わりますので、診察のうえお見積もりいたします。他院の料金とお比べになる場合は、一回あたりの金額ではなく「その範囲に何本分を置くか」を揃えてからご覧ください。

他の選択肢と比べたダウンタイムの長さ

目もとや口もとの細かい線に対しては、いくつかの考え方があります。下表は、施術の名称ではなく、何をする施術かという一般的な区分でお比べいただけるよう整理したものです。いずれも目安であり、置く量や設定、個人差によって変わります。

比べる項目細かい線の上に少量を置く注入浅い層に水分を含ませる注入形やボリュームを補う注入皮膚の引き締めを目的とした照射
置いた直後の見え方線に沿って白っぽく細く浮いて見え、わずかに盛り上がります小さな粒状の膨らみが点々と並んで見えます狙った形に膨らみが出ますが、腫れが重なって見えることがあります赤みや軽いむくみが出る程度で、表面の形は変わりません
目立たなくなるまでの目安二日から四日(置く量が少ないため短めとされています)おおむね数日一週間から二週間当日から翌日
内出血が出やすい部位目もと・口もと(皮膚が薄く血管が近いため出やすい範囲です)頬や目の下など、刺す点の数が多い範囲こめかみ・法令線・唇など、深い層まで入る範囲針を使わないため、通常は生じにくいとされています
皮膚の薄い部位での扱い薄い部位を得意とする一方、白っぽさが透けて見えやすくなります薄い部位でも用いられますが、粒の見え方に注意が必要です薄い部位には量の調整が難しく、適応が限られる場合がありますまぶたの縁など一部は照射を避けることがあります
人前に出られるまでの目安翌日以降はメイクで覆っていただけます(白っぽさは数日お待ちください)翌日以降数日から一週間ほど見ておくと安心です当日から可能な場合が多いとされています

※上記は一般的な傾向をまとめたものです。同じ区分の施術でも、置く量や設定、部位によって経過は変わります。どの方法がご希望に適しているかは、診察のうえご提案いたします。

30代後半〜50代後半の方からよくいただくご不安

白っぽさが残ったままになるのではないかという不安

もっとも多くいただくご質問です。製剤が白色に近いため、置いた直後に線が白く見えるのは、この施術では珍しくない見え方とされています。皮膚が薄い部位ではとくに透けやすく、鏡に近づくとはっきり分かります。ただし、なじんでいくにつれて目立たなくなっていくものとされており、多くの場合は二日から四日のあいだに気にならない状態になっていきます。二週間を過ぎても同じように白く見えている場合はご相談ください。

仕事を休まずに受けられるかというご心配

お仕事を長くお休みいただく必要はない施術とされています。ただし当日の見え方がもっとも目につきやすいという性質がありますので、施術を夕方以降に組んで、翌日からメイクで覆っていただく流れが実務的には扱いやすいと考えております。人と近い距離で長く話すご予定や写真に残るご予定がある場合は、白っぽさが落ち着く数日と、内出血の色が薄れる一週間から二週間を見ておいていただくと安心です。

目もとに注入することへのためらい

目のそばに針を入れること自体にご不安を覚える方は少なくありません。この部位は皮膚が薄く血管が近いため、内出血が出やすい範囲であることは事実です。だからこそ、置く量を最小限にとどめ、浅い層に細かく分けて置くという方法がとられます。ご不安が強い場合は、まず口もとや額といった皮膚に厚みのある範囲から始めていただく選択肢もございます。

クリニックを選ぶときに確認したいこと

量が少なく、置く場所が皮膚の薄い部位であるという性質上、次の点をご確認いただくと判断がしやすくなります。

  • その範囲に何本分を置くかを、金額と一緒に説明してもらえるか(量が示されない見積もりは比較ができません)
  • 製剤が白色に近いため置いた直後に白っぽく見えることを、施術前に説明してもらえるか
  • 目もと・口もとという皮膚の薄い部位での経験があり、内出血の出やすさについて具体的に話してもらえるか
  • 置く深さと一か所あたりの量を、ご希望とダウンタイムの許容範囲に合わせて調整してもらえるか
  • なじんだ時点(一週間から二週間後)に確認の来院が用意されているか
  • 白っぽさや左右差が想定より長く残ったときの窓口と対応が、あらかじめ示されているか
  • ご希望に対してこの施術が適していない場合に、別の方法を提案してもらえるか

よくある質問(FAQ)

Q1.置いた線が白く見えるのは失敗ではありませんか。

この製剤は透明ではなく白色に近いため、浅い層に置くと線に沿って白っぽく見えることがあります。皮膚の薄い目もとではとくに透けやすくなります。異常な反応ではなく、なじんでいくにつれて目立たなくなっていくものとされています。二日から四日を目安にご覧ください。

