公開日: 2026年03月02日

更新日: 2026年03月01日

ヒアルロン酸vs糸リフト比較|たるみ治療の選び方完全ガイド

10秒でわかるこの記事の要約
  • 「たるみ治療にはヒアルロン酸と糸リフト、どちらが自分に合っているのかわからない」「両者の違いを正確に理解したい」そんな悩みをお持ちの方は少なくありません。30代後半から50代後半になると、頬のたるみやフェイスラインのもたつきが気になり始め、切らないたるみ治療を検討される方が増えます。
  • ヒアルロン酸注射と糸リフトは、どちらもたるみ改善に有効な施術ですが、作用メカニズムも得意とする悩みも全く異なります。ヒアルロン酸は「充填」によってボリュームを補い、糸リフトは「物理的な引き上げ」によってリフトアップを図ります。ご自身のたるみの状態や求める効果、そしてダウンタイムへの許容度に合った施術を選ぶためには、両者の違いを正確に理解することが不可欠です。
  • この記事では、30代後半から50代後半の女性に向けて、ヒアルロン酸と糸リフトの違いを医学的根拠に基づき徹底比較します。効果の違い、ダウンタイム、持続期間、料金相場、そして悩み別・年齢別の選び方まで、詳しく解説します。信頼できる医師のカウンセリングをより有意義にするための基礎知識としても、ぜひお役立てください。

目次

ヒアルロン酸と糸リフトの基本的な違い

ヒアルロン酸注射と糸リフトは、どちらもたるみ改善に用いられる施術ですが、そのアプローチは根本的に異なります。まずは基本的な違いを理解しましょう。

ヒアルロン酸注射とは

ヒアルロン酸注射は、体内にもともと存在するヒアルロン酸を主成分としたジェル状の製剤を、皮膚の下に注入する施術です。

成分:ヒアルロン酸は、皮膚や関節などに存在する保湿成分で、水分を保持する能力が非常に高い物質です。

作用メカニズム:皮膚の下に注入することで、物理的にボリュームを補充し、しわやたるみを改善します。「充填剤」として機能します。

主な目的:失われたボリュームを取り戻し、凹んだ部分を持ち上げ、立体的な顔立ちを作ることです。

糸リフト(スレッドリフト)とは

糸リフトは、特殊な糸を皮膚の下に挿入し、物理的に引き上げることでリフトアップ効果を得る施術です。スレッドリフトとも呼ばれます。

糸の種類:医療用の特殊な糸を使用します。主に「溶ける糸(吸収糸)」が使用され、体内で徐々に吸収されます。糸には「コグ(トゲ)」と呼ばれる突起がついており、これが組織を引っ掛けて引き上げます。

作用メカニズム:糸を皮下組織に挿入し、物理的に引き上げることでリフトアップします。さらに、糸の刺激によってコラーゲン生成が促進され、肌質改善効果も期待できます。

主な目的:たるんだ皮膚や組織を物理的に引き上げ、フェイスラインをシャープにし、リフトアップすることです。

根本的なアプローチの違い

ヒアルロン酸:「充填」アプローチ
失われたボリュームを物理的に補充し、凹みを埋めることでたるみを目立たなくします。即効性があり、注入直後から効果を実感できます。

糸リフト:「物理的な引き上げ」アプローチ
糸を使って皮下組織を物理的に引き上げ、リフトアップを図ります。効果は施術直後から現れますが、最大効果は1〜2ヶ月後に実感できます。

この根本的な違いを理解することが、適切な施術選びの第一歩となります。

効果の違いを徹底比較

ヒアルロン酸で改善できる悩み

ヒアルロン酸注射は、ボリューム不足による悩みに効果が期待できます。

  • ほうれい線:頬のボリューム低下によって深くなったほうれい線を、溝を埋めることで改善
  • ゴルゴライン:目の下から頬にかけての溝を改善
  • マリオネットライン:口角から顎にかけての溝を改善
  • 頬のこけ:痩せた頬にふっくら感を取り戻す
  • こめかみの凹み:こめかみのくぼみを改善
  • 涙袋形成:目の下にふっくらとした涙袋を作る
  • 顎の形成:顎にボリュームを加え、Eラインを整える

