首のシワを改善したい!効果的な治療法は?ストレッチとクリニック治療について紹介

首のシワを改善したい!効果的な治療法は?ストレッチとクリニック治療について紹介

「手と首は年齢を隠せない」などと言われるように、「首のシワ」はメイクやマスクでも隠せないため、気にされる方も多くいらっしゃいます。

本記事では、首にシワができるメカニズムや、効果的な治療法・セルフケアについて、解説します。ぜひ最後までお読みください。

首のシワを改善したいという方

冒頭でもお伝えしましたが、「手と首は年齢を隠せない」と言われるほどで、首のシワでお悩みの方は主に40~50代の方が多いです。これは加齢による体の変化が関係しているからです。

しかし、首のシワの原因には生活習慣も関係しており、10~20代といった若い方でも悩んでいる方がおり、実は幅広い年齢の方に当てはまる症状です。

首のシワができるメカニズム

首のシワにはいくつかの種類があり、原因や改善方法も違います。
まずは、鏡でご自身の首元を見ながら、どちらに当てはまるか確かめてみてください。

縦ジワ

顎から鎖骨へ縦方向にできる細かい帯状のシワです。年齢の高い方や、短期間で急激に体重が落ちた方によく見られます。

縦ジワの原因は、首の皮膚の「たるみ」です。年齢を重ねると、全体的に皮膚のハリや弾力が低下し、シワができやすくなります。また、ダイエットなどで急激に体重が減少すると、脂肪が落ちるスピードに体がついていけず、余った皮膚が首にたまって、縦ジワとなります。

横ジワ

首の横方向にできるシワで、「ネックレスライン」とも呼ばれています。10~20代の若い方にも多く、年齢関係なく現れるシワです。

横ジワの主な原因は「姿勢の悪さ」です。スマートフォンやパソコンの画面の見過ぎや、枕の高さが合っていないなど、生活習慣やもともとの体質が原因と考えられます。首に脂肪がたまり、皮膚に折り目ができてしまいます。加齢の原因が加わると、さらにシワが目立ってしまいます。

縦スジ

厳密にはシワではなく、首を上に突き出した時に現れる首の筋肉です。口を「イーッ」と動かすときに、目立つシワです。

縦スジの原因は、「加齢」と「広頸筋」の2つがあります。「加齢」は、縦ジワと同様に、皮膚のハリや弾力が低下したことが原因で、筋肉が目立ってしまう状態です。

「広頸筋」は、首の前側にある筋肉で、口角を下げて首の筋肉を緊張する働きがあります。この筋肉が緊張しすぎると、口元が下に引っ張られるので、皮膚だけでなくフェイスラインのたるみにもなります。

小ジワ

「ちりめんじわ」とも呼ばれる細かい・小さいシワが、首筋に広がっている状態です。

小ジワの原因は、皮膚の「乾燥」です。身体の中でも首は汗をかきやすく、乾燥しやすい部位でもあります。乾燥は、ハリや弾力の低下を加速させ、シワ以外の皮膚トラブルを起こす恐れもあります。

首のシワの改善に効果的な方法①クリニック治療

首のシワの改善に効果的な方法①クリニック治療 

首のシワには4つの種類があり、原因も「皮膚のたるみ(ハリ・弾力不足)」「姿勢の悪さ」「広頸筋」「皮膚の乾燥」があげられます。これらの原因を解決する、効果的な方法について解説します。

 

首のシワの原因である「皮膚のたるみ(ハリ・弾力不足)」は、美容クリニックでの治療が効果的です。当院では、下記の施術が人気です。1つ1つ見ていきましょう。

ボトックス注射

縦ジワ、横ジワに効果があります。

ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種であり、神経伝達物質を弱めて、筋肉の収縮を小さくする効果があります。美容施術ではシワの改善だけでなく、皮膚のたるみ、フェイスライン、他にも歯の食いしばりや多汗症など、幅広いお悩みに用いられています。

ボトックス注射で、皮膚のたるみや広頚筋の過度な緊張を取り除くことで首のシワを解消できます。また、あごのラインがシャープになる効果もあり、フェイスラインがすっきり見えます。

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ヒアルロン酸注入

首の横ジワに適しています。
ヒアルロン酸は、もともと肌のハリや弾力を保つ成分です。それを皮膚の表面より奥へ注入することで、内側から肌のハリと潤いを与えられます。施術後2~3日で効果が現れ、長ければ9~12ヵ月ほど続く、即効性と持続性の高さも人気の理由です。ほうれい線や小ジワ、乾燥肌のお悩みにも効果があります。

横ジワにヒアルロン酸を注入することで、皮膚に折り目を内側から改善させます。

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多血小板血漿治療(若返りPRP療法)

