範囲と本数で決まるリジュランの回数|ダウンタイムの過ごし方も解説

目次

リジュランという名前で知られる核酸を用いた注入について、「何回受ければよいのでしょうか」というご質問をいただくことが少なくありません。ところが回数という数字だけを他の方と比べても、ご自身に当てはまる答えにはたどり着きにくいものです。同じ四回でも、一回あたりに置く量や範囲が違えば、皮膚に届いている総量はまったく別のものになるためです。

この記事では、回数という数字が実際には「どの範囲に、一回あたりどれだけ置き、それを何回に分けるか」という三つの掛け算として決まっていることを整理します。そのうえで、この方向のダウンタイムがどのような形で現れ、どのくらいで落ち着いていくのか、そして大切なご予定を動かさずに進めるための逆算の仕方までをお伝えします。

リジュランの「何回」は何で決まるのか

核酸を用いた注入は、一般に二週間から四週間ほどの間隔で数回続け、そこをひとつの区切りとして状態を確かめる進め方が広く採られています。ただ、この「数回」という部分だけを取り出して、三回で足りるのか四回必要なのかと考えはじめると、かえって判断がつきにくくなります。回数は単独で決まる数字ではないからです。

「何回」という問いは三つの掛け算で決まっている

実際の計画を組むとき、決めているのは回数ひとつではありません。①どの範囲に置くのか(範囲)、②一回あたりどれだけの量を用いるのか(本数)、③それを何回に分けるのか(回数)という三つを組み合わせて、はじめて「皮膚に届く総量」と「その届け方」が決まります。三つは互いに影響しあうため、どれかひとつを動かせば、ほかのふたつも見直す必要が出てきます。

たとえば目もとだけを範囲とする場合と、頬や口もとまで含めて顔全体を範囲とする場合では、同じ回数でも一回あたりに必要な量が変わります。範囲が広がれば、同じ本数では一か所あたりに置ける量が薄まります。そこで本数を増やすか、範囲を絞るか、あるいは回数を増やして少しずつ重ねるかという選択が生じます。だからこそ、他の方の「四回でした」という数字は、範囲と本数を抜きにするとご自身の目安にはなりにくいのです。

同じ総量でも、一度にまとめるか分けるかで扱いが変わる

もうひとつ押さえておきたいのは、「回数を増やすこと」と「一回の量を増やすこと」は、総量が同じでも同じ意味にはならないという点です。一回にまとめて多く置けば、通院の回数は少なくて済みます。一方で、一か所あたりに集まる量は増えるため、置き方の分散がより丁寧に求められます。回数に分けて少しずつ重ねる進め方は、通院の手間は増えますが、一度ごとの負担は小さく抑えやすくなります。

どちらが適しているかは、お悩みの範囲、皮膚の厚みと動きの多さ、そしてご予定の組みやすさで変わります。「回数は少ないほうがよい」「多いほうが丁寧」というどちらの決めつけも当てはまらず、総量をどう分けるかという配分の問題として相談されることをおすすめします。

当院でご案内している選択肢について

核酸を用いた注入という方向について、当院では同じ考え方に沿った選択肢としてリジュビューをご用意しています。範囲と本数、そして回数の組み立ては診察のうえでご相談しながら決めていきますので、気になっている部位と、動かしにくいご予定がある場合はその時期もあわせてお知らせください。

※リジュランとリジュビューは別の製品です。本記事は核酸を用いた注入という方向全体についての一般的な解説であり、特定の製品の効果を保証するものではありません。

リジュビューの詳細はこちら

部位ごとに必要な本数と回数の目安

範囲ごとに、一回あたりどのくらいの量が必要になりやすいかをご紹介します。いずれも一般的な目安であり、皮膚の厚みや気になっている範囲の広さによって前後します。なお一本あたりの内容量は製剤によって異なるため、見積もりを比べるときは本数ではなく、総量と範囲をあわせて確認してください。

目もと(目の下・目尻)

面積は小さいものの、皮膚が薄く、まばたきという動きが一日を通じて続く部位です。一回あたりは一本前後でも足りることが多い一方、一か所に量が集まらないよう細かく分散させる必要があるため、針を通す回数は面積のわりに多くなります。目もとだけを範囲とする場合、二週間から四週間の間隔で三回から四回を一区切りとする組み方が一般的です。

