公開日: 2026年09月11日

更新日: 2026年09月03日

NMN点滴の料金相場はいくら?含有量あたりの単価で考える費用の目安

目次

NMN点滴を検討されるとき、最初に気になるのが料金という方は少なくありません。実際に調べてみると、1回あたり1万円台から5万円前後まで、提示される金額に大きな幅があり、どこを基準に考えればよいのか戸惑われる方も多いようです。

この価格差は、単に強気な値づけか控えめな値づけかという違いではありません。1回に用いるNMNの含有量、製剤の品質や純度、併用する成分の有無、診察料の扱いといった、施術の中身そのものの違いが金額に表れています。つまり総額だけを横に並べても、比較にはなりにくいということです。

本記事では、NMN点滴の料金を「含有量あたりの単価」という物差しで捉え直し、価格差が生まれる理由、単回と回数券の考え方、年間で見たときの費用感までを順に整理します。あわせて、安さだけを基準に選ぶときに見落とされやすい点にも、中立的な立場から触れていきます。

なお、NMN点滴はヒトでの有効性が確立した治療ではなく、研究が進められている段階の施術です。費用を考えるうえでの前提として、この点もあわせてお伝えします。

NMN点滴の料金を比べる前に|金額の内訳を知る

NMNはニコチンアミドモノヌクレオチドの略称で、体内でNAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)に変換される前駆体です。NAD+はエネルギー代謝やDNA修復、サーチュインと呼ばれるタンパク質の働きに関与する補酵素とされ、加齢とともに減少すると報告されています。この減少分を補うという発想が、NMNをめぐる研究の出発点です。

ただし、ヒトを対象とした大規模で長期の試験は限られており、有効性の評価は研究段階にあります。動物を対象とした研究では代謝や運動機能に関する報告がありますが、ヒトで同じ結果が得られるかは今後の研究を待つ必要があります。料金を考える際も、この不確かさを織り込んだうえで判断することが前提になります。

そのうえで、NMN点滴の1回の料金は、おおまかに次の四つの要素が積み上がって決まります。①投与するNMNそのものの原価、②製剤の品質管理にかかるコスト、③併用する成分の有無、④診察・処置・スタッフの人件費といった医療機関としての運営コストです。このうち①と③は投与内容によって大きく変動し、②と④はクリニックの体制によって変わります。

価格を見比べるときに混乱が生じやすいのは、この四つが一つの金額にまとめて提示されるためです。同じ「NMN点滴3万円」でも、NMNを100mg使って診察料込みの3万円なのか、300mg使って診察料別の3万円なのかで、意味はまったく異なります。金額の内訳を意識するだけで、比較の精度は大きく変わります。

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NMN点滴1回あたりの料金相場と、価格差が生まれる五つの理由

1回あたりの相場はおよそ15,000円〜50,000円

国内の美容クリニックで提示されているNMN点滴の料金は、1回あたりおよそ15,000円から50,000円程度に分布しています。低価格帯はNMNの含有量を抑えた入門的なメニュー、高価格帯は含有量が多いものや、他の成分を組み合わせたメニューであることが一般的です。この幅の広さ自体は、施術の設計に幅があることの反映であり、それ自体が問題というわけではありません。

理由① 1回に投与するNMNの含有量(mg)

価格差の最も大きな要因が含有量です。NMNは原料そのものが高価な成分であり、1回に用いる量が2倍になれば、原価も概ね2倍に近づきます。クリニックによって1回あたり100mg前後の設定から、300mg、500mg、あるいはそれ以上まで幅があり、この差がそのまま金額差として現れます。

したがって、含有量の記載がないメニューは、料金の妥当性を判断する材料が欠けていることになります。「NMN点滴」という名称だけでは、何をどれだけ投与するのかが決まりません。カウンセリングの場で1回あたりのmg数を確認し、それが料金表のどのプランに対応するのかを把握しておくことが、比較の第一歩になります。

なお、含有量が多いほど良いと単純に言えるわけでもありません。ヒトにおける最適な投与量については、統一された基準が示されている段階ではないためです。多い量を選ぶかどうかは、費用負担と、医師の説明を踏まえたご自身の納得感の兼ね合いで考えるものと位置づけられます。

理由② 製剤の品質・純度と管理体制

同じmg数でも、用いる製剤によって仕入れ価格は変わります。純度の水準、不純物や内毒素に関する試験の有無、製造施設の管理水準、輸送・保管時の温度管理といった要素が、原価に反映されるためです。注射・点滴という投与経路をとる以上、こうした品質面の担保は費用の一部として避けられません。

