公開日: 2026年10月13日

更新日: 2026年10月06日

当日に予定を入れられる|ハイドラフェイシャルのダウンタイムと過ごし方

目次

結婚式や撮影、久しぶりに人とお会いになる約束。大切な予定を前にして肌を整えておきたいと思ったとき、多くの施術では「何週間前までに終えておくべきか」を逆算することになります。ところがハイドラフェイシャルでは、この逆算の向きが変わります。ダウンタイムはほとんど生じないとされており、多くの場合そのままメイクをしてお帰りいただけるため、予定を避けるための計算ではなく、予定に合わせるための計算になるのです。もっとも、まったく何も起こらないわけではありません。吸引をともなう手技ですから、鼻のまわりやあごに一時的な赤みが出ることはあります。この記事では、その赤みがどのくらいで落ち着くのか、当日と翌日以降の過ごし方、控えたほうがよい状態、費用の見方と他の施術との比べ方までを、順に整理してご説明いたします。

ハイドラフェイシャルのダウンタイムとは何か

ハイドラフェイシャルのダウンタイムは、ほとんど生じないとされています。そして、この施術についてお伝えしたいもっとも大切な点は、回復を待つ期間がほとんどないために、「いつ受けるか」という考え方そのものが逆向きになるということです。

「避けるための計算」ではなく「合わせるための計算」になる

皮膚の表面に意図的な変化を起こす施術では、赤みや皮むけ、かさぶたが落ち着くまでの期間を見込んで、「大切な予定の何週間前までに終えておくか」という逆算をいたします。この逆算は、予定とダウンタイムが重ならないように距離を取るための計算です。

ハイドラフェイシャルは、この計算の向きが逆になります。待つべき期間がほとんどないため、予定の前日や当日に受けて、その日のために整えるという使い方ができるのです。つまり、ダウンタイムの話が「予定から遠ざけるための計算」ではなく、「予定にどう合わせるかという計算」に変わります。この記事でお伝えしたい視点は、ここに集約されます。

この違いは、忙しく過ごしていらっしゃる方にとって実務的な意味を持ちます。数週間先の予定を見ながら施術日を決める必要がなく、「明日、人と会うから今日整えておく」という組み立てが可能になるためです。ただし、これは「何も起こらない」という意味ではございません。

それでも一時的な変化は起こりうる

ハイドラフェイシャルは、吸引をともなう手技です。専用のチップを肌に密着させ、やわらかな水流で表面をやわらげながら、毛穴にたまった汚れや古い角質を吸い上げていきます。この吸引と接触があるため、施術後に一時的な赤みが出ることがあります。特に、皮脂が多く毛穴の密度が高い鼻のまわりやあごは、チップを丁寧に動かす時間が長くなりやすく、赤みが目につきやすい部位です。

この赤みは、多くの場合数十分から数時間で落ち着くとされています。施術室を出てお帰りになる道のりのあいだに引いていくこともあり、ご帰宅までに気にならなくなっている方も少なくありません。ただし、期間はあくまで目安であり、肌の状態やその日の体調によって個人差がございます。

また、赤みとは別に、施術直後は肌がしっとりと水分を含んだ感触になります。表面を整えたあとに保湿成分を届ける工程があるためで、これは想定内の変化です。一方で、炎症を起こしているニキビが多いときや日焼け直後など、その日は控えたほうがよい状態もございます。詳しくは後半で整理いたします。

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経過の目安|直後・当日・翌日以降

ハイドラフェイシャルの経過は、施術直後/施術当日/翌日以降と次回までの期間という三つの区切りで見ていただくと分かりやすくなります。以下の日数はすべて目安であり、個人差があることを前提にお読みください。

1.施術直後(軽い赤みと、しっとりした感触)

施術を終えた直後の肌は、やわらかく水分を含んだ感触になり、手のひらが触れたときの引っかかりが少なくなっていることを感じていただけます。毛穴の入口にたまっていたものが取り除かれ、表面が整った状態です。