頬・口もと

範囲が広いため、一回あたり二本前後を用いることが多くなります。口のまわりは表情の動きが大きく、頬は面としての広さがあるため、同じ一本でも目もととは置き方の密度が変わります。顔全体を範囲とする場合は、目もととあわせて一回あたり二本から三本を目安に組まれることが多いですが、「顔全体」がどこまでを含むのかは施設ごとに定義が異なるため、契約前に範囲の線引きをご確認ください。

首・手の甲

お顔とあわせてご相談をいただくことが増えている範囲です。いずれも皮膚が薄く、動きが多く、日常的に外気にさらされます。面積に対して必要な量は多くなりやすく、顔とは別建てで範囲を数えるのが一般的です。同じ日にお顔と一緒に行う場合は、一回の施術時間と針を通す総回数がその分増えることを前提に予定を組んでください。

範囲を広げるときに実際に増えるもの

範囲を広げると増えるのは、費用と施術時間だけではありません。針を通す回数が増え、それに応じて翌日以降に残る跡の数も増えます。この点が、範囲を決める段階でもっとも見落とされやすいところです。はじめて受けられる場合は、気になっている範囲のなかでもっとも優先したい一か所に絞って一区切りを終え、そこで手応えを確かめてから範囲を広げるという順序が扱いやすいと考えています。

メリット・デメリット

回数と範囲を自分で組み替えられるという性質から生まれる利点と、その裏側にある留意点を整理します。

  • 気になっている範囲を絞って始められるため、少ない負担から試して手応えを確かめられます
  • 一回あたりの量を控えめにして回数で重ねる進め方が選べるため、ご予定に合わせて配分を調整できます
  • 粒子を含まない水溶性の製剤であるため、直後に見える膨らみは比較的短い時間で落ち着いていくことが多いとされています
  • 一区切りを終えたあとは間隔を広げて続ける組み方に移れるため、長期の通院計画が立てやすくなります
  • 顔以外の範囲(首・手の甲)も同じ考え方で組み立てられます

一方で、次の点は事前に知っておいていただきたいところです。

  • 一区切りを最後まで終える前の段階では、変化を判断するのに適した時期に達していません
  • 回数を増やせば増やすほど良いという性質のものではなく、総量が過剰になれば負担が増すだけになり得ます
  • 針を通す回数に応じて、翌日以降に残る跡の数も増えます
  • 間隔が大きくあいてしまった場合、続きとして扱えるか組み直すかの判断が必要になります
  • 皮膚の下で支えている組織の低下によるゆるみには、この方向では届きません

費用を抑えた案内を見かけた場合は、金額そのものより「一回に用いる量」と「範囲」が明記されているかをご確認ください。同じ一回という表示でも、含まれている量と範囲が違えば比べる対象になりません。安さの理由が量の少なさにある場合、回数を重ねても一区切りとして意図した総量には届かないことがあります。

施術の流れ

ステップ1|気になる範囲をひとつに絞る

診察でまず伺うのは、気になっている範囲のうち、いちばん先に変わってほしいのはどこかということです。範囲が決まらないまま回数の話に進むと、総量の見当がつかないまま数字だけが決まってしまいます。

ステップ2|範囲・本数・回数を同時に決める

この工程が、この施術でもっとも重要なところです。「一回あたり何本を、どの範囲に、何回に分けて置くのか」を三つセットで確認し、一区切りの総量として言葉にしておきます。あわせて、その総量を何回に分けるのが適しているかも相談します。回数だけが示され、範囲と本数が曖昧なままの見積もりは、比較の土台になりません。

ステップ3|一区切りの日程をカレンダーに置く

二回目以降の予定を、その場で日付として決めておきます。動かしにくいご予定がある時期を先に共有していただけると、そこを避けて組むことができます。予定が入りやすい時期が分かっていれば、範囲を分割して順番に行うという組み方も選べます。

ステップ4|施術(麻酔から注入まで)

洗顔のあと表面麻酔をご用意し、範囲に応じて細かく分散させながら注入していきます。一か所に量を集めず、決めた総量を範囲全体へ配分することがこの手技の要です。お顔だけの範囲であれば、麻酔を待つ時間を含めて一時間前後を目安にお考えください。