この部分は外から見えにくく、料金表にも表れません。気になる場合は、製剤の由来や品質に関する情報をどこまで説明してもらえるかを、判断材料の一つにするとよいでしょう。

理由③ 併用成分が含まれているかどうか

NMN単独の点滴もあれば、ビタミンB群、ビタミンC、グルタチオン、アミノ酸といった成分を組み合わせたメニューもあります。併用成分が加われば、その分の原価と調製の手間が上乗せされます。総額が高く見えても、内訳としてはNMN以外の要素が占めている、というケースは珍しくありません。

逆に言えば、NMNそのものの費用対効果を見たいときには、併用成分入りのメニューと単独メニューを同じ土俵で比べないほうが賢明です。比較するなら、まずNMN単独どうし、あるいは同じ構成のメニューどうしで。この整理をするだけでも、見かけの価格差の多くは説明がつきます。

理由④ 診察料・初診料が別か込みか

自由診療では、初診料・再診料の扱いがクリニックごとに異なります。点滴料金に診察料が含まれている場合もあれば、別途3,000円〜5,000円程度が加算される場合もあります。初回は血液検査を推奨し、その費用が別に発生する設計をとっているところもあります。

こうした付帯費用は1回あたりでは小さく見えますが、継続して通う前提で考えると総額に効いてきます。料金を比べるときは、「初回に支払う総額」と「2回目以降に毎回支払う総額」の二つを確認しておくと、実像がつかみやすくなります。

理由⑤ 回数券・コース設定の有無

5回券・10回券といったまとめ買いの設定があるクリニックでは、1回あたりの単価が単回より1〜3割程度下がることが一般的です。定期的に通う想定であれば、この差は無視できません。一方で、回数券は前払いであり、途中で通えなくなった場合や、体質に合わないと感じた場合の扱いを事前に確認しておく必要があります。

なお、NMN点滴には確立された標準プロトコルが存在しません。何回をどの間隔で受けるかはクリニックごとの設計であり、エビデンスに裏づけられた統一基準はないのが現状です。したがって、回数券の回数設定そのものが医学的に最適化された数字であるとは限らない、という前提で受けとめておくのが公平な見方でしょう。

比較の軸は「含有量あたりの単価」に置く

ここまでの五つを踏まえると、料金比較にはひとつ有効な物差しが立ちます。1回の料金を、その回に投与するNMNのmg数で割る。つまり「1mgあたり何円か」を出してみる方法です。単純な計算ですが、総額だけを眺めているときには見えなかった構造が浮かび上がります。

たとえば、A院が100mgで18,000円、B院が300mgで39,000円だとします。総額ではA院が安く見えますが、1mgあたりに直すとA院は180円、B院は130円です。逆に、C院が150mgで15,000円(100円)であれば、含有量あたりでは最も控えめということになります。総額の順位と単価の順位は、しばしば入れ替わります。

この計算の目的は、最安値を探すことではありません。自分が何にいくら払っているのかを言語化することにあります。単価が高めであれば、その差額が品質管理や併用成分、診察の丁寧さといった何によって説明されるのかを尋ねればよい。単価が極端に低ければ、どこでコストが削られているのかを確認すればよい。いずれの場合も、質問の焦点が定まります。

※上記の金額は説明のための仮の数値であり、特定の医療機関の料金を示すものではありません。

費用の面から見た、期待できることと限界

料金という観点にしぼって、NMN点滴という選択の利点と、あらかじめ理解しておきたい限界を整理します。いずれも効果をお約束するものではなく、費用対効果を考えるための材料としてご覧ください。

費用面での利点

  • 1回ごとの都度払いが選べるため、まず単回で試してから継続を判断する、という進め方ができる
  • 外科的な施術のように、ダウンタイム中の予定調整や追加の費用が発生しにくい
  • 含有量が明示されていれば、mg単価という共通の尺度で複数の選択肢を並べて検討できる
  • 回数券やコースを用いる場合、1回あたりの単価を抑えられる設計が用意されていることが多い
  • 医師の診察を伴うため、体調や既往歴を踏まえて続けるかどうかを相談しながら費用を管理できる