糸リフトで改善できる悩み

糸リフトは、皮膚のたるみや引き上げに効果が期待できます。

  • 頬のたるみ:下垂した頬を物理的に引き上げる
  • フェイスラインのもたつき:ぼやけたフェイスラインをシャープに
  • 二重顎:顎下のたるみを引き上げる
  • ほうれい線:頬を引き上げることで目立たなくする
  • 口角の下がり:口元を引き上げる
  • 首のたるみ:首のたるみを改善(部位により)
  • 全顔のリフトアップ:顔全体を引き上げる

それぞれが得意な部位・苦手な部位

ヒアルロン酸が得意:ボリューム不足による溝や凹み、部分的な改善
ヒアルロン酸が苦手:広範囲のたるみの引き上げ、物理的なリフトアップ

糸リフトが得意:広範囲の皮膚のたるみ、物理的なリフトアップ、フェイスラインの引き締め
糸リフトが苦手:深い溝の完全な改善、ボリューム補充

効果の現れ方の違い

ヒアルロン酸:即効性
注入直後から効果を実感できます。ただし、施術直後は腫れがあるため、最終的な仕上がりは1〜2週間後に確認できます。

糸リフト:段階的に効果が現れる
施術直後から引き上げ効果を実感できますが、腫れが落ち着く1〜2週間後、さらにコラーゲン生成が進む1〜2ヶ月後に最大効果を実感できます。

効果の持続期間の違い

ヒアルロン酸:6ヶ月〜1年程度(使用する製剤や部位による)

糸リフト:1〜2年程度(使用する糸の種類や本数による。糸自体は6ヶ月〜1年で吸収されるが、コラーゲン生成効果により持続)

【詳細比較表①】基本情報

項目 ヒアルロン酸注射 糸リフト
施術方法 注射器でジェル状の製剤を皮膚の下に注入 特殊な糸を皮下組織に挿入
作用メカニズム 物理的にボリュームを補充(充填) 糸で組織を物理的に引き上げ + コラーゲン生成促進
主な目的 ボリューム補充、しわ・溝の改善 たるみの引き上げ、リフトアップ、引き締め
適している悩み ほうれい線、ゴルゴライン、頬のこけ、凹み 頬のたるみ、フェイスライン、二重顎、全顔のリフトアップ
効果の現れ方 注入直後から(最終的な仕上がりは1〜2週間後) 施術直後から(最大効果は1〜2ヶ月後)
持続期間 6ヶ月〜1年程度 1〜2年程度
即効性 ◎ あり ○ あり(最大効果は段階的)

【詳細比較表②】施術詳細

項目 ヒアルロン酸注射 糸リフト
施術時間 15〜30分程度 30〜60分程度(本数による)
痛み チクッとした痛み(麻酔クリーム使用可) 局所麻酔使用(施術中の痛みは軽度)
ダウンタイム 腫れ・内出血が2〜7日程度 腫れ・内出血が1〜2週間程度、引きつれ感が数週間
料金相場 60,000円〜150,000円/1cc 150,000円〜400,000円/4〜8本
メンテナンス頻度 6ヶ月〜1年に1回 1〜2年に1回
推奨年齢層 30代後半〜(ボリューム不足が気になる年代) 40代〜(たるみが進行し始める年代)
施術後の制限 当日の飲酒・激しい運動は控える 1週間程度は激しい運動・サウナ・強いマッサージを控える