ステップ5|二回目以降で配分を微調整する

二回目の来院では、前回の跡の出方や落ち着くまでの日数を伺って、本数や範囲の配分を調整します。跡が思ったより長く残ったという場合は、一回あたりの量や密度を見直すことができます。この微調整があるため、初回で最大の量を用いないという組み方にも意味があります。

リジュビューの詳細はこちら

ダウンタイム・副作用・注意点

この方向のダウンタイムについて、もっともお伝えしたいのは次のことです。翌日以降に残るものの多さを決めているのは、製剤の種類ではなく、針を通した回数です。核酸を用いた注入は粒子を含まない水溶性の製剤であるため、置いた直後に見える小さな膨らみは水分として吸収され、多くの場合その日のうちから翌朝までに目立たなくなっていきます。つまり残るのは、素材そのものではなく針の通り道のほうだということです。

翌日以降に残るものは三つに分けられる

ダウンタイムを漠然と「腫れ」とまとめると、どれがいつまで続くのかが分からなくなります。実際には性質の異なる三つに分けて考えるほうが見通しが立ちます。

  • ①針の跡…ごく小さな点として残ります。範囲と密度に比例して数が増えます。多くの場合、当日から二、三日のうちに目立たなくなっていきます
  • ②内出血…細い血管に針が触れた場所に生じます。出るかどうかは避けきれない部分があり、目もとではとくに生じやすいとされています。色が変わりながら薄れ、一週間から二週間ほどで落ち着くことが多いです
  • ③一時的なざらつきと赤み…範囲全体に細かく針を通したことへの反応です。翌日から数日のうちにやわらぐことが多く、お化粧で覆える程度にとどまることが一般的です

この三つのうち、ご予定に影響しやすいのは②の内出血です。範囲を広くとるほど生じる確率も上がるため、写真に残るご予定が控えている時期は、範囲を絞るか日程をずらすという判断が現実的です。逆に、しばらく大きな予定がない時期であれば、範囲を広くとって一区切りを進めるのに適した期間ということになります。

回を重ねるときに気をつけたいこと

二回目、三回目と続けるなかで、前回の内出血が薄れる前に次の施術日が来ることがあります。その場合は無理に予定どおり行うのではなく、日程を少し後ろにずらすか、その回は範囲を変えるという選択ができます。また、回を重ねるうちに硬さとして触れる部分が出てきた場合は、次の施術を行う前にご相談ください。硬さの成り立ちと対応については別の記事で詳しくご説明しています。

早めにご相談いただきたい症状

  • 痛みや赤みが日を追って強くなっていく場合
  • 熱っぽさをともなう腫れが一か所に続く場合
  • 皮膚の色が白く抜けた部分や、強い痛みをともなう変色が現れた場合(早急な受診が必要です)
  • じんま疹のような広がりや、息苦しさ・気分の悪さを感じた場合
  • 数週間たっても変わらない硬さが触れる場合

受けることを慎重に考えたい方

妊娠中・授乳中の方、注入する範囲に炎症や感染がある方、強い日焼けの直後の方、抗凝固薬を服用されている方、ケロイド体質の方は、時期や適応について診察でご相談ください。また核酸を用いた製剤は魚類から精製されたものが用いられるため、魚類・魚介類にアレルギーのある方は必ず事前にお申し出ください。

料金相場と「価値」の考え方

回数を検討するときは、一回あたりの金額ではなく「その回まで進めたときに累計でいくらになっているか」という形で見ておくと、途中で立ち止まる判断がしやすくなります。一区切りを四回と決めた場合でも、二回目を終えた時点で範囲を見直したいと感じることはあり得ます。そのとき、すでにいくら支払っていて、残りにいくら必要なのかが分かっていれば、落ち着いて選べます。

段階 その段階までに行うこと 累計の目安(税込) この段階で確認したいこと
相談のみ 診察・範囲と総量の設計・記録 0〜5,000円程度 一区切りの総量と範囲が言葉になっているか
1回目まで 1回目の施術(麻酔を含む) 約40,000〜100,000円 跡の出方と落ち着くまでの日数
2回目まで 配分の微調整を加えた2回目 約80,000〜200,000円 範囲を変える必要がないか
3回目まで 3回目まで完了 約120,000〜300,000円 残り1回を行うか、ここで区切るか
4回目まで(一区切り) 一区切りの総量を置き終える 約160,000〜400,000円 評価の来院日が決まっているか
確認の来院 記録と並べて状態を確かめる 上記+0〜3,000円程度 次の間隔をどう置くか