Q2.白っぽさはメイクで隠せますか。

色を重ねれば目立ちにくくはなりますが、線のわずかな凹凸そのものは色では隠れにくい部分です。ツヤの強い下地は光を反射して線を目立たせることがありますので、落ち着くまでの数日はマットな質感のものをお選びください。

Q3.メイクはいつから可能ですか。

針の跡が閉じていることが前提となりますので、目安として翌日以降とお伝えしております。その際も上から強く押し込まず、指の腹で軽く重ねるようにしてください。浅い層に置いた製剤に余計な圧をかけないことが大切です。

Q4.なぜ施術直後は触らないよう言われるのですか。

この施術では製剤を浅い層に置いていきます。深い層に入れる注入と違い、強い圧や摩擦が加わると位置がずれやすい状態にあるためです。当日から翌日は、押す・こする・強くマッサージするといった動作をお控えください。

Q5.目の下に内出血が出やすいと聞きました。

目もとや口もとは皮膚が薄く、細い血管が皮膚の近くを走っているため、他の部位に比べて内出血が出やすい範囲とされています。出た場合は青から緑、黄色へと色が移りながら、おおむね一週間から二週間で薄れていくとされています。コンシーラーで覆っていただけます。

Q6.盛り上がりが落ち着くまでどのくらいかかりますか。

一回に置く量がごく少ないため、盛り上がりが落ち着くまでの期間は比較的短く、二日から四日ほどを目安とお伝えしております。まとまった量を入れてボリュームを補う注入に比べると、この段階は短めに済むことが多いとされています。

Q7.事前にアレルギーのテストは必要ですか。

この製剤はヒト由来であることから、動物由来の製剤で必要とされてきた事前の皮内テストは一般に不要とされています。テストのために日をあらためてご来院いただく工程が省かれるぶん、ご相談から施術までの当日の流れが短くなります。ただし、既往やご体質は必ず診察時にお伝えください。

Q8.施術当日に人と会う予定を入れても大丈夫ですか。

外出そのものは多くの場合可能とされていますが、当日は白っぽさと盛り上がりがもっとも見えている時間帯にあたります。近い距離で長くお話しになるご予定は、翌日以降に移していただくほうが安心です。夕方以降に施術を組んでいただく方も多くいらっしゃいます。

Q9.洗顔と入浴はいつから通常どおりにできますか。

洗顔は当日から可能とお伝えすることが多くございますが、置いた部位はこすらず、泡をのせて流す程度にとどめてください。入浴は当日はシャワー程度とし、長時間の入浴やサウナは控えていただきます。翌日以降はご様子を見ながら通常に戻していただいて差し支えないことが多くございます。

Q10.仕上がりはいつ判断すればよいですか。

なじんで質感の変化を感じていく一週間から二週間の時点でご覧いただくのが適切とされています。当日や翌日の見え方は、まだ製剤がなじむ途中の状態です。追加で置くかどうか、置く範囲を変えるかどうかのご相談も、この時期に行っております。

Q11.繰り返し受ける場合、そのたびに同じ日数がかかりますか。

経過の流れは基本的に同じとお考えください。置く範囲と量が前回と同じであれば、落ち着くまでの期間も同程度になることが多くございます。間隔は三か月から六か月ごとを目安にご相談しております。

Q12.他の施術と同じ日に受けられますか。

組み合わせが可能な場合もございますが、同じ日に重ねると、どの反応がどちらによるものか判断しづらくなります。とくに置いた部位に圧や熱が加わる施術は、日を分けていただくようご案内することがあります。

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まとめ

ベビーコラーゲン注入のダウンタイムは、置いた量が少ないぶん軽い一方で、置く場所が皮膚のもっとも薄いところであるという性質を持っています。症状そのものが重いのではなく、症状は軽いのに気づかれやすい場所にある——この見方をしていただくと、当日の見え方に驚かれることが少なくなります。

経過は、置いた線に沿って白っぽく盛り上がって見える当日、白っぽさと盛り上がりが目立たなくなる二日から四日、なじんで質感の変化を感じていく一週間から二週間という三つの区切りでご覧ください。製剤が白色に近いために線が白く見えるのは、この施術に固有の見え方であり、なじむにつれて目立たなくなっていくものとされています。日数はいずれも目安であり、個人差がございます。

費用をお比べになる際は、金額を並べる前に「その範囲に何本分を置くか」を揃えてからご覧ください。量が少ない施術ですので、量が示されない見積もりでは比較になりません。当院では、置く範囲と必要量、当日の見え方、なじんだ時点での確認のご来院までをあらかじめご説明しております。気になる線の位置とご予定をお聞かせいただければ、無理のない進め方をご提案いたします。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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