あらかじめ理解しておきたい限界

  • 自由診療のため保険適用外であり、医療費控除の対象になるかどうかも一律ではない
  • ヒトでの有効性は研究段階にあり、支払った費用に対してどの程度の変化が得られるかを事前に見積もることは難しい
  • 標準的な回数・頻度の基準が確立していないため、総額がいくらになるかを最初に確定させにくい
  • 継続を前提とすると年間の負担が積み上がるため、家計における位置づけを決めておく必要がある
  • 長期にわたって投与した場合の安全性に関するデータは限られており、その点も含めた判断が求められる

施術の流れと、料金に含まれる範囲

どこまでが提示された料金に含まれ、どこから追加になるのか。流れに沿って確認しておくと、想定外の出費を避けやすくなります。

ステップ1 カウンセリングと医師の診察

既往歴、服用中の薬、アレルギーの有無、現在の体調などを確認し、施術が適しているかを医師が判断します。ここでNMNの含有量、想定される反応、費用の総額について説明を受けます。初診料の有無、カウンセリングのみで終えた場合の費用の扱いは、この段階で確認しておきたい項目です。

医師選びという観点では、費用の質問に対して数字と根拠をそろえて答えてくれるかどうかが、ひとつの手がかりになります。

ステップ2 必要に応じた血液検査

肝機能・腎機能などの状態を確認するため、初回に血液検査を行う場合があります。この費用が点滴料金に含まれるのか、別途かかるのかは施設によって異なります。検査を推奨する方針自体は安全性への配慮によるものですが、費用としては把握しておく必要があります。

検査の必要性を、費用の説明とあわせて丁寧に伝えてくれるかどうかも、医師の姿勢が表れる場面です。

ステップ3 点滴の準備と投与

処方内容に沿って製剤を調製し、腕の静脈から点滴を行います。投与時間は含有量や希釈量によって異なり、おおむね30分から60分程度が目安です。点滴中の個室利用やアメニティが料金に含まれているかどうかは、施設の設計によって差があります。

投与中も体調の変化に気を配り、必要に応じて速度を調整してくれる体制があるかを確認しておくと安心です。

ステップ4 投与後の確認と次回以降の相談

終了後は止血を確認し、体調に変化がないかを確かめてから帰宅となります。次回以降の間隔や回数券の案内を受けるのもこの場面です。ここで即断を求められることなく、持ち帰って検討する時間を認めてくれるかどうかは、費用に関する信頼性を測るうえで意味のある視点です。

継続の判断は、体調と費用の両面から、ご自身のペースで決めていくものと考えてよいでしょう。

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副作用・注意点|費用の前に確認したいこと

費用がかかる施術であるからこそ、受けられるかどうかの確認を先に済ませておくことが、結果として無駄のない選択につながります。

比較的みられやすい反応

点滴を行う部位の痛み、内出血、血管に沿った違和感などが挙げられます。多くは一時的なものとされていますが、体質や血管の状態によって感じ方には差があります。内出血が出た場合、消えるまでに数日から1〜2週間ほどかかることもあります。

注意が必要な反応

ごくまれにアレルギー反応が生じる可能性があります。また、施術中に気分不良、動悸、めまいなどの体調変化が現れることもあります。異変を感じたときは我慢せず、その場でスタッフに伝えることが大切です。加えて、長期にわたる投与時の安全性については、現時点で得られているデータが限られています。継続を考える際は、この点も医師と共有しておきたい事項です。

受診を検討したいタイミング

帰宅後に、点滴部位の腫れや痛みが強まる、赤みが広がる、発熱を伴う、じんましんや息苦しさが出るといった変化がある場合は、自己判断で様子を見ず、施術を受けた医療機関に連絡してください。連絡先と対応時間、時間外の受付方法を、初回のうちに確認しておくと安心です。

お受けいただけない方

  • 妊娠中・授乳中の方(安全性が確立していないため)
  • 重篤な腎機能障害・肝機能障害のある方
  • 使用する成分に対するアレルギーの既往がある方
  • 発熱がある方、急性疾患の状態にある方

※上記に該当する可能性がある場合は、予約前の段階でご相談ください。カウンセリング後に見送りとなった場合の費用の扱いも、あわせて確認しておくとよいでしょう。

料金の目安と「価値」の考え方

ここでは、含有量の帯ごとにおおよその料金レンジと、そこから逆算した1mgあたりの単価を並べます。総額と単価を同じ表で見ることで、価格の位置づけがつかみやすくなります。