悩み別の選び方ガイド

具体的な悩み別に、どちらの施術が適しているかを解説します。

ほうれい線が気になる

深いほうれい線:ヒアルロン酸注射

くっきりと刻まれた深いほうれい線には、ヒアルロン酸を溝に沿って注入することで、ほうれい線を目立たなくする効果が期待できます。

たるみによるほうれい線:糸リフト

頬のたるみによって目立つほうれい線には、糸リフトで頬全体を引き上げることで改善が期待できます。

ベスト:併用
糸リフトで頬を引き上げつつ、深い溝はヒアルロン酸で埋めることで、最も効果的な改善が期待できます。

頬のたるみが気になる

推奨:糸リフト

頬全体のたるみには、糸リフトの物理的な引き上げ効果が適しています。下垂した頬を直接引き上げることで、リフトアップ効果が期待できます。

ただし、頬がこけている場合は、ヒアルロン酸でボリュームを補充する方が効果的な場合もあります。

フェイスラインのもたつきが気になる

推奨:糸リフト

ぼやけたフェイスラインは、糸リフトの引き上げ効果でシャープにする効果が期待できます。顎下から頬にかけて引き上げることで、すっきりとした輪郭を取り戻します。

頬がこけてきた

推奨:ヒアルロン酸注射

頬のこけはボリューム不足が原因です。ヒアルロン酸を頬に注入することで、ふっくらとした若々しい印象を取り戻す効果が期待できます。

糸リフトは引き上げる施術のため、こけた頬にはボリューム補充ができません。

即効性を求める

推奨:ヒアルロン酸注射

大切なイベント前など、すぐに効果を実感したい場合は、即効性のあるヒアルロン酸注射が適しています。ダウンタイムも比較的短めです。

長期的な効果を求める

推奨:糸リフト

持続期間が長い施術を希望する場合は、糸リフトが適しています。1〜2年程度効果が持続するため、メンテナンス頻度を減らせます。

年齢別・たるみの進行度別の選び方

30代後半のたるみ初期段階

推奨:ヒアルロン酸中心

30代後半は、たるみが気になり始める初期段階です。この時期は、部分的なボリューム不足(ほうれい線、こめかみなど)が主な悩みとなることが多いため、ヒアルロン酸注射が適しています。

ダウンタイムも比較的短く、仕事や家庭への影響を最小限に抑えられます。

40代のたるみ中期段階

推奨:糸リフトまたは併用

40代は、たるみが進行し始める年代です。頬のたるみやフェイスラインのもたつきが気になる場合は、糸リフトが効果的です。

また、糸リフトで引き上げつつ、部分的なボリューム不足はヒアルロン酸で補う併用も効果的です。

50代のたるみ進行段階

推奨:糸リフトとヒアルロン酸の併用

50代は、たるみが進行し、ボリューム不足も顕著になる年代です。糸リフトで全体的なリフトアップを行いつつ、ヒアルロン酸で深い溝やボリューム不足を補うことで、総合的なエイジングケアが可能です。

医師と十分に相談し、ご自身の状態に最も適した施術を選ぶことが大切です。

併用について

ヒアルロン酸と糸リフトは併用できるか

はい、ヒアルロン酸注射と糸リフトは併用可能です。むしろ、40代以降の総合的なたるみ治療には、併用が推奨されることも多くあります。

併用のメリット(相乗効果)

  • 総合的なアプローチ:引き上げとボリューム補充の両方に対処できる
  • 相乗効果:糸リフトで引き上げた上で、ヒアルロン酸で溝を埋めることで、より自然で美しい仕上がりになる
  • 自然な若々しさ:全体的なリフトアップと部分的なボリューム補充を組み合わせることで、自然な若々しさを実現
  • 効果の最大化:それぞれの長所を活かすことで、単独施術よりも高い満足度が期待できる

併用する場合の施術順序

一般的には、以下の順序が推奨されます。

1. 糸リフトを先に行う
糸リフトで全体的なリフトアップを行います。

2. 1〜2ヶ月後にヒアルロン酸注射を行う
糸リフトの効果を確認してから、必要な部位にヒアルロン酸を注入します。

ただし、クリニックや医師の判断によっては、同日に施術したり、順序を変えたりする場合もあります。

併用する際の注意点

  • 費用が両方かかるため、予算を考慮する
  • それぞれのダウンタイムを考慮してスケジュールを組む
  • 経験豊富な医師のもとで施術を受けることが重要
  • 過度な施術にならないよう、医師と十分に相談する

併用が効果的なケース

  • 頬全体のたるみ + 深いほうれい線
  • フェイスラインの引き上げ + 頬のこけ
  • 全顔のリフトアップ + 部分的なボリューム不足
  • 50代以降の進行したたるみの総合治療

メリット・デメリット比較

ヒアルロン酸のメリット・デメリット

メリット

  • 即効性がある(注入直後から効果を実感)
  • ボリュームアップができる
  • ダウンタイムが比較的短い
  • デザインの自由度が高い
  • 万が一の場合、溶解注射で元に戻せる
  • 体内に存在する成分のためアレルギーリスクが低い