※金額はいずれも税込の一般的な目安であり、当院の料金を示すものではありません。範囲・一回あたりの量・回数によって大きく変わります。また、まとめて契約する形式の場合は、途中で中止したときの扱い(返金の可否・有効期限)を契約前にご確認ください。

同じ総量を、どう組み替えるか

一区切りの総量が決まったあと、それをどう配分するかには複数の選択肢があります。ここでは四つの組み替え方を並べます。この表は素材を比べるためのものではなく、同じ素材・同じ総量を前提に「分け方」を比べるためのものです。

項目 1回の量を増やす 回数を増やす 範囲を絞る 間隔を広げる
ねらい 来院の回数を減らす 一度ごとの負担を小さくする 一か所に密度を確保する 予定との衝突を避ける
一区切りの総量 変わらない 変わらない 減るが密度は上がる 変わらない
一か所に量が集まりやすいか 集まりやすいため分散が要 集まりにくい 範囲内では上がる 変わらない
翌日以降の跡の数 一度に多くなる 一度は少ないが機会が増える 少なく抑えやすい 一度あたりは変わらない
一区切りを終えるまでの期間 短くなる 長くなる 変わらない 長くなる
向く方 通院の回数を抑えたい方 人前に出るご予定が多い方 気になる場所が一か所に絞れる方 繁忙期をまたぐ方

※いずれも一般的な傾向をまとめたものです。間隔を大きく広げる場合は、一区切りとして扱えるか組み直すかを診察でご相談ください。

30代後半〜50代後半の方からよくいただくご不安

「四回も通えるか分かりません」

四回という数字が先に決まっているわけではありません。範囲を絞れば、必要な総量も、それを分ける回数も変わります。まず二回だけ組んで、そこで範囲と量の手応えを確かめてから残りを決めるという進め方も現実的です。通えるかどうかを心配して始められないよりも、無理のない回数から組むほうが結果として続きます。

「翌日から仕事に出られますか」

範囲と密度によりますが、お化粧で覆える程度に落ち着いていることが多く、翌日からの通常のご予定に差し支えない方が少なくありません。ただ内出血が出た場合はお化粧でも覆いきれないことがあります。人と近い距離で会うご予定が控えている時期は、その日程を先に共有していただければ、範囲や日程の調整でご相談できます。

「一度始めたらずっと続けることになりませんか」

数週間おきに続ける密度は、一区切りのあいだだけのものです。一区切りを終えたあとは間隔を大きく広げて年に一、二回という形に移るのが一般的ですので、始めのペースがそのまま続くわけではありません。また、一区切りを終えた時点で続けないという判断をしていただいても差し支えありません。

クリニック選びの基準

回数と範囲の設計が中心になる施術だからこそ、次の点を確かめておくと安心して進められます。

  • 回数を示す前に、範囲と一回あたりの量を言葉にして示してくれるか
  • 「顔全体」という表示が、どこからどこまでを含むのかを明確に説明してくれるか
  • 動かしにくいご予定を先に尋ね、そこから日程と範囲を組み立ててくれるか
  • 二回目以降に配分を微調整する前提で計画を立ててくれるか
  • まとめて契約する場合、途中で中止したときの扱いを契約前に明示してくれるか
  • 跡や内出血が残ったときの連絡先と、診察の扱い(費用を含む)が分かるか
  • 回数を増やすことを勧めるだけでなく、ここで区切るという判断も示してくれるか

よくある質問(FAQ)

Q1. リジュランは結局何回受けるのが一般的ですか。

二週間から四週間の間隔で三回から四回を一区切りとする組み方が広く採られています。ただしこの数字は範囲と一回あたりの量とセットで意味を持つものですので、同じ四回でも内容は異なります。診察では回数とあわせて範囲と量をご確認ください。

Q2. 1回だけ受けても意味はありますか。

一回で手触りの変化に気づかれる方もいらっしゃいますが、一区切りとして意図した総量には届いていない段階です。一回で判断するのではなく、一区切りを終えてから確かめることをおすすめしています。ご予算やご予定の都合で回数を絞る場合は、範囲も同時に絞るほうが密度を保てます。