小ジワ、縦ジワ、横ジワに効果があります。

多血小板血漿治療(若返りPRP療法)とは、ご⾃⾝の⾎液から採取し、特殊な手順で調整した⾎⼩板⾎漿を、治療したい箇所に注⼊する治療法です。注入された⾎⼩板がコラーゲンやヒアルロン酸を増加させ、⽪膚の代謝を促し、シワを改善させます。ご⾃⾝の細胞を使うので拒絶反応、感染症やアレルギーのご⼼配もありません。

特に、ヒアルロン酸注入では難しい小ジワ(ちりめんジワ)に効果があり、毛穴の引き締めやたるみ、ほうれい線など、若返りの効果があります。

多血小板血漿治療(若返りPRP)の
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潤いヒアルロン酸 ボライト

シワ、乾燥、首の横ジワに効果があります。

ボライトとは、従来のヒアルロン酸が、注射によるたるみ、しわ、輪郭形成に効果のある施術であるのに対して、ボライトは「美肌治療」のカテゴリーに⼊り、肌質そのものの改善に期待できる施術です。 肌に注⼊しても不⾃然な凹凸が残らないのですが肌に⼊れた後の吸収も早いため複数回の治療や継続は必要です。

潤い美肌専用 ヒアルロン酸の
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ヒアルロン酸注入 ボライト 首

施術前 施術後
施術前 施術後
施術名 ヒアルロン酸注入 ボライト 首
施術の説明 顔の気になる箇所に注射でヒアルロン酸を注入します。
施術のリスク
(副作用)
ヒアルロン酸注入にはリスク・副作用として施術後に下記の様な症状が出る場合があります。
・内出血する場合がある
・腫れや膨らみが出る場合がある
・痛みや違和感がある場合がある
・アレルギー反応が出る場合がある
施術の参考価格 1本61,600円(税込)〜

他にも、美肌再生フラクショナルRF、レーザートーニングなどが人気です。

美肌再生フラクショナルRFの
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首のシワの改善に効果的な方法②ストレッチ・姿勢

「姿勢の悪さ」「広頸筋」が原因の首のシワには、ストレッチやマッサージが効果的です。また、普段から姿勢に注意することで、皮膚の老化予防にもつながります。

ストレッチ・マッサージ

首のコリをほぐすように、優しくマッサージしましょう。血行を促進することで、リンパの流れもよくなり、老廃物が排出されやすくなります。肌の代謝が高まり、皮膚の老化を予防できます。
マッサージだけでなく、首をゆっくりと前後左右に傾けるストレッチも効果があります。

普段の姿勢に気を付ける

スマホやパソコンを長時間使用すると、猫背や下を向く姿勢が続いてしまいます。途中で体を伸ばしたり、軽くストレッチしたりして、悪い姿勢が固定されないように注意しましょう。

意外と見落としがちなのが「枕の高さ」です。枕が高すぎると、寝ている間ずっと顎を引く姿勢が続いてしまいます。適切な高さの枕を使うことで、首のシワだけでなく、肩や首の凝りも改善されます。自分にあった高さの枕を使いましょう。

首のシワの改善に効果的な治療③スキンケア

顔だけでなく首にもスキンケアを施すことで、「皮膚の乾燥」を防ぐことが可能です。また、スキンケアによって皮膚の老化も予防できるため、シワ以外の皮膚トラブルも防げます。

保湿

先述したとおり、身体の中でも首は乾燥しやすい部位です。顔と同じように化粧水やクリームで保湿することで、首の小ジワや、皮膚の老化を予防できます。

紫外線対策

紫外線は、皮膚のコラーゲンやエラスチンが減少させ、細胞の老化を促進させます。首にも日焼け止めクリームを塗ったり、衣服でカバーしたりして、紫外線から守りましょう。

まとめ

首のシワの改善に効果的な方法として、「クリニック治療」「ストレッチ・姿勢」「スキンケア」をご紹介しました。

しかし、「ストレッチ・姿勢」「スキンケア」は予防の面が大きく、すでにできてしまったシワには逆に悪い影響を与えてしまう可能性があります。深いシワでお悩みの方や、早く解消したい方には、「クリニック治療」がおすすめです。

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当院では、首のシワ・たるみ以外にも、シミ・くすみにも効果的な施術を多数取り扱っております。

特にヒアルロン酸注入では、優れた技術を持つ医師に送られる「Master class証明書」を授与いただきました。また、多血小板血漿治療(PRP療法)では、この治療法を扱う際に定められた法律にしたがい、正式な機関の承認を得て施術を行っています。

経験と実績のある医師たちが、お客様の安心と安全をお守りしながら、最高水準の技術で施術させていただきます。ぜひ一度カウンセリングへお越しくださいませ。

 

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この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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