デメリット

  • 広範囲のたるみには効果が限定的
  • 物理的なリフトアップはできない
  • 持続期間が糸リフトより短い
  • 注入技術によって仕上がりに差が出やすい
  • 稀に血管塞栓などの重篤な合併症のリスクがある

糸リフトのメリット・デメリット

メリット

  • 物理的なリフトアップ効果が高い
  • 広範囲のたるみに効果的
  • 持続期間が比較的長い(1〜2年)
  • 切らずにリフトアップできる
  • コラーゲン生成を促進し、肌質改善も期待できる
  • 自然な仕上がり

デメリット

  • ダウンタイムがヒアルロン酸より長い
  • ボリュームアップはできない
  • 引きつれ感が数週間続くことがある
  • 料金が比較的高め
  • 稀に糸の露出や感染のリスクがある
  • 施術後の制限が多い

ダウンタイム・副作用の違い

ヒアルロン酸のダウンタイムと副作用

ダウンタイム

  • 腫れ:2〜7日程度
  • 内出血:1〜2週間程度
  • 赤み:数日程度

副作用・リスク

  • 血管塞栓:非常に稀だが、ヒアルロン酸が血管内に入ることで血流が阻害され、皮膚壊死や視力障害などの重篤な合併症が生じる可能性がある
  • しこり:注入部位にしこりができる場合がある
  • 左右差:注入量や位置によって左右差が生じる可能性がある
  • 感染:稀に注入部位が感染する

糸リフトのダウンタイムと副作用

ダウンタイム

  • 腫れ:1〜2週間程度
  • 内出血:1〜2週間程度
  • 引きつれ感・違和感:数週間〜1ヶ月程度
  • 凹凸:数週間程度(次第に馴染む)

副作用・リスク

  • 糸の露出:稀に糸が皮膚表面に露出する可能性がある
  • 感染:稀に挿入部位が感染する
  • 引きつれ:糸の引っ張りすぎや配置によって引きつれが生じる場合がある
  • 左右差:糸の本数や引き上げ具合によって左右差が生じる可能性がある
  • 神経損傷:非常に稀だが、神経を傷つける可能性がある

仕事や家庭への影響

ヒアルロン酸:腫れや内出血をメイクやマスクでカバーできれば、数日後から通常の生活が可能です。

糸リフト:腫れや引きつれ感が1〜2週間続くため、大切な予定の前は避けることをお勧めします。テレワークや連休を利用するなど、スケジュール調整が必要です。

リスクを最小限に抑えるために

どちらの施術も、経験豊富な医師のもとで受けることが、リスクを最小限に抑える最も重要なポイントです。特に糸リフトは、解剖学的知識と高い技術が必要な施術のため、症例数が豊富な医師を選ぶことが推奨されます。

料金相場と費用対効果の違い

ヒアルロン酸の料金相場

  • ほうれい線(1cc):60,000円〜150,000円
  • 頬(1cc):60,000円〜150,000円
  • 顎・フェイスライン(1cc):70,000円〜180,000円

※必要な量は部位や状態によって異なります(1〜3cc程度が一般的)

糸リフトの料金相場

  • 4本:150,000円〜250,000円
  • 6本:200,000円〜350,000円
  • 8本以上:250,000円〜400,000円以上

※使用する糸の種類や本数によって料金が異なります

コストパフォーマンスの考え方

ヒアルロン酸:部分的な改善に適しており、必要な部位のみに施術できるため、初期費用を抑えられます。ただし、持続期間が短いため、年間でのメンテナンス費用がかさむ可能性があります。

糸リフト:1回あたりの料金は高めですが、持続期間が長い(1〜2年)ため、長期的には費用対効果が高い場合もあります。

長期的な費用の比較

例:たるみ治療を2年間継続する場合

ヒアルロン酸:年2回の施術(ほうれい線2cc)の場合、2年間で約240,000円〜600,000円

糸リフト:1回の施術(6本)で2年持続すると仮定すると、2年間で約200,000円〜350,000円

費用だけでなく、自分の悩みに適した施術を選ぶことが、真の費用対効果につながります。

よくある誤解と正しい知識

「糸リフトは怖い」という誤解

糸リフトは「糸を入れる」と聞くと怖いイメージを持つ方もいますが、医療用の安全性が確認された糸を使用します。適切に施術すれば、重篤な合併症のリスクは非常に低い施術です。