Q3. 回数を増やせば、それだけ良くなりますか。

回数を増やすほど良いという性質のものではありません。総量が過剰になると、負担や硬さの要因になり得ます。一区切りを終えて状態を確かめ、そこから次の間隔を決めるという進め方のほうが、結果として無理がありません。

Q4. ダウンタイムはどのくらいですか。

針の跡は多くの場合当日から二、三日で目立たなくなり、細かな赤みやざらつきも数日のうちにやわらぐことが一般的です。内出血が生じた場合は一週間から二週間ほどかかることがあります。範囲を広くとるほど、いずれも数が増える傾向があります。

Q5. 施術の翌日にお化粧はできますか。

多くの場合、翌日からのお化粧に差し支えありません。当日は針を通した部分への摩擦を避けていただきたいため、こすらずに扱っていただくようお願いしています。実際の再開時期は施術の範囲と当日の状態によりますので、その日に改めてご案内します。

Q6. 予定が入って間隔があいてしまいました。やり直しになりますか。

初めからやり直しになるわけではありません。あいた期間の長さによって、残りをそのまま続けるか、間隔を組み直すか、いったん状態を確かめてから立て直すかを診察で相談します。二、三週間のずれであれば、そのまま続けられることが多いです。

Q7. 目もとだけ、首だけといった範囲でも受けられますか。

範囲を絞って受けていただけます。むしろ初めての場合は、気になっている場所を一か所に絞るほうが密度を確保しやすく、負担も小さく抑えられます。手応えを確かめてから範囲を広げるという順序をおすすめしています。

Q8. 同じ日に他の施術と組み合わせられますか。

組み合わせられる場合もありますが、同日に複数を行うと、どちらの反応かを切り分けにくくなります。とくに初めての一区切りのあいだは、ひとつに絞っておくほうが判断がしやすくなります。組み合わせの順序と間隔は診察でご相談ください。

Q9. 麻酔は使いますか。痛みはどの程度でしょうか。

表面麻酔をご用意しています。感じ方には個人差があり、範囲と針を通す回数によっても変わります。痛みの現れ方や麻酔の選び方については、別の記事で詳しくご説明しています。施術中に強く感じられた場合は遠慮なくお伝えください。

Q10. 一区切りを終えたあとは、どのくらいの間隔で受けるのですか。

年に一回から二回程度の間隔に移る組み方が一般的です。実際の間隔は、状態の保たれ方やご予定によって変わりますので、一区切り後の確認の来院で相談して決めます。始めの密度がそのまま続くわけではありません。

Q11. 50代から始めても期待できますか。

年齢で線を引くものではありません。ただし、皮膚の下で支えている組織の低下によるゆるみが主因になっている場合は、この方向だけでは届きにくくなります。何が主になっているかを診察で見立てたうえで、範囲と回数を組み立てることが大切です。

Q12. まとめて契約したほうが費用は抑えられますか。

回数分をまとめた形式では単価が下がることがあります。ただし途中で範囲を変えたくなった場合や中止したい場合の扱いは施設ごとに異なりますので、返金の可否と有効期限を契約前にご確認ください。初めての一区切りは、都度のお支払いから始めるという選択もあります。

リジュビューの詳細はこちら

まとめ

リジュランという名前で知られる核酸を用いた注入において、「何回」という数字は単独では決まりません。どの範囲に、一回あたりどれだけ置き、それを何回に分けるのか。この三つの掛け算として総量と届け方が決まるため、回数だけを他の方と比べても、ご自身の目安にはなりにくいのです。

ダウンタイムについても、長さを決めているのは製剤の種類ではなく針を通した回数です。粒子を含まない水溶性の製剤であるため直後の膨らみは早く落ち着き、翌日以降に残るのは針の跡・内出血・一時的なざらつきという三つに分けて考えられます。だからこそ、範囲をどこまで広げるかという判断が、そのままご予定への影響を左右します。

当院では核酸を用いた注入という方向の選択肢としてリジュビューをご用意しており、範囲・量・回数の組み立ては動かしにくいご予定も含めて診察でご相談しながら決めていきます。回数の数字から考え始めて迷われている方は、まず「どこを、いつまでに」という二点をお持ちいただければ、そこから無理のない組み方をご提案できます。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

ドクターズインタビューはこちら


略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

コラム一覧に戻る