同時に、吸引の跡としてうすい赤みが出ていることがあります。頬全体がほんのりと血色を帯びる程度のことが多く、鼻のまわりやあごに少し濃く出る場合もございます。触れると熱を感じることもありますが、多くは強いものではありません。この段階でお伝えしておきたいのは、ここで急いで冷やしたり、こすったりする必要はないという点です。落ち着くのを待つあいだ、刺激を足さないことがもっとも確実です。

赤みの引き方には二通りの傾向がございます。ひとつは全体のうすい赤みが数十分で均されていく場合、もうひとつは部分的な赤みが数時間かけてゆるやかに薄れていく場合です。いずれも一時的なものとされていますが、翌日まで明らかな赤みが残る場合は、その日の肌の状態を含めてご相談ください。

2.施術当日の過ごし方

ハイドラフェイシャルは、多くの場合、そのままメイクをしてお帰りいただけます。これがこの施術のもっとも大きな特徴で、施術のあとに予定を入れておくことができる理由です。仕事の合間や、人とお会いになる前の時間に受けていただくという組み立てが成り立ちます。

ただし、そのままメイクができるということと、当日を普段とまったく同じように過ごしてよいということは、少し違います。表面の古い角質が取り除かれた直後の肌は、摩擦に対して普段より敏感になっていると考えていただくのが安全です。当日は、強い摩擦を避けることだけ意識していただければ十分です。具体的には、クレンジングのときに指先で力を入れない、シートマスクをはがすときに引っぱらない、タオルで顔を拭くときに押し当てて水分を取る、といった加減です。

赤みが出ている時間帯に人前に出る可能性がある場合は、厚く重ねるのではなく、下地とパウダーで色味をなじませる程度に留めていただくと、肌への負担も少なく仕上がりも整いやすくなります。

3.翌日以降と、次回までの期間

翌日には、多くの場合赤みは残っていないとされています。そのため、翌日以降は普段どおりのスキンケアとメイクに戻していただけます。かさぶたや皮むけが出る施術ではないため、「皮がめくれる時期をやり過ごす」という期間そのものが基本的にございません。

一方で、施術で得られた表面の整いは、時間とともに戻っていきます。皮脂の分泌や角質の入れ替わりは続いているためです。そのため、続けてお受けになる場合の間隔としては、月に1回程度が目安とされています。肌の入れ替わりの周期に合わせた間隔で、次の施術までのあいだに毛穴の状態が大きく戻りきらないようにする、という考え方です。

この「月に1回程度」という間隔は、ダウンタイムの回復を待つための間隔ではなく、肌の状態を保つための間隔です。回復を待つ必要がないからこそ、間隔の意味が他の施術とは違ってきます。なお、頻度はお肌の状態やご予定によって調整いたしますので、診察のうえご相談ください。

赤みの出方を左右する条件

同じ施術でも、赤みの出方や落ち着くまでの時間には差がございます。主に次のような条件が関わるとされています。

  • 吸引の強さと当てる時間:毛穴の詰まりが目立つ部位では丁寧に時間をかけるため、その部位に赤みが出やすくなります。強さは肌の状態を見ながら調整いたします。
  • 部位ごとの皮脂と毛穴の密度:鼻のまわりやあごは皮脂が多く毛穴が密集しているため、頬より赤みが目につきやすい傾向があります。
  • もともとの肌の敏感さ:乾燥が進んでいるとき、季節の変わり目、体調が落ちているときは、普段より赤みが出やすくなることがあります。
  • 直前のスキンケアや施術の履歴:施術の直前に強いピーリングを受けている場合や、レチノールなどで表面が薄くなっている場合は、反応が出やすくなります。
  • 工程の組み合わせ:表面を整える工程に加えて、成分を届ける工程や追加の工程を重ねる場合、肌に触れる時間が長くなる分、赤みが出る可能性が高まります。
  • 生理周期やホルモンの状態:肌が敏感になりやすい時期は、同じ条件でも反応が変わることがあります。