経験豊富な医師のもとで受けることで、安全性を高めることができます。

「ヒアルロン酸で十分リフトアップできる」という誤解

ヒアルロン酸は即効性がありボリューム補充に優れていますが、物理的なリフトアップには限界があります。広範囲のたるみや強い引き上げ効果を求める場合は、糸リフトの方が適しています。

「糸が透けて見える」という誤解

適切な深さに糸を挿入すれば、糸が透けて見えることはほとんどありません。ただし、皮膚が極端に薄い方や、浅い層に挿入された場合は、稀に糸の輪郭が見える可能性があります。

経験豊富な医師であれば、適切な深さに挿入できます。

「どちらか一方を選ばなければならない」という誤解

ヒアルロン酸と糸リフトは、併用することで相乗効果が期待できます。40代以降の総合的なたるみ治療には、両方を組み合わせることで、より満足度の高い結果が得られることも多くあります。

糸の種類(溶ける糸・溶けない糸)について

現在主流なのは「溶ける糸(吸収糸)」です。体内で6ヶ月〜1年程度かけて徐々に吸収されます。溶けない糸(非吸収糸)は、現在ではほとんど使用されていません。

溶ける糸でも、コラーゲン生成効果により、糸が吸収された後も1〜2年程度効果が持続します。

クリニック選びのポイント

両方の施術に精通した医師の重要性

ヒアルロン酸と糸リフトの両方に精通した医師であれば、あなたのたるみの状態を正確に診断し、最適な施術を提案できます。片方の施術しか扱っていないクリニックでは、偏った提案になる可能性があります。

カウンセリングで確認すべきこと

  • あなたのたるみの状態に対して、どちらの施術が適しているか
  • 併用する場合のメリット・デメリット
  • それぞれのリスクと副作用
  • 料金と持続期間
  • 医師の経験と実績(特に糸リフトの症例数)
  • 使用する糸の種類(糸リフトの場合)
  • ダウンタイムと施術後の制限
  • アフターフォロー体制

適切な施術を提案してくれるクリニックの見分け方

  • カウンセリングに十分な時間をかけてくれる
  • リスクやデメリットも正直に説明してくれる
  • 強引な勧誘がない
  • 症例写真を見せてくれる(特に糸リフトの症例)
  • 質問に対して誠実に答えてくれる
  • ダウンタイムについて正確な情報を提供してくれる

糸リフトの症例数・使用する糸の種類の確認

糸リフトは高い技術が必要な施術のため、以下を確認しましょう。

  • 医師の糸リフトの症例数が豊富か
  • 使用する糸の種類とその特徴
  • 糸の本数の根拠
  • 過去の合併症の有無と対応

よくある質問(FAQ)

Q1. ヒアルロン酸と糸リフトの違いは何ですか?

A. ヒアルロン酸は「充填剤」として失われたボリュームを補充し、糸リフトは「物理的な引き上げ」によってたるみを改善します。作用メカニズムが全く異なるため、適応する悩みも異なります。

Q2. どちらが痛いですか?

A. どちらも麻酔を使用するため、施術中の痛みは軽度です。ヒアルロン酸は注射時にチクッとした痛み、糸リフトは局所麻酔の注射時に痛みを感じる程度です。施術後は、糸リフトの方が引きつれ感や違和感が続くことがあります。

Q3. どちらが長持ちしますか?

A. 一般的には、糸リフトの方が持続期間が長い傾向があります。ヒアルロン酸は6ヶ月〜1年程度、糸リフトは1〜2年程度が目安です。

Q4. 併用はできますか?

A. はい、併用可能です。むしろ、40代以降の総合的なたるみ治療には、併用が推奨されることも多くあります。糸リフトで引き上げつつ、ヒアルロン酸でボリューム不足を補うことで、相乗効果が期待できます。

Q5. 自分にはどちらが合っていますか?

A. あなたのたるみの状態によって異なります。ボリューム不足(頬のこけ、深いほうれい線等)が主な悩みの場合はヒアルロン酸、広範囲のたるみ(頬全体、フェイスライン等)が主な悩みの場合は糸リフトが適しています。両方が気になる場合は併用も検討できます。

Q6. 料金はどちらが高いですか?