1回の含有量の目安1回料金の一般的なレンジ(税込)1mgあたりの目安位置づけ
100mg前後15,000円〜25,000円約150〜250円初めて試す方向けの入門的な設定
150〜200mg20,000円〜35,000円約120〜200円標準的なメニューとして設定されやすい帯
300mg前後30,000円〜50,000円約100〜170円含有量を重視する方向けの上位設定
併用成分入りメニュー25,000円〜50,000円以上単純比較には向かないNMN以外の成分の費用が含まれる
回数券(5〜10回)単回価格の7〜9割程度/回単回より1〜3割低め継続前提のとき単価が下がる設計
初診料・血液検査(付帯費用)0円〜10,000円程度含む/別途はクリニックにより異なる

※上記はいずれも一般的な目安であり、税込・自由診療(保険適用外)の金額です。実際の料金・含有量・プラン構成は医療機関によって異なります。当院の料金については、施術ページに掲載の内容をご確認ください。

※使用する製剤の薬事承認状況・入手経路等については、当院の施術ページに記載の内容をご確認ください。

年間で見たときの費用感を、先に描いておく

単回の金額は把握しやすい一方、継続した場合の年間総額は意外と見落とされます。仮に1回30,000円のメニューを月1回続けると、年間で360,000円。回数券で1回24,000円になれば288,000円。頻度を2か月に1回に落とせば、同じ単価でも144,000円です。単価・頻度・期間の三つを掛け合わせて、年間の枠として捉えると、無理のない範囲が見えてきます。

先に年間予算を決めてから、その枠のなかで単価と頻度の組み合わせを選ぶ。この順序で考えると、勧められるままに回数を重ねる展開になりにくくなります。なお、適切な回数や間隔について確立された基準はないため、頻度は体調と予算の両面から医師と相談しながら決めていくものになります。

安さだけで選ぶときに、見落とされやすいこと

価格が控えめであること自体は、何ら問題ではありません。仕入れの工夫や設備の効率化によって、良心的な価格を実現している医療機関もあります。ここで申し上げたいのは、他院の批判ではなく、安いという情報だけでは判断材料が足りないということです。次の三点が確認できているかどうかを、目安にしてみてください。

  • 1回あたりのNMN含有量が数値で示されているか。示されていなければ、mg単価は計算できません
  • 用いる製剤の由来や品質管理について、質問したときに説明が返ってくるか
  • 医師の診察が実質的に行われているか。既往歴や服薬状況の確認を経ずに投与へ進む流れになっていないか

この三つが確認できたうえでの低価格であれば、それは合理的な選択肢です。逆に、確認できないまま金額だけが安い場合は、その差額が何によって生じているのかが不明ということになります。判断を急がず、説明を求める姿勢が結果的にご自身を守ります。

他の選択肢との費用比較

エイジングケアを目的とした選択肢は複数あります。費用の性格が異なるため、金額の大小だけでなく、支払いの形と通う手間もあわせて見比べてみてください。

選択肢主な目的期待できるとされること実感までの目安通院頻度料金目安(税込)こんな方に向く
NMN点滴体内のNAD+の材料を補うという考え方に基づく研究段階であり、ヒトでの評価は定まっていない個人差が大きく、一律には示せないクリニックごとの設計による1回15,000円〜50,000円医師の管理下で内容と量を確認しながら進めたい方
NMNの経口サプリメント日常的な摂取を継続する同様に研究段階。吸収の経路が点滴とは異なる継続前提で、一律には示せない通院不要月額数千円〜数万円通院の時間を確保しにくい方
高濃度ビタミンC点滴ビタミンCの補充目的や適応は医師の判断による個人差がある2週間〜1か月に1回程度が一例1回10,000円〜30,000円点滴による補充を検討している方
プラセンタ注射胎盤由来成分の補充目的や適応は医師の判断による個人差がある週1〜2回程度の設計が一例1回1,000円〜4,000円1回の負担を抑えて頻回に通いたい方
生活習慣の見直し睡眠・食事・運動の調整健康維持の土台として広く推奨される数か月単位の積み重ね通院不要費用負担は限定的まず費用をかけずに整えたい方

※料金はいずれも一般的な目安(税込・自由診療/保険適用外)です。施術内容や適応の判断は医師の診察に基づきます。どの選択肢が優れているかを示すものではありません。

30代後半〜50代後半の女性から寄せられる、費用面の不安

「結局いくらかかるのか、最初にわからないのが不安です」

総額が見えないという不安は、標準的な回数の基準が確立していないことに由来します。だからこそ、クリニック側の提案を待つのではなく、ご自身で年間の上限枠を決めてから相談に臨む方法があります。「年間で〇万円までの範囲で考えたい」と伝えれば、その枠に収まる単価と頻度の組み合わせを一緒に検討できます。