これらはいずれも赤みの強さと持続時間に関わる条件であり、皮むけやかさぶたが出るかどうかを左右する条件ではありません。その意味でも、この施術の経過は他の施術と性質が異なります。大切なご予定の直前にお受けになる場合は、当日の肌の状態を診察のうえ、工程と吸引の強さを控えめに組み立てることも可能です。

施術当日から数日の過ごし方

ここでは、当日から数日のあいだに気をつけていただきたいことを項目ごとに整理いたします。全体を通じての考え方は、摩擦と熱、そして紫外線を足さないという一点に集約されます。

メイク

多くの場合、施術直後からそのままメイクをしてお帰りいただけます。当日に予定を控えていらっしゃる方は、この点を前提に予約の時間を組んでいただけます。ただし、スポンジやブラシで強くこする動きは当日だけ控えていただくと安心です。落とすときも、なじませて浮かせるタイプのクレンジングを選び、指先で力を入れずに洗い流していただくことをおすすめいたします。

洗顔と保湿

洗顔はいつもどおり行っていただけますが、泡で包んで洗うことを意識してください。スクラブやこすり取るタイプの洗顔料、ピーリング作用のあるアイテムは、数日のあいだお休みいただくのが安全です。保湿は普段よりも丁寧に行っていただくとよく、表面が整った直後は化粧水や美容液がなじみやすくなっているとされています。刺激の強い成分が入ったものは、肌が落ち着いてから再開してください。

入浴・サウナ・運動

当日の入浴は問題ございませんが、長時間の熱いお湯やサウナは、赤みが残っているあいだは控えていただくほうが落ち着きやすくなります。血流が強くなると赤みが一時的に強く見えることがあるためです。激しい運動も同様で、当日は軽い運動に留めていただくと安心です。翌日以降、赤みが引いていれば普段どおりに戻していただけます。

日やけ止めと紫外線

表面の古い角質が取り除かれた状態は、紫外線の影響を受けやすくなっていると考えられます。当日から日やけ止めを欠かさず塗り、こまめに塗り直すことをおすすめいたします。帽子や日傘も併せてお使いください。施術後に色の濃さが気になるという場合、紫外線対策が十分でなかったことが関わっている可能性がございます。

他の施術と組み合わせる場合の順序

ハイドラフェイシャルは、他の施術と組み合わせてお受けになることが多い施術です。そのときに大切になるのが順序です。

  • 表面を整えてから成分を届ける:毛穴の詰まりや古い角質を先に取り除いておくことで、そのあとに行う導入系の施術で成分がなじみやすい状態になるとされています。したがって、この施術を先に行う組み立てが基本になります。
  • 照射を行う施術との組み合わせ:表面に汚れや古い角質が残っていない状態のほうが、照射の条件を整えやすいと考えられます。同日に行う場合も、先に表面を整えてから照射に進む順序が一般的です。
  • 同日に行う場合の間隔:連続して行う場合は、肌が落ち着くのを短く待ってから次の工程に進みます。組み合わせる内容によって適切な間隔が変わりますので、当日の肌の状態を見て判断いたします。
  • 強いピーリングとの併用:表面に働く施術を同日に重ねると、刺激が積み重なることがあります。この場合は日を分けてお受けいただくことをおすすめする場合がございます。

組み合わせの順序は、目的とその日の肌の状態によって変わります。ご希望の施術が複数おありの場合は、同日に行うのか、日を分けるのかを含めて診察のうえ組み立てさせていただきます。