A. 一般的には、糸リフトの方が1回あたりの料金は高めです(15〜40万円程度)。ヒアルロン酸は部位と量によりますが、1ccあたり6〜15万円程度です。ただし、長期的な費用対効果を考えると、持続期間の長い糸リフトの方が経済的な場合もあります。

Q7. 即効性があるのはどちらですか?

A. どちらも施術直後から効果を実感できますが、ヒアルロン酸の方が即効性が高いです。糸リフトは施術直後から引き上げ効果はありますが、腫れが落ち着き、コラーゲン生成が進む1〜2ヶ月後に最大効果を実感できます。

Q8. ダウンタイムが少ないのはどちらですか?

A. ヒアルロン酸の方がダウンタイムは少ないです(2〜7日程度)。糸リフトは腫れや引きつれ感が1〜2週間程度続くため、大切な予定の前は避けることをお勧めします。

Q9. 初めてならどちらから試すべきですか?

A. あなたの悩みに適した方から始めることをお勧めします。ただし、初めての方で迷っている場合、ダウンタイムが短く、万が一の場合に元に戻せるヒアルロン酸から始める方が多い傾向があります。

Q10. 糸は透けて見えますか?

A. 適切な深さに糸を挿入すれば、糸が透けて見えることはほとんどありません。経験豊富な医師であれば、適切な深さに挿入できます。

Q11. 糸リフトの糸は溶けますか?

A. 現在主流の糸リフトでは「溶ける糸(吸収糸)」を使用します。体内で6ヶ月〜1年程度かけて徐々に吸収されます。糸が吸収された後も、コラーゲン生成効果により1〜2年程度効果が持続します。

Q12. 失敗のリスクはどちらが高いですか?

A. どちらの施術も、経験豊富な医師のもとで受けれれば、重篤な合併症のリスクは非常に低いです。ヒアルロン酸は血管塞栓のリスク、糸リフトは糸の露出や引きつれのリスクがありますが、いずれも適切に施術すれば予防できます。

Q13. 40代ですが、どちらがおすすめですか?

A. 40代は、たるみが進行し始める年代です。広範囲のたるみが気になる場合は糸リフト、部分的なボリューム不足が気になる場合はヒアルロン酸が適しています。両方が気になる場合は、併用が効果的です。

Q14. どちらも同じ日に施術できますか?

A. クリニックによっては同日に施術可能ですが、一般的には糸リフトを先に行い、1〜2ヶ月後にヒアルロン酸を注入する方法が推奨されます。糸リフトの効果を確認してから、必要な部位にヒアルロン酸で調整を行うためです。

Q15. 効果が気に入らなかった場合、元に戻せますか?

A. ヒアルロン酸は、溶解注射(ヒアルロニダーゼ)を使用することで元に戻すことができます。糸リフトは基本的に元に戻す方法がないため、信頼できる医師のもとで施術を受けることが重要です。糸を抜去することは可能ですが、推奨されません。

まとめ

ヒアルロン酸注射と糸リフトは、どちらもたるみ改善に有効な施術ですが、作用メカニズムも得意とする悩みも全く異なります。

ヒアルロン酸注射:失われたボリュームを補充し、ほうれい線、頬のこけなど、ボリューム不足による悩みに効果的です。即効性があり、ダウンタイムも比較的短いですが、物理的なリフトアップには限界があります。

糸リフト:糸で組織を物理的に引き上げ、頬のたるみ、フェイスラインのもたつきなど、広範囲のたるみに効果的です。持続期間が長い(1〜2年)ですが、ダウンタイムはヒアルロン酸より長めです。

どちらが優れているということではなく、あなたのたるみの状態や求める効果、そしてダウンタイムへの許容度に合った施術を選ぶことが重要です。40代以降の総合的なたるみ治療には、両方を併用することで、相乗効果が期待できます。

この記事が、あなたに最適な施術を選ぶための一助となれば幸いです。信頼できる医師のもとで、十分なカウンセリングを受け、納得のいく選択をしてください。たるみ治療を通じて、より自信に満ちた毎日を過ごせることを願っています。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

ドクターズインタビューはこちら


略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

コラム一覧に戻る