「回数券を勧められたとき、断りにくく感じます」

その場で決めなければならない理由は、基本的にありません。「一度持ち帰って考えます」と伝えるのは、まったく自然なことです。むしろ、検討の時間を認めてくれるかどうかが、その医療機関の姿勢を知る手がかりになります。前払いを検討する場合は、有効期限、途中解約時の返金の扱い、体質に合わなかった場合の対応を、契約前に書面で確認しておきましょう。

「表示価格のほかに、追加費用が出ませんか」

初診料、再診料、血液検査、針やルートなどの処置に関わる費用、指名料といった項目が別立てになっている場合があります。予約の段階で「初回に窓口でお支払いする総額」を尋ねておくと、当日の齟齬を防げます。多くの施設は事前に案内していますが、確認しておいて損はありません。

「変化を感じられなかったら、費用が無駄になりませんか」

この点は、率直にお伝えしておく必要があります。NMN点滴はヒトでの有効性が確立した治療ではなく、支払った費用に見合う変化が得られるとお約束できるものではありません。だからこそ、大きな金額を一度に投じるのではなく、まず単回で受けてみて、体調や継続意欲を確かめてから次を考える進め方が現実的です。

料金の観点から見た、クリニック選びの基準

  • 1回あたりのNMN含有量が数値で明示されている。mg単価を計算できることが、比較の前提になります
  • 診察料・検査料を含めた総額が事前に提示される。初回と2回目以降の両方がわかると理想的です
  • 医師による診察が実質的に行われる。既往歴・服薬・アレルギーの確認を経て、適応が判断される体制であること
  • 有効性が研究段階であることを、隠さずに説明してくれる。期待をあおる説明よりも、限界を含めて話す姿勢を重視したいところです
  • 回数券の条件が書面で明示されている。有効期限、途中解約、返金の扱いが読める形で示されていること
  • その場での契約を迫られない。持ち帰って検討する時間が、自然に認められること
  • 施術後の相談窓口が明確である。体調の変化があった際の連絡先と対応時間が示されていること

よくある質問(FAQ)

Q1. NMN点滴の料金は、1回あたりいくらが目安ですか。

A. 一般的にはおよそ15,000円〜50,000円程度(税込・自由診療)に分布しています。幅が広いのは、1回に用いるNMNの含有量や併用成分の有無、診察料の扱いが医療機関ごとに異なるためです。当院の料金は施術ページをご確認ください。

Q2. どうしてクリニックによって、これほど価格が違うのですか。

A. 主な要因は、NMNの含有量、製剤の品質・純度と管理体制、併用成分の有無、診察料が込みか別か、回数券の設定の五つです。この五つを揃えて見比べると、見かけの価格差の多くは説明がつきます。

Q3. 料金を比べるとき、いちばん役に立つ見方は何ですか。

A. 1回の料金を、その回のNMN含有量(mg)で割った「1mgあたりの単価」を出す方法です。総額の順位と単価の順位は入れ替わることが多く、自分が何にいくら払っているのかを言葉にしやすくなります。

Q4. 含有量が書かれていないメニューは、避けたほうがよいのでしょうか。

A. 記載がないこと自体が問題とは限りませんが、料金の妥当性を判断する材料は欠けています。カウンセリングの際に1回あたりのmg数をお尋ねになり、明確な回答が得られるかどうかを確認されるとよいでしょう。

Q5. 回数券は購入したほうがお得ですか。

A. 継続する意思が固まっているなら、1回あたりの単価が1〜3割ほど下がる設計が多く、金額面では有利になり得ます。ただし前払いですので、有効期限・途中解約時の扱い・体質に合わなかった場合の対応を、契約前に書面で確認しておくことをおすすめします。

Q6. 初回は単回で受けたほうがよいですか。

A. 体調の変化や点滴自体の受けやすさには個人差がありますので、まず単回でお試しになり、そのうえで継続を判断される進め方は理にかなっています。初回から大きな金額を前払いする必要はありません。

Q7. 表示されている料金のほかに、費用はかかりますか。

A. 初診料・再診料、初回の血液検査などが別途となる場合があります。予約時に「初回に窓口でお支払いする総額」をお尋ねいただくと、当日の行き違いを防げます。

Q8. 保険は使えますか。医療費控除の対象になりますか。

A. NMN点滴は自由診療であり、保険適用外です。医療費控除の可否は目的や個別の事情によって判断が分かれるため、税務署や税理士など専門の窓口にご確認ください。

Q9. 年間の費用は、どのくらいを見込んでおけばよいですか。

A. 単価・頻度・期間の掛け算で見積もります。たとえば1回30,000円を月1回で年間360,000円、2か月に1回なら180,000円という具合です。標準的な回数の基準は確立していませんので、先に年間予算の枠を決め、その範囲で頻度を相談する順序をおすすめします。