控えたほうがよい状態

ダウンタイムがほとんどない施術ではありますが、次のような状態のときは、その日はお受けにならないほうがよい、あるいは内容を調整したほうがよいと考えられます。

  • 炎症を起こしているニキビが多いとき:赤く盛り上がったニキビが広い範囲にある場合、吸引や水流の刺激で炎症が強くなることがあります。まずは炎症を落ち着ける治療を先に行うほうが安全です。
  • 日焼け直後:紫外線で肌が熱を持っている状態に施術を重ねると、刺激が積み重なります。日焼けが落ち着くまでお待ちいただくことをおすすめいたします。
  • 皮膚が敏感になっているとき:ひどい乾燥、かゆみ、湿疹、ヒリつきがあるときは、施術を延期するか、内容を大きく控える判断をいたします。
  • 施術直前に強いピーリングを受けたとき:表面が薄くなっている状態に吸引を加えると、赤みが強く出ることがあります。前後の間隔をあけていただくのが安全です。
  • 顔にヘルペスや感染を疑う症状があるとき:施術で広がる可能性があるため、治療を優先いたします。

ご自身では判断しにくい状態もございますので、気になる点がある場合は、施術前の診察でその日の肌を見ながら判断させていただきます。

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早めにご相談いただきたい症状

想定内の反応と、ご連絡をいただきたい症状を分けて整理いたします。判断の目安としてお役立てください。

想定内の反応(お待ちいただいて落ち着くもの)

  • うすい赤み。頬全体がほんのり血色を帯びる程度で、数十分から数時間で落ち着くことが多いとされています。
  • 鼻のまわりやあごの部分的な赤み。吸引を丁寧に行った部位に出やすく、同様に当日のうちに薄れていくことが多いです。
  • 触れたときのわずかな熱感。時間とともに引いていきます。
  • 一時的なつっぱり感や、逆にしっとりしすぎる感触。いずれも当日から翌日で落ち着くことが多いです。
  • 毛穴の入口が一時的に目立って見えること。詰まりが取り除かれた直後に感じられる方がいらっしゃいます。

ご連絡をいただきたい症状

  • 翌日以降も赤みが明らかに残っている場合。想定より長く続いているため、肌の状態を確認させていただきます。
  • 強い痛みやヒリつきが続く場合。施術中に感じる刺激とは別に、帰宅後も痛みが強いときはご連絡ください。
  • 腫れやかゆみが広がる場合。使用した製剤に対する反応の可能性もございますので、早めの確認が必要です。
  • 水ぶくれ、じゅくじゅくした状態、かさぶたが生じた場合。本来の経過ではありませんので、必ずご相談ください。
  • ニキビが急に増えて炎症が強くなった場合。もともとの肌の状態が関わっている可能性があり、治療方針の見直しが必要になることがあります。
  • 発熱をともなう場合。皮膚以外の要因も含めて確認いたします。

いずれの場合も、ご自身で薬をお使いになる前に、まずはご連絡をいただけますと幸いです。症状によって適切な対応が変わるためです。

ダウンタイム中に関わる費用

ハイドラフェイシャルの費用は、予定に合わせて一度だけ受ける場合と、月に1回程度で続けて受ける場合とで、見方が変わります。前者は「その日に整えるための費用」、後者は「状態を保つための毎月の費用」として考えることになります。下記は目安の金額です。

項目 料金の目安(税込) 考え方
1回(標準) 17,600円〜24,200円 表面を整える工程から保湿成分を届ける工程までの標準的な内容。予定の前に一度だけお受けになる場合はこちらが基本になります。
工程を追加する場合 +5,500円〜11,000円 目的に応じて工程を足す場合の追加分。触れる時間が長くなるため、赤みが出る可能性は少し高まります。
他の施術と同日に組み合わせる場合の追加 +8,800円〜27,500円 同日に導入系の施術や照射を組み合わせる場合の追加分。組み合わせる内容によって幅がございます。
月1回で続ける場合の月額換算 月あたり15,400円〜22,000円前後 継続してお受けになる場合の月額の目安。回数をまとめてお申し込みいただく場合は1回あたりの金額が変わります。
併用する外用 3,300円〜8,800円 保湿や日やけ止め、肌の状態を整える外用。施術後の状態を保つために併用いただくことがあります。
直前に受けられるかを確認する相談 0円〜3,300円 大切なご予定の直前にお受けになれるかを確認するためのご相談。当日の肌の状態を診察のうえ判断いたします。