Q10. 極端に安いメニューには、何か理由があるのでしょうか。

A. 仕入れや運営の工夫による良心的な価格である場合もあります。判断の目安として、含有量が数値で示されているか、製剤の由来や品質について説明が得られるか、医師の診察が実質的に行われているか、の三点をご確認ください。

Q11. 高い料金を払えば、それだけ良い結果が得られますか。

A. そのようにはお伝えできません。NMN点滴はヒトでの有効性が確立した治療ではなく、研究が進められている段階です。金額と結果が比例するという説明は避けるべきものであり、費用は納得できる内容に対して支払うもの、とお考えいただくのが適切です。

Q12. 支払い方法は選べますか。

A. 現金、クレジットカード、電子マネー、医療ローンなど、対応状況は医療機関によって異なります。分割の可否や手数料の扱いも含め、事前にご確認ください。当院の対応については、施術ページまたはお問い合わせ窓口をご覧ください。

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まとめ|総額ではなく、含有量あたりの単価で考える

NMN点滴の料金は1回あたりおよそ15,000円〜50,000円程度に分布し、その幅は含有量、製剤の品質、併用成分、診察料の扱い、回数券の設定という五つの要素から生まれます。総額だけを並べても比較にならないのは、これらが一つの金額に束ねられているためです。

そこで有効なのが、1回の料金をNMNのmg数で割る「含有量あたりの単価」という物差しです。最安値を探すためではなく、自分が何にいくら払っているのかを言葉にするために計算します。この一手間が、価格の妥当性を尋ねるときの土台になります。

継続を考える場合は、単価・頻度・期間を掛け合わせた年間の枠を先に決めておくと、無理のない範囲が見えてきます。NMN点滴には確立された標準プロトコルがなく、回数や間隔はクリニックごとの設計ですので、体調と予算の両面から医師と相談しながら決めていくものとお考えください。

なお、NMN点滴はヒトでの有効性が確立した治療ではなく、研究が進められている段階にあります。費用に見合う変化をお約束できるものではないという前提を共有したうえで、ご自身が納得できる内容と金額を選んでいただくことが大切です。当院の料金・プランの詳細は施術ページをご確認いただき、ご不明な点はカウンセリングでお気軽にお尋ねください。

この記事の監修者

藤井 靖成

藤井 靖成

大阪・梅田 藤井クリニック院長

総合内科内科専門医であると同時に消化器内視鏡専門医・指導医として従事。
胃がん大腸がんに対する内視鏡検査・手術を通して磨いた技術と豊富な経験を活かしながら、美容外科の技術も習得し約400,000例の美容外科施術経験を積む。また、皮膚額をベースとするスキンケア医療に取り組む。
「楽しく生きる」をコンセプトに、自身が理想とする医療を追い求めるため、2007年5月 大阪・梅田に「藤井クリニック」を開院。
開院以来、美容整形手術ではない、自然な綺麗さや若返りを目的としたメスを使わない美容医療を提供し、約20年間で180000例以上の実績を持つ。

ドクターズインタビューはこちら


略歴

智弁学園和歌山中学・高等学校卒
和歌山県立医科大学卒(平成6年3月)
和歌山県立医科大学付属病院 第二内科学教室入局
日赤和歌山医療センター 麻酔科
国保日高総合病院 内視鏡室 室長
大手美容外科 勤務
亀田総合病院 研修
東京大学医学部付属病院 研修
藤井クリニック開院・院長就任(平成19年5月)
藤井クリニック大阪駅前開院(平成23年5月)


認定・所属学会

日本内科学会 認定医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
総合内科専門医
日本消化器がん検診学会 会員
日本超音波医学会 会員
日本美容外科学会 会員
日本美容外科医師会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 会員
日本抗加齢美容医療学会 会員
日本レーザー医学会 会員


認定資格一覧
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • クールスカルプティング認定医
  • ライポソニックス認定医
  • レスチレーン認定医
  • マクロレーン認定医
  •  
  • アラガンバイクロス認定医
  • アラガンハイラクラス認定医
  • ボトックスビスタ認定医

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