※上記はすべて税込・目安の金額です。お肌の状態やご希望の工程によって変わりますので、診察のうえお見積もりいたします。表示のない費用が発生する場合も、事前に必ずご説明いたします。

費用の見方について、もう一点お伝えしておきたいことがございます。ダウンタイムがほとんど生じないため、休むための時間という見えにくい費用がかかりません。仕事を調整したり、人と会う予定をずらしたりする必要がないという点は、金額に表れない部分ですが、実際の負担としては小さくないと考えております。

他の選択肢と比べたダウンタイムの長さ

表面に働く施術を、ダウンタイムの観点から並べて比べてみます。特にご注目いただきたいのは「予定から逆算して何日前に受けるか」の行です。吸引と水流で表面を整える施術だけが、前日〜当日という位置に来ることがお分かりいただけます。つまり、この施術だけは逆算の向きが違うということです。

比べる項目 吸引と水流で表面を整える施術 薬剤で表面の入れ替わりを促す施術 機器で薬剤を面として届ける施術 針で穴を開けて薬剤を届ける施術
施術後すぐ人に会えるか うすい赤みが出ることはありますが、多くは数十分から数時間で落ち着き、そのままお出かけいただける場合が多いです。 直後は赤みやつっぱり感が出ることがあり、数時間から半日ほど様子を見ていただくことが多いです。 直後に赤みや軽い熱感が出ることがあり、当日は落ち着くまで時間を見ていただく場合があります。 直後は赤みと点状の跡が目立つため、当日は人前に出る予定を避けていただくことが多いです。
皮むけの有無 ほとんどありません。表面を壊す施術ではないため、めくれる時期がありません。 数日後に薄い皮むけが出ることがあります。範囲や程度には個人差があります。 通常は目立ちませんが、乾燥やざらつきを感じることがあります。 数日後に乾燥やざらつき、うすい皮むけが出ることがあります。
当日メイクの可否 多くの場合、そのままメイクをしてお帰りいただけます。 当日は控えていただく場合と、落ち着いてから可とする場合があります。 当日から可とすることが多いですが、状態によって控えていただくことがあります。 当日は控えていただき、翌日以降からとすることが一般的です。
予定から逆算して何日前に受けるか 前日〜当日。逆算ではなく、予定に合わせて受けるという考え方になります。 5日〜1週間前が目安とされます。皮むけの時期を予定と重ねないためです。 2〜3日前が目安とされます。赤みや乾燥が落ち着く時間を見込みます。 1〜2週間前が目安とされます。跡と乾燥が落ち着くまでの期間を見込みます。
繰り返す間隔 月に1回程度が目安とされます。回復を待つ間隔ではなく、状態を保つための間隔です。 2〜4週間おきが目安とされます。表面の入れ替わりの周期に合わせます。 2〜4週間おきが目安とされます。目的によって変わります。 3〜4週間おきが目安とされます。肌が落ち着いてから次に進みます。

※施術名を挙げずに、働き方の違いで分類しています。日数はいずれも目安であり、お肌の状態や設定によって変わります。どの選択肢が適しているかは、診察のうえご提案いたします。

この表を通してお伝えしたいのは、ダウンタイムの長さは、施術の良し悪しではなく性質の違いだということです。表面をしっかり入れ替える施術には、その分の待つ期間があります。一方で、予定が立て込んでいる時期に無理なく続けたいという場合には、待つ期間のない施術が現実的な選択になります。

30代後半〜50代後半の方からよくいただくご不安

本当に当日のうちに予定を入れて大丈夫でしょうか

多くの場合、そのままメイクをしてお帰りいただけますので、当日に予定を入れていただくことは可能です。ただし、うすい赤みが数十分から数時間続く可能性はございますので、特に大切なご予定の場合は、少し時間の余裕を見ていただくと安心です。具体的には、予定の2〜3時間前までに施術を終える組み立て、あるいは前日にお受けになる組み立てをおすすめしております。前日であれば、翌日には赤みが残っていないことが多いためです。

続けないと意味がないのでしょうか

一度だけお受けになる使い方にも、続けてお受けになる使い方にも、それぞれの意味がございます。一度だけの場合は、その日に向けて表面を整えるという目的がはっきりしています。続けてお受けになる場合は、皮脂や角質の状態が大きく戻りきる前に次を重ねていくことで、整った状態を保ちやすくなるとされています。どちらが適しているかは、目的とご予定によって変わりますので、まずは一度お受けになってからお考えいただくことも可能です。

肌が敏感なほうですが、受けられますか

お受けいただける場合が多い施術ですが、乾燥やヒリつきが強く出ている時期は、まず肌を落ち着ける対応を優先することがございます。吸引の強さや工程は、肌の状態に合わせて調整が可能ですので、過去に他の施術で赤みが強く出たご経験がある場合は、その内容をお伝えいただけますと、控えめな設定から始める判断ができます。不安がおありの場合は、診察の際に遠慮なくお申し出ください。

クリニックを選ぶときに確認したいこと

この施術は工程の組み立てや吸引の加減によって仕上がりと肌への負担が変わります。次の点をご確認いただくとよいと考えております。

  • 施術前に肌の状態を診察してもらえるか。炎症や日焼け、乾燥の程度を見たうえで、その日に行うかどうかを判断してもらえることが大切です。
  • 吸引の強さや工程を調整してもらえるか。一律の内容ではなく、肌の状態とご希望に合わせて組み立てられるかをご確認ください。
  • 大切な予定の直前に受けられるか相談できるか。予定に合わせるという使い方を前提に、時間の組み立てまで相談できるかは実務的に重要です。
  • 他の施術と組み合わせる場合の順序を説明してもらえるか。同日に行うのか日を分けるのか、その理由まで説明があるかをご確認ください。
  • 施術後に赤みが残った場合の連絡先が明確か。診療時間外の対応を含めて、どこに連絡すればよいかが分かる状態が安心です。
  • 費用の内訳と追加の条件が事前に示されるか。工程を足す場合や同日に組み合わせる場合の追加が、施術前に説明されるかをご確認ください。
  • 続けて受ける場合の間隔について説明があるか。回数を勧めるだけでなく、間隔の理由まで説明があるかどうかが判断の材料になります。

よくある質問(FAQ)

Q1.ハイドラフェイシャルのダウンタイムはどのくらいですか。

ダウンタイムはほとんど生じないとされています。吸引にともなううすい赤みが出ることがありますが、多くは数十分から数時間で落ち着きます。皮むけやかさぶたが生じる施術ではないため、回復を待つ期間は基本的にございません。日数は目安であり個人差がございます。

Q2.施術のあとに、そのままメイクをして帰れますか。

多くの場合、そのままメイクをしてお帰りいただけます。ただし、当日はスポンジやブラシで強くこする動きを控え、厚く重ねるよりも下地とパウダーでなじませる程度に留めていただくと、肌への負担が少なく済みます。

Q3.大切な予定の何日前に受けるのがよいですか。

この施術については、前日または当日という考え方になります。他の施術のように予定から数週間さかのぼって逆算する必要はございません。前日にお受けになれば翌日には赤みが残っていないことが多く、当日にお受けになる場合は予定の2〜3時間前までに終える組み立てが安心です。

Q4.赤みはどこに出やすいのでしょうか。

皮脂が多く毛穴が密集している鼻のまわりやあごに出やすい傾向があります。詰まりが目立つ部位は丁寧に時間をかけるため、その分赤みが目につきやすくなります。頬全体にうすく出ることもございます。

Q5.痛みはありますか。

吸引による引っぱられる感覚や、水流が当たる感覚がございますが、強い痛みを感じる施術ではないとされています。詰まりが目立つ部位では感覚が強くなることがありますので、気になる場合は施術中にお申し出ください。強さを調整いたします。

Q6.どのくらいの間隔で受けるのがよいですか。

続けてお受けになる場合は月に1回程度が目安とされています。これは回復を待つための間隔ではなく、皮脂や角質の状態が大きく戻る前に次を重ねて整った状態を保つための間隔です。ご予定やお肌の状態に応じて調整いたします。

Q7.他の施術と同じ日に受けられますか。

組み合わせてお受けになることが多い施術です。表面の汚れや古い角質を先に取り除いてから、成分を届ける施術や照射に進む順序が基本になります。ただし、表面に強く働く施術を同日に重ねる場合は、日を分けることをおすすめする場合がございます。

Q8.受けないほうがよい状態はありますか。

炎症を起こしているニキビが多いとき、日焼け直後、乾燥やヒリつきで皮膚が敏感になっているとき、施術直前に強いピーリングを受けたときは、延期または内容の調整をおすすめしております。顔にヘルペスや感染を疑う症状がある場合も治療を優先いたします。

Q9.当日、運動や入浴は控えるべきでしょうか。

入浴は問題ございませんが、赤みが残っているあいだは長時間の熱いお湯やサウナ、激しい運動は控えていただくほうが落ち着きやすくなります。血流が強くなると赤みが一時的に強く見えることがあるためです。翌日以降は普段どおりに戻していただけます。

Q10.毛穴の汚れを取ったあと、逆に毛穴が目立ちませんか。

詰まりが取り除かれた直後に、毛穴の入口が一時的に目立って見えると感じられる方がいらっしゃいます。多くは時間とともになじんでいくとされています。気になる場合は、保湿を丁寧に行い、次回までのあいだの過ごし方を含めてご相談ください。

Q11.一度だけ受けても意味はありますか。

ございます。大切なご予定の前に表面を整えるという目的であれば、一度だけお受けになる使い方が理にかなっています。続けてお受けになる場合は状態を保つという別の目的になりますので、どちらが適しているかは目的とご予定によって変わります。

Q12.日やけ止めはいつから塗ればよいですか。

施術直後からお使いいただくことをおすすめしております。表面の古い角質が取り除かれた状態は紫外線の影響を受けやすいと考えられるためです。こまめに塗り直し、帽子や日傘も併せてお使いください。

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まとめ

ハイドラフェイシャルのダウンタイムは、ほとんど生じないとされています。回復を待つ期間がほとんどないため、「いつ受けるか」の考え方が逆向きになるという点が、この施術のもっとも大きな特徴です。多くの施術で行う「大切な予定の何週間前までに終えるか」という逆算ではなく、予定の前日や当日に受けて、その日のために整えるという組み立てが可能になります。

一方で、吸引をともなう手技であるため、鼻のまわりやあごに一時的な赤みが出ることがあり、多くは数十分から数時間で落ち着きます。多くの場合そのままメイクをしてお帰りいただけますが、当日は強い摩擦と熱、紫外線を足さないようにお過ごしください。炎症を起こしているニキビが多いとき、日焼け直後、皮膚が敏感になっているとき、直前に強いピーリングを受けたときは、その日はお受けにならないほうがよい場合がございます。

続けてお受けになる場合の間隔は月に1回程度が目安とされ、これは回復を待つためではなく状態を保つための間隔です。本記事の日数と金額はすべて目安であり、個人差がございます。費用は税込の目安としてお示ししておりますので、実際の内容と金額は診察のうえお見積もりいたします。ご予定に合わせてお受けになりたい場合も、時間の組み立てを含めてご相談いただけますと幸いです。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